財務諸表
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提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
提出日、表紙 | 2024-06-27 |
英訳名、表紙 | ADVAN GROUP CO., LTD. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 末次 廣明 |
本店の所在の場所、表紙 | 東京都渋谷区神宮前4丁目32番14号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03(3475)0394 |
様式、DEI | 第三号様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
沿革 | 2【沿革】 年月事項1975年3月輸入セラミックタイルの販売を目的に東京都中央区銀座にて株式会社アドヴァンを設立。 (資本金5,000千円)1978年9月東京都渋谷区神宮前に本店移転。 原宿ショールーム開設。 1980年8月業容拡大の為、インテリアタイル株式会社を吸収合併。 10月東京都港区浜松町に本店移転。 1982年9月規格石材の輸入販売開始。 1983年3月大阪支店開設。 1984年12月千葉県野田市に野田流通センター完成。 1985年8月福岡支店開設。 1986年5月名古屋支店開設。 1988年1月広島支店開設。 6月東京都渋谷区神宮前に本店移転。 1989年4月仙台支店開設。 1990年1月札幌支店開設。 1991年1月株式会社アド・ウィンインターナショナルを吸収合併。 1992年11月東京都渋谷区神宮前に本社社屋及びショールーム完成。 1993年12月茨城県岩井市(現 坂東市)に岩井流通センター完成。 1995年10月日本証券業協会に株式を店頭登録。 1997年8月福岡県朝倉郡三輪町(現 筑前町)に九州流通センター完成。 1998年8月三重県上野市(現 伊賀市)に名阪流通センター完成。 12月当社100%出資子会社のアドヴァン管理サービス株式会社設立。 2000年3月東京証券取引所市場第一部上場。 2001年12月タイル、石材工事会社の株式会社ヤマコーを100%子会社化。 2002年11月岩井流通センターに、岩井第二倉庫完成。 2003年4月岩井流通センターに、岩井第三倉庫完成。 2005年10月大阪市中央区本町に大阪支店新社屋及びショールーム完成。 2007年4月子会社のアドヴァン管理サービス株式会社は、会社分割によりアドヴァンロジスティクス株式会社を分社化。 10月岩井流通センターに、岩井第七倉庫完成。 2009年12月名阪流通センターに、新倉庫完成。 2011年6月岩井流通センターに、新倉庫(加工場)完成。 2012年5月2014年10月2015年6月2017年6月2017年10月2020年5月2021年7月2022年4月2023年9月東京原宿ショールーム本館横にアクア館オープン。 岩井流通センターに、岩井第九倉庫完成。 東京原宿ショールーム本館B1に住宅セレクションオープン。 名古屋市中村区名駅に名古屋支店新社屋及びショールーム完成。 東京原宿にキッチン専門ショールーム完成。 当社100%出資子会社の株式会社アドヴァンテック設立。 株式会社アドヴァングループへ商号変更。 東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からスタンダード市場へ移行。 東京原宿のキッチン専門ショールームを高級住宅設備専門ショールームに拡充。 |
事業の内容 | 3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社アドヴァングループ)および連結子会社4社(アドヴァンロジスティクス株式会社、株式会社ヤマコー、アドヴァン管理サービス株式会社、株式会社アドヴァンテック)により構成されております。 事業内容は、建築用仕上材の輸入販売を主たる業務とし、これらに関連する事業活動を展開しております。 当社グループの事業内容および関係会社の当該事業に関わる位置づけは、次の通りであります。 なお、次の3部門は「第5経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 また、当連結会計年度より、組織変更に伴い、従来「その他」に区分していたホームセンターへの卸売り販売事業は、「建材関連事業」に変更しております。 (1)建材関連事業………主に、店舗・商業施設、住宅・マンション等に使用する床・壁に使用されるタイル・石材を中心に様々な床壁用の建築用仕上材に加え、暖炉やストーブ、蛇口などの水廻り商品、システムキッチンなどの住宅設備機器を世界のトップメーカーと共同開発、輸入しております。 輸入した商品は、国内で施主、工務店、工事会社などに直接販売しております。 販売価格をカタログおよびウェブサイトに明示しており、購入者の属性にかかわらず同一価格で販売しております。 また、ショールームを東京、大阪、名古屋、福岡、沖縄の全国5ヶ所に展開しており、商品や施工例を展示しております。 カタログやウェブサイトでは伝えきれない本物の質感を見て、さわって、感じていただけるようになっています。 なお、当社の商品を材料として使用する工事も請け負っております。 商品加工の一部は、アドヴァンロジスティクス株式会社へ委託しております。 また、商品の一部を株式会社ヤマコー及び株式会社アドヴァンテックへ販売しております。 なお、2020年5月にはユニットバスの製造・販売・施工業を行う株式会社アドヴァンテックを設立、子会社化しております。 HRB事業:当社が海外メーカーから輸入した砂利などのガーデニング関連商品を国内のホームセンターへ卸売販売しております。 (2)不動産賃貸事業……アドヴァン管理サービス株式会社が、当社本社ビル、物流センター及び社宅を当社及びアドヴァンロジスティクス株式会社並びに株式会社アドヴァンテックへ賃貸しております。 (3)その他………………物流管理業物流管理業:アドヴァンロジスティクス株式会社が、当社商品の入出庫業務を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)① HRBはHomecenter and Retail Businessの略であり、ホームセンターへの卸売販売の総称として使用しております。 ② DIYはDo It Yourselfの略で、ホームセンターで販売している商品の総称として使用しておりますが、当社ではそのうちガーデニング関連商品を主に取り扱っております。 ③ HRB事業は、当連結会計年度より「その他」から「建材関連事業」にセグメント区分を変更しております。 |
関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 (1)連結子会社名称住所資本金(百万円)主要な事業内容(注)1議決権の所有割合または被所有割合(%)関係内容アドヴァン管理サービス株式会社(注)2東京都渋谷区8,340不動産賃貸事業100ビル、社宅等の不動産賃貸、管理業務を行っている。 役員の兼務あり。 アドヴァンロジスティクス株式会社茨城県坂東市10建材関連事業及びその他100当社商品の加工受託、物流管理業務を行っている。 役員の兼務あり。 株式会社ヤマコー東京都荒川区10建材関連事業100当社商品の仕入。 役員の兼務あり。 株式会社アドヴァンテック茨城県坂東市90建材関連事業100当社商品の仕入。 役員の兼務あり。 (注)1.主要な事業内容の欄には、セグメントの情報に記載された名称を記載しております。 2.アドヴァン管理サービス株式会社は特定子会社に該当しております。 (2)その他の関係会社名称住所資本金(百万円)主要な事業内容議決権の所有割合または被所有割合(%)関係内容株式会社不二総業東京都渋谷区97不動産管理業被所有 37.80当社役員及びその近親者が100%出資する会社。 |
従業員の状況 | 5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2024年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)建材関連事業196不動産賃貸事業-その他31全社(共通)21合計248(注)1 従業員数は、就業人員であります。 2 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。 (2)提出会社の状況 2024年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)13539.4813.326,415,798 セグメントの名称従業員数(人)建材関連事業120不動産賃貸事業-その他-全社(共通)15合計135(注)1 従業員数は、就業人員であります。 2 平均年間給与は、税込支払給与額であり、基準外賃金及び賞与を含んでおります。 (3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合 (注1)男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の差異(%)全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者20.6%---- (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであ ります。 |
