財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2024-06-27
英訳名、表紙TOSHO CO., LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長 沓名 裕一郎
本店の所在の場所、表紙愛知県安城市三河安城町1丁目16番地5
電話番号、本店の所在の場所、表紙(0566)79-3111(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
1979年3月東和建設株式会社を設立し、土木建設請負業を始める。
1982年2月宅地建物取引業免許を取得し、建売分譲住宅等の販売を始める。
1986年12月祥福不動産株式会社を設立し、分譲マンション販売及び自社賃貸マンションの建設を始める。
1989年8月祥福コーポレーション株式会社を設立し、祥福不動産株式会社が販売した分譲マンション管理、賃貸マンション管理を始める。
1989年12月祥福不動産株式会社は、「ホリデイゴルフガーデン新田店」を出店。
1990年4月株式会社ホリデイを設立し、ゴルフ練習場の運営を始める。
1990年12月株式会社ホリデイは、「ホリデイゴルフガーデン和泉店」を出店。
1991年5月株式会社沓名を設立し、建設作業の請負業を始める。
1994年3月株式会社住まい発見のコロンブスを設立し、不動産仲介業を始める。
1995年3月株式会社住まい発見のコロンブスを株式会社未来都市に商号変更し、賃貸マンションの受注建設を始める。
1996年1月東和建設株式会社が株式会社沓名を吸収合併。
祥福不動産株式会社が祥福コーポレーション株式会社を吸収合併。
1996年5月株式会社ホリデイは、「ホリデイスポーツクラブ三河安城」を出店。
1997年5月株式会社未来都市を株式会社ジーエルホーム愛知三河に商号変更し、ジーエルホーム株式会社のフランチャイズに加盟し、ツーバイフォーの戸建住宅販売を始める。
祥福不動産株式会社をショーフク株式会社に商号変更。
1997年8月祥福開発株式会社を設立し、株式会社ホリデイから飲食部門を分離。
1999年4月ショーフク株式会社、株式会社ホリデイ、株式会社ジーエルホーム愛知三河、祥福開発株式会社を吸収合併し、株式会社東祥に商号変更。
1999年10月株式会社和泉芝生より造園事業を譲受。
1999年11月「サンルート三河安城」、「サンマルク三河安城」をオープン、ホテルