財務諸表

CoverPage

提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2024-09-27
英訳名、表紙Area Quest Inc.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  清原 雅人
本店の所在の場所、表紙東京都新宿区西新宿六丁目5番1号 新宿アイランドタワー7階
電話番号、本店の所在の場所、表紙03(5908)3301(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
年月事項2000年1月東京都千代田区に資本金10,000千円をもってエリアリンク株式会社(現 株式会社エリアクエスト)を設立 2000年2月エリアリサーチ株式会社(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))を東京都千代田区に資本金10,000千円で100%子会社として設立 2000年5月商号をエリアリサーチ株式会社(現 株式会社エリアクエスト)に変更100%子会社であるエリアリサーチ株式会社の商号をエリアリンク株式会社(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))に変更 2000年9月本社及び本店を東京都新宿区に移転 2001年1月株式会社クエストホールディングスの株式を100%取得同社100%子会社の株式会社クエストプロパティーズ(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))、株式会社クエストデータシステムズ(現 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング)及び株式会社クエスト不動産投資顧問を統合 2001年3月商号を株式会社エリアクエストに変更エリアリンク株式会社の商号を株式会社エリアリンク(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))に変更 2001年5月株式会社クエストホールディングスと合併株式会社エリアリンク(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))、株式会社エリアクエストリサーチ(現 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング)、株式会社クエストプロパティーズ(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))及び株式会社クエスト不動産投資顧問を100%子会社とする事業持株会社に事業転換 2002年6月株式会社クエスト不動産投資顧問を清算 2003年2月東京証券取引所マザーズに株式を上場 2003年3月株式会社日本総合ビルメンテナンスの株式を100%取得 2004年3月100%子会社である株式会社エリアリンクの商号を株式会社エリアクエスト店舗に、株式会社クエストプロパティーズの商号を株式会社エリアクエストオフィスに、株式会社エリアクエストリサーチの商号を株式会社エリアクエストファシリティーズ(現 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング)に変更 2004年4月100%子会社である株式会社エリアクエストファシリティーズ(現 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング)と株式会社日本総合ビルメンテナンスが合併 2004年10月100%子会社である株式会社エリアクエストファシリティーズの商号を株式会社エリアクエスト不動産コンサルティングに変更 2004年10月株式会社リアルバリューを東京都港区に資本金30,000千円で100%子会社として設立 2005年4月株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(大阪本社)を大阪府大阪市に資本金30,000千円で100%子会社として設立 年月事項2006年5月100%子会社である株式会社エリアクエスト店舗(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))と株式会社エリアクエストオフィスが合併株式会社エリアクエスト店舗の商号を株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社)へ変更 2006年6月株式会社リアルバリューを清算 2009年5月100%子会社である株式会社エリアクエスト不動産コンサルティングと株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(大阪本社)が合併 2009年9月本店を東京都目黒区へ移転 2012年9月本店を東京都新宿区へ移転 2014年11月 東京証券取引所市場第二部上場 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
事業の内容 3【事業の内容】
 当社グループの事業の内容及びグループ各社の当該事業に係わる位置付けは次のとおりであります。
 なお、当社グループは不動産ソリューション事業の単一セグメントであります。
不動産ソリューション事業 当社グループが展開する不動産ソリューション事業は、事業用不動産のビル所有者又はビル経営者に対して、ビルの収益性を追求し資産価値を維持・向上させるためのサービスを提供し、同時に、事業用不動産を使用する借主に対して、日常的なファシリティ(施設)を効率よく運営するためのサービスを提供しております。
① テナント誘致事業 テナント誘致事業の業務は、ビルの所有者又はビルの経営者に対して、ビルを使用する借主のニーズマーケティングからテナント誘致及びリーシングノウハウの提供までを行う成功報酬型のサービスです。
 テナント誘致力を強めるために、当社グループは、多店舗展開を行っていくクライアントごとの独自の戦略を策定することから、出店物件の調査・選定、設備環境の問題解決、そして最終的に出店を実現するところまで業務受諾を行っております。
各クライアントの店舗の業態情報及び出店戦略を入手し、各クライアントの戦略立地に人員を派遣し集中的に情報を入手し、またクライアントの出店意思を直接貸主に伝えていきます。
当社グループに業務を委託することにより、各クライアントは従来の情報入手、立地調査及び貸主との折衝等の業務が短縮され効率よい出店を実現させていきます。
さらに当社グループは、退店情報についても各クライアントから入手することにより、退店クライアントの退店コストを削減し、スクラップ&ビルドの店舗網再構築を容易にすることができると考えており、新たなる顧客開拓の手段として活用しております。
 当社グループは、強いテナント誘致力を背景に、顧客であるビル所有者又はビル経営者が所有するビルの空室率上昇の抑制を図り、ビルが生み出すキャッシュ・フローの極大化を目指しております。
