財務諸表
CoverPage
提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
提出日、表紙 | 2024-11-27 |
英訳名、表紙 | HIMARAYA Co.,Ltd. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長兼CEO 小田 学 |
本店の所在の場所、表紙 | 岐阜県岐阜市江添一丁目1番1号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 058(271)6622(代表) |
様式、DEI | 第三号様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
沿革 | 2【沿革】 1976年4月岐阜県岐阜市に前代表取締役会長兼社長小森裕作が「有限会社岐阜ヒマラヤ」(1991年8月に「有限会社ヒマラヤ」に商号変更、同年同月「株式会社ヒマラヤ」に組織変更)を設立し、スキー用品および一般スポーツ用品の販売を始めました。 また、1989年3月にはゴルフ用品の販売を目的として「株式会社ゴルフパークヒマラヤ」を設立しました。 一方、1982年5月には形式上の存続会社「株式会社クリーンコンサルタント」(1993年1月「株式会社ヒマラヤ」に商号変更)が設立されました。 1993年4月1日に1株の券面額を50円に変更するため、形式上の存続会社である株式会社ヒマラヤ(旧社名株式会社クリーンコンサルタント)が株式会社ヒマラヤ(実質上の存続会社)および株式会社ゴルフパークヒマラヤを吸収合併しております。 主な推移は以下のとおりであります。 年月事項1976年4月岐阜県岐阜市にスキー用品および一般スポーツ用品の販売を目的とする「有限会社岐阜ヒマラヤ」(1991年8月に「有限会社ヒマラヤ」に商号変更)を設立。 1982年5月形式上の存続会社「株式会社クリーンコンサルタント」(1993年1月「株式会社ヒマラヤ」に商号変更)を設立。 1989年3月ゴルフ用品の販売を目的として、「株式会社ゴルフパークヒマラヤ」を設立し、以降2年間に2店舗を出店(1993年4月「株式会社ヒマラヤ」(形式上の存続会社、本店所在地 岐阜県各務原市)に吸収合併される)。 1991年8月「有限会社ヒマラヤ」を「株式会社ヒマラヤ」に組織変更。 1993年4月額面変更のため、「株式会社ヒマラヤ」(旧社名 株式会社クリーンコンサルタント、形式上の存続会社)が「株式会社ゴルフパークヒマラヤ」と「株式会社ヒマラヤ」(実質上の存続会社)を吸収合併。 1993年7月岐阜県岐阜市江添一丁目1番1号に「本社」を移転。 1996年9月当社株式を日本証券業協会へ店頭登録銘柄として登録。 1999年12月当社株式を東京証券取引所および名古屋証券取引所のそれぞれ第二部へ上場。 2000年9月子会社「株式会社イー・エス・プログレス」を設立(2003年4月「株式会社eSPORTS」に名称変更)。 2001年6月決算期を3月31日から8月31日に変更。 2008年8月子会社「株式会社eSPORTS」(2008年9月「株式会社モトス」に名称変更)の主な事業を、2008年8月31日にグローバル・ブレイン株式会社が同年7月に新たに設立した株式会社eSPORTSに譲渡。 2009年3月子会社「株式会社モトス」の清算結了。 2011年7月株式会社ビーアンドディーの全株式を取得し子会社化。 2011年10月三菱商事株式会社と資本業務提携を締結。 2012年5月当社株式を東京証券取引所および名古屋証券取引所のそれぞれ第一部へ上場。 2017年2月子会社「コアブレイン株式会社」を設立。 2017年9月東京都世田谷区に東京オフィスを開設。 2017年12月子会社「株式会社ビーアンドディー」の全株式を、2017年12月28日にRIZAP株式会社に譲渡。 2021年3月三菱商事株式会社と資本業務提携を解消。 2021年6月東京都新宿区に東京オフィスを移転。 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行。 2023年10月東京証券取引所での上場市場の変更を選択申請し、プライム市場からスタンダード市場に移行。 |
事業の内容 | 3【事業の内容】 当社の企業集団等の概況 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社および連結子会社1社ならびに非連結子会社1社により構成されております。 当社はスポーツ用品の販売等を、コアブレイン株式会社はフルフィルメント事業を主な内容として事業活動を展開しております。 連結子会社のコアブレイン株式会社は、当社のインターネット販売業務におけるフルフィルメント業務の一部を請け負っております。 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありません。 事業系統図は以下のとおりであります。 コアブレイン株式会社の主要事業である「フルフィルメント事業」とは、インターネット販売において、受注、梱包、発送、受け渡し、代金回収、顧客管理、問合せ対応等、一連の業務を行うものであります。 (注)非連結子会社であるHIMARAYA USA,INC.については、連結業績に与える影響は僅少であるため、事業系統図への記載を省略しております。 |
関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) コアブレイン株式会社 神奈川県相模原市緑区100フルフィルメント事業所有100.00当社のインターネット販売業務の一部を受注している。 役員等の派遣あり。 資金援助あり。 (注)当社は非連結子会社1社を有しておりますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。 |
従業員の状況 | 5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2024年8月31日現在セグメントの名称従業員数(人)一般小売事業730(1,432)合計730(1,432)(注)1.従業員数は、就業人員であります。 2.従業員数欄の(外書)は、パートタイマー(1日8時間勤務換算)の年間平均雇用人員であります。 3.当社グループは一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんので、セグメント別の記載を省略しております。 (2)提出会社の状況 2024年8月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)722(1,387)38.8213.094,880(注)1.従業員数は、就業人員であります。 2.従業員数欄の(外書)は、パートタイマー(1日8時間勤務換算)の年間平均雇用人員であります。 3.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 (3)労働組合の状況 当社の組合はヒマラヤユニオンと称し、1996年6月24日に結成され、2024年8月31日現在、組合員数は4,086人であります。 加盟する上部団体はUAゼンセンであり、労使関係は相互信頼を基調に円満に推移しております。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休暇取得率及び労働者の男女の賃金の格差①提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者9.981.564.374.3102.0(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 ②連結子会社 連結子会社1社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 |