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の基本方針 当社グループは、「昨日より今日、今日より明日」をモットーに、日々成長していくことに励んでおります。 総合メーカーとして、時代に合わせて進化するとともに、商品のデザイン性・機能性・コストに徹底したこだわりを持ち、お客様に満足していただける商品を提供することで、社会に貢献していくことをグループ経営の基本方針としております。 アドヴァンの社名の由来は前進を意味するADVANCEからきております。 固定概念や過去の成功体験にとらわれることなく、常に新しいチャレンジを行うことで社内に逆境を生み出し、次のステップに進んでいくこと、これこそが創業時から変わらぬアドヴァンらしさだと考えております。 なお、グループにおける当社の役割を明確にするため、2021年7月1日付で株式会社アドヴァンから株式会社アドヴァングループに商号変更しております。 (2)中長期的な経営戦略及び重視する財務指標等 当社グループは、ファブレスメーカーとしての特質を活かして高付加価値商品の開発と時代のニーズに対応した事業を展開するとともに、物流施設やショールーム施設への投資など、常に将来を見据えた事業戦略により、高い競争力と安定した収益の確保に努めております。 また、自前主義に基づく積極的な設備投資が成長への原動力だと考えております。 ① 世界の一級品を納得価格でお届けする総合メーカー 当社グループは建材のファブレスメーカーとして、商品のデザイン性・機能性・コストに徹底したこだわりを持ち、お客様に満足いただける商品を常に提供しております。 変化する時代や流行の中でお客様が求めるものは何かを常に考え続け、建築・住宅・商業施設などの様々なユーザーに選ばれ続ける信頼と商品力を維持していくために、世界中のトップメーカーと提携し、日本のニーズや流行にあった商品の開発を行っております。 ② 世界と日本を結ぶネットワーク 当社グループと世界のトップメーカー約350社は、長年の取引実績と固い信頼関係に基づく強固なパートナーシップで結ばれております。 当社はパートナー企業から単純に商品を仕入れるだけでなく、共に商品開発に取り組んでおり、製造コストを下げつつ、商品の機能性、デザイン性を高めるために、当社グループとパートナー企業のコミュニケーションが最も大切であると考えております。 この強固なパートナーシップのネットワークこそが、毎年発表する多数の新商品につながっているものと考えております。 ③ 業界トップの営業スタッフ商品の特性、施工方法からメンテナンス方法まで熟知した営業スタッフが全国8拠点におります。 建材マーケットでは代理店方式で販売を行う企業が多い中で、当社は直接販売にこだわってきました。 なぜなら、アドヴァングループの取り扱う商品は、日本の建材マーケットで初めて登場する商品が多いため、販売前にしっかりとその商品特性をお客様にお伝えすることが必要だからです。 一方では、営業スタッフがお客様からダイレクトにお話を伺うことで、市場のトレンドをいち早く掴み、その情報を在庫管理や商品開発に活かしています。 なお、営業スタッフは毎年新商品が販売されるため、常に知識の蓄積に努めております。 ④ 成長のための継続的な投資 (イ)業界最大級のショールーム施設 営業拠点のうち、東京、大阪、名古屋、福岡、沖縄の5ヶ所はショールームを併設しており、なかでも、東京・原宿、大阪・本町及び名古屋・名駅のショールームは自社保有しております。 特に東京・原宿と大阪・本町のショールームは、面積3,000㎡以上と業界最大級の広さを有しております。 また、ショールームは新商品の展示を含め毎年改装を行うなど、継続的に投資を行っています。 ショールームには、豊富な種類の建材や施工例を陳列し、カタログやネットでは伝えきれない本物の質感を見て、触って、実際に感じて頂ける空間を目指しています。 ショールームの拡充により、多くのお客様の来場と顧客基盤の拡大に努めております。 (ロ)最新鋭、かつ広大な物流センター施設海外から輸入された商品は、茨城、三重、福岡の国内3ヶ所の自社物流倉庫に運ばれ、それぞれの商品特性にあわせて設計された倉庫に保管されることで、品質を維持しています。 そして、本社とオンラインネットワークで結ばれた受発注システムにより、全国のお客様に即日商品をお届けしております。 また、設立以来物流システムには多くの設備投資を行ってきた結果、物流コストを大きく低減させております。 この結果、お客様に世界の一級品を納得価格でお届けできる体制を整えております。 国内3カ所に物流センターを分散させることで、災害時にもお客様へのスムーズな商品配送が可能となっており、地震の多い日本だからこそ、このような備えがお客様の安心にも繋がっております。 ⑤社会環境への取り組み 当社グループは、1975年の創業以来、社会と協調し、事業活動を通じて社会・地球の持続可能な発展に貢献する取り組みを進めてまいりました。 取り組みの根底にあるのは、当社グループの創業理念であり、その考え方は国連の持続可能な開発目標(SDGs)が目指すものと一致しています。 当社グループは、今後も、社会のために最大限の努力を行い、人や環境にやさしい企業として様々な取り組みを行っていきます。 なお、当社グループの未来につながる社会環境への主な取り組みは、次のとおりです。 ◇環境への取り組み(岩井流通センター) ・CO⒉削減に向けて、太陽光発電を導入して再生可能エネルギーを創出 ・木材、タイル等の残材を粉砕処理し、再利用して廃棄物を削減 ・耕作放棄地の再農地化への取り組み ・その他、物流センター内での廃材ゼロを目指した取り組み ◇地域社会との共生( 〃 ) ・地元シニア世代を積極的に雇用 ・敷地内での植林による沿道整備と環境保全への取り組み ◇クリーンで快適、安全安心な職場環境( 〃 ) ・倉庫の床には耐久性に優れたエポキシ樹脂を使用し、クリーンで安全な環境を提供 ◇サステナブルな商品 ・ワールドクラスの環境認証を取得した商品の販売 ・リサイクル素材を主原料とする商品の販売 ⑥重視する財務指標等 当社グループは、為替予約の時価評価により発生する為替予約評価損益の営業外損益への計上で、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は大きく変動してしまうため、営業利益(率)を重視しております。 なお、過去5期平均の営業利益率は22.6%となります。 また、企業の経営効率を判断するうえで重要な指標となるROE(自己資本当期純利益率)につきましても、財務体質の強化を図り、一層の向上に努めてまいります。 なお、過去5期平均のROE(自己資本当期純利益率)は11.7%となります。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題経済活動は徐々に回復していくことが期待されますが、一方で資源高などによる仕入コスト上昇や、欧州各国の金融引き締め等による世界的な景気後退懸念の広まりなど、しばらくは不透明な状況が続いていくものと思われます。 このような経営環境のなか、当社グループは、環境への取り組み、地域社会との共生、クリーンで働きやすい安全安心な職場環境の整備を引き続き進めてまいります。 あわせて、クリーンな企業としてワールドクラスの環境認証取得商品や、リサイクル素材を主原料とする商品など、サステナブルな商品の開発と販売を進めてまいります。 また、ショールーム施設や物流施設などの設備投資を推し進めるとともに、引き続き、ユニットバスの設計、製造並びに施工やシステムキッチンの販売、施工など住宅設備分野にも注力し、総合メーカーとしての発展を目指してまいります。 |
サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社は、1975年の創業以来、社会と協調し、事業活動を通じて社会・地球の持続可能な発展に貢献する取組みを進めてまいりました。 取り組みの根底にあるのは、当社の創業理念であり、その考え方は国連の持続可能な開発目標(SDGs)が目指すものと一致しています。 世界約350社のパートナー企業や取扱商品の多くはワールドクラスの環境認証を取得しています。 アドヴァングループは、今後も、人や環境にやさしい様々な取り組みを行ってまいります。 (1)戦略 (環境への取り組み) 当社グループは、社会のために最大限の努力を行い、人や環境にやさしい企業として様々な取り組みを行っております。 なお、未来につながる当社グループの環境への主な取り組みは、次のとおりです。 ①全国3カ所の物流センターでは、CO⒉削減に向けて太陽光発電を導入し、再生可能エネルギーを創出していま す。 ②物流センターでは、海外からの輸送に使われる木枠パレットの再利用に努めるとともに、再利用が難しいものは 粉砕し、ガーデニング用ウッドチップとしてエリア内の雑草対策や沿道整備に役立てるなど、廃棄物の削減に取 り組んでいます。 ③工場排水を敷地内の排水処理設備で濾過してから排水することで、水資源の保全を図っています。 ④近隣の耕作放棄地を取得して再農地化を図り、有機野菜を生産しています。 (地域社会との共生) 地域に愛される企業を目指し、地域共生のため以下の取り組みを行っています。 ①物流センターでは、地元のシニア世代を積極的に雇用しております。 ②物流センターエリア内において桜を植樹するなどして沿道整備に取り組むことで、環境保全の普及と地域との共 生に取り組んでいます。 ③雇用創出や環境配慮が地元自治体や地元に生活する方々の高い評価に繋がっています。 (クリーンで快適、安心安全な職場環境) 一般的な倉庫はコンクリート床を使用しますが、アドヴァングループではエポキシ樹脂塗床を使用しています。 コンクリートの約5倍の耐摩耗性と耐久性を誇り、フォークリフトが走行しても削れることなく平滑な状態が長続きし、常に空気がキレイで快適な環境となっています。 また、石材やタイルの加工で一番汚れやすい加工場の床には、鉱物骨材配合の散布型美装床仕上材を使用しています。 通常のコンクリート床の約4倍の耐摩耗性と防塵機能を誇り、フォークリフトの走行で床が削れることはありません。 さらに、建物全体は、掃除が簡単にできるように設計され、常にクリーンで快適な作業空間を維持できるようになっています。 (若手技術者の育成への取り組み) 工場では、地域の若い人材を積極的に雇用して、世界最新鋭の加工ロボットを操作できる技術者へと育成しています。 世界最新鋭の機械の導入と、これを操作する若手エンジニアの育成により、事業主、施主、設計士、インテリアデザイナー、ゼネコン業者などのこだわりを効率的且つ的確に形にすることで、高い信頼と競争力の確保に努めております。 