そのため、当社グループは、顕在的借主へのアプローチにとどまらず、ニーズが明確化されていない段階の潜在的借主に積極的にアプローチを行い、借主の情報を収集・蓄積しております。
借主の情報がより多く蓄積されることが、結果、貸主とのマッチング力を高め、貸主所有の不動産の収益性を追求することになり、ビルのキャッシュ・フローを高めるという目的に合致することになると考えております。
当社グループはこのように、借主の情報及び貸主の情報を日常の営業活動により取得しております。
それらの情報を、当社で開発したシステムを利用したデータベースに日々蓄積し、更新することにより、当社グループ独自の情報を利用したデータベースマーケティングを行っております。
 また、オフィス開設を行うクライアントに対して企業の事業戦略を実現するために適切なオフィスを開設する戦略アドバイスを行っております。
当社グループは従来の単なる借主の賃借条件(立地、予算、規模等)と物件情報のマッチングによるオフィスの開設ではなく、長期的且つ経営的視点で計画的にオフィスを開設することにより、設備投資の最小化、機能性・生産性等に対する効用の最大化等の、借主の事業収益につながる一つの経営資源としてのオフィスを開設する提案を行っております。
 なお、テナント誘致事業の収益は、原則として貸主と借主の賃貸借契約が締結された時点で顧客より手数料として受領しております。
② 更新及び契約管理事業(売買仲介事業含む) 当社グループは、ビルのキャッシュ・フロー極大化のため、トラブルを未然に防止・解決することが重要であると考えております。
ビル経営における諸問題を解決していくためのアドバイスや情報を提供しております。
 ビル経営においては、トラブル等多種の問題が発生しておりますが、当社グループは親切丁寧に時間をかけてテナントと折衝し、建物新築に伴う立退きや賃料滞納の解消または明渡し等、合意に導くことを第一に考えております。
 また、総合的なビル管理の見地において当社グループは相続問題にも取り組んでおり、ビルの所有者またはビルの経営者の売却ニーズにもお応えしております。
③ ビル管理事業(サブリース事業含む) 当社グループは、ビルのキャッシュ・フロー極大化のために、ビルのメンテナンスコストの効率的なサービスを提供し、法令改正によるビルメンテナンスの見直し等のアドバイスを行っております。
当社グループは、強いテナント誘致力、トラブルを未然に防止・解決力、パノラマクリーニングという独自の清掃業務や各種法定点検の徹底を図り、快適なビル経営をサポートしております。
 また、ビル経営における諸問題を解決していくためのアドバイスや情報を提供する業務とビルメンテナンスをパッケージ化した「プレミア会員」サービスを、ビル所有者又はビル経営者に提供しております。
また、ビルの所有者又はビルの経営者のご要望によってはサブリースも行っております。
 なお、テナント誘致事業及びビル管理事業の内サブリース事業については株式会社エリアクエスト店舗&オフィスが行っておりますが、株式会社エリアクエスト不動産コンサルティングから顧客の紹介を受けることも多くあります。
また、更新及び契約管理事業、ビル管理事業については株式会社エリアクエスト不動産コンサルティングが行っております。
   事業の系統図は、次のとおりであります。
 (注) 不動産ソリューション事業…テナント誘致事業、更新及び契約管理事業、ビル管理事業  当社は持株会社として、連結子会社2社に対して経営コンサルティング及び管理業務代行を行っており、各社との間で締結している経営コンサルティング契約、管理業務受託契約、採用業務受託契約及びシステム管理業務契約に基づき、コンサルティングフィー及び業務受託料を得ております。
なお、当該取引は連結上消去されております。
 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
名称住所資本金(千円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング(注)2.3東京都新宿区30,000不動産ソリューション事業100経営コンサルティング、管理・採用業務等受託役員の兼任3名株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(注)2.3東京都新宿区30,000不動産ソリューション事業100経営コンサルティング、管理・採用業務等受託資金援助あり役員の兼任2名(注)1.当社グループは、不動産ソリューション事業の単一セグメントであります。
2.特定子会社に該当しております。
3.株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング、株式会社エリアクエスト店舗&オフィスについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング 自 2023年7月1日至 2024年6月30日株式会社エリアクエスト店舗&オフィス 自 2023年7月1日至 2024年6月30日①売上高(千円)386,1522,021,470②経常利益(千円)13,77119,264③当期純利益(千円)9,043329④純資産額(千円)137,667232,771⑤総資産額(千円)208,0601,851,234
従業員の状況 5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況 2024年6月30日現在セグメントの名称従業員数(名)不動産ソリューション事業35(-)全社(共通)4(-)合計39(-)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人数を()外数で記載しております。
   2.全社(共通)として、記載されている従業員は、管理部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況 2024年6月30日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)12(-)27.54.45,008,214 セグメントの名称従業員数(名)不動産ソリューション事業8(-)全社(共通)4(-)合計12(-)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人数を()外数で記載しております。
   2.全社(共通)として記載されている従業員は、管理部門に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、以下の経営理念と企業哲学を経営の基本方針として事業に取り組んでおります。
(経営理念)「地域密着を旨とし、貸主・借主に徹底サービスを提供する。
情報と組織の強みを活かしたサービスに従事し、顧客と共に栄える。
」(企業哲学)「テナント誘致・ビル管理・更新及び契約管理の三事業部が情報を共有・連携し、事業用不動産収益の最大化を追求する。

