財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2024-08-26
英訳名、表紙MITACHI CO.,LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  橘 和博
本店の所在の場所、表紙名古屋市中区伊勢山二丁目11番28号
電話番号、本店の所在の場所、表紙(052)332-2500
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
年月事項1976年7月名古屋市中区大須四丁目3番46号において、ミタチ産業株式会社を設立1982年5月現在の本社所在地である名古屋市中区伊勢山二丁目11番28号に本社を移転1985年2月大阪府堺市において、大阪営業所を開設1985年7月愛知県豊川市において、豊川営業所を開設1987年4月㈱東芝と特約代理店契約締結1989年12月神奈川県相模原市において、東京事務所を開設1991年5月名古屋市中川区において、物流センターを開設1993年12月フィリピン マカティ市において、シャープ㈱オプトデバイス事業部のリモコン受光ユニット加工業務を開始1996年1月フィリピン カビテ州ロサリオにおいて、電子部品機器の製造、加工を行うM.A.TECHNOLOGY,INC.の株式を取得(現 連結子会社)1998年2月従来の東京事務所を東京営業所に名称変更し、東京都町田市へ移転1998年4月愛知県岡崎市に三河支店を開設1998年11月豊川営業所を三河支店に統合2000年8月M.A.TECHNOLOGY,INC.第2工場(現 第1工場)竣工2001年7月香港において、美達奇(香港)有限公司を設立(現 連結子会社)2002年11月東京都新宿区に東京営業所を開設し、従来の東京営業所を西東京営業所に名称変更2003年5月大阪支店を大阪府堺市から大阪市中央区へ移転2003年8月台北市において、台湾美達旗股份有限公司を設立(現 連結子会社) 東京営業所を東京支店に昇格2004年4月M.A.TECHNOLOGY,INC.第2工場(現 第1工場)を拡張(増床) 東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場2004年8月エムテック㈱からMIU Card部門の営業を譲受2004年9月西東京営業所を東京支店に統合2005年5月東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部に指定2005年7月上海市において、敏拓吉電子(上海)有限公司を設立(現 連結子会社)2006年3月大洋電機株式会社を株式取得により子会社化2006年5月M.A.TECHNOLOGY,INC.第2工場新設2008年7月深圳市において、美達奇電子(深圳)有限公司を設立(現 連結子会社)2011年2月東京支店を新宿区から品川区へ移転2011年5月大阪支店を大阪市中央区から京都市下京区へ移転し、関西支店に名称変更2012年9月タイ バンコクにおいて、MITACHI(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現 連結子会社)2012年12月浜松市において、浜松営業所を開設2013年4月連結子会社の大洋電機株式会社を吸収合併2013年6月インドネシア ジャカルタにおいて、PT. MITACHI INDONESIAを設立(現 連結子会社)2013年7月東京支店を品川区から千代田区へ移転2015年5月タイ バンコクにおいて、MITACHI TRADING(THAILAND)CO.,LTD.を設立2015年10月東京都千代田区において、MEテック株式会社を設立(現 連結子会社)2016年4月東京支店、MEテック株式会社を千代田区から品川区へ移転2018年3月フロア工業株式会社を株式取得により子会社化2018年7月浜松営業所を浜松支店に昇格2020年11月マレーシア スランゴール州スバンジャヤ市において、MITACHI INTERNATIONAL(MALAYSIA)SDN. BHD.を設立(現 連結子会社)2021年3月関西支店について完全在宅体制へ移行し、西日本営業課に名称変更(事務所閉鎖)2021年4月タイ バンコクの、MITACHI TRADING(THAILAND)CO.,LTD.を閉鎖2022年4月証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場にそれぞれ移行2023年6月アメリカ合衆国 ミシガン州ノバイにおいて、MITACHI AMERICA,INC.を設立
事業の内容 3【事業の内容】
 当社グループは、当社(ミタチ産業株式会社)、連結子会社9社(M.A.TECHNOLOGY,INC.、美達奇(香港)有限公司、台湾美達旗股份有限公司、敏拓吉電子(上海)有限公司、美達奇電子(深圳)有限公司、MITACHI (THAILAND) CO.,LTD.、PT. MITACHI INDONESIA、MITACHI INTERNATIONAL(MALAYSIA)SDN.BHD.、MEテック株式会社)、非連結子会社2社(フロア工業株式会社、MITACHI AMERICA,INC.)により構成されております。
カーエレクトロニクス、民生機器、産業機器、アミューズメント機器等、様々なエレクトロニクス製品分野を対象に半導体、電子部品などの販売及び電子機器組付装置の販売を行っております。
 また、M.A.TECHNOLOGY,INC.を中心とし、電子機器などエレクトロニクス製品及びユニット製品の受託加工等を行っております。
 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事項に係る位置付けは次のとおりであり、セグメントの区分と同一であります。
(1)国内事業部門 国内事業部門においては、主として国内における半導体、電子部品などの仕入販売並びに組付加工販売を行っております。
(主な会社)当社、MEテック株式会社、フロア工業株式会社 (2)海外事業部門 海外事業部門においては、主として海外における電子機器及び電子部品の受託製造販売並びに半導体、電子部品などの仕入販売を行っております。
(主な会社)当社、M.A.TECHNOLOGY,INC.、美達奇(香港)有限公司、台湾美達旗股份有限公司、      敏拓吉電子(上海)有限公司、美達奇電子(深圳)有限公司、MITACHI(THAILAND)CO.,LTD.      PT. MITACHI INDONESIA、MITACHI INTERNATIONAL(MALAYSIA)SDN.BHD.、MITACHI AMERICA,INC. なお、主な取扱商品は次のとおりであります。
商品分類 主な商品半導体 汎用IC、ダイオード、トランジスタ、光半導体、システムLSI、メモリ 電子部品 抵抗器、コンデンサ、コネクタ、スイッチ、コイル、電子回路基板  ユニット・アセンブリ 組付加工(受託加工)全般、組込みシステム その他 チップマウンター、はんだ印刷機などの産業機器全般 ハードディスク、液晶モジュールなどのコンポーネント全般 IoT関連機器とソフトウェア  なお、事業の系統図は次のとおりであります。
(注1)当連結会計年度において、フロア工業株式会社を連結範囲から除外しております。
(注2)当連結会計年度において、MITACHI AMERICA,INC.(非連結子会社)を新規設立いたしました。
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
名 称住 所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合または被所有割合(%)関係内容(連結子会社) M.A.TECHNOLOGY,INC.(注)1フィリピンカビテ州 161百万フィリピンペソ電子機器の製造、販売93.1主に当該会社が受託製造する商品の部材を供給しております。
役員の兼任あり。
美達奇(香港)有限公司(注)1.3香港九龍9,900千香港ドル電子部品の販売100.0主に当該会社が販売する商品を当社が供給しております。
役員の兼任あり。
台湾美達旗股份有限公司台湾台北市 13百万台湾ドル電子部品の販売100.0主に当社が販売する商品を当該会社が供給しております。
役員の兼任あり。
敏拓吉電子(上海)有限公司(注)1中国上海市 3,450千米ドル電子部品の販売100.0(100.0)主に当社及び当該会社が販売する商品を相互に供給しております。
役員の兼任あり。
美達奇電子(深圳)有限公司中国深圳市 400千米ドル電子部品の販売100.0(100.0) 主に当該会社が販売する商品を当社が供給しております。
役員の兼任あり。
MITACHI(THAILAND)CO.,LTD.タイバンコク12百万タイバーツ電子部品の販売100.0( 99.0)主に当該会社が販売する商品を当社 が供給しております。