連結子会社の株式会社ヤマコーにおいては、創業以来、職人を正社員として雇用し、一人ひとりに技術を授け、一流のタイル工事職人となるまで育成しております。 技術を身に着けた工事職人は、独立した後も全国各地で活躍を続け、更なる若手職人の育成に努めています。 昨今、工事現場における職人不足が懸念されるなかで、アドヴァングループを支える緩やかな人的ネットワークを形成しております。 (環境にやさしく、サステナブルな商品の開発) 人や地球にもやさしい素材で、未来につなげるアドヴァングループは、みんなが暮らしやすい社会を創るための、環境配慮商品の推進と開発に取り組んでいます。 『今だけのことじゃなく、これからを』考え、私たち一人ひとりが今できることに取り組んでいます。 また、当社のパートナー企業が製造する商品の多くは世界基準の環境認証を取得済みであり、リサイクル素材を主原料にした商品や、施工性の良い商品をラインナップしています。 これらは、デザイン性にも優れ、空間デザインの差別化を図るうえでも重要な役割を果たしております。 当社グループは、今後もサステナブルな商品開発を続けてまいります。 (2)ガバナンスとリスク管理 当社は、事業活動を通じて社会・地球の持続可能な発展に貢献する取組みを進めることで、持続的な成長と企業価値の向上を実現することに努めております。 組織体制や仕組み・制度などを整備し、必要な施策を適宜実施すること、経営の成果をステークホルダーの皆様に適切に配分すること、これらを経営上の重要な課題の一つに位置づけております。 また、当社グループが社会とともに持続的に成長していくため、創業以来実施してきた社会・環境への取り組みを今後も継続的に評価しながら、ESG(環境・社会・ガバナンス)の各分野で更に課題があれば特定し、その課題解決に向けた活動に取り組んでまいります。 (3)指標及び目標(CO⒉削減に向けた取り組み) 当社は、太陽光発電を導入して再生可能エネルギーを創出し、CO2削減に向けた取り組みを行っております。 子会社を含めたアドヴァングループ全体の電力使用量2,290,990kwhに対して、年間発電量は2,763,510kwh(2023年度実績)であります。 CO2削減に対する具体的な目標設定はしておりませんが、引き続き削減に向けた取り組みを継続していきます。 (女性の活躍促進を含む社内の多様性の確保) 当社は、人材の多様化と人材の育成が中長期的な企業価値向上につながるものと考え、女性・外国人・中途採用者を積極的に採用しており、現時点で女性の役員登用、管理職登用及び外国人の中途採用について複数の実績があります。 当社は国籍、性別等にとらわれずその能力・成果に応じた採用を行なっております。 なお、現在、当社の女性役員の占める割合は10.0%、また、管理職に占める女性職員の割合は20.6%であります。 当社の中核人材としてその比率が少しでも高まるように、今後も人材育成および社内環境の整備に努めてまいります。 |
戦略 | (1)戦略 (環境への取り組み) 当社グループは、社会のために最大限の努力を行い、人や環境にやさしい企業として様々な取り組みを行っております。 なお、未来につながる当社グループの環境への主な取り組みは、次のとおりです。 ①全国3カ所の物流センターでは、CO⒉削減に向けて太陽光発電を導入し、再生可能エネルギーを創出していま す。 ②物流センターでは、海外からの輸送に使われる木枠パレットの再利用に努めるとともに、再利用が難しいものは 粉砕し、ガーデニング用ウッドチップとしてエリア内の雑草対策や沿道整備に役立てるなど、廃棄物の削減に取 り組んでいます。 ③工場排水を敷地内の排水処理設備で濾過してから排水することで、水資源の保全を図っています。 ④近隣の耕作放棄地を取得して再農地化を図り、有機野菜を生産しています。 (地域社会との共生) 地域に愛される企業を目指し、地域共生のため以下の取り組みを行っています。 ①物流センターでは、地元のシニア世代を積極的に雇用しております。 ②物流センターエリア内において桜を植樹するなどして沿道整備に取り組むことで、環境保全の普及と地域との共 生に取り組んでいます。 ③雇用創出や環境配慮が地元自治体や地元に生活する方々の高い評価に繋がっています。 (クリーンで快適、安心安全な職場環境) 一般的な倉庫はコンクリート床を使用しますが、アドヴァングループではエポキシ樹脂塗床を使用しています。 コンクリートの約5倍の耐摩耗性と耐久性を誇り、フォークリフトが走行しても削れることなく平滑な状態が長続きし、常に空気がキレイで快適な環境となっています。 また、石材やタイルの加工で一番汚れやすい加工場の床には、鉱物骨材配合の散布型美装床仕上材を使用しています。 通常のコンクリート床の約4倍の耐摩耗性と防塵機能を誇り、フォークリフトの走行で床が削れることはありません。 さらに、建物全体は、掃除が簡単にできるように設計され、常にクリーンで快適な作業空間を維持できるようになっています。 (若手技術者の育成への取り組み) 工場では、地域の若い人材を積極的に雇用して、世界最新鋭の加工ロボットを操作できる技術者へと育成しています。 世界最新鋭の機械の導入と、これを操作する若手エンジニアの育成により、事業主、施主、設計士、インテリアデザイナー、ゼネコン業者などのこだわりを効率的且つ的確に形にすることで、高い信頼と競争力の確保に努めております。 連結子会社の株式会社ヤマコーにおいては、創業以来、職人を正社員として雇用し、一人ひとりに技術を授け、一流のタイル工事職人となるまで育成しております。 技術を身に着けた工事職人は、独立した後も全国各地で活躍を続け、更なる若手職人の育成に努めています。 昨今、工事現場における職人不足が懸念されるなかで、アドヴァングループを支える緩やかな人的ネットワークを形成しております。 (環境にやさしく、サステナブルな商品の開発) 人や地球にもやさしい素材で、未来につなげるアドヴァングループは、みんなが暮らしやすい社会を創るための、環境配慮商品の推進と開発に取り組んでいます。 『今だけのことじゃなく、これからを』考え、私たち一人ひとりが今できることに取り組んでいます。 また、当社のパートナー企業が製造する商品の多くは世界基準の環境認証を取得済みであり、リサイクル素材を主原料にした商品や、施工性の良い商品をラインナップしています。 これらは、デザイン性にも優れ、空間デザインの差別化を図るうえでも重要な役割を果たしております。 当社グループは、今後もサステナブルな商品開発を続けてまいります。 |
指標及び目標 | (3)指標及び目標(CO⒉削減に向けた取り組み) 当社は、太陽光発電を導入して再生可能エネルギーを創出し、CO2削減に向けた取り組みを行っております。 子会社を含めたアドヴァングループ全体の電力使用量2,290,990kwhに対して、年間発電量は2,763,510kwh(2023年度実績)であります。 CO2削減に対する具体的な目標設定はしておりませんが、引き続き削減に向けた取り組みを継続していきます。 (女性の活躍促進を含む社内の多様性の確保) 当社は、人材の多様化と人材の育成が中長期的な企業価値向上につながるものと考え、女性・外国人・中途採用者を積極的に採用しており、現時点で女性の役員登用、管理職登用及び外国人の中途採用について複数の実績があります。 当社は国籍、性別等にとらわれずその能力・成果に応じた採用を行なっております。 なお、現在、当社の女性役員の占める割合は10.0%、また、管理職に占める女性職員の割合は20.6%であります。 当社の中核人材としてその比率が少しでも高まるように、今後も人材育成および社内環境の整備に努めてまいります。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | (地域社会との共生) 地域に愛される企業を目指し、地域共生のため以下の取り組みを行っています。 ①物流センターでは、地元のシニア世代を積極的に雇用しております。 ②物流センターエリア内において桜を植樹するなどして沿道整備に取り組むことで、環境保全の普及と地域との共 生に取り組んでいます。 ③雇用創出や環境配慮が地元自治体や地元に生活する方々の高い評価に繋がっています。 (クリーンで快適、安心安全な職場環境) 一般的な倉庫はコンクリート床を使用しますが、アドヴァングループではエポキシ樹脂塗床を使用しています。 コンクリートの約5倍の耐摩耗性と耐久性を誇り、フォークリフトが走行しても削れることなく平滑な状態が長続きし、常に空気がキレイで快適な環境となっています。 また、石材やタイルの加工で一番汚れやすい加工場の床には、鉱物骨材配合の散布型美装床仕上材を使用しています。 通常のコンクリート床の約4倍の耐摩耗性と防塵機能を誇り、フォークリフトの走行で床が削れることはありません。 さらに、建物全体は、掃除が簡単にできるように設計され、常にクリーンで快適な作業空間を維持できるようになっています。 (若手技術者の育成への取り組み) 工場では、地域の若い人材を積極的に雇用して、世界最新鋭の加工ロボットを操作できる技術者へと育成しています。 世界最新鋭の機械の導入と、これを操作する若手エンジニアの育成により、事業主、施主、設計士、インテリアデザイナー、ゼネコン業者などのこだわりを効率的且つ的確に形にすることで、高い信頼と競争力の確保に努めております。 連結子会社の株式会社ヤマコーにおいては、創業以来、職人を正社員として雇用し、一人ひとりに技術を授け、一流のタイル工事職人となるまで育成しております。 技術を身に着けた工事職人は、独立した後も全国各地で活躍を続け、更なる若手職人の育成に努めています。 昨今、工事現場における職人不足が懸念されるなかで、アドヴァングループを支える緩やかな人的ネットワークを形成しております。 (環境にやさしく、サステナブルな商品の開発) 人や地球にもやさしい素材で、未来につなげるアドヴァングループは、みんなが暮らしやすい社会を創るための、環境配慮商品の推進と開発に取り組んでいます。 『今だけのことじゃなく、これからを』考え、私たち一人ひとりが今できることに取り組んでいます。 また、当社のパートナー企業が製造する商品の多くは世界基準の環境認証を取得済みであり、リサイクル素材を主原料にした商品や、施工性の良い商品をラインナップしています。 これらは、デザイン性にも優れ、空間デザインの差別化を図るうえでも重要な役割を果たしております。 当社グループは、今後もサステナブルな商品開発を続けてまいります。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | (女性の活躍促進を含む社内の多様性の確保) 当社は、人材の多様化と人材の育成が中長期的な企業価値向上につながるものと考え、女性・外国人・中途採用者を積極的に採用しており、現時点で女性の役員登用、管理職登用及び外国人の中途採用について複数の実績があります。 当社は国籍、性別等にとらわれずその能力・成果に応じた採用を行なっております。 なお、現在、当社の女性役員の占める割合は10.0%、また、管理職に占める女性職員の割合は20.6%であります。 当社の中核人材としてその比率が少しでも高まるように、今後も人材育成および社内環境の整備に努めてまいります。 |
