臨時報告書
タイトル | 内容 |
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提出書類、表紙 | 臨時報告書 |
会社名、表紙 | 株式会社キムラタン |
EDINETコード、DEI | E02628 |
証券コード、DEI | 8107 |
提出者名(日本語表記)、DEI | 株式会社キムラタン |
提出理由 | 当社は、2025年2月20日開催の取締役会において、下記のとおり、SwanStyle株式会社(以下、「SwanStyle」といいます)の発行済株式の全部を取得し、子会社化することについて決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。 |
子会社取得の決定 | 1. 取得対象子会社の概要(1) SwanStyle株式会社①商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容商号SwanStyle株式会社本店の所在地神奈川県横浜市神奈川区台町13番地17代表者の氏名代表取締役 清川 浩志資本金の額1億円純資産の額1億58百万円総資産の額3億19百万円事業の内容リノベーション事業、不動産特定共同事業 ②最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益 2022年12月期2023年12月期2024年12月期売上高(百万円)(注)42413084営業利益(百万円)251523経常利益(百万円)271123当期純利益18815 (注)2023年12月期の売上高が前年同期より大きく変動しておりますが、これは2022年12月期の売上高に不動産売却収入が含まれていることによります。 ③提出会社との間に資本関係、人的関係及び取引関係資本関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき資本関係はありません。 人的関係代表者清川浩志は当社取締役であります。 取引関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき取引関係はありません。 2. 取得対象子会社に関する子会社取得の目的当社グループは、近年、アパレル事業の大幅なスリム化と不動産事業等の拡大による構造転換に取り組んでまいりました。 当期においては、さらなる収益力の強化と成長を目指し、M&Aを含む不動産投資の積極的な案件探索を推進しつつ、不動産関連事業の領域拡大についても検討を進めてまいりました。 その一環として、2024年8月に宮城県仙台市に本社を構えるイストグループを子会社化しました。 不動産賃貸事業のさらなる拡大を目指すとともに、同社グループの強みである中古物件をリノベーションによって付加価値を向上させ、再販売を行う「再販事業」を新たな事業の柱として、不動産関連ビジネスの領域拡大を進めました。 加えて、同年9月には、愛媛県松山市に本社を構える株式会社メディカグループから、家を持ちたい一般顧客と住宅会社をつなぐマッチングプラットフォーム「HOUSEリサーチ」事業を譲り受けました。 今後、中古物件を中心としたマッチングプラットフォームへと刷新し、当社グループの再販事業を加速させるとともに、不動産関連領域における新たな収益の獲得にも挑戦してまいります。 以上のとおり、当社グループでは、不動産関連事業の領域拡大と収益力の強化に取り組むとともに、特に地方で顕在化しつつある空き家問題への対応や、既存資源を有効活用したリーズナブルな価格の戸建住宅の提供など、地方経済の活性化に貢献することの意義を改めて認識しております。 こうした背景を踏まえ、「地方創生」をテーマに掲げ、不動産投資や不動産関連事業のさらなる拡大について検討を重ねる中で、当社の次なる不動産ビジネスの柱として、不動産特定共同事業への取組みについて検討してまいりました。 今回、株式取得を決定したSwanStyleは、2023年11月に当社の取締役である清川浩志氏が代表を務める株式会社レゾンディレクションが子会社化したゴールドスワンキャピタル株式会社の子会社であり、2022年8月に不動産特定共同事業の許可を取得し、同年11月から2023年3月にかけて「TSUMUGU FUND」としてファンドを組成・運用しておりました。 当社は、以前よりこの不動産特定共同事業の譲渡について申入れをしておりましたが、この度清川氏よりSwanStyleの株式譲渡について了解を取り付けることができました。 今後は、当社の不動産ビジネスの収益拡大への新たな柱として確立していきたいと考えております。 また、不動産特定共同事業に注力することは、当社の掲げる「地方創生」にも合致します。 結果として、今まで資金を融通することが難しかった地方の物件にも資金が行き届くようになり、深刻な空き家問題や物件の老朽化問題の解決にも少なからず寄与できるものと考えております。 加えて、SwanStyleを子会社化することで、不動産特定共同事業の活用により、不動産取得における資金調達の選択肢が広がるほか、同社が有する物件仕入れのノウハウをグループ全体で共有することで、当社グループのさらなる事業拡大が期待できます。 こうした背景から、SwanStyleの株式を取得し、当社の連結子会社とすることを決定いたしました。 なお、SwanStyleの代表取締役である清川浩志は、特別利害関係人であるため、本件決議には参加しておりません。 3. 取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額SwanStyleの普通株式 2億円アドバイザリー費用等(概算額) -円合計(概算額) 2億円 (注) 取得価額につきましては、直近の財務状況、収益力等を勘案し、双方協議のうえで決定しており、公正な価額であると認識しております。 |