(2) 目標とする経営指標 当社グループは、中長期的に安定した成長を目指し、売上高経常利益率10%を目標としています。
また、配当性向30%以上を維持します。
(3) 経営環境 わが国経済は、企業業績は堅調であり、投資意欲の高まりから設備投資が増加しました。
物価上昇、賃上げの実現から、個人消費の高まりが待たれる中、宿泊・飲食などのサービス需要は旺盛であり、訪日外国人数もコロナ前を上回り、景気の拡大が継続しております。
一方、米国経済の失速懸念、日銀の利上げを経て、行き過ぎた円安の修正・平均株価の大幅安等、一進一退の状況や、地政学リスクを含め、今後の国内外の金利動向等については、引き続き注視が必要な状況です。
 このような環境下におきまして、仲介関連事業は前年比減少しましたが、サブリース事業は前年比件数微増、粗利益27.5%増とすることができました。
 当連結会計年度においては、人材採用及び販売促進費の拡大等、積極的な営業姿勢を続けてまいりました。
景気や企業の出店意欲等に左右されない磐石なストック収入の基盤を創ることが、次期のさらなる業績向上につながると考えております。
(4) 対処すべき課題 当社グループは、当社独自の専門的な不動産サービスによって、問題解決力のある管理会社を目指し顧客の囲い込みを進めます。
また、中核事業でリノベーションサブリース事業を着実に伸ばし、リノベーションサブリース件数を2025年6月期に280件を目標とします。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
 当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)ガバナンス 当社における、サステナビリティ関連のリスク及び機会を把握・管理するためのガバナンス体制は、「第4提出会社の状況 4コーポレート・ガバナンスの状況等(1)コーポレート・ガバナンスの概要 ① 企業統治の体制の概要および企業統治の体制を採用する理由」に記載のコーポレートガバナンスの体制と同様であり、関係部署やそれぞれの会議体が責任をもってその取り組みを推進しています。
(2)戦略 当社は、サステナビリティを巡る課題への対応は重要な経営課題であると認識しており、社是である「貸主・借主に徹底サービスを提供」をベースに、貸主様、借主様がウィンウィンになる不動産管理を目指しています。
不動産管理事業では、貸主の建物収益を最大化し、借主には好立地かつ企画化された店舗出店の実現をサポートすることで、出店型の駅前発展に貢献してきました。
国連の掲げる世界共通目標であるSDGs達成につながる当社の取組の一部として、可能な限りの既存建物の維持管理や改修及びリフォーム工事の促進に取り組んでおります。
深刻な危機に直面している地球環境保護対策として、世界の森林間伐等を減らし、二酸化炭素の吸収量を増やし二酸化炭素削減への貢献をすすめております。
また、既存ビルを有効活用し、空き室が減ることで空家問題を防いでおります。
 また、当社においては、人材確保に関する取組を経営上重要であると考えており、従業員は事業の成長を支える重要な存在であるとの認識のもと、多様な人材が最大限の能力を発揮できる職場環境や企業風土の醸成に取り組んでおります。
 人材の育成及び社内環境整備に関して、以下の施策を行ってまいります。
 1.人材の育成に関する方針   人材の多様性の確保及びスキル向上のため、下記の施策等の充実を図ってまいります。
  ①採用活動強化  ②新卒高校生の採用活動の継続  ③女性管理職割合増加推進  ④資格手当・取得支援制度の改革  ⑤社内研修制度の充実 2.社内環境整備方針   エンゲージメント向上や働き方改革推進のため、以下の施策等の充実を図ってまいります。
  ①給与・手当制度の改革  ②従業員持株会加入促進  ③有給・育休制度整備  ④福利厚生の充実  ⑤健康診断の充実  ⑥社内基幹システム強化 (3)リスク管理 当社では、企業環境を取りまくリスクに対応するため取締役会及び経営会議にて情報を共有し、リスクの早期発見と未然の防止に努めております。
具体的には、「第4 提出会社の状況 4コーポレート・ガバナンスの状況等(1)コーポレート・ガバナンスの概要 ① 企業統治の体制の概要および企業統治の体制を採用する理由」に記載のとおりであります。
(4)指標及び目標 当社では、人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針における指標及び目標については、上記「(2)戦略」において記載した施策等の実施を通じ、サステナビリティを推進するうえで適切な指標及び目標を見定めてまいります。
戦略 (2)戦略 当社は、サステナビリティを巡る課題への対応は重要な経営課題であると認識しており、社是である「貸主・借主に徹底サービスを提供」をベースに、貸主様、借主様がウィンウィンになる不動産管理を目指しています。
不動産管理事業では、貸主の建物収益を最大化し、借主には好立地かつ企画化された店舗出店の実現をサポートすることで、出店型の駅前発展に貢献してきました。
国連の掲げる世界共通目標であるSDGs達成につながる当社の取組の一部として、可能な限りの既存建物の維持管理や改修及びリフォーム工事の促進に取り組んでおります。
深刻な危機に直面している地球環境保護対策として、世界の森林間伐等を減らし、二酸化炭素の吸収量を増やし二酸化炭素削減への貢献をすすめております。
また、既存ビルを有効活用し、空き室が減ることで空家問題を防いでおります。
 また、当社においては、人材確保に関する取組を経営上重要であると考えており、従業員は事業の成長を支える重要な存在であるとの認識のもと、多様な人材が最大限の能力を発揮できる職場環境や企業風土の醸成に取り組んでおります。
 人材の育成及び社内環境整備に関して、以下の施策を行ってまいります。
 1.人材の育成に関する方針   人材の多様性の確保及びスキル向上のため、下記の施策等の充実を図ってまいります。
  ①採用活動強化  ②新卒高校生の採用活動の継続  ③女性管理職割合増加推進  ④資格手当・取得支援制度の改革  ⑤社内研修制度の充実 2.社内環境整備方針   エンゲージメント向上や働き方改革推進のため、以下の施策等の充実を図ってまいります。
  ①給与・手当制度の改革  ②従業員持株会加入促進  ③有給・育休制度整備  ④福利厚生の充実  ⑤健康診断の充実  ⑥社内基幹システム強化
指標及び目標 (4)指標及び目標 当社では、人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針における指標及び目標については、上記「(2)戦略」において記載した施策等の実施を通じ、サステナビリティを推進するうえで適切な指標及び目標を見定めてまいります。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略  また、当社においては、人材確保に関する取組を経営上重要であると考えており、従業員は事業の成長を支える重要な存在であるとの認識のもと、多様な人材が最大限の能力を発揮できる職場環境や企業風土の醸成に取り組んでおります。
 人材の育成及び社内環境整備に関して、以下の施策を行ってまいります。
 1.人材の育成に関する方針   人材の多様性の確保及びスキル向上のため、下記の施策等の充実を図ってまいります。
  ①採用活動強化  ②新卒高校生の採用活動の継続  ③女性管理職割合増加推進  ④資格手当・取得支援制度の改革  ⑤社内研修制度の充実 2.社内環境整備方針   エンゲージメント向上や働き方改革推進のため、以下の施策等の充実を図ってまいります。
  ①給与・手当制度の改革  ②従業員持株会加入促進  ③有給・育休制度整備  ④福利厚生の充実  ⑤健康診断の充実  ⑥社内基幹システム強化
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標  当社では、人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針における指標及び目標については、上記「(2)戦略」において記載した施策等の実施を通じ、サステナビリティを推進するうえで適切な指標及び目標を見定めてまいります。
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①経済状況について 当社グループが事業を営む不動産業界においては、経済環境悪化により、当社の取り巻く環境が厳しくなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
②法的規制について 連結子会社株式会社エリアクエスト店舗&オフィスは収益不動産の賃貸仲介業務を行っており、宅地建物取引業法及び関係法令の規制を受けております。
当社グループが営む事業においては、国土交通大臣・都道府県知事から免許を受ける必要があります。
 当社グループは、法令順守を徹底した社員教育を行いコンプライアンス体制の整備に努めておりますが、同法及び関係法令に定められた事項に違反した場合、免許取消を含む行政処分がなされる可能性があり、免許取消等の処分がなされた場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。
③顧客情報について 当社グループは営業活動に伴って入手した顧客情報を、当社独自に開発したシステムに蓄積しており、顧客情報の管理に注意を図っておりますが、外部からの不正な手段によるサーバ内侵入等により、顧客情報の外部漏洩がなされた場合、当社グループの信用力が低下し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
 当社グループにおける財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
 なお、文中における将来に関する事項につきましては、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4.会計方針に関する事項」に記載しているとおりであります。
 当社グループは、固定資産の減損損失、税効果会計、貸倒引当金、投資その他の資産の評価等に関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して連結財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