事業等のリスク | 3【事業等のリスク】 本有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、連結会社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、本項に記載した事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであり、将来の想定に関する事項には不確実性を内在しており、実際の結果と大きく異なる可能性もあります。 (1)経済状況について 当社グループはタイルなどの建材やシステムキッチン・水栓金具などの住宅関連商品を主に海外メーカーより仕入れて、国内のマンション・住宅・一般建築・商業施設などの様々な建築需要に販売して、事業を展開しております。 将来のリスク要因としては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響のように、国内の経済状況や建築需要の動向等に著しい変動要因が生じた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、このような市場の変化、事業環境の変化に柔軟に対応し、リスクを減らすためにも、当社グループは常に新しい商品の開発・販売に努めております。 また、販売先も特定の需要先に特化するのではなく、オフィス・ビル、マンション・住宅関連、店舗・商業施設、学校、公共施設など様々な需要先・分野へ販売することで、このような建築需要・事業環境の変動リスクを少しでも軽減させるように努めております。 (2)商品仕入について 当社グループはファブレスメーカーとして、欧州・アジアを中心に、海外メーカーからの商品仕入が大部分を占めております。 将来のリスク要因としては、海外の主要な仕入先の国々が長期にわたり政治的・経済的に不安定な情勢になった場合、あるいは、今回の新型コロナウイルスの感染拡大のような世界規模での感染症が生じた影響で、人や物流の寸断が長期間に及ぶような場合は、海外からの商品仕入に関して当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループは欧州及びアジアを中心にしながらも、米国、中近東等の様々な地域からも仕入れることにより、リスクを分散させるように努めております。 また、当社グループは全国3か所にある自社物流センターで商品を在庫して販売する体制をとっております。 これによっても上記のような場合の仕入リスクの軽減を図っております。 (3) 為替相場の変動について 当社グループは、グローバルな事業活動を展開しており、海外のトップブランドメーカーからの商品仕入が大部分を占めております。 これによるリスク要因としては、海外からの商品仕入れを米ドルを中心とする外貨建てで決済していることから、為替相場に著しい変動が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、為替予約により商品決済時の為替変動リスクの軽減を図っております。 また、期末時点の為替予約の時価評価を洗い替え処理にて行い、為替予約評価損益として営業外損益に計上しております。 このため、期末の為替変動によっては為替予約評価損益も大きく変動し、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益に大きく影響を及ぼす場合があります。 為替予約取引は将来の為替リスクを回避する目的で実施しており、投機的な取引は行わない方針であります。 また、その管理・実行については、為替管理規程に則り実行され、全て代表取締役の承認を経た上で行うこととしております。 (4)法規制について 当社グループは、会社法、金融商品取引法、法人税法、独占禁止法やその他の建設業法等を含め様々な法規制の適用を受けております。 将来のリスク要因としては、社会情勢の変化等により、法改正や新たな法的規制が設けられる可能性があり、この場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、市場の変化、事業環境の変化、社会情勢の変化等に柔軟に対応できるように努めてまいります。 (5) 自然災害等について 当社グループは主に海外から仕入れた商品をタイムリーに国内ユーザーへ販売するため、国内の自社物流センターで商品を在庫しております。 将来のリスク要因としては、国内において大規模な地震などの自然災害等により不測の事態が生じた場合にはこれら商品が損害を被る可能性があり、この場合、棚卸資産の廃棄、売上高の減少、サプライチェーンの寸断によって納期が遅延し、それに伴うコスト増など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、自然災害が万一発生したときの安全管理、商品管理並びに物流体制の整備には普段から万全の体制に努めるとともに、物流拠点は全国への配送の利便性と地震等の自然災害に備え、関東、関西、九州の3箇所に設け、災害時のリスクを分散させる体制をとっております。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。 )の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、ウクライナや中東情勢の悪化、円安の進行など、従来からの資源・エネルギーの供給不安に国際物流のコストアップが加わり、物価の上昇傾向が続く状態となりました。 加えて日本の金利上昇気配の高まりもあり、我が国経済を取り巻く環境は不透明感が強まる一年となりました。 このようななか、当社グループは、福岡(7階建)、沖縄(8階建)の新事務所・ショールームの建設や新規事業への継続的な投資の他、業務効率化のためのシステム投資や、人への投資、広告宣伝への投資などを積極的に行うことで、業績の向上に努めてまいりました。 当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は20,302百万円(前期比0.5%減、同96百万円減)、営業利益は資源高や円安の進行による仕入コストの上昇が影響したことなどにより3,939百万円(同16.2%減、同762百万円減)となりました。 その一方で、当社グループは、輸入仕入決済に為替予約を使用しており、その決済差益を計上しました。 この決済差益は、営業外収益の為替差益2,043百万円に含まれております。 また、当連結会計年度は急激な円安進行の影響を受けて、期末の洗い替え処理による為替予約評価益として9,543百万円(前年同期は1,270百万円の評価損)を計上した結果、経常利益は16,194百万円(前期比213.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,299百万円(同206.1%増)となりました。 セグメント別の概況は次のとおりであります。 (建材関連事業) 建材関連事業は、高級ホテル・住宅施設やインバウンド需要への期待が膨らむなど、徐々に回復に向けた動きを見せながら推移してきましたが、資源・原材料高に加え円安進行の影響を受けて仕入コストは上昇しており、厳しい事業環境で推移してきました。 この結果、当連結会計年度の建材関連事業の売上高は20,181百万円(前期比0.6%減)、営業利益は4,308百万円(前期比13.0%減)となりました。 (不動産賃貸事業) 不動産事業につきましては、賃貸契約の増加や賃料改定等の要因もあり、当連結会計年度の不動産賃貸事業の売上高は2,205百万円(前期比1.5%増)、営業利益は1,227百万円(前期比0.2%減)となりました。 (その他) その他の物流管理事業につきましては、当連結会計年度の売上高は1,426百万円(前期比4.9%減)、営業利益は366百万円(前期比13.0%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )は、営業活動によるキャッシュ・フロー4,967百万円に加えて、長期借入れによる収入6,000百万円、有形固定資産の取得2,686百万円、長期借入金の返済3,095百万円、自己株式の取得1,541百万円、配当金の支払い1,855百万円などを行い、前連結会計年度に比べ1,042百万円減の7,939百万円となりました。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。 (単位:百万円)前連結会計年度当連結会計年度増減営業活動によるキャッシュ・フロー3,7534,9671,213投資活動によるキャッシュ・フロー△8,091△5,5822,508財務活動によるキャッシュ・フロー3,756△492△4,248現金及び現金同等物期末残高8,9817,939△1,042 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、資金は4,967百万円の収入(前年同期は3,753百万円の収入)となりました。 