PT. MITACHI INDONESIAインドネシアジャカルタ300千米ドル電子部品の販売100.0( 99.6) 主に当社が販売する商品を当該会社が供給しております。
役員の兼任あり。
MITACHI INTERNATIONAL (MALAYSIA) SDN. BHD.マレーシアスランゴール1百万マレーシアリンギット電子部品の販売100.0 主に当社が販売する商品を当該会社が供給しております。
役員の兼任あり。
MEテック株式会社東京都品川区55百万円電子部品の販売95.1主に当該会社が販売する商品を当社が供給しております。
(その他の関係会社) 株式会社JU名古屋市千種区3百万円資産管理被所有23.2役員の兼任あり。
 (注)1.特定子会社に該当しております。
  2.議決権の所有割合または被所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
3.美達奇(香港)有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。
)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
    主要な損益情報等   (1)売上高      9,111,453千円               
(2)経常利益      286,816千円               (3)当期純利益     263,470千円               (4)純資産額     3,366,929千円               (5)総資産額     4,227,870千円
従業員の状況 5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況 2024年5月31日現在セグメントの名称従業員数(人)国内事業部門100(3)海外事業部門354(422)報告セグメント計454(425)全社(共通)36
(2)合計490(427) (注)1.従業員数は、就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含むほか、嘱託を含んでおります。
)であり、臨時雇用者数(パート社員、派遣社員)は当連結会計年度の平均人員数を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として、記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況 2024年5月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)134(5)41.913.75,682,277 セグメントの名称従業員数(人)国内事業部門98(3)海外事業部門-(-)報告セグメント計98(3)全社(共通)36
(2)合計134(5) (注)1.従業員数は、就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含むほか、嘱託を含んでおります。
)であり、臨時雇用者数(パート社員、派遣社員)は当事業年度の平均人員数を( )外数で記載しております。
    2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として、記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合及び男性労働者の育児休業取得率当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)20.0100.0(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針 当社グループは創業以来の経営理念「顧客第一主義」、「人間尊重」、「一流へのチャレンジ」、「創造的革新」、「企業の社会的貢献」のもと、社名の「ミタチ」の由来であるお客様、仕入先様、当社が「三つで成り立ち」、また「産業」は特定の事業に限定をせず、あらゆる分野に対応、挑戦をしていくことを精神とし、常に新しい視点で物事を見つめ創造し続けることで、さらなる成長を目指してまいります。
グローバルかつ中長期的には当社グループのコアとなるエレクトロニクス関連製品やソリューションサービスの需要はさらに高まることが想定される中、エレクトロニクス商社を取り巻く環境は、お客様に必要とされる機能の変化や、技術革新を活かした付加価値商品やサービスの創出、社会・環境課題への貢献など、企業間での競争は一層厳しさを増しております。
このような大きな変化を勝ち抜くため、お客様から魅力を感じていただけるよう、商材とサービスのさらなる拡充を追求し、企業価値の持続的な向上を目指してまいります。
 当社グループは、このような環境のもと、変化する時代を勝ち抜く企業であることを目指し、2025年5月期から2027年5月期までの3ヶ年の新中期経営計画「中期経営計画2026」を策定しました。
この経営計画のもと、グループのさらなる発展に向け重点施策の推進に努めてまいります。
(2)中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題<基盤ビジネスの強化・拡大> 当社グループの基盤である事業分野において、営業・生産活動と機能・拠点の強化を行い、売上と利益の規模・事業領域を拡大し、収益基盤の強化を図ってまいります。
①モビリティ分野での取組強化②産業機器分野をはじめとした、自動化・省人化・効率化領域での取組強化③民生・アミューズメント分野での、市場環境の変化に適応した取組④EMS+周辺領域の対応による、統合型ものづくりプロバイダーへの進化⑤仕入先と一体となった営業活動⑥グローバルネットワークの強化による対応力の強化⑦協業、M&Aの活用による成長の加速 <新たな収益基盤の創出> “MONOもKOTOも”のスローガンのもと、エレクトロニクスとデジタル技術をコアとした新たな価値提供によるビジネスモデルの構築と、収益基盤の創出を進めてまいります。
①お客様への複合的なサービス提供によるビジネス領域の拡大②お客様課題の解決を実現するための技術力・開発力の強化③お客様満足を目的とした、新しい商社機能の探求と確立④社会的価値と経済的価値が両立する新規事業の創出と展開⑤協業、共創、M&Aによる成長の加速⑥グローバルレベルでの取扱い商材の拡充⑦リアル、デジタルを活用した新規顧客の獲得 <健全な経営基盤の維持・強化> 経営理念の実践により培ってきた経営資本の強化と、従業員・組織がよりいっそうやりがいを持ち活躍できる環境をつくり、経営基盤を維持・強化し、経営の品質を高めてまいります。
①財務健全性の継続的な向上②グループ視点での人的資本への投資、学びたがる組織への仕組づくり③経営理念をもとにした、文化・精神・ナレッジ・ノウハウの確かな人的、組織的継承④健康経営の推進⑤デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進⑥品質の維持、向上と問題の未然予防⑦ガバナンスの維持・強化⑧経営リスクの管理とレジリエンス強化 (3)経営環境 当社グループを取り巻く環境は、自動車産業の大きな変化や、生成AI・WEB3.0などの拡がりによる業界や地域の枠を破るあらたなビジネスモデルの創出の動きなどもあり、変化が目覚ましい環境となっております。
また、地政学的リスク、金融資本市場の変動などの影響により、世界並びに日本経済の先行きは引き続き不透明な状況となっております。
このような環境のもと、自動車のさらなる電動化や電子制御の進化、情報通信技術を活用した電子機器やシステムなどの進化や普及において、当社グループが取り扱う半導体・電子部品・EMSなどの商品やサービスへのニーズは引き続き伸長していくものと予想され、付加価値の向上や、新しい価値の提供が求められる環境となっております。
(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの2025年5月期から2027年5月期までの3ヶ年の新中期経営計画「中期経営計画2026」における、当社グループの経営上の目標を判断するための指標は、連結売上高、営業利益、ROE(自己資本利益率)であります。
「中期経営計画2026」の2027年5月期の目標は、売上高1,000億円、営業利益30億円、ROE10%以上の維持・向上としております。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス 当社グループは、サステナビリティに関する具体的な取組について、リスク管理委員会及びサステナビリティ委員会において、サステナビリティに係るリスク及び機会について特定、分析、評価を行い、施策の立案と実施管理を行っております。
同委員会は、代表取締役社長の指示のもと、担当取締役を委員長とし、取締役及び関係する部門長、事務局により構成されており、活動状況については定期的に取締役会、倫理・コンプライアンス委員会に報告を行っております。