(2)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績は堅調であり、投資意欲の高まりから設備投資が増加しました。
物価上昇、賃上げの実現から、個人消費の高まりが待たれる中、宿泊・飲食などのサービス需要は旺盛であり、訪日外国人数もコロナ前を上回り、景気の拡大が継続しております。
一方、米国経済の失速懸念、日銀の利上げを経て、行き過ぎた円安の修正・平均株価の大幅安等、一進一退の状況や、地政学リスクを含め、今後の国内外の金利動向等については、引き続き注視が必要な状況です。
 このような環境下におきまして、仲介関連事業は前年比減少しましたが、サブリース事業は前年比件数微増、粗利益27.5%増とすることができました。
 当連結会計年度においては、人材採用及び販売促進費の拡大等、積極的な営業姿勢を続けてまいりました。
景気や企業の出店意欲等に左右されない磐石なストック収入の基盤を創ることが、次期のさらなる業績向上につながると考えております。
 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,329,426千円(前連結会計年度比0.4%の増加)、営業利益113,054千円(前連結会計年度比51.4%の減少)、経常利益220,894千円(前連結会計年度比5.9%の減少)、親会社株主に帰属する当期純利益は134,918千円(前連結会計年度比17.6%の増加)となりました。
  (3)財政状態(資産) 当連結会計年度末における流動資産は889,922千円となり前連結会計年度末に比べ242,829千円増加いたしました。
これは主に現金及び預金が244,415千円増加したことによるものであります。
 固定資産は3,450,142千円となり、前連結会計年度末に比べ293,499千円増加いたしました。
これは、主に投資有価証券が233,614千円増加したこと等によるものであります。
 この結果、総資産は4,346,397千円となり、前連結会計年度末に比べ535,011千円増加いたしました。
(負債) 当連結会計年度末における流動負債は974,390千円となり、前連結会計年度末に比べ321,617千円増加いたしました。
これは、主に未払金が197,122千円増加したこと及び一年内返済長期借入金が61,402千円増加したこと等によるものであります。
 固定負債は1,748,645千円となり、前連結会計年度末に比べ211,418千円増加いたしました。
これは、主に長期借入金が126,089千円増加したこと及び長期預り保証金が56,989千円増加したものの、社債が41,300千円減少したこと等によるものであります。
 この結果、負債合計は2,723,035千円となり、前連結会計年度末に比べ533,036千円増加いたしました。
(純資産) 当連結会計年度末における純資産は1,623,361千円となり、前連結会計年度末に比べ1,975千円増加いたしました。
これは、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上134,918千円、その他有価証券評価差額金が161,834千円増加したものの剰余金の配当により37,260千円減少、自己株式の取得により257,518千円減少したこと等によるものであります。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について 「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析 ①キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。
)は、前連結会計年度末に比べ244,415千円増加し、当連結会計年度末残高は642,076千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
・営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は、62,622千円(前年同期比144,699千円の収入減少)となりました。
これは、主に税金等調整前当期純利益が230,269千円によるものであります。
・投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果得られた資金は、375,183千円(前年同期比319,113千円の収入増加)となりました。
これは、主に投資有価証券の売却による収入362,890千円によるものであります。
・財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は、193,390千円(前年同期比54,126千円の支出減少)となりました。
これは、主に自己株式の取得による支出257,518千円によるものであります。
②財務政策当社グループは現在、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部資金又は借入により資金調達することとしております。
売上債権の圧縮及び有価証券の売却等、資金の効率を高め、財務基盤の健全化を進めていく方針であります。
 当社グループは、健全な財務状態及び営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力があることにより、当社グループの成長を維持するために将来必要となる資金を調達することが可能と考えております。
(6)販売実績 当連結会計年度における販売実績を不動産ソリューション事業の事業部門別に示すと、次のとおりであります。
事業部門第25期(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)前年同期比(%)テナント誘致事業(千円)89,35684.3更新及び契約管理事業(千円)59,66995.5ビル管理事業(千円)2,180,399101.4合計(千円)2,329,426100.4(注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合   外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ   ん。
(7)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、中長期的に安定した成長を目指し、売上高経常利益率10%と、配当性向30%以上を目標としています。
 当期においては、売上高経常利益率(連結)9.5%、配当性向(連結)38.6%と、配当性向は達成したものの、売上高経常利益率は未達となりました。
経営上の重要な契約等 5【経営上の重要な契約等】
 該当事項はありません。
研究開発活動 6【研究開発活動】
 該当事項はありません。
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
 当連結会計年度において実施いたしました企業集団の設備投資の総額は106,902千円であります。
主なものは、国内子会社のビル管理事業内に係る賃貸借物件の取得価額等であります。
 なお、設備投資額には、有形固定資産のほか無形固定資産を含めております。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。
(1)提出会社2024年6月30日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物(千円)工具、器具及び備品(千円)土地(千円)(面積㎡)合計(千円)本社(東京都新宿区) 全社建物附属設備及び情報通信機器等32,11616,3571,538(1,358)50,0124不動産ソリューション事業事業用ビル及び住宅227,549-394,740(923)622,2908(注)1.現在休止中の設備はありません。
    2.金額は帳簿価額であり建設仮勘定は含まれておりません。
(2)国内子会社2024年6月30日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物(千円)土地(千円)(面積㎡)合計(千円)株式会社エリアクエスト店舗&オフィス本社(東京都新宿区)不動産ソリューション事業賃貸借物件内装工事、事業用ビル等439,72134,726(33)474,4471(注)1.現在休止中の設備はありません。
2.金額は帳簿価額であり建設仮勘定は含まれておりません。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
 該当事項はありません。
設備投資額、設備投資等の概要106,902,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況28
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況4
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況5,008,214