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、お客様第一主義の経営理念のもと、『「独自の企業活動を通じて、あらゆるボーダーを超えたスポーツ文化の定着と発展を図ること」「多様化するライフスタイルにおけるスポーツの役割を考え続けること」「お客様に最適な商品・サービスを提供すること」「スポーツと商品に対する知識と技術を高め続けること」』をミッションとして、競技場面だけでなく日常生活のあらゆる場面で、スポーツを通じて人々の人生をより豊かにする存在であることを目指しております。 潜在的なニーズも含め、お客様から本当に求められる商品及びサービスの追求と、当社を支える従業員のウェルビーイングの向上への取り組みを通じて、環境変化に対応しながら、スポーツを通じて独自の価値を提供し続けることにより、持続的な株主価値の向上に努めてまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、『スポーツとウェルビーイングをデザインする』ことをパーパスとして、日常生活におけるスポーツの位置づけや定義が多様化していく中で、顧客ニーズの変化に対応しながら、事業領域の拡大を通じた持続的な成長を目指しております。 次の3つの視点を持ちながら、スポーツ専門店としての強みを生かし、高い専門性と顧客との信頼関係を持つ自社スタッフからボトムアップされる様々なアイデアを、質の高い商品、サービスとして提供していくことで、他社との差別化を図ってまいります。 ・ヒマラヤはスポーツを「生活の一部」として扱い、サービスを提供する・ヒマラヤは商品やサービスを「単に売る」のではなく、「独自の価値」を付加していく・ヒマラヤは生活に密着したお客様起点の「オリジナルブランド」を開発していく スポーツ用品小売市場は、メーカーと消費者の直接取引や他業種の参入等の影響から、今後厳しさが増すことは明白であり、このような環境の中で当社がさらに同市場におけるプレゼンスを高めていくためには、新規出店、商品開発、M&A、海外戦略等、様々な角度から取り組む必要があります。 これらの戦略を着実に実現していくために、2023年9月に経営ビジョンを『スポーツと健康を通じて世界中の人々の豊かなライフスタイルに貢献する』と再定義し、当社の事業領域を「スポーツ領域」「ライフスタイル領域」「健康領域」の3領域に分類し、スポーツ用品販売事業の中で培ったリアル店舗・EC事業の運営ノウハウ、オリジナル商品の企画・開発力を軸として、これら、それぞれの領域での新しい成長シナリオの構築に取り組んでまいります。 国内:EC専売や新業態(小型店など)の開発、飲食や健康美をテーマとした商品・サービスの開発及び提供など海外:自社ブランド商品の輸出や越境EC等を通じた海外への販路拡大など 経営基盤の拡充のための取り組みとしては、持続的成長可能な組織体制の構築にむけて、人事戦略『HIMARAYA3.0』を通じて、従業員の主体性と成果の向上を実現する組織風土を醸成し、次世代経営者育成を含めた全ての従業員の成長と活躍を促すとともに、従業員の業績貢献に対する還元強化に努めてまいります。 また、サステナビリティへの取り組みやコーポレート・ガバナンスの強化に努めることにより、企業価値の向上を目指してまいります。 (3)経営環境 当社グループは、スポーツ、レジャー用品の販売を主たる事業とする株式会社ヒマラヤと、インターネット販売におけるフルフィルメント事業を行う子会社コアブレイン株式会社で構成されております。 当社グループが属するスポーツ用品小売市場は、様々な制限を受けていたスポーツ活動が正常化しております。 一方、物価上昇による消費の落込みやエネルギーコスト上昇の影響を注視する必要があります。 競合環境については、従来の同業他社に加え、メーカーによる自社ECサイトでの直販、衣料を中心とした商品群についての異業種からの市場参入などの動きも顕著となってきております。 販売チャネルについては、SNSなどを介した購買意思決定プロセスの多様化が進んでおります。 リアル店舗、EC店舗それぞれの強みを活かし、効果的なタッチポイントを増やすことが重要となります。 (4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 わが国の今後の経済状況は、インバウンド需要の増加、物価上昇の鈍化や賃上げによる可処分所得の増加などにより、景気の回復が緩やかに進むと思われます。 一方、世界経済では、ロシアのウクライナ進行の長期化、中東情勢の緊迫化等による地政学リスクの高まりなど、日本経済にも大きな影響を与える懸念が高まっております。 また、従来からの少子高齢化による国内のオーバーストア化、店舗とECのシームレス化を始めとするお客様の購買行動の変化への対応も重要な課題であります これらの対処すべき課題に対して、当社グループでは、2026年8月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定し、以下の取り組みを行ってまいります。 ①本質的な競争力の強化 中期経営計画の重点戦略目標として、ユニファイドコマースによる既存店の収益力向上とEC事業拡大の加速を通じて、目標利益の達成を目指すとともに、持続的な成長に向けて出店力の強化を図ってまいります。 また、中長期的な成長余地の拡大に向けて、お客様のニーズに沿った独自商品の開発力強化と新業態の開発を通じた新事業領域の開拓を推し進めてまいります。 ②店舗販売力の強化 リアル店舗の強化に向けた店舗運営戦略(※ユニファイドコマース)においては、当社の強みであるヒマラヤの人材と、お客様を起点としたデジタルとの融合により、高付加価値なお買い物体験の提供と店舗収益の強化を図ってまいります。 店舗およびオンラインを通じて、顧客一人ひとりにあった価値ある購入体験を提供することを目指すとともに、店舗のスリム化および効率化を通じた店舗運営における生産性の改善により収益性の向上を図りながら、新規事業などの重点分野への人材投資、システム改修への投資を行ってまいります。 (※ユニファイドコマース:顧客の様々な情報を統合し、顧客に対してパーソナライズされたサービスや体験を提供する取り組み)③商品力の強化 担当者の専門性を高め、仕入先企業との密なコミュニケーションを通して、市場のトレンド変化に適時適切に対応し、お客様起点の最適な商品構成を目指します。 PB(プライベートブランド)については、専任部署の設置と生産管理体制の強化を行い、お客様が購入しやすいプライスラインの実現とブランド価値を高めることを目指すことにより、規模の拡大を図ってまいります。 加えて、粗利率の改善に向けた在庫管理の強化に努めてまいります。 ④EC販売力の強化 EC事業の規模拡大と収益性の向上の両立に向けて、店舗・ECのシームレス化の促進と自社アプリと連動した体験サービスの向上に取り組むとともに、EC売上300億円の体制構築に向けた、新EC専用物流センターの稼働開始による効率の向上、EC専売品の拡充及びリユースビジネス等を活用した新規カテゴリーの開拓を目指しております。 ⑤人材の強化 当社では、全従業員の活躍の実現と多様性の尊重を目指した人事戦略(HIMARAYA3.0)に基づき、人材の育成、多様な人材の確保、組織を支える施策の3つの視点を中心に取り組みを行っております。 全ての従業員をスキルとマインドの両面から公正に評価し、各人の能力発揮の機会の提供と、教育・研修制度の充実によって人の育成を図ることを基本方針として取組むとともに、多様な高度専門人材の確保と育成に努めております。 さらに、これらを支える制度・インフラの整備、およびキャリアパスの多様化への対応に努めるとともに、様々な視点での多様性の実現に向けた各人の個性を尊重した社風の醸成に取り組んでまいります。 ⑥新規事業の開発及び収益化 当社グループでは、スポーツ領域、ライフスタイル領域、健康領域の3領域において、お客さま、当社スタッフを始めとする全ての人々のウェルビーイングに向けた事業活動を行っていくことを目指しております。 現状のスポーツ用品事業を含むスポーツ領域、ライフスタイル領域、健康領域への積極的な投資を行い、新たな成長シナリオの構築に努めてまいります。 ⑦気候変動問題に対する取り組み(『カーボンニュートラル宣言』) 当社グループは、全世界で加速する温室効果ガス削減等の社会課題解決に向け、カーボンニュートラルを目指した取組みを実施して、自社グループの温室効果ガス排出量を、2050年までにネットゼロにすることを宣言し、事業活動を通じて温室効果ガスの削減活動に取組んでまいります。 ⑧目標とする経営指標 当社グループは、新中期経営計画期間の最終年度である2026年8月期の連結業績目標を売上高690億円、経常利益30億円、当期純利益18.2億円、ROE9.4%と定めております。 また、翌連結会計年度の目標値として、売上高613億円、経常利益10億円、当期純利益4億円、ROE2.4%を見込んでおります。 |
サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループでは、これまでの社会や環境に対する貢献活動をベースに、当社の事業活動、およびこれを取り巻く環境、ステークホルダーの観点から分析・検討を行い、コーポレート・ガバナンスの強化とともに、今後、取り組んで行くべき重要課題を下記のとおり設定し、その課題解決に向けた取り組みを行ってまいります。 ・「Sustainable Sporting Life」の浸透地球環境の改善と保全を意識した生活とスポーツを融合させた豊かなライフスタイルの発信を行っていきます。 ・既存事業の地球環境との共生事業を構成するさまざまな要素について改善可能性を追求し、自然との調和、環境へのストレス低減へつなげていきます。 ・全従業員活躍の実現と多様性の尊重すべての人が目標に向かって、その個性を発揮できる「はたらく場」を作っていきます。 (1)ガバナンス 当社グループは、代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置し、同委員会は、サステナビリティ課題への取り組みに対する継続的な審議、モニタリングの実施、重要なリスク・機会の特定等を行い、取締役会に報告することで、サステナビリティ課題の経営戦略への反映を行っております。 同委員会で検討された活動方針や施策は、各部門の本部長を主要なメンバーとする「サステナビリティ実行委員会」に連携し、グループ各社および各部門の方針・施策として実行しています。 (2)戦略<気候変動> 当社グループは、気候変動を経営課題として認識するとともに、事業上のリスク、機会としてとらえ長期的かつ継続的な取り組みを実施しております。 2022年9月に発表したカーボンニュートラル宣言に基づき、CO2削減に向けた課題および取り組みの整理を実施致しました。 また、TCFD提言に基づき複数のシナリオを用いて事業に影響を及ぼす可能性がある気候関連リスクと機会を検討致しました。 <人的資本経営> 当社グループの中期経営計画の目標達成に向けて、経営基盤を支える最も重要な要素は人的資本の活用と強化であると位置づけ、2021年8月期より全従業員の活躍と多様性の尊重を目指した人事戦略『HIMARAYA3.0』の活動を開始しております。 人事戦略目標を「多様な人材の確保」「人材の育成」「組織を支える施策の実行」と設定し、次の取り組みを行ってまいります。 ・多様な人材の確保リモートワーク環境の拡充など、岐阜本社と東京事務所との連携強化による効率的な業務環境の構築と高度専門人材の確保と育成・人材の育成中核人材・管理職・若手の3階層に分類し、それぞれの階層に応じてスキルとマインドの両面から育成・組織を支える施策の実行(社内環境整備に関する方針)多様な人材の活躍を後押しする人事制度の構築リモートワーク環境の拡充など、多様な働き方に対応した環境整備 同時に、スポーツを活用した従業員のウェルビーイングの増進を目指し、トレーナー資格者を活用した独自の健康増進メソッドの開発および社内SNSの発信等を行いました。 また、社員のメンタルヘルスリテラシーの向上を目的として、外部の公認心理士等と連携し、定期的な情報交換を行い会社全体へ発信するなどの取り組みを行ってまいります。 (3)リスク管理 前述したサステナビリティ委員会主導のもと、リスクの識別、分析、評価を行い、取締役会への報告を行っております。 (4)指標及び目標 当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、気候変動および人的資本経営に関する取り組みにおいて用いる指標及び目標は次のとおりです。 <気候変動> 当社グループでは、2022年9月に発表した『カーボンニュートラル宣言』において、下記のとおり指標及び目標を設定しております。 指標:当社グループからの温室効果ガス排出量(Scope1,2※) ⇒ 2030年までにネットゼロ指標:当社グループを取り巻く事業環境からの温室効果ガス排出量(Scope3※) ⇒ 2050年までにネットゼロ※国際的な組織であるGHGプロトコルイニシアティブが策定したGHG(温室効果ガス)排出量算定および報告基準であるGHGプロトコルの定義Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出Scope3:事業者の活動に関連する他社の排出 <人的資本経営> 全従業員の活躍と多様性の尊重を目指した人事戦略『HIMARAYA3.0』の実現に向けて、下記のとおり指標及び目標を設定しております。 指標:女性管理職比率 2024年8月期末 9.9% ⇒ 2年後 20%程度指標:一人あたり年間教育研修時間 2024年8月期 19時間 ⇒ 2年後 30時間程度(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3.パートタイマーについては、1日実働8時間で換算した人員数を基に平均年間賃金を算出しております。 |
戦略 | (2)戦略<気候変動> 当社グループは、気候変動を経営課題として認識するとともに、事業上のリスク、機会としてとらえ長期的かつ継続的な取り組みを実施しております。 2022年9月に発表したカーボンニュートラル宣言に基づき、CO2削減に向けた課題および取り組みの整理を実施致しました。 また、TCFD提言に基づき複数のシナリオを用いて事業に影響を及ぼす可能性がある気候関連リスクと機会を検討致しました。 <人的資本経営> 当社グループの中期経営計画の目標達成に向けて、経営基盤を支える最も重要な要素は人的資本の活用と強化であると位置づけ、2021年8月期より全従業員の活躍と多様性の尊重を目指した人事戦略『HIMARAYA3.0』の活動を開始しております。 人事戦略目標を「多様な人材の確保」「人材の育成」「組織を支える施策の実行」と設定し、次の取り組みを行ってまいります。 ・多様な人材の確保リモートワーク環境の拡充など、岐阜本社と東京事務所との連携強化による効率的な業務環境の構築と高度専門人材の確保と育成・人材の育成中核人材・管理職・若手の3階層に分類し、それぞれの階層に応じてスキルとマインドの両面から育成・組織を支える施策の実行(社内環境整備に関する方針)多様な人材の活躍を後押しする人事制度の構築リモートワーク環境の拡充など、多様な働き方に対応した環境整備 同時に、スポーツを活用した従業員のウェルビーイングの増進を目指し、トレーナー資格者を活用した独自の健康増進メソッドの開発および社内SNSの発信等を行いました。 また、社員のメンタルヘルスリテラシーの向上を目的として、外部の公認心理士等と連携し、定期的な情報交換を行い会社全体へ発信するなどの取り組みを行ってまいります。 |
指標及び目標 | (4)指標及び目標 当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、気候変動および人的資本経営に関する取り組みにおいて用いる指標及び目標は次のとおりです。 <気候変動> 当社グループでは、2022年9月に発表した『カーボンニュートラル宣言』において、下記のとおり指標及び目標を設定しております。 指標:当社グループからの温室効果ガス排出量(Scope1,2※) ⇒ 2030年までにネットゼロ指標:当社グループを取り巻く事業環境からの温室効果ガス排出量(Scope3※) ⇒ 2050年までにネットゼロ※国際的な組織であるGHGプロトコルイニシアティブが策定したGHG(温室効果ガス)排出量算定および報告基準であるGHGプロトコルの定義Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出Scope3:事業者の活動に関連する他社の排出 <人的資本経営> 全従業員の活躍と多様性の尊重を目指した人事戦略『HIMARAYA3.0』の実現に向けて、下記のとおり指標及び目標を設定しております。 指標:女性管理職比率 2024年8月期末 9.9% ⇒ 2年後 20%程度指標:一人あたり年間教育研修時間 2024年8月期 19時間 ⇒ 2年後 30時間程度(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3.パートタイマーについては、1日実働8時間で換算した人員数を基に平均年間賃金を算出しております。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | <人的資本経営> 当社グループの中期経営計画の目標達成に向けて、経営基盤を支える最も重要な要素は人的資本の活用と強化であると位置づけ、2021年8月期より全従業員の活躍と多様性の尊重を目指した人事戦略『HIMARAYA3.0』の活動を開始しております。 人事戦略目標を「多様な人材の確保」「人材の育成」「組織を支える施策の実行」と設定し、次の取り組みを行ってまいります。 ・多様な人材の確保リモートワーク環境の拡充など、岐阜本社と東京事務所との連携強化による効率的な業務環境の構築と高度専門人材の確保と育成・人材の育成中核人材・管理職・若手の3階層に分類し、それぞれの階層に応じてスキルとマインドの両面から育成・組織を支える施策の実行(社内環境整備に関する方針)多様な人材の活躍を後押しする人事制度の構築リモートワーク環境の拡充など、多様な働き方に対応した環境整備 同時に、スポーツを活用した従業員のウェルビーイングの増進を目指し、トレーナー資格者を活用した独自の健康増進メソッドの開発および社内SNSの発信等を行いました。 また、社員のメンタルヘルスリテラシーの向上を目的として、外部の公認心理士等と連携し、定期的な情報交換を行い会社全体へ発信するなどの取り組みを行ってまいります。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | <人的資本経営> 全従業員の活躍と多様性の尊重を目指した人事戦略『HIMARAYA3.0』の実現に向けて、下記のとおり指標及び目標を設定しております。 指標:女性管理職比率 2024年8月期末 9.9% ⇒ 2年後 20%程度指標:一人あたり年間教育研修時間 2024年8月期 19時間 ⇒ 2年後 30時間程度(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3.パートタイマーについては、1日実働8時間で換算した人員数を基に平均年間賃金を算出しております。 |
事業等のリスク | 3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)気象状況による売上変動リスク 当社グループが取り扱うスポーツ用品の販売は、気象状況による影響を受けます。 特にスキー・スノーボードなどのウインター用品の販売は、降雪量の多寡等によって変動いたします。 当社グループでは、ウインター用品以外の売上構成比を上昇させ、これらの影響の軽減に取り組んでおりますが、気象状況の変動が、当社グループの財政状態および経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)出店に関するリスク 当社グループは、多店舗展開を行っておりますが、売場面積が1,000平方メートルを超える新規出店および増床については、大規模小売店舗立地法の規制を受けます。 このため、これらの調整過程の中で、計画どおりの出店あるいは増床が出来ない場合があり、事業計画の達成にマイナス要因となるリスクがあります。 (3)敷金、保証金の未返還リスク 当社グループは、店舗賃借による出店時には、店舗の賃借先に相当額の敷金および保証金を支出します。 契約時には賃借先の信用状態を十分勘案したうえで出店の意思決定をしますが、出店後の賃借先の信用状態の悪化または中途解約による退店により、敷金および保証金の未返還リスクがあります。 (4)金利の変動リスク 当社グループの金融機関からの借入れには変動金利によるものが含まれており、これに係る支払利息は金利変動により影響を受けます。 (5)輸入取引に係る為替リスク 当社グループは、商品仕入の一部を直接貿易による輸入仕入により行っております。 その輸入仕入の一部について為替リスクをヘッジする目的として為替予約取引を行っておりますが、為替相場の急激な変動により想定以上に仕入原価が増大して売上総利益が減少することも考えられ、為替リスクを完全に回避できる保証はありません。 (6)個人情報の取り扱いに関するリスク 当社グループにおいて、インターネット販売、ポイントカード等で個人情報を保有しております。 これらの個人情報については、当社グループで管理するほか、一部は社外の管理会社に管理を委託しております。 これらの個人情報の管理につきましては、個人情報保護管理体制を整え、各部門の個人情報保護管理者が自部署の従業員教育を徹底し、これを定期的に内部監査室が監査し、その結果を踏まえて継続的改善に努め、漏洩の防止に取り組んでおります。 しかし、万一、個人情報が流出した場合には、当社グループの財政状態および経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)営業施設等の減損リスク 収益性の低い店舗等や実質的価値が著しく下落した当社グループの保有資産について、減損処理が必要となった場合、当社グループの財政状態および経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (8)製造物賠償責任に係るリスク 当社グループは生産拠点において厳格な品質管理を行い、各種製品を製造していることに加えて、万一の場合に備えて製造物賠償責任に係る保険に加入しております。 ただし、大規模なリコ-ル等につながる製品の欠陥が生じた場合には、多額なコストの発生、および信用力の低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)労務費増大のリスク 当社グループは多くの短時間労働者をアルバイト従業員として雇用しております。 均等均衡待遇の確保の明確化など、アルバイト雇用に関する法規制への対応は人件費の増加を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお業績に影響を与える要因は、これらに限定されるものではありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況イ.経営成績 当連結会計年度(2023年9月1日~2024年8月31日)における我が国の経済は、不安定な海外情勢の継続、為替の変動や世界的な資源価格の高騰を背景とした物価上昇など、景気の下振れリスクは懸念されるものの、雇用や所得環境の改善による回復が期待されております。 当社グループが属しておりますスポーツ用品販売業界におきましては、社会活動の正常化に伴い、競技系スポーツ用品の需要の回復が見られました。 一方で、仕入コストや物流費等の各種コストの増加や、人手不足による人件費の高騰に加え、物価の上昇による節約志向の高まりにより価格重視の消費傾向が継続しております。 また、気候面でも、暖冬に加えて春先に寒暖差の激しい日が続いたことや、台風や猛暑の影響など、不安定な気候が継続したことで、季節商品の需要が抑制されたことから、厳しい経営環境となりました。 このような状況のもと、当社グループでは、当連結会計年度を初年度とする新中期経営計画(2024年8月期~2026年8月期)の重点戦略に基づき、4店舗の新規出店、店舗運営におけるデジタル化の推進など、リアル店舗の販売基盤の強化に向けて取り組んでまいりました。 EC事業領域においては、EC専売品の拡充及び新規カテゴリーの開拓、新EC専用物流センターの稼働開始による効率向上など、規模の拡大と収益性の向上に向けた取り組みを継続して実行しております。 また、新事業領域の開発に向けて、海外での自社PB商品の販売などにも取り組んでまいりました。 商品別の売上動向としては、一般スポーツ用品は、部活動をはじめとする様々なスポーツ活動の正常化による市場回復が進んだことにより好調に推移致しました。 一方で、コロナ禍の需要の一巡により、キャンプ用品及びゴルフ用品については、前期を下回る結果となりました。 加えて、前述の暖冬の影響によるスキー・スノーボード用品などの季節商材の低迷や、衣料を中心とした市場全体における過剰在庫の解消に向けて仕入れを抑制したことも冬季以降のアパレルの売上が伸び悩んだ一因となりました。 結果、当連結会計年度の連結売上高は前期を下回る水準で推移いたしました。 売上総利益率につきましては、在庫の正常化を図ったことによる冬物衣料等の在庫処分や、スキー・スノーボード用品の値下げなどを行いましたが、キャンプ用品の在庫正常化のための値下げを行っていた前期に対しては上回る結果となりました。 販売費及び一般管理費については、経費の削減活動に努めながらも、成長に向けた投資活動についても継続したほか、物価や物流費などのコスト上昇の影響が顕在化したことにより、前期よりも増加する結果となりました。 出退店の状況については4店舗を出店し2店舗を退店いたしました。 2024年8月末時点で当社グループの店舗数は全国で99店舗、売場面積は212,826㎡、前期比で店舗数は2店舗増、売場面積は1,447㎡減となりました。 以上の結果、当連結会計年度における連結業績は売上高58,512百万円(前期比2.8%減)、営業利益307百万円(前期比69.3%減)、経常利益432百万円(前期比61.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益206百万円(前期比65.0%減)となりました。 ロ.財政状態(資産) 当連結会計年度末における流動資産は22,511百万円となり、前連結会計年度末に比べ337百万円減少いたしました。 これは主に売掛金が129百万円増加したものの、商品が327百万円減少、現金及び預金が275百万円減少したことによるものであります。 固定資産は12,231百万円となり、前連結会計年度末に比べ459百万円減少いたしました。 これは主に有形固定資産が326百万円減少したことによるものであります。 この結果、総資産は34,743百万円となり、前連結会計年度末に比べ797百万円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は14,811百万円となり、前連結会計年度末に比べ223百万円増加いたしました。 これは主に1年内返済予定の長期借入金が183百万円増加したことによるものであります。 固定負債は3,453百万円となり、前連結会計年度末に比べ908百万円減少いたしました。 これは主に長期借入金が571百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は18,265百万円となり、前連結会計年度末に比べ685百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は16,478百万円となり、前連結会計年度末に比べ112百万円減少いたしました。 これは主に利益剰余金の減少によるものであります。 この結果、自己資本比率は47.4%(前連結会計年度末は46.7%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」とする)の残高は、前連結会計年度末に比べ275百万円減少し、4,121百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は982百万円(前期は42百万円の減少)となりました。 これは主に仕入債務の減少419百万円により資金が減少した一方で、減価償却費の計上831百万円により資金が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は546百万円(前期は2,196百万円の減少)となりました。 これは主に有形固定資産の取得525百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は709百万円(前期は3,040百万円の減少)となりました。 これは主に長期借入金の返済による支出2,537百万円によるものであります。 ③生産、受注および販売の実績イ.仕入実績 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、商品区分別に示すと次のとおりであります。 商品区分前連結会計年度(自 2022年9月1日至 2023年8月31日)当連結会計年度(自 2023年9月1日至 2024年8月31日)仕入高(百万円)構成比(%)仕入高(百万円)構成比(%)スキー・スノーボード2,1005.22,3126.1ゴルフ6,78016.86,51217.3アウトドア5,97914.94,68812.4一般スポーツ25,16962.623,49062.3その他1970.57211.9合計40,227100.037,726100.0(注)仕入数量については、取扱商品が多品種にわたり、表示が困難であるため記載を省略しております。 ロ.販売実績(商品区分別売上高) 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、商品区分別に示すと次のとおりであります。 商品区分前連結会計年度(自 2022年9月1日至 2023年8月31日)当連結会計年度(自 2023年9月1日至 2024年8月31日)売上高(百万円)構成比(%)売上高(百万円)構成比(%)スキー・スノーボード3,3815.62,9955.1ゴルフ10,40817.310,24217.5アウトドア10,18816.98,48714.5一般スポーツ35,90759.736,22461.9その他3030.55611.0合計60,189100.058,512100.0(注)販売数量については、取扱商品が多品種にわたり、表示が困難であるため記載を省略しております。 (店舗形態別売上高) 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、店舗形態別に示すと次のとおりであります。 店舗形態前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)店舗数(店舗)売上高(百万円)構成比(%)店舗数(店舗)売上高(百万円)構成比(%) 総合レジャースポーツ用品店9042,74471.09039,92968.2 専門スポーツ用品店103,3795.6103,3725.8 その他114,06523.4115,21026.0合計10160,189100.010158,512100.0(注)上記の店舗数および売上高には、退店店舗を含んでおります。 (単位当たりの売上高) 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、単位当たりの項目別に示すと次のとおりであります。 項目前連結会計年度(自 2022年9月1日至 2023年8月31日)当連結会計年度(自 2023年9月1日至 2024年8月31日)売上高(百万円)46,13943,3021㎡当たり売上高売場面積(平均)(㎡)210,402215,294期間売上高(千円)2192011人当たり売上高従業員数(平均)(人)2,1992,099期間売上高(千円)20,98120,629(注)1.上記の売上高は、インターネット販売および手数料収入を除く売上高であります。 2.売場面積(平均)は、店舗の稼動日数を基礎として算出しております。 3.従業員数(平均)は、パートタイマー(1日8時間勤務換算)を含めております。 (地域別売上高) 当社グループは、一般小売事業以外の重要なセグメントはありませんが、都道府県別に示すと次のとおりであります。 都道府県別前連結会計年度(自 2022年9月1日至 2023年8月31日)当連結会計年度(自 2023年9月1日至 2024年8月31日)店舗数(店舗)売上高(百万円)構成比(%)店舗数(店舗)売上高(百万円)構成比(%)群馬県21,9183.221,7152.9埼玉県32,1593.641,7913.1千葉県24000.726891.2東京都21,2982.221,2452.1神奈川県21,1461.921,1952.0新潟県27991.327131.2富山県13530.613270.6福井県27711.327031.2岐阜県105,9059.8105,5849.5静岡県12610.412430.4愛知県103,8286.4103,7536.4三重県26641.126281.1滋賀県31,2092.031,1462.0京都府31,6522.731,4922.5大阪府42,0793.552,2163.8兵庫県38781.527341.3和歌山県15000.814550.8鳥取県13560.613110.5島根県12790.512610.4岡山県32,1683.632,1153.6広島県62,8994.851,6202.8山口県93,7206.293,5586.1香川県12680.412650.5愛媛県41,6052.741,4872.5高知県 12030.311920.3福岡県83,9286.583,9506.8長崎県41,8963.141,8363.1大分県31,0671.831,2582.1宮崎県21,2092.021,2042.1 都道府県別前連結会計年度(自 2022年9月1日至 2023年8月31日)当連結会計年度(自 2023年9月1日至 2024年8月31日)店舗数(店舗)売上高(百万円)構成比(%)店舗数(店舗)売上高(百万円)構成比(%)鹿児島県42,5134.242,4304.2沖縄県14310.714600.8小計10148,37980.410145,58877.9本部-11,80919.6-12,92322.1合計10160,189100.010158,512100.0(注)上記の店舗数および売上高には、退店店舗を含んでおります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容イ.当連結会計年度の経営成績の分析(売上高) 一般スポーツ用品は、部活動をはじめとする様々なスポーツ活動の正常化による市場回復が進んだことにより好調に推移致しました。 一方で、コロナ禍の需要の一巡により、キャンプ用品及びゴルフ用品については、前期を下回る結果となりました。 加えて、前述の暖冬の影響によるスキー・スノーボード用品などの季節商材の低迷や、衣料を中心とした市場全体における過剰在庫の解消に向けて仕入れを抑制したことも冬季以降のアパレルの売上が伸び悩んだ一因となりました。 これらの結果により当連結会計年度の売上高は58,512百万円となりました。 (売上総利益) 在庫の正常化を図ったことによる冬物衣料等の在庫処分や、スキー・スノーボード用品の値下げなどにより、当連結会計年度の売上総利益は20,458百万円となりました。 (販売費及び一般管理費) 経費の削減活動に努めながらも、成長に向けた投資活動についても継続したほか、物価や物流費などのコスト上昇の影響が顕在化したことにより、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は20,150百万円となりました。 (営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益) 売上総利益の減少が主要因となり、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ69.3%減少し307百万円、経常利益は前連結会計年度に比べ61.6%減少し432百万円となりました。 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ65.0%減少し206百万円となりました。 ロ.当連結会計年度の財政状態の分析(資産) 当連結会計年度における流動資産は22,511百万円となり、前連結会計年度末に比べ337百万円減少いたしました。 これは主に適切な在庫コントロールにより商品が327百万円減少したことによるものであります。 固定資産は12,231百万円となり、前連結会計年度末に比べ459百万円減少いたしました。 これは主に有形固定資産の減価償却によるものであります。 この結果、総資産は34,743百万円となり、前連結会計年度末に比べ797百万円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度における流動負債は14,811百万円となり、前連結会計年度末に比べ223百万円増加いたしました。 これは主に1年内返済予定の長期借入金が183百万円増加したことによるものであります。 固定負債は3,453百万円となり、前連結会計年度末に比べ908百万円減少いたしました。 これは主に長期借入金が571百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は18,265百万円となり、前連結会計年度末に比べ685百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は16,478百万円となり、前連結会計年度末に比べ112百万円減少いたしました。 これは主に利益剰余金の減少によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報(キャッシュ・フロー) 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (資金需要) 当社グループの運転資金需要は、商品の仕入、販売費及び一般管理費の費用となります。 投資資金としての資金需要は、新規出店、既存店舗の改装やEC強化、デジタル化への投資が主たる内容になります。 (財務政策) 当社グループは、経常利益率の向上および棚卸資産の回転率を高めることに注力し、内部資金を生み出すことにより資金効率の一層の改善を図っていく方針であります。 内部資金で賄えない必要な資金需要が発生する場合、資金用途の内容に応じて調達方法を検討しております。 短期的な性格を有する用途の場合、各行で設定している当座貸越枠内での調達を中心としております。 長期資金需要の場合、事業資金計画に基づき、金額や金利動向、返済計画などを考慮したうえで、長期借入金での調達を適宜判断して実施しております。 ③重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 |
経営上の重要な契約等 | 5【経営上の重要な契約等】 特記すべき事項はありません。 |
研究開発活動 | 6【研究開発活動】 特記すべき事項はありません。 |
設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当社グループでは、スポーツ用品の販売拡大と競合他社との販売競争の激化に対応するため設備投資を実施しました。 当連結会計年度に実施いたしました差入保証金、敷金、長期貸付金(建設協力金)、長期前払費用を含んだ設備投資の総額は768百万円であります。 うち主なものは4店舗の新規出店、および2店舗の改装であります。 また、2店舗を閉店しております。 |
主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。 提出会社2024年8月31日現在 事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物車両運搬具及び器具備品土地(面積㎡)リース資産差入保証金その他合計既存店舗 99店舗(岐阜県岐阜市他)店舗設備4,1805861,049(5,078)-2,8503969,063565[1,331]賃貸店舗(長野県松本市)店舗設備---(-)--1919-[-]本部関係(岐阜県岐阜市他)事務所設備24658411(1,606)8194271,172157[56](注)1.一般小売事業以外の重要なセグメントはないため、セグメントの名称については省略しております。 2.「土地」は、自己所有土地についてのみ記載しております。 3.差入保証金の金額から、機械警備に関する差入保証金1百万円は除いております。 4.既存店舗の「その他」は、長期前払賃料46百万円、長期貸付金(建設協力金)333百万円、長期前払費用15百万円であります。 5.賃貸店舗の「その他」は、賃貸不動産および差入保証金であり、その内容は、建物及び構築物12百万円、差入保証金7百万円であります。 6.本部関係の「その他」は、ソフトウエア425百万円、長期前払費用1百万円であります。 7.従業員数の[ ]の数値は臨時雇用者人数であり、外書きで記載しております。 |
設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、改修、除却計画は次のとおりであります。 (1)重要な設備の新設等会社名事業所名店舗名(所在地)設備の内容投資予定額(百万円)資金調達方法着手年月日完了予定年月完成後の増加売場面積(㎡)予算金額既支払金額提出会社イトーヨーカドー四街道店(千葉県四街道市)店舗出店105,00013,076自己資金2024年7月2024年9月1,246.51提出会社ゆめタウン姫路店(兵庫県姫路市)店舗出店145,000-自己資金2024年9月2024年10月1,955.95提出会社ゆめタウン丸亀店(香川県丸亀市)店舗出店170,000-自己資金2025年1月2025年3月1,817.55(注)1.予算金額、既支払額には、差入保証金、敷金を含んでおります。 2.一般小売事業以外の重要なセグメントはないため、セグメントの名称については省略しております。 (2)重要な設備の改修会社名事業所名店舗名(所在地)設備の内容投資予定額(百万円)資金調達方法着手年月日完了予定年月完成後の増加売場面積(㎡)予算金額既支払金額提出会社イトーヨーカドー久喜店(埼玉県久喜市)店内改装135,000-自己資金2024年8月2024年10月1,389.73(注)1.予算金額、既支払額には、差入保証金、敷金を含んでおります。 2.一般小売事業以外の重要なセグメントはないため、セグメントの名称については省略しております。 (3)重要な設備の除却該当事項はありません。 |
設備投資額、設備投資等の概要 | 768,000,000 |
Employees
平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 39 |
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 13 |
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 4,880,000 |
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ①投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が取引先との取引関係強化、地域貢献等を目的とした株式を純投資目的以外の目的である投資株式、保有目的が株式値上がりの利益等による利益確保を目的とした株式を純投資目的である投資株式に区分しております。 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容(政策保有に関する方針) 当社は、取引先との安定的で長期的な取引関係の構築や、事業運営上の必要性等の理由を勘案し、取締役会で十分な審議と検討を経た上で、中長期的に見て企業価値の向上に資すると判断した場合に、政策保有株式を保有いたします。 (政策保有の適否の検証) 当社は、政策保有株式の時価および含み損益を定期的にモニタリングしております。 また、個別の政策保有株式について、経営環境の変化を踏まえた保有意義の再確認や、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等の精査を行い、保有の適否を取締役会にて毎年検証し決定しております。 ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1-非上場株式以外の株式3528 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (注)銘柄数に株式分割で増加した銘柄は含めておりません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報(特定投資株式)銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社電算システムホールディングス122,000122,000当社のシステム関連の協力を得ており、中長期的な視点で企業価値向上させるため無(注2)332361株式会社トーカイ71,80071,800当社事業所の清掃用品の供給を受けており、健康産業を業とするスポーツに関心の高い地元企業であり、地元のスポーツ文化の発展の相互協力先として中長期的な視点で企業価値向上させるため有163135三井住友トラスト・ホールディングス株式会社8,9404,470資金調達や証券代行など金融取引の円滑化および国内外情報の収集取引関係の維持・強化のため無(注2)3224 (注)1.各銘柄の定量的な保有効果については記載が困難であるため、記載しておりません。 なお、保有の合理性につきましては、個別銘柄ごとにリターンとリスクや当社との取引関係等を総合的に勘案し検証しており、すべての銘柄において保有の合理性があると判断しております。 2.当該株式会社は、当社の株式を保有しておりませんが、同社子会社が当社の株式を保有しております。 (みなし保有株式) 該当事項はありません。 ③保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式----非上場株式以外の株式26362585 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式---非上場株式以外の株式23-△24 ④当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 ⑤当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。 |
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 2 |
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1 |
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3 |
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 528,000,000 |
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 8,940 |
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 32,000,000 |
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 636,000,000 |
受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 23,000,000 |
評価損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | -24,000,000 |
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 |
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 資金調達や証券代行など金融取引の円滑化および国内外情報の収集取引関係の維持・強化のため |
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 無 |
Shareholders
大株主の状況 | (6)【大株主の状況】 2024年8月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 株式会社コモリホールディングス岐阜県岐阜市福光西2丁目11-114,10733.34 株式会社大垣共立銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)岐阜県大垣市郭町3丁目98(東京都中央区晴海1丁目8番12号)5054.10 株式会社十六銀行岐阜県岐阜市神田町8丁目26番地5044.09 小森裕作岐阜県岐阜市3652.96 株式会社電算システム岐阜県岐阜市日置江1丁目583012.45 ヒマラヤ従業員持株会岐阜県岐阜市江添1丁目1-12642.14 小森温子岐阜県岐阜市2371.92 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂一丁目8番1号1861.51 小森一輝岐阜県岐阜市1791.45 株式会社トーカイ岐阜県岐阜市若宮町9丁目161501.21計-6,80155.21 (注)日本マスタートラスト信託銀行株式会社の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は53千株です。 |
株主数-金融機関 | 14 |
株主数-金融商品取引業者 | 19 |
株主数-外国法人等-個人 | 42 |
株主数-外国法人等-個人以外 | 30 |
株主数-個人その他 | 15,312 |
株主数-その他の法人 | 106 |
株主数-計 | 15,523 |
氏名又は名称、大株主の状況 | 株式会社トーカイ |
株主総利回り | 1 |
株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(円)当事業年度における取得自己株式2,110-当期間における取得自己株式--(注) 当期間における取得自己株式には、2024年11月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。 |
Shareholders2
発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式の種類及び総数ならびに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式 普通株式12,320,787--12,320,787合計12,320,787--12,320,787自己株式 普通株式 (注)33,7932,11033,5502,353合計33,7932,11033,5502,353 (注)普通株式の自己株式の株式数の増加2,110株は、譲渡制限付株式を当社が無償取得したものであります。 また、普通株式の自己株式の株式数の減少33,550株は、2023年11月29日開催の取締役会決議に基づき、2023年12月27日に行った譲渡制限付株式としての自己株式処分によるものであります。 |
Audit
監査法人1、連結 | 仰星監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年11月27日株式会社ヒマラヤ 取締役会 御中 仰星監査法人 名古屋事務所 指定社員業務執行社員公認会計士木全 泰之 指定社員業務執行社員公認会計士堤 紀彦 <連結財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ヒマラヤの2023年9月1日から2024年8月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ヒマラヤ及び連結子会社の2024年8月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 1.株式会社ヒマラヤの営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 株式会社ヒマラヤは2024年8月31日現在、スポーツ用品の営業店舗を99店有しており、注記事項(重要な会計上の見積り)(1)固定資産の減損に記載のとおり、有形・無形固定資産等の残高7,086百万円のうち、営業店舗の資産は5,882百万円を占めている。 また、注記事項(連結損益計算書関係)※4減損損失に記載のとおり、当連結会計年度に営業店舗の固定資産に関して218百万円の減損損失を計上している。 株式会社ヒマラヤは、減損の兆候を判定するに当たり、基本単位としてキャッシュ・フローを生み出す最小単位である店舗を資産グループとしてグルーピングしており、店舗ごとに減損の兆候の有無を検討している。 減損の兆候が認められる店舗については、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定し、減損損失の認識が必要とされた場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として計上している。 減損損失の認識の要否の判定において使用される割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が承認した翌期の事業計画を基礎として、店舗ごとの固有の経済条件を主要な仮定として織り込んで作成されるため、経営者による見積りが含まれ、高い不確実性を伴う。 以上から、当監査法人は、株式会社ヒマラヤの営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、減損の兆候ありと判断された資産グループを対象に、減損損失の認識の判定を検討するにあたり、主として以下の手続を実施した。 ●減損損失の認識の判定の基礎となる割引前将来キャッシュ・フローについては、適切な責任者が承認した翌期の事業計画を構成する店舗ごとの売上高、営業費用及び営業利益との整合性を確認した上で、過去実績との趨勢分析を実施する他、過年度における事業計画とその後の実績を比較することで、経営者による将来計画の見積りの信頼性の程度や不確実性の程度を評価した。 ●事業計画を理解するため、取締役会等への報告資料の閲覧の他、市場予測及び利用可能な外部データを閲覧し、これらの内容が事業計画と整合していることを確認するなど、経営者の仮定の適切性を検討した。 ●割引前将来キャッシュ・フローの基礎として利用される将来計画における販売施策が、実行可能で合理的なものであるかどうか適切な責任者への質問を行うとともに、過年度における事業計画とその後の実績を比較する他、翌期の事業計画の前提と整合していることを検討した。 また、監査人独自の仮定を用いたストレス・テストを実施した。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社ヒマラヤの2024年8月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、株式会社ヒマラヤが2024年8月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 1.株式会社ヒマラヤの営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 株式会社ヒマラヤは2024年8月31日現在、スポーツ用品の営業店舗を99店有しており、注記事項(重要な会計上の見積り)(1)固定資産の減損に記載のとおり、有形・無形固定資産等の残高7,086百万円のうち、営業店舗の資産は5,882百万円を占めている。 また、注記事項(連結損益計算書関係)※4減損損失に記載のとおり、当連結会計年度に営業店舗の固定資産に関して218百万円の減損損失を計上している。 株式会社ヒマラヤは、減損の兆候を判定するに当たり、基本単位としてキャッシュ・フローを生み出す最小単位である店舗を資産グループとしてグルーピングしており、店舗ごとに減損の兆候の有無を検討している。 減損の兆候が認められる店舗については、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定し、減損損失の認識が必要とされた場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として計上している。 減損損失の認識の要否の判定において使用される割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が承認した翌期の事業計画を基礎として、店舗ごとの固有の経済条件を主要な仮定として織り込んで作成されるため、経営者による見積りが含まれ、高い不確実性を伴う。 以上から、当監査法人は、株式会社ヒマラヤの営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、減損の兆候ありと判断された資産グループを対象に、減損損失の認識の判定を検討するにあたり、主として以下の手続を実施した。 ●減損損失の認識の判定の基礎となる割引前将来キャッシュ・フローについては、適切な責任者が承認した翌期の事業計画を構成する店舗ごとの売上高、営業費用及び営業利益との整合性を確認した上で、過去実績との趨勢分析を実施する他、過年度における事業計画とその後の実績を比較することで、経営者による将来計画の見積りの信頼性の程度や不確実性の程度を評価した。 ●事業計画を理解するため、取締役会等への報告資料の閲覧の他、市場予測及び利用可能な外部データを閲覧し、これらの内容が事業計画と整合していることを確認するなど、経営者の仮定の適切性を検討した。 ●割引前将来キャッシュ・フローの基礎として利用される将来計画における販売施策が、実行可能で合理的なものであるかどうか適切な責任者への質問を行うとともに、過年度における事業計画とその後の実績を比較する他、翌期の事業計画の前提と整合していることを検討した。 また、監査人独自の仮定を用いたストレス・テストを実施した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 1.株式会社ヒマラヤの営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識 |
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 株式会社ヒマラヤは2024年8月31日現在、スポーツ用品の営業店舗を99店有しており、注記事項(重要な会計上の見積り)(1)固定資産の減損に記載のとおり、有形・無形固定資産等の残高7,086百万円のうち、営業店舗の資産は5,882百万円を占めている。 また、注記事項(連結損益計算書関係)※4減損損失に記載のとおり、当連結会計年度に営業店舗の固定資産に関して218百万円の減損損失を計上している。 株式会社ヒマラヤは、減損の兆候を判定するに当たり、基本単位としてキャッシュ・フローを生み出す最小単位である店舗を資産グループとしてグルーピングしており、店舗ごとに減損の兆候の有無を検討している。 減損の兆候が認められる店舗については、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定し、減損損失の認識が必要とされた場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として計上している。 減損損失の認識の要否の判定において使用される割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が承認した翌期の事業計画を基礎として、店舗ごとの固有の経済条件を主要な仮定として織り込んで作成されるため、経営者による見積りが含まれ、高い不確実性を伴う。 以上から、当監査法人は、株式会社ヒマラヤの営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 |
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項(重要な会計上の見積り)(1)固定資産の減損 |
開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項(連結損益計算書関係)※4減損損失 |
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、減損の兆候ありと判断された資産グループを対象に、減損損失の認識の判定を検討するにあたり、主として以下の手続を実施した。 ●減損損失の認識の判定の基礎となる割引前将来キャッシュ・フローについては、適切な責任者が承認した翌期の事業計画を構成する店舗ごとの売上高、営業費用及び営業利益との整合性を確認した上で、過去実績との趨勢分析を実施する他、過年度における事業計画とその後の実績を比較することで、経営者による将来計画の見積りの信頼性の程度や不確実性の程度を評価した。 ●事業計画を理解するため、取締役会等への報告資料の閲覧の他、市場予測及び利用可能な外部データを閲覧し、これらの内容が事業計画と整合していることを確認するなど、経営者の仮定の適切性を検討した。 ●割引前将来キャッシュ・フローの基礎として利用される将来計画における販売施策が、実行可能で合理的なものであるかどうか適切な責任者への質問を行うとともに、過年度における事業計画とその後の実績を比較する他、翌期の事業計画の前提と整合していることを検討した。 また、監査人独自の仮定を用いたストレス・テストを実施した。 |
その他の記載内容、連結 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
監査法人1、個別 | 仰星監査法人 |
独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2024年11月27日株式会社ヒマラヤ 取締役会 御中 仰星監査法人 名古屋事務所 指定社員業務執行社員公認会計士木全 泰之 指定社員業務執行社員公認会計士堤 紀彦 <財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ヒマラヤの2023年9月1日から2024年8月31日までの第49期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ヒマラヤの2024年8月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識)と同一内容であるため、記載を省略している。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識 |
連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別 | 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(営業店舗に係る固定資産の減損損失の認識)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
その他の記載内容、個別 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
未収入金 | 466,000,000 |