主な内容は、税金等調整前当期純利益16,175百万円、減価償却費744百万円、為替予約評価損益△9,543百万円などの資金の増加に対し、1,758百万円の法人税等などの支払によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、資金は5,582百万円の支出(前期は8,091百万円の支出)となりました。 これは、定期預金の払戻による収入10,676百万円などに対し、定期預金の預入による支出13,266百万円、有形固定資産の取得2,686百万円、投資有価証券の取得235百万円などの支出によるものです。 なお、有形固定資産の取得は、福岡及び沖縄事業所の新社屋ビル建設費や、岩井流通センターの倉庫増設費用などであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、資金は492百万円の支出(前期は3,756百万円の収入)となりました。 これは主に、長期借入れによる収入が6,000百万円あり、支出では長期借入金の返済3,095百万円、配当金の支払1,855百万円、自己株式の取得1,541百万円などによるものであります。 長期借入れによる収入は、運転資金を目的に銀行借入を行ったことによります。 また、長期借入れの返済は約定返済によるものであります。 (キャッシュ・フロー関連指標の推移) 2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期自己資本比率(%)72.471.874.165.663.0時価ベースの自己資本比率(%)80.272.562.255.853.0キャッシュ・フロー対有利子負債比率3.02.53.65.04.4インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)246.1187.1122.475.851.1(注)1.各指標の算出方法は次のとおりであります。 ・自己資本比率:自己資本/総資産・時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業活動キャッシュ・フロー・インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動キャッシュ・フロー/利払い2.各指標はいずれも連結ベースの財務指数により計算しております。 3.株式時価総額は以下の算定方法に基づいております。 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行株式(自己株式控除後)4.営業活動キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 5.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ③ 販売及び仕入の実績 a.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)前年同期比(%)建材関連事業(百万円)20,18199.4不動産賃貸事業(百万円)121130.5その他事業(百万円)--合計(百万円)20,30299.5(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 主な取引先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりです。 相手先前連結会計年度当連結会計年度販売高(百万円)割合(%)販売高(百万円)割合(%)清水建設株式会社--2,12210.5 ※前連結会計年度の清水建設株式会社の販売実績は、総販売実績の10%未満であるため記載を省略しており ます。 b.商品仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)前年同期比(%)建材関連事業(百万円)11,165108.0不動産賃貸事業(百万円)--その他事業(百万円)--合計(百万円)11,165108.0(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、経済・社会活動が徐々に持ち直して回復に向けた動きを見せてきており、高級ホテル・住宅施設やインバウンド需要にも期待が高まるようになりました。 しかしながら一方では、慢性的な人手不足の問題に加えて、資源・材料高や円安の進行などで建築コストは上昇しており、当社グループを取り巻く事業環境は厳しい状況が続いております。 このような事業環境のなか、連結売上高は20,302百万円(前期比0.5%減)となりました。 利益面では、当連結会計年度は、海上運賃の値上げや円安進行の影響を受けて仕入コストは上昇しており、販売管理費も広告宣伝への投資や人への投資、更には為替評価益の計上による租税公課負担増などにより、前連結会計年度より342百万円増加しており、この結果、連結営業利益は3,939百万円(同16.2%減)となりました。 また、今期は大幅な円安の影響を受けて営業外費用に為替予約評価益9,543百万円を計上しております(前期は為替予約評価損1,270百万円を計上)。 この結果、連結経常利益は16,194百万円(同213.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,299百万円(同206.1%増)となりました。 なお、当社は商品決済時の為替変動リスクがあるため為替予約を行っておりますが、為替動向によって為替予約評価損益の金額は影響を受けることになり、この為替予約評価損益の計上額によっては、経常利益並びに親会社株主に帰属する当期純利益も大きく影響を受けることになります。 (為替予約評価損益、経常利益、及び親会社株主に帰属する当期純利益の推移)(単位:百万円)2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期期末為替レート(米ドル/円)108.83110.72122.41133.54151.40為替予約評価損益2,585△1,1151,325△1,2709,543営業利益5,2534,0853,8274,7013,939経常利益8,1234,1605,7515,15916,194親会社株主に帰属する当期純利益5,0442,7343,8193,36410,299(注)期末為替レート出所:みずほ銀行 (財政状態の分析)当連結会計年度末の資産、負債、純資産の状況は次のとおりであります。 (単位:百万円)前連結会計年度末当連結会計年度末増減総資産64,53178,69814,166負債22,17529,1136,937純資産42,35549,5847,229自己資本比率(%)65.663.0△2.6 <資産> 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ14,166百万円増加の78,698百万円(前連結会計年度は64,531百万円)となりました。 この主な内容は、銀行借入れによる現金及び預金の増加1,768百万円、支店新社屋建設や流通センター増設などの設備投資による有形固定資産の増加1,935百万円、投資有価証券の増加706百万円、流動資産・固定資産の為替予約の増加9,543百万円などによるものです。 (現金及び預金残高、棚卸資産、設備投資額の推移)(単位:百万円)2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期現金及び預金残高11,78713,91112,99916,25218,021棚卸資産3,0502,4113,0522,8523,052設備投資金額9611,0175693,8512,726 <負債> 当連結会計年度末の負債総額は、前連結会計年度末に比べ6,937百万円増加の29,113百万円(前連結会計年度末は22,175百万円)となりました。 これは主に、1年内返済予定長期借入金、並びに長期借入金の増加2,904百万円によるものです。 なお、有利子負債は増加しましたが、D/Eレシオ(負債資本倍率)は0.44倍と、引き続き安定した財務基盤を維持しております。 (有利子負債、D/Eレシオの推移)(単位:百万円)2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期有利子負債12,26413,72311,57718,92321,828D/Eレシオ(倍)0.300.340.270.450.44 <純資産> 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ7,229百万円増加の49,584百万円(前連結会計年度末は42,355百万円)となりました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益により利益剰余金が6,668百万円増加したことに対し、自己株式の取得と消却を合わせて自己株式が2,925百万円減少したことによるものです。 自己資本比率は、税金等の支払いなど運転資金を目的とした資金調達により有利子負債が増えたことで、63.0%(前連結会計年度は65.6%)となりました。 また、今期、円安の影響を受けて為替予約評価益9,543百万円(前期は為替予約評価損1,270百万円)を営業外費用に計上したことで、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比206.1%増となった結果、ROE(自己資本当期純利益率)は22.4%(前連結会計年度は7.9%)と大きく増加しました。 (利益剰余金、自己株式、ROE(自己資本当期純利益率)の推移)(単位:百万円)2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期利益剰余金31,91433,48536,09237,90544,574自己株式△8,246△10,395△10,972△13,009△10,084ROE(自己資本当期純利益率)%12.16.79.27.922.4 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フロー4,967百万円を獲得し、自己株式取得1,541百万円、有形固定資産の取得2,686百万円、長期借入金返済3,095百万円、配当金支払1,855百万円など、所要となる資金に充てております。 (最近5年間における主な資金の増減推移)(単位:百万円)2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期営業キャッシュ・フローによる収入4,0335,4573,2093,7534,967長期借入による収入7,0005,000-9,8056,000自己株式の処分による収入2----長期借入の返済による支出△1,547△3,541△2,146△2,458△3,095有形固定資産の取得による支出△940△1,013△569△3,846△2,686配当金の支払いによる支出△1,257△1,161△1,210△1,545△1,855自己株式の取得による支出△4,488△2,156△578△2,045△1,541 当社グループは、資本コストを意識した低金利による銀行借入を中心に資金調達を行っており、資金調達の主な目的は設備投資費用の原資及び運転資金が中心となります。 当社グループは、設備投資は成長のための原動力だと考えており、毎年ショールーム施設や物流施設を中心に継続的に投資を行っており、当連結会計年度は、本社ショールームの改装工事、福岡及び沖縄事業所新社屋ビルの新築工事、更に岩井流通センターの倉庫増築工事などに設備投資を行っております。 また、株主還元としては、配当金(年間支払額1,855百万円)と自己株式の取得(1,541百万円)を実施し、この結果、当連結会計年度の総還元性向は33.0%となりました。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 |
経営上の重要な契約等 | 5【経営上の重要な契約等】 該当事項はありません。 |
研究開発活動 | 6【研究開発活動】 特記事項はありません。 |
設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当連結会計年度の設備投資の総額は2,726百万円であり、セグメント別の設備投資について示すと、次のとおりであります。 (1)建材関連事業 当連結会計年度の設備投資は、本社ショールームの改装費用や加工場機械購入などにより、総額で372百万円の投資を実施しました。 (2)不動産賃貸事業 当連結会計年度の設備投資は、福岡及び沖縄事務所の新社屋ビル建築工事や岩井流通センターの倉庫増築工事などにより、総額で2,265百万円の投資を実施しました。 (3)その他等 当連結会計年度の設備投資は、ソフトウエアや車両運搬具の購入などを含め、総額で88百万円の投資を実施しました。 |
主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 提出会社2024年3月31日現在 事業所(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)機械装置及び運搬具(千円)土地(千円)(面積㎡)その他(千円)合計(千円)本社(東京都渋谷区)建材関連事業建物、車両、器具備品他153,3947,871714,246(160.70)190,9841,066,49794全国支店営業所建材関連事業支店・営業拠点施設、車両、器具備品他849,24111,0711,435,619(774.10)30,3042,326,23741 子会社2024年3月31日現在 会社名事業所(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)機械装置及び運搬具(千円)土地(千円)(面積㎡)その他(千円)合計(千円) アドヴァン管理サービス株式会社本社(東京都渋谷区)不動産賃貸事業提出会社本社統括、営業拠点施設1,238,60823,49213,303,163(2,531.80)44,98714,610,251( 1)野田流通センター(千葉県野田市)不動産賃貸事業物流倉庫他5,676-274,310(6,690.49)-279,986-岩井流通センター(茨城県坂東市)不動産賃貸事業物流倉庫他2,192,92680,3852,285,984(151,426.52)1,442,5736,001,869-名阪流通センター(三重県伊賀市)不動産賃貸事業物流倉庫他361,34310,752508,200(18,454.80)284880,580-九州流通センター(福岡県朝倉郡筑前町)不動産賃貸事業物流倉庫他130,3676,001300,000(13,138.37)213436,581- 名古屋事務所(愛知県名古屋市)不動産賃貸事業支店・営業拠点施設1,478,66011,604844,986(376.64)-2,335,251 - 福岡事務所(福岡県博多市)不動産賃貸事業支店・営業拠点施設1,614,501-1,819,650(493.20)7,2393,441,390- 沖縄事務所(沖縄県浦添市)不動産賃貸事業支店・営業拠点施設1,248,840-383,149(768.30)24,4771,656,466- その他全国不動産賃貸事業寮施設、その他367,574-1,713,06835,6042,116,247- (注)アドヴァン管理サービス株式会社の業務については、提出会社の従業員1人が兼務にて行っております。 2024年3月31日現在 会社名事業所(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)機械装置及び運搬具(千円)土地(千円)(面積㎡)その他(千円)合計(千円)アドヴァンロジスティクス株式会社本社及び岩井流通センター(茨城県坂東市)その他(物流管理業)・建材関連事業機械、工具器具他1,077187,194-408,591596,86368名阪流通センター(三重県伊賀市)その他(物流管理業)車両、他-0--06九州流通センター(福岡県朝倉郡筑前町)その他(物流管理業)車両、他-0--03町屋事務所(東京都荒川区)その他(物流管理業)土地、建物0-155,414(347.16)-155,414- 2024年3月31日現在 会社名事業所(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)機械装置及び運搬具(千円)土地(千円)(面積㎡)その他(千円)合計(千円)株式会社ヤマコー本社(東京都荒川区)建材関連事業寮施設他246,7143,540219,638(1,766.64)2,500472,39429 (注)1 帳簿価額のうち、「その他」は工具器具備品、建設仮勘定及び無形固定資産であります。 2 各事業所の従業員数は、当該事業所における提出会社及び子会社の就業人員の合計であります。 3 子会社の設備のうち、本社ビル、流通センターの全て、並びに寮社宅施設の多くは提出会社または他の子会社へ賃貸しております。 4 上記の他、重要な賃借設備として以下のものがあります。 (提出会社)事業所(所在地)セグメントの名称設備の内容土地・建物面積(㎡)従業員数(人)年間賃借料(千円)全国支店営業所(5ヶ所)建材関連事業営業拠点施設543.442019,517 (子会社)会社名事業所(所在地)セグメントの名称設備の内容土地・建物面積(㎡)従業員数(人)年間賃借料(千円)株式会社ヤマコー本社(東京都荒川区)建材関連事業本社ビル・寮施設1,065.802719,774 |
設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 当社グループの設備投資計画は、経営戦略及び今後の事業計画等を総合的に勘案して策定しております。 設備計画は原則的に連結各社が個別に策定しておりますが、計画策定におきましては、提出会社を中心に調整を行っております。 なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、除却等の計画は以下のとおりであります。 (1)重要な設備の新設等 (子会社) 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法着手及び完了予定年月完成後の増加能力総額(百万円)既支払額(百万円)着手完了岩井流通センター(茨城県坂東市) 不動産賃貸 倉庫施設 2,5001,433借入及び自己資金2023年1月2024年12月 未定 (注) 完成後の増加能力は計数的把握が困難なため、記載を省略しております。 (2)重要な設備の除却等 経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。 |
設備投資額、設備投資等の概要 | 2,265,000,000 |
Employees
平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 39 |
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 13 |
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 6,415,798 |
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
Investment
株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は純投資目的以外の株式の保有にあたっては、事業戦略、取引関係などを総合的に勘案し、投資リターンの効果が見込まれ、当社の企業価値向上に資するものについてのみ保有することとし、合理性が無い場合は原則として純投資目的以外の株式は保有しない方針であります。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は純投資目的以外の株式を保有する場合、そのリターンとリスクを踏まえ保有目的・合理性について取締役会において検証する方針であります。 個別銘柄ごとに投資目的の確認、事業戦略上の重要性、取引先との関係性などを総合的に検討し、政策的に保有する必要性が低いと判断した場合は、縮減を図っていく方針であります。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式334,342非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- C.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当事項はありません。 ③.保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式----非上場株式以外の株式151,952,941131,254,350 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式---非上場株式以外の株式54,527-- ⓸.当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。 |
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 15 |
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3 |
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 34,342,000 |
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 1,952,941,000 |
受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 54,527,000 |
Shareholders
大株主の状況 | (6)【大株主の状況】 2024年3月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 株式会社不二総業東京都渋谷区神宮前4丁目32番14号13,57037.78 山形兄弟株式会社東京都渋谷区西原3丁目45番5号2,5177.01 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR2,2316.21 山形 雅之助東京都荒川区1,4273.97 薮田 雅子東京都文京区1,4183.95 有限会社山形兄弟東京都渋谷区神宮前4丁目32番14号9662.69 山形 雅二東京都渋谷区8702.42 岡 秀朋三重県津市7912.20 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-125351.49 山形 一雅東京都渋谷区4921.37計-24,82169.09(注)1. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)及び 株式会社日本カストディ銀行(信託口)は、全て信託業務に係るものであります。なおその内訳は、投資信託1,361千株、年金信託35千株、その他信託1,370千株となっております。2.2019年9月19日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社及びその共同保有者が2019年9月19日付で以下の株式を保有している旨が記載されているものの、当社として2024年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので上記大株主の状況には含めておりません。 なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は次のとおりであります。 氏名又は名称住所保有株券等の数(株)株券等保有割合(%)シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 東京都千代田区丸の内1-8-3 株式 1,603,700 2.98 シュローダー・インベストメント・マネージメント・リミテッド 英国 EC2Y 5AU ロンドン・ウォール・プレイス1 株式 555,900 1.03 シュローダー・インベストメント・マネージメント(ホンコン)・リミテッド 香港 クイーンズウェイ 88 ツー・パ シフィック・プレイス 33F 株式 105,400 0.20 |
株主数-金融機関 | 10 |
株主数-金融商品取引業者 | 27 |
株主数-外国法人等-個人 | 8 |
連結株主資本等変動計算書 | ③【連結株主資本等変動計算書】 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:千円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高12,500,0004,922,55936,092,183△10,972,05442,542,687当期変動額 剰余金の配当 △1,551,109 △1,551,109親会社株主に帰属する当期純利益 3,364,570 3,364,570自己株式の取得 △2,037,885△2,037,885株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計--1,813,461△2,037,885△224,423当期末残高12,500,0004,922,55937,905,644△13,009,94042,318,263 その他の包括利益累計額純資産合計 その他有価証券評価差額金その他の包括利益累計額合計当期首残高116,295116,29542,658,983当期変動額 剰余金の配当 △1,551,109親会社株主に帰属する当期純利益 3,364,570自己株式の取得 △2,037,885株主資本以外の項目の当期変動額(純額)△78,892△78,892△78,892当期変動額合計△78,892△78,892△303,316当期末残高37,40337,40342,355,667 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:千円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高12,500,0004,922,55937,905,644△13,009,94042,318,263当期変動額 剰余金の配当 △1,860,458 △1,860,458親会社株主に帰属する当期純利益 10,299,218 10,299,218自己株式の消却 △4,461,625 4,461,625 利益剰余金から資本剰余金への振替 1,770,038△1,770,038 自己株式の取得 △1,536,250△1,536,250株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計-△2,691,5876,668,7222,925,3756,902,510当期末残高12,500,0002,230,97244,574,365△10,084,56649,220,772 その他の包括利益累計額純資産合計 その他有価証券評価差額金その他の包括利益累計額合計当期首残高37,40337,40342,355,667当期変動額 剰余金の配当 △1,860,458親会社株主に帰属する当期純利益 10,299,218自己株式の消却 利益剰余金から資本剰余金への振替 自己株式の取得 △1,536,250株主資本以外の項目の当期変動額(純額)326,651326,651326,651当期変動額合計326,651326,6517,229,160当期末残高364,054364,05449,584,827 |
株主数-外国法人等-個人以外 | 85 |
株主数-個人その他 | 11,529 |
株主数-その他の法人 | 98 |
株主数-計 | 11,757 |
氏名又は名称、大株主の状況 | 山形 一雅 |
株主総利回り | 1 |
株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(円)当事業年度における取得自己株式4141,894当期間における取得自己株式--(注)当期間における取得自己株式には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。 |
Shareholders2
自己株式の取得 | -1,536,250,000 |
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -1,541,327,000 |
発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(千株)当連結会計年度増加株式数(千株)当連結会計年度減少株式数(千株)当連結会計年度末株式数(千株)発行済株式 普通株式53,812-5,50048,312合計53,812-5,50048,312自己株式 普通株式16,5191,3675,50012,387合計16,5191,3675,50012,387(注)1.普通株式の自己株式数の増加1,367千株は、市場買付による取得及び自己株式立会外買付取引によるものであります。 2.普通株式の自己株式数の減少5,500千株は、自己株式の消却によるものであります。 |
Audit
監査法人1、連結 | そうせい監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年6月27日 株式会社アドヴァングループ 取締役会 御中 そうせい監査法人 東京都千代田区 指定社員業務執行社員 公認会計士大 髙 宏 和 指定社員業務執行社員 公認会計士木 村 勝 治 <連結財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社アドヴァングループの2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社アドヴァングループ及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準及び(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は工事請負契約について、義務の履行により資産の価値が生じる又は資産の価値が増加し、当該資産の価値が生じる又は当該資産の価値が増加するにつれて顧客が当該資産を支配することから、一定の期間にわたり充足される履行義務であり、工事の進捗率に基づき一定の期間にわたり収益を認識している。 履行義務の充足に係る進捗率の測定は、見積総原価に対する各報告期間の期末日までに発生した原価の割合(インプット法)で算出している。 近年は工事請負契約による売上高が増加傾向にあり、工事請負契約により計上した売上高の金額は10,663,690千円であり、連結損益計算書に計上した売上高の52.5%を占めている。 会社が請け負う工事は、主にタイル・石材等の建築用仕上材の施工であり、一連の建築工事の中で終盤に実施されることから、前工程の遅れの影響を受けやすく、これに伴い工事収益総額、工事原価総額及び工事の進捗率が変動することがある。 以上から当監査法人は一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識が、当連結会計年度の監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、主に以下の手続を実施した。 ・工事請負契約に関する収益認識について、関連する内部統制(受注プロセス、工事予算書作成プロセス)の整備及び運用状況の評価を実施した。 ・重要な工事請負契約について、契約書等との証憑突合を実施した。 ・重要な工事案件について、工事予算書が社内承認されていることを確かめ、その内容の一部について算定根拠となる見積書と証憑突合を実施した。 ・重要な工事案件について、案件の利益率が工事開始時から期末日時点において一定率以上変動しているかどうか検証した。 ・重要な工事案件について、翌期の工事収益総額、工事原価総額及び工事の進捗率の変動状況を検証した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社アドヴァングループの2024年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、株式会社アドヴァングループが2024年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、財務諸表に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することが出来ない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (※)1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 ⒉ XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準及び(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は工事請負契約について、義務の履行により資産の価値が生じる又は資産の価値が増加し、当該資産の価値が生じる又は当該資産の価値が増加するにつれて顧客が当該資産を支配することから、一定の期間にわたり充足される履行義務であり、工事の進捗率に基づき一定の期間にわたり収益を認識している。 履行義務の充足に係る進捗率の測定は、見積総原価に対する各報告期間の期末日までに発生した原価の割合(インプット法)で算出している。 近年は工事請負契約による売上高が増加傾向にあり、工事請負契約により計上した売上高の金額は10,663,690千円であり、連結損益計算書に計上した売上高の52.5%を占めている。 会社が請け負う工事は、主にタイル・石材等の建築用仕上材の施工であり、一連の建築工事の中で終盤に実施されることから、前工程の遅れの影響を受けやすく、これに伴い工事収益総額、工事原価総額及び工事の進捗率が変動することがある。 以上から当監査法人は一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識が、当連結会計年度の監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、主に以下の手続を実施した。 ・工事請負契約に関する収益認識について、関連する内部統制(受注プロセス、工事予算書作成プロセス)の整備及び運用状況の評価を実施した。 ・重要な工事請負契約について、契約書等との証憑突合を実施した。 ・重要な工事案件について、工事予算書が社内承認されていることを確かめ、その内容の一部について算定根拠となる見積書と証憑突合を実施した。 ・重要な工事案件について、案件の利益率が工事開始時から期末日時点において一定率以上変動しているかどうか検証した。 ・重要な工事案件について、翌期の工事収益総額、工事原価総額及び工事の進捗率の変動状況を検証した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識 |
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 連結財務諸表【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準及び(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は工事請負契約について、義務の履行により資産の価値が生じる又は資産の価値が増加し、当該資産の価値が生じる又は当該資産の価値が増加するにつれて顧客が当該資産を支配することから、一定の期間にわたり充足される履行義務であり、工事の進捗率に基づき一定の期間にわたり収益を認識している。 履行義務の充足に係る進捗率の測定は、見積総原価に対する各報告期間の期末日までに発生した原価の割合(インプット法)で算出している。 近年は工事請負契約による売上高が増加傾向にあり、工事請負契約により計上した売上高の金額は10,663,690千円であり、連結損益計算書に計上した売上高の52.5%を占めている。 会社が請け負う工事は、主にタイル・石材等の建築用仕上材の施工であり、一連の建築工事の中で終盤に実施されることから、前工程の遅れの影響を受けやすく、これに伴い工事収益総額、工事原価総額及び工事の進捗率が変動することがある。 以上から当監査法人は一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識が、当連結会計年度の監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 |
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 連結財務諸表【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準及び(重要な会計上の見積り) |
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、主に以下の手続を実施した。 ・工事請負契約に関する収益認識について、関連する内部統制(受注プロセス、工事予算書作成プロセス)の整備及び運用状況の評価を実施した。 ・重要な工事請負契約について、契約書等との証憑突合を実施した。 ・重要な工事案件について、工事予算書が社内承認されていることを確かめ、その内容の一部について算定根拠となる見積書と証憑突合を実施した。 ・重要な工事案件について、案件の利益率が工事開始時から期末日時点において一定率以上変動しているかどうか検証した。 ・重要な工事案件について、翌期の工事収益総額、工事原価総額及び工事の進捗率の変動状況を検証した。 |
その他の記載内容、連結 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
監査法人1、個別 | そうせい監査法人 |
独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2024年6月27日 株式会社アドヴァングループ 取締役会 御中 そうせい監査法人 東京都千代田区 指定社員業務執行社員 公認会計士大 髙 宏 和 指定社員業務執行社員 公認会計士木 村 勝 治 <財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社アドヴァングループの2023年4月1日から2024年3月31日までの第51期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社アドヴァングループの2024年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識)と同一内容であるため、記載を省略している。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (※)1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識 |
連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別 | 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(一定の期間にわたり収益を認識する工事請負契約に関する収益認識)と同一内容であるため、記載を省略している |
その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
受取手形、売掛金及び契約資産 | 6,270,362,000 |
未収入金 | 4,401,000 |
建物及び構築物(純額) | 9,837,778,000 |
機械装置及び運搬具(純額) | 341,914,000 |
工具、器具及び備品(純額) | 161,632,000 |
土地 | 2,149,865,000 |
建設仮勘定 | 7,793,000 |
有形固定資産 | 3,340,871,000 |