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
①投資株式の区分の基準及び考え方 当社は専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式を「保有目的が純投資である投資株式」とし、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式を保有しておりません。
②保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式619,182619,182非上場株式以外の株式4993,3465765,835 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式---非上場株式以外の株式37847,036-
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社4
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社993,346,000
受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社378,000
売却損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社47,036,000

Shareholders

大株主の状況 (6)【大株主の状況】
2024年6月30日現在
氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
謙雅産業株式会社東京都渋谷区代々木4-41-77,100,00042.70
鈴木  洋東京都港区1,910,20011.49
清原 雅人東京都渋谷区623,1003.75
エリアクエストグループ従業員持株会東京都新宿区西新宿6-5-1256,6141.54
大場 健一埼玉県上尾市196,8001.18
関口 さつき神奈川県川崎市高津区143,2000.86
エリアクエストグループ役員持株会東京都新宿区西新宿6-5-1129,1000.78
丸山 秀治東京都港区119,5000.72
JPモルガン証券株式会社東京都千代田区丸の内2-7-3107,8470.65
栗原 章東京都武蔵野市83,7000.50計-10,670,06164.17(注)1.当社は自己株式を520,000株保有しておりますが、上記大株主から除いております。   2.前事業年度末において主要株主ではなかった鈴木洋氏は、当事業年度末現在では主要株主になっておりま     す。
株主数-金融機関1
株主数-金融商品取引業者16
株主数-外国法人等-個人27
株主数-外国法人等-個人以外12
株主数-個人その他11,613
株主数-その他の法人28
株主数-計11,697
氏名又は名称、大株主の状況栗原 章
株主総利回り1
株主総会決議による取得の状況 (1)【株主総会決議による取得の状況】
 該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
 該当事項はありません。