(2)戦略①サステナビリティ方針 当社グループの経営理念を根底として、中長期的視点で当社グループの持続的な成長、経営基盤の強化、企業価値の向上に資する取組を推進していきます。
②取組a.地球環境の保全に係る取組について 当社グループは、経営理念である「顧客第一主義」(満足を得た顧客こそビジネス最大の源泉。
お客様の満足が自社の繁栄につながっている経営を行う)のもと、お客様の満足に繋がる、低消費電力、高効率の半導体・電子部品や関連製品の販売を通じて、地球環境に配慮したビジネスの展開を行っていきます。
 また、気候変動が事業環境にあたえる影響を分析していくとともに、環境保全への取組として、事業活動により発生する温室効果ガス排出量の削減に向けた取組を行っていきます。
指標及び目標と活動・実績重点テーマ取組課題指標目標当期の活動・実績地球環境の保全省資源、省エネルギー温室効果ガスの排出量削減削減目標の設定とロードマップの策定Scope1,2の温室効果ガス排出量の把握と削減目標の設定<削減目標>連結規準年:2018年度目標年:2030年度目標水準:▲30%以上 b.人材の活躍推進に係る取組について 当社グループは、経営理念である「人間尊重」(従業員が会社の宝であり財産。
お互いに自己を尊重すると同時にあらゆる他人をも尊重する)、「一流へのチャレンジ」(開かれた近代経営を行い、永遠の企業発展を目指す)のもと、当社グループの従業員がお互いを尊重し、お互いかつ自立的に学び、やりがいを持って挑戦し活躍ができる環境を維持、構築していくことで、持続的な発展を目指していきます。
人材の活躍推進に関連した取組は次のものがあります。
・健康経営の推進・従業員への定期的なアンケートによる課題の把握と改善・定期的なローテーションの検討と実施・資格取得の支援・ハラスメント、コンプライアンス教育と理解度の向上・テレワーク活用を恒常的とする制度運用・組織全体のパフォーマンス向上のための、タレントマネジメント環境の構築と運用  尚、従業員の持続的な能力の発揮の前提として、心と身体の健康が重要であるとの認識から、戦略的な健康経営への取組を継続していきます。
指標及び目標と活動・実績重点テーマ取組課題指標目標当期の活動・実績人材の活躍推進健康経営の推進健康経営優良法人(大規模法人部門)の認定取得認定の継続取得健康経営優良法人(大規模法人部門)2024の認定取得(4年連続の認定取得) (3)リスク管理 当社グループのリスクについて管理を行うリスク管理委員会及び、サステナビリティ委員会にて管理を行っております。
リスク管理委員会は、1年に一度リスクの網羅的な抽出を行い、「リスクの発生可能性」、「経営への影響度」の2つの評価基準に基づき、複合的かつ総合的な評価を行い、リスクの重要度・優先順位付をし、年4回・四半期ごとに開催される両委員会で、施策の立案と実施に関する管理を行っております。
(4)指標及び目標 (2)戦略における記載を参照。
戦略 (2)戦略①サステナビリティ方針 当社グループの経営理念を根底として、中長期的視点で当社グループの持続的な成長、経営基盤の強化、企業価値の向上に資する取組を推進していきます。
②取組a.地球環境の保全に係る取組について 当社グループは、経営理念である「顧客第一主義」(満足を得た顧客こそビジネス最大の源泉。
お客様の満足が自社の繁栄につながっている経営を行う)のもと、お客様の満足に繋がる、低消費電力、高効率の半導体・電子部品や関連製品の販売を通じて、地球環境に配慮したビジネスの展開を行っていきます。
 また、気候変動が事業環境にあたえる影響を分析していくとともに、環境保全への取組として、事業活動により発生する温室効果ガス排出量の削減に向けた取組を行っていきます。
指標及び目標と活動・実績重点テーマ取組課題指標目標当期の活動・実績地球環境の保全省資源、省エネルギー温室効果ガスの排出量削減削減目標の設定とロードマップの策定Scope1,2の温室効果ガス排出量の把握と削減目標の設定<削減目標>連結規準年:2018年度目標年:2030年度目標水準:▲30%以上 b.人材の活躍推進に係る取組について 当社グループは、経営理念である「人間尊重」(従業員が会社の宝であり財産。
お互いに自己を尊重すると同時にあらゆる他人をも尊重する)、「一流へのチャレンジ」(開かれた近代経営を行い、永遠の企業発展を目指す)のもと、当社グループの従業員がお互いを尊重し、お互いかつ自立的に学び、やりがいを持って挑戦し活躍ができる環境を維持、構築していくことで、持続的な発展を目指していきます。
人材の活躍推進に関連した取組は次のものがあります。
・健康経営の推進・従業員への定期的なアンケートによる課題の把握と改善・定期的なローテーションの検討と実施・資格取得の支援・ハラスメント、コンプライアンス教育と理解度の向上・テレワーク活用を恒常的とする制度運用・組織全体のパフォーマンス向上のための、タレントマネジメント環境の構築と運用  尚、従業員の持続的な能力の発揮の前提として、心と身体の健康が重要であるとの認識から、戦略的な健康経営への取組を継続していきます。
指標及び目標と活動・実績重点テーマ取組課題指標目標当期の活動・実績人材の活躍推進健康経営の推進健康経営優良法人(大規模法人部門)の認定取得認定の継続取得健康経営優良法人(大規模法人部門)2024の認定取得(4年連続の認定取得)
指標及び目標 (4)指標及び目標 (2)戦略における記載を参照。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 b.人材の活躍推進に係る取組について 当社グループは、経営理念である「人間尊重」(従業員が会社の宝であり財産。
お互いに自己を尊重すると同時にあらゆる他人をも尊重する)、「一流へのチャレンジ」(開かれた近代経営を行い、永遠の企業発展を目指す)のもと、当社グループの従業員がお互いを尊重し、お互いかつ自立的に学び、やりがいを持って挑戦し活躍ができる環境を維持、構築していくことで、持続的な発展を目指していきます。
人材の活躍推進に関連した取組は次のものがあります。
・健康経営の推進・従業員への定期的なアンケートによる課題の把握と改善・定期的なローテーションの検討と実施・資格取得の支援・ハラスメント、コンプライアンス教育と理解度の向上・テレワーク活用を恒常的とする制度運用・組織全体のパフォーマンス向上のための、タレントマネジメント環境の構築と運用  尚、従業員の持続的な能力の発揮の前提として、心と身体の健康が重要であるとの認識から、戦略的な健康経営への取組を継続していきます。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 指標及び目標と活動・実績重点テーマ取組課題指標目標当期の活動・実績人材の活躍推進健康経営の推進健康経営優良法人(大規模法人部門)の認定取得認定の継続取得健康経営優良法人(大規模法人部門)2024の認定取得(4年連続の認定取得)
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の変動要因及び特定の販売先への依存度についてのリスク 当社グループは半導体、電子部品、EMSを主として販売・提供をしており、経営成績は市場の需給変動の影響を受ける可能性があります。
 当社グループの主要な販売先として、㈱アイシン等がありますが、これらの販売先への依存度が高いため、当社グループの経営成績及び財政状態は、その販売先の業績動向、また購買方針の変化において影響を受ける可能性があります。
特に、自動車部品メーカーである㈱アイシンをはじめとする自動車分野向けの業績については、自動車関連市場の動向の影響を受ける可能性があり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
 尚、当社グループの2024年5月期の㈱アイシングループへの売上高はグループ連結売上高の28.9%であります。
(2)特定の仕入先への依存度についてのリスク 当社グループの主要な仕入先として、㈱東芝グループがあります。
当社は東芝デバイス&ストレージ㈱と東芝ビジネスパートナー特約店基本契約を締結しており、取引開始以降、長年にわたり緊密な関係を維持しております。
ただし、㈱東芝の事業戦略、製品開発動向並びに代理店への政策変更などにより、当社グループの得意先ニーズとの乖離が発生した場合、また当社グループに係る商流に変化が発生した場合は、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(3)自然災害によるリスク 当社の本社及び物流拠点は東海地区に集中しております。
そのため同地区での大規模地震や台風などの自然災害により、これらの施設に甚だしい被害が発生した場合は、当社グループの営業活動や物流活動等に支障を与え、事業運営に障害や遅延をきたす可能性があります。