Shareholders2

自己株式の取得-257,518,000
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー-257,518,000
発行済株式及び自己株式に関する注記 1. 発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)20,250,000-3,104,20017,145,800(変動事由の概要) 2024年2月6日の取締役会決議による自己株式の消却による減少 3,104,200株2. 自己株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)1,620,0002,004,2003,104,200520,000(変動事由の概要) 2023年7月20日の取締役会決議による自己株式の取得による増加 607,500株 2023年9月5日の取締役会決議による自己株式の取得による増加 607,500株 2023年10月5日の取締役会決議による自己株式の取得による増加 269,200株 2024年4月15日の取締役会決議による自己株式の取得による増加 520,000株 2024年2月6日の取締役会決議による自己株式の消却による減少 3,104,200株

Audit

監査法人1、連結三優監査法人
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年9月27日株式会社エリアクエスト 取締役会 御中 三優監査法人 東京事務所 指定社員業務執行社員 公認会計士鳥井 仁 指定社員業務執行社員 公認会計士佐伯 洋介 <連結財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社エリアクエストの2023年7月1日から2024年6月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社エリアクエスト及び連結子会社の2024年6月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
固定資産の減損の兆候判定監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 株式会社エリアクエスト(以下、「会社」)グループは不動産ソリューション事業(テナント誘致事業、更新及び契約管理事業、ビル管理事業)を営んでいる。
 【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社グループが保有する固定資産は2024年6月末現在1,213百万円であり、連結総資産の27.9%を占めている。
 会社は物件毎に資産のグルーピングを行っており、収益性の低下又は市場価額の著しい下落により減損の兆候の有無を把握し、兆候が識別された物件に関して、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積り、当該見積り総額が帳簿価額を下回る場合に、その「回収可能価額」を「正味売却価額」又は「使用価値」との比較により決定し、「回収可能価額」が固定資産の帳簿価額を下回るものについて減損損失を認識、回収可能価額まで帳簿価額を減額、当該減少額を減損損失として計上することとしている。
 会社は、グループが保有する物件いずれについても減損損失を計上する必要はないと判断している。
 固定資産の減損の兆候の判定は、事業用不動産市況の評価や、各物件の回収可能価額を著しく低下させる変化の有無に関して、経営者による主観的な判断を伴い、不確実性が高い領域であることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と選定した。
 当監査法人は、会社グループの固定資産の減損の検討に当たり、主に以下の監査手続を実施した。
・減損の兆候判定、減損損失の認識及び測定等に関する内部統制を理解した。
・経営者による固定資産の減損の兆候の把握において、会社の判断資料を閲覧し、以下の事項を確認した。
・各物件の損益実績集計の正確性(本社費が適切に配賦されているかどうかを含む)・テナントの需要状況・各物件の回収可能価額を著しく低下させる変化の有無・市場価格の著しい下落の有無 ・会社グループが保有する固定資産の減損の兆候の有無について、経営者と議論するとともに、総合的かつ慎重に検討した。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社エリアクエストの2024年6月30日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社エリアクエストが2024年6月30日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。
財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。
内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。
監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
<報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。
利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上 (※)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
固定資産の減損の兆候判定監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 株式会社エリアクエスト(以下、「会社」)グループは不動産ソリューション事業(テナント誘致事業、更新及び契約管理事業、ビル管理事業)を営んでいる。
 【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社グループが保有する固定資産は2024年6月末現在1,213百万円であり、連結総資産の27.9%を占めている。
 会社は物件毎に資産のグルーピングを行っており、収益性の低下又は市場価額の著しい下落により減損の兆候の有無を把握し、兆候が識別された物件に関して、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積り、当該見積り総額が帳簿価額を下回る場合に、その「回収可能価額」を「正味売却価額」又は「使用価値」との比較により決定し、「回収可能価額」が固定資産の帳簿価額を下回るものについて減損損失を認識、回収可能価額まで帳簿価額を減額、当該減少額を減損損失として計上することとしている。
 会社は、グループが保有する物件いずれについても減損損失を計上する必要はないと判断している。
 固定資産の減損の兆候の判定は、事業用不動産市況の評価や、各物件の回収可能価額を著しく低下させる変化の有無に関して、経営者による主観的な判断を伴い、不確実性が高い領域であることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と選定した。
 当監査法人は、会社グループの固定資産の減損の検討に当たり、主に以下の監査手続を実施した。
・減損の兆候判定、減損損失の認識及び測定等に関する内部統制を理解した。
・経営者による固定資産の減損の兆候の把握において、会社の判断資料を閲覧し、以下の事項を確認した。
・各物件の損益実績集計の正確性(本社費が適切に配賦されているかどうかを含む)・テナントの需要状況・各物件の回収可能価額を著しく低下させる変化の有無・市場価格の著しい下落の有無 ・会社グループが保有する固定資産の減損の兆候の有無について、経営者と議論するとともに、総合的かつ慎重に検討した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結  監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結固定資産の減損の兆候判定
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結  株式会社エリアクエスト(以下、「会社」)グループは不動産ソリューション事業(テナント誘致事業、更新及び契約管理事業、ビル管理事業)を営んでいる。
 【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社グループが保有する固定資産は2024年6月末現在1,213百万円であり、連結総資産の27.9%を占めている。
 会社は物件毎に資産のグルーピングを行っており、収益性の低下又は市場価額の著しい下落により減損の兆候の有無を把握し、兆候が識別された物件に関して、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積り、当該見積り総額が帳簿価額を下回る場合に、その「回収可能価額」を「正味売却価額」又は「使用価値」との比較により決定し、「回収可能価額」が固定資産の帳簿価額を下回るものについて減損損失を認識、回収可能価額まで帳簿価額を減額、当該減少額を減損損失として計上することとしている。
 会社は、グループが保有する物件いずれについても減損損失を計上する必要はないと判断している。
 固定資産の減損の兆候の判定は、事業用不動産市況の評価や、各物件の回収可能価額を著しく低下させる変化の有無に関して、経営者による主観的な判断を伴い、不確実性が高い領域であることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と選定した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結【注記事項】
(重要な会計上の見積り)
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結  当監査法人は、会社グループの固定資産の減損の検討に当たり、主に以下の監査手続を実施した。
・減損の兆候判定、減損損失の認識及び測定等に関する内部統制を理解した。
・経営者による固定資産の減損の兆候の把握において、会社の判断資料を閲覧し、以下の事項を確認した。
・各物件の損益実績集計の正確性(本社費が適切に配賦されているかどうかを含む)・テナントの需要状況・各物件の回収可能価額を著しく低下させる変化の有無・市場価格の著しい下落の有無 ・会社グループが保有する固定資産の減損の兆候の有無について、経営者と議論するとともに、総合的かつ慎重に検討した。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。