また、当社グループのその他の事業拠点(海外拠点を含む)におきましても、自然災害により甚大な被害が発生した場合には、営業活動や物流活動等に支障を与え、事業運営への障害や遅延、生産工場などの操業に影響をきたす可能性があり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(4)海外活動に潜在するリスク 当社グループは国内だけでなくアジア地域を中心とした海外にも事業を展開しております。
そのため海外各国における政治的、社会的、経済的な情勢並びに法律や規制などの変化により、当社グループの流通、販売、操業活動に支障をきたす影響が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
 尚、当社グループの2024年5月期の海外事業部門の売上高はグループ連結売上高の37.1%であります。
(5)経済状況や通商環境についてのリスク 当社グループの業績において半導体、電子部品、EMSなどの商品とサービスは、当社グループが販売している地域や各国の経済状況や通商環境、市場動向の影響を受ける可能性があります。
また、資源、原材料価格の大きな変動、景気の変動に伴う需要の急激な増減や、通商構造などの変化は、当社グループの業績に影響を与える可能性があり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(6)技術・価格競争及び競合についてのリスク 当社グループが取り扱う半導体、電子部品、EMSなどの市場は競争が激しく、技術革新や顧客ニーズの変化にあわせ、国内外の多くの商社、製造業者と競合しております。
将来当社グループとして市場ニーズに適した商材や技術の提供、また新規参入業者の増加や価格競争に対し対抗ができない場合は、売上高や利益の低下を引き起こすリスクがあり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(7)債権の貸倒れについてのリスク 当社グループは債権の貸倒れによる損失に備え、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等、特定の債権については個別の回収可能性の検討により、回収不能見込額を設定し貸倒引当金として計上しております。
債務者の状況の変化によって、貸倒引当金の積み増しをした場合は、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(8)為替相場、金利変動についてのリスク 当社グループの事業には、海外における商材の販売や生産が含まれております。
各地域における売上、費用、資産を含めた現地通貨建ての項目は、連結財務諸表上日本円に換算されておりますが、米ドル及び各現地通貨の為替相場の変動により、日本円換算後の数値に影響を受ける可能性があります。
当社グループは為替相場の変動によるリスクを資金調達手段の多様化等により最小限に止める努力をしておりますが、影響をすべて排除することは不可能であり、急激な為替相場の変動などが、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループは事業運営を目的とした資金を主に金融機関からの借入により調達しており、資金調達の安定化や有利子負債の抑制を行っておりますが、大幅な金利上昇となった場合、支払利息の増加による利益圧迫などが、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(9)保有資産の価値下落リスク 当社グループの保有資産について実質的価値の低下等が発生した場合、減損損失を計上する可能性があり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(10)在庫保有によるリスク 当社グループは、半導体や電子部品メーカーの生産品目の変化などによる生産終了品の顧客への供給や、災害時などの有事における事業継続在庫など、販売先、仕入先の協力を得ながら随時適切な在庫保有を図っておりますが、販売先の急激な生産活動の縮小や、受注が需要の予測を大幅に下回った場合、また、仕入先の取扱製品の生産終了などに伴い、在庫が増加、滞留をする可能性があり、滞留在庫となり在庫評価損を計上した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(11)商品の品質等に関するリスク 当社グループが取り扱う商品について、仕入先などとの連携により、品質や信頼性の維持、向上に努めておりますが、不測の事態により商品の品質に重大な瑕疵や不備が発生し、補償、訴訟、法的請求、損害責任、罰金などを求められ、当社グループにおいてこれらの問題解決に対する多額の費用が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(12)契約管理などに関するリスク 当社グループは、国内外の取引先との間で各種の契約書などの取り交わし行っております。
これらにおいて、契約内容の解釈齟齬などにより補償等を求められることとなり、当社グループにおいて問題解決に要する費用が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(13)情報システムと情報管理に関するリスク 当社グループは、基幹事業の業務において、事業運営の効率化などを目的とし、システム化を推進しております。
これらのシステムは適宜、改修や変更を行っており、運用管理には万全を期しておりますが、甚大な災害での予期しないトラブルや、サイバー攻撃等においてシステム復旧に時間を要する場合、また不正なアクセス等により情報が漏洩し、当社グループの社会的な信用低下が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
(14)人材確保に関するリスク 当社グループは、事業の継続と発展において、優秀な従業員の雇用確保が重要であると認識しております。
経営理念において、従業員を会社の宝であり財産としており、人材の採用及び育成を図っておりますが、必要な人材が確保できない場合、想定を超え人材が流出した場合には、事業遂行及び計画の実施に影響を及ぼす可能性があり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。
(15)コーポレート・ガバナンスに関するリスク 当社グループは、各種社内規程を設けるとともに、従業員に対しコンプライアンスの周知徹底を図っておりますが、不正や機密情報の漏洩などにより、当社グループの社会的信用が低下、棄損した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
 尚、当社のリスク管理の体制は、倫理・コンプライアンス委員会のもとに、リスク管理委員会、サステナビリティ委員会、情報管理・セキュリティ委員会、SOX委員会を設置、系統化しており、委員会にてリスク管理の基本方針の確立、またリスクと機会の網羅的な抽出、特定、分析、評価を行い、経営会議及び取締役会での報告を通じ認識の共有を適宜図るとともに、課題と対応策について検討を行い、適切に管理・統制を行い、リスクの顕在化を可能な限り防止し、影響を最小限にとどめるなど、リスクマネジメント体制の強化に努めております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。
)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況 当連結会計年度における世界の経済情勢は、ウクライナ情勢の長期化や中東地域をめぐる情勢不安、中国経済の先行き懸念、世界的なインフレや金融引締めの影響など、依然として先行きは不透明な状況が継続しております。
一方、我が国の経済情勢は、物価の上昇や、対米ドル為替が円安に推移するなか、雇用・所得環境の改善のもと、緩やかな回復基調が続きました。
 このような経済状況のもと、当社グループの主要取引先である自動車分野につきましては、半導体不足の緩和による自動車生産台数の回復や、電動化、電子制御領域を中心に、半導体・電子部品の受注は底堅く推移しました。
産業機器分野につきましては、中国の市況停滞に伴う設備投資の低迷などにより、工作機械関連のEMSの受注が減少しました。
民生分野につきましては、顧客の在庫調整の影響などもあり、EMSや半導体・電子部品の受注が減少しました。
アミューズメント分野につきましては、遊技機関連の受注が減少しました。
その他分野につきましては、半導体の供給不足の緩和に伴い、スポットでの受注が減少しました。
 その結果、当連結会計年度の業績は、売上高は388億99百万円(前期比10.1%減)、利益につきましては、営業利益は15億91百万円(前期比36.1%減)、経常利益は17億6百万円(前期比30.4%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は12億22百万円(前期比27.8%減)となりました。
 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
 国内事業部門 自動車分野の半導体・電子部品の販売は、自動車関連企業の生産回復などにより底堅く推移したものの、産業機器分野での調整局面による受注減少や、アミューズメント分野での受注減少などから、連結売上高は244億86百万円(前期比11.0%減)、セグメント利益は16億98百万円(前期比21.6%減)となりました。
 海外事業部門 アセアン地域での自動車分野のEMSや半導体の受注増加はあったものの、民生分野での顧客の在庫調整などによるEMSや半導体・電子部品の受注減少、中国での投資低迷による産業機器分野の受注減少などから、連結売上高は144億12百万円(前期比8.5%減)となりました。
セグメント利益は4億48百万円(前期比49.5%減)となりました。
② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度における資産の合計は、201億29百万円となり、前連結会計年度と比較して6億75百万円の減少となりました。
これは現金及び預金8億80百万円の減少、受取手形及び売掛金2億77百万円の減少等が反映されたことによるものであります。
 (負債) 当連結会計年度における負債の合計は、56億41百万円となり、前連結会計年度と比較して20億65百万円の減少となりました。
これは電子記録債務4億28百万円の減少、短期借入金11億47百万円の減少等が反映されたことによるものであります。
 (純資産) 当連結会計年度における純資産の合計は、144億87百万円となり、前連結会計年度と比較して13億90百万円の増加となりました。
これは利益剰余金8億円の増加、為替換算調整勘定5億62百万円の増加等が反映されたことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。
)の残高は、30億93百万円となり、前連結会計年度末と比較して8億80百万円の減少となりました。
 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、9億51百万円(前期は21億21百万円の獲得)となりました。
これは主に仕入債務の減少額9億68百万円、法人税等の支払額6億98百万円があったものの、税金等調整前当期純利益17億11百万円、売上債権の減少額6億1百万円等が反映されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、2億72百万円(前期は81百万円の使用)となりました。
これは主に関係会社株式の取得による支出1億50百万円等が反映されたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、16億37百万円(前期は6億53百万円の使用)となりました。
これは主に短期借入金の純増減額の減少11億52百万円、配当金の支払額4億37百万円等が反映されたことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)前期比(%)海外事業部門3,023,46488.6 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.生産実績は、海外事業部門のうち当社連結子会社M.A.TECHNOLOGY,INC.にて生産販売した金額を表しております。
b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
    (単位:千円)セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)前期比(%)国内事業部門22,648,260100.2海外事業部門11,008,64573.1合      計33,656,90589.4 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
    2.金額は仕入実績から支給品及び社内への振替分を控除しております。
 当連結会計年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)品 目 別当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)前期比(%)半導体19,410,77499.8電子部品7,246,84789.9ユニット・アセンブリ3,880,75971.9その他3,118,52465.8合      計33,656,90589.4 (注)金額は仕入実績から支給品及び社内への振替分の仕入実績を控除しております。
c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)前期比(%)国内事業部門24,486,91389.0海外事業部門14,412,87191.5合      計38,899,78489.9 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度の主な相手先グループ(相手先とその連結子会社)別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(単位:千円)相 手 先前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)金 額割合(%)金 額割合(%)㈱アイシングループ10,019,80923.211,246,08428.9ブラザー工業㈱グループ6,994,29416.25,841,48815.0小     計17,014,10439.317,087,57343.9合     計43,271,852100.038,899,784100.0  当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)品 目 別当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)前期比(%)半導体18,972,92298.8電子部品8,072,53593.6ユニット・アセンブリ7,747,72680.1その他4,106,59971.1合      計38,899,78489.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容(売上高、売上総利益) 売上高は、前連結会計年度に比べ43億72百万円減少し、388億99百万円(前期比10.1%減)となりました。
分野別では、自動車分野の半導体・電子部品の受注は取引先の生産復調などにより増加したものの、民生機器分野、アミューズメント分野、産業機器分野向けなどの半導体・電子部品・EMSの販売が減少しました。
セグメント別では、国内事業部門の売上高は前連結会計年度に比べ30億26百万円減少し、244億86百万円(前期比11.0%減)となり、海外事業部門の売上高は前連結会計年度に比べ13億45百万円減少し、144億12百万円(前期比8.5%減)となりました。
売上総利益は、売上高の減少などに伴い、前連結会計年度に比べ10億38百万円減少し、43億2百万円(前期比19.4%減)となりました。
また、売上総利益率は11.1%となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ1億39百万円減少し、27億11百万円(前期比4.9%減)となりました。
売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は7.0%となりました。
営業利益は、前連結会計年度に比べ8億99百万円減少し、15億91百万円(前期比36.1%減)となりました。
売上高に対する営業利益の比率は4.1%となりました。
(営業外損益、経常利益) 営業外損益は、前連結会計年度38百万円の損失(純額)から1億14百万円の利益(純額)に増加しました。
経常利益は、前連結会計年度に比べ7億46百万円減少し、17億6百万円(前期比30.4%減)となりました。
売上高に対する経常利益の比率は4.4%となりました。
(特別損益、税金等調整前当期純利益) 特別損益は、投資有価証券売却益(4百万円)があり、税金等調整前当期純利益は、17億11百万円(前期比30.2%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益については、法人税、住民税及び事業税4億81百万円などがあり、親会社株主に帰属する当期純利益は、12億22百万円(前期比27.8%減)となりました。
b.財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の財政状態の認識及び分析・検討内容につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要②財政状態の状況」に記載のとおりであります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報a.流動性及び資金の源泉 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資金需要 当社グループの運転資金需要の主要なものは、売上の増加によるもの、仕入債務の支払いと売上債権の回収のサイト差から発生するもの、棚卸資産の増加によるものであります。
その他、業務提携先への貸付けによるもの、業容の拡大及び管理体制の充実による人件費の増加をはじめとした販売費及び一般管理費も資金需要増加要因の一つであります。
c.財務政策 当社グループにおける増加運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの借入金により資金調達することとしております。
短期運転資金の調達に関しましては、取引銀行5行と総額62億11百万円の当座貸越契約を締結しており、機動的、効率的かつ包括的に短期借入が行える体制を整えております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に与える見積りについては、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しております。
 当社グループは、特に次の重要な会計方針が財務諸表作成における重要な見積りの判断に多くの影響を及ぼすと考えております。
a.収益の認識 売上高は、顧客からの注文書に基づき商品を出荷した時点で計上しております。
なお、一部機械装置等においては顧客の検収時に売上を計上しております。
b.貸倒引当金 将来発生する顧客の支払不能額に備えるため一般債権に対しては過去の貸倒実績率を使用し、貸倒懸念のある顧客に対しては個別に回収不能額について見積り、貸倒引当金を計上しております。
ただし、顧客の財務状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。
c.繰延税金資産 繰延税金資産の計上は、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できること、また繰延税金資産の資産性があることを慎重に判断したうえで計上しております。
繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存しますので、その見積り額が減少した場合は繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標である中期経営計画の目標値の達成状況は以下の通りです。
指標2022年5月期2023年5月期2024年5月期2024年5月期実績値実績値実績値目標値連結売上高(千円)42,519,49043,271,85238,899,78450,000,000連結営業利益(千円)2,018,1432,490,8271,591,6881,600,000ROE(%)13.613.78.910.0 各指標の2024年5月期の実績につきましては、民生分野、アミューズメント分野、産業機器分野等での受注減少により、前期比で減少しました。
中期経営計画の目標値につきまして、売上高は各期とも未達となり、営業利益及びROEは2022年5月期、2023年5月期は達成いたしましたが、2024年5月期は未達となっております。
経営上の重要な契約等 5【経営上の重要な契約等】
仕入の提携取引先契約の概要契約の種類契約の期間東芝デバイス&ストレージ㈱㈱東芝製の電子部品の販売を促進・拡大し、相互の利益をはかるための特約に関する事項東芝ビジネスパートナー特約店基本契約2014年2月1日から2015年3月31日まで (注)1.上記契約は期間満了日の3カ月前までに、各当事者いずれかから文書による変更または解約の申し出がない限り、更に同一条件で1カ年継続され、以後も同様となっております。
  2.東芝デバイス&ストレージ㈱は㈱東芝ストレージ&デバイスソリューション社から分社したものであります。
研究開発活動 6【研究開発活動】
 当連結会計年度において、特記すべき研究開発活動はありません。
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
 当連結会計年度において実施いたしました当社グループの設備投資の総額は163百万円であり、主要なものは海外事業部門の製造設備46百万円であります。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
 当社グループの主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社(2024年5月31日現在)事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物土地(面積㎡)無形固定資産(ソフトウエア)リース資産その他合計本社(名古屋市中区他)国内事業部門・海外事業部門・全社(共通)統括業務販売及び調達施設 86,692519,476(5,697.38)35,5232,42420,851664,969110(5) (注)1.従業員数は、就業人員数であります。
2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しています。
3.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であります。
4.建物の一部及び土地については賃借しており、年間賃借料は16,705千円であります。
5.上記の本社設備には下記の賃貸設備を含んでおります。
所在地会社名セグメントの名称建物及び構築物(千円)土地(千円)(面積㎡)愛知県岡崎市㈱ユピテル全社(共通)26,777180,116(3,311.58)名古屋市中区(一財)日本海洋レジャー安全・振興協会他全社(共通)3,3397,734(21.00) (2)在外子会社(2024年5月31日現在)会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)リース資産その他合計M.A.TECHNOLOGY,INC.本社(フィリピン カビテ州)海外事業部門生産、販売及び調達拠点139,899128,806-230,1928,675507,573281(422) (注)1.従業員数は、就業人員数であります。
2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しています。
3.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具備品及び建設仮勘定であります。
4.建物の一部及び土地については賃借しており、年間賃借料はM.A.TECHNOLOGY,INC.15,832千円であります。
5.在外子会社の資産は、在外子会社の期末決算日の直物為替相場により円貨に換算しております。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
 当社グループの2024年5月31日現在の設備投資計画については、次のとおりであります。
(1)重要な設備の新設 重要な設備の新設の予定はありません。
(2)重要な設備の改修 重要な設備の改修の予定はありません。
(3)重要な設備の除却 重要な設備の除却の予定はありません。
設備投資額、設備投資等の概要163,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況42
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況14
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況5,682,277
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
①投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、長期的な視点において、取引先や金融機関等との取引関係の維持、強化という政策的な目的で株式を保有することがあります。
②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 (保有方針)  中長期的な視点において取引先や金融機関等との取引関係の維持、強化など総合的に勘案し、事業の持続的発展と中長期的な企業価値向上に資する場合に、必要と認める株式を保有しております(以下「政策保有株式」)。
 (保有の合理性を検証する方法)  政策保有株式の保有の合理性については、毎月、取締役会において、個別銘柄ごとに保有メリット、リスク、資本コストに対する投資効果などの経済合理性、将来の見通し等についての評価を行い、保有の合理性を検証しております。
 (個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容)  毎月、取締役会において、個別銘柄の保有の適否に関する検証については、継続的に保有先企業の取引状況並びに保有先企業の財政状態、経営成績の状況並びに株価の推移についてモニタリングを実施するとともに、中長期的な視点から成長性、収益性、取引関係強化等の保有の合理性、必要性を検証し、保有及び継続保有の可否の判断を行っております。
当社の保有基準を満たさないと判断した政策保有株式については、原則として、発行会社の十分な理解を得た上で、その縮減に向けて対応しております。
ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式332,000非上場株式以外の株式474,408 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式130,000良好な取引の関係の維持強化のため非上場株式以外の株式22,342取引先持株会からの購入による (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式142,504 ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)ブラザー工業㈱17,09516,204主に販売取引を行っており、良好な取引の関係の維持強化のため、株式を保有しております。
株式の増加は取引先持株会からの購入による。
無51,57532,796㈱名古屋銀行2,0002,000主に資金調達取引等を行っており、財務、経理、総務に係る業務活動において、金融機関との円滑な推進のため、株式を保有しております。
無15,1406,730㈱大垣共立銀行2,0002,000主に資金調達取引等を行っており、財務、経理、総務に係る業務活動において、金融機関との円滑な推進のため、株式を保有しております。
有4,6323,566KOA㈱2,0711,950主に仕入取引を行っており、良好な取引の関係の維持強化のため、株式を保有しております。
株式の増加は取引先持株会からの購入による。
無3,0603,247㈱東芝-9,200主に仕入取引を行っており、良好な取引の関係の維持強化のため、株式を保有しておりましたが、当事業年度に売却いたしました。
有-41,390(注) 特定投資株式における定量的な保有効果の記載は困難であるため記載しておりません。
なお、保有の合理性については、毎月、取締役会で、個別銘柄ごとに保有目的が適切か、保有目的に伴う便益やリスク等を勘案し保有の適否を個別銘柄ごとに検証しております。
株式数が増加した銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社2
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社3
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社32,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社4
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社74,408,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社30,000,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社2,342,000
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社42,504,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社2,071
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社3,060,000
株式数が増加した理由、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社良好な取引の関係の維持強化のため
株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社取引先持株会からの購入による
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社㈱東芝
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社主に仕入取引を行っており、良好な取引の関係の維持強化のため、株式を保有しておりましたが、当事業年度に売却いたしました。
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社

Shareholders

大株主の状況 (6)【大株主の状況】
2024年5月31日現在氏名または名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
株式会社JU名古屋市千種区見附町3丁目3番地の121,844,80023.16
橘 和博名古屋市千種区223,4002.80
株式会社三菱UFJ銀行東京都千代田区丸の内2丁目7番1号200,0002.51
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号184,5002.32
株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8番12号129,8001.63
工藤 雅之千葉県船橋市127,0001.59
ミタチ産業従業員持株会名古屋市中区伊勢山2丁目11番28号122,3231.54
井上 銀二愛知県東海市110,0001.38
野中 光夫 愛知県北名古屋市110,0001.38バンク オブ ニユーヨーク ジーシーエム クライアント アカウント ジエイピーアールデイ アイエスジー エフイー-エイシー(常任代理人 
株式会社三菱UFJ銀行)PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM(東京都千代田区丸の内2丁目7番1号)107,5121.35計-3,159,33539.67
株主数-金融機関11
株主数-金融商品取引業者23
株主数-外国法人等-個人26
株主数-外国法人等-個人以外33
株主数-個人その他5,490
株主数-その他の法人53
株主数-計5,636
氏名又は名称、大株主の状況バンク オブ ニユーヨーク ジーシーエム クライアント アカウント ジエイピーアールデイ アイエスジー エフイー-エイシー(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
株主総利回り2
株主総会決議による取得の状況 (1)【株主総会決議による取得の状況】
 該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
    該当事項はありません。

Shareholders2

発行済株式及び自己株式に関する注記 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株) 発行済株式 普通株式(注)7,961,1404,261-7,965,401 合 計7,961,1404,261-7,965,401 自己株式 普通株式652--652 合 計652--652(注)普通株式の発行済株式総数の増加4,261株は譲渡制限付株式報酬としての新株式発行による増加であります。

Audit

監査法人1、連結三  優  監  査  法 人
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年8月23日ミタチ産業株式会社 取締役会 御中 三  優  監  査  法 人 名  古  屋  事  務 所 指定社員業務執行社員 公認会計士鈴 木  啓 太 指定社員業務執行社員 公認会計士吉 川  雄 城 <連結財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているミタチ産業株式会社の2023年6月1日から2024年5月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ミタチ産業株式会社及び連結子会社の2024年5月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
強調事項 重要な後発事象に記載されているとおり、会社は2024年7月5日の取締役会において、コミットメントライン契約の締結について決議した。
 当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
ミタチ産業株式会社における商品及び製品の評価の合理性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 当連結会計年度の連結貸借対照表において、棚卸資産7,231,606千円が計上されている。
そのうち、ミタチ産業株式会社が保有する商品及び製品は4,142,342千円であり、連結総資産の約21%を占める。
 ミタチ産業株式会社では、(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、半導体や電子部品メーカーの生産品目の変化などによる生産終了品の供給のための在庫保有を行っている。
これらの在庫は販売先の急激な生産活動の縮小や、受注が需要の予測を大幅に下回った場合などには滞留する可能性がある。
そのため、会社は営業循環過程から外れた棚卸資産については、一定の基準により規則的に帳簿価額を切り下げる方法により評価している。
さらに、規則的に帳簿価額を切り下げている商品及び製品のうち販売見込期間が長期にわたる一部の商品及び製品については、個々の販売可能性に応じた評価を行っているが、当該販売可能性に応じた評価には経営者の重要な判断を伴い、不確実性が高い。
 以上から、当監査法人は、ミタチ産業株式会社が保有する商品及び製品のうち、個々の販売可能性に応じた評価を行っている商品及び製品の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
 当監査法人は、ミタチ産業株式会社が保有する商品及び製品の評価の合理性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。
・販売見込期間が長期にわたる商品及び製品の一覧を閲覧し、個々の販売可能性に応じた評価を行う商品及び製品を網羅的に識別しているか検討した。
・過年度における販売見込とその後の販売実績を比較し、その差異原因について検討することで、経営者による見積りの精度を評価した。
・将来の販売可能性について、取締役会議事録等の閲覧及び営業部門責任者への質問により理解した。
・将来の販売見込と関連資料との整合性を確認し、販売の実現可能性について検討を行った。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、ミタチ産業株式会社の2024年5月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、ミタチ産業株式会社が2024年5月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。
財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
 監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。
内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。
監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
<報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】
に記載されている。
利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以  上 (注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が連結財務諸表に添付する形で別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
ミタチ産業株式会社における商品及び製品の評価の合理性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 当連結会計年度の連結貸借対照表において、棚卸資産7,231,606千円が計上されている。
そのうち、ミタチ産業株式会社が保有する商品及び製品は4,142,342千円であり、連結総資産の約21%を占める。
 ミタチ産業株式会社では、(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、半導体や電子部品メーカーの生産品目の変化などによる生産終了品の供給のための在庫保有を行っている。
これらの在庫は販売先の急激な生産活動の縮小や、受注が需要の予測を大幅に下回った場合などには滞留する可能性がある。
そのため、会社は営業循環過程から外れた棚卸資産については、一定の基準により規則的に帳簿価額を切り下げる方法により評価している。
さらに、規則的に帳簿価額を切り下げている商品及び製品のうち販売見込期間が長期にわたる一部の商品及び製品については、個々の販売可能性に応じた評価を行っているが、当該販売可能性に応じた評価には経営者の重要な判断を伴い、不確実性が高い。
 以上から、当監査法人は、ミタチ産業株式会社が保有する商品及び製品のうち、個々の販売可能性に応じた評価を行っている商品及び製品の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
 当監査法人は、ミタチ産業株式会社が保有する商品及び製品の評価の合理性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。
・販売見込期間が長期にわたる商品及び製品の一覧を閲覧し、個々の販売可能性に応じた評価を行う商品及び製品を網羅的に識別しているか検討した。
・過年度における販売見込とその後の販売実績を比較し、その差異原因について検討することで、経営者による見積りの精度を評価した。
・将来の販売可能性について、取締役会議事録等の閲覧及び営業部門責任者への質問により理解した。
・将来の販売見込と関連資料との整合性を確認し、販売の実現可能性について検討を行った。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結  監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結ミタチ産業株式会社における商品及び製品の評価の合理性
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結  当連結会計年度の連結貸借対照表において、棚卸資産7,231,606千円が計上されている。
そのうち、ミタチ産業株式会社が保有する商品及び製品は4,142,342千円であり、連結総資産の約21%を占める。
 ミタチ産業株式会社では、(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、半導体や電子部品メーカーの生産品目の変化などによる生産終了品の供給のための在庫保有を行っている。
これらの在庫は販売先の急激な生産活動の縮小や、受注が需要の予測を大幅に下回った場合などには滞留する可能性がある。
そのため、会社は営業循環過程から外れた棚卸資産については、一定の基準により規則的に帳簿価額を切り下げる方法により評価している。
さらに、規則的に帳簿価額を切り下げている商品及び製品のうち販売見込期間が長期にわたる一部の商品及び製品については、個々の販売可能性に応じた評価を行っているが、当該販売可能性に応じた評価には経営者の重要な判断を伴い、不確実性が高い。
 以上から、当監査法人は、ミタチ産業株式会社が保有する商品及び製品のうち、個々の販売可能性に応じた評価を行っている商品及び製品の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結(重要な会計上の見積り)
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結  当監査法人は、ミタチ産業株式会社が保有する商品及び製品の評価の合理性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。
・販売見込期間が長期にわたる商品及び製品の一覧を閲覧し、個々の販売可能性に応じた評価を行う商品及び製品を網羅的に識別しているか検討した。
・過年度における販売見込とその後の販売実績を比較し、その差異原因について検討することで、経営者による見積りの精度を評価した。
・将来の販売可能性について、取締役会議事録等の閲覧及び営業部門責任者への質問により理解した。
・将来の販売見込と関連資料との整合性を確認し、販売の実現可能性について検討を行った。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】
に記載されている。