Audit1

監査法人1、個別三優監査法人
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書 2024年9月27日株式会社エリアクエスト 取締役会 御中 三優監査法人 東京事務所 指定社員業務執行社員 公認会計士鳥井 仁 指定社員業務執行社員 公認会計士佐伯 洋介 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社エリアクエストの2023年7月1日から2024年6月30日までの第25期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社エリアクエストの2024年6月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
固定資産の減損の兆候判定【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社が保有する固定資産は2024年6月末現在734百万円であり、総資産の27.0%を占めている。
監査上の主要な検討事項の内容、決定理由及び監査上の対応については、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(固定資産の減損の兆候判定)と同一内容であるため、記載を省略している。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。
利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上(※)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
固定資産の減損の兆候判定【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社が保有する固定資産は2024年6月末現在734百万円であり、総資産の27.0%を占めている。
監査上の主要な検討事項の内容、決定理由及び監査上の対応については、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(固定資産の減損の兆候判定)と同一内容であるため、記載を省略している。
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、個別固定資産の減損の兆候判定
連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別 【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社が保有する固定資産は2024年6月末現在734百万円であり、総資産の27.0%を占めている。
監査上の主要な検討事項の内容、決定理由及び監査上の対応については、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(固定資産の減損の兆候判定)と同一内容であるため、記載を省略している。
その他の記載内容、個別 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、個別 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

BS資産

その他、流動資産12,958,000
工具、器具及び備品(純額)16,357,000
土地396,279,000
リース資産(純額)、有形固定資産36,918,000
有形固定資産724,360,000
ソフトウエア8,996,000
無形固定資産10,126,000
投資有価証券1,012,528,000
長期前払費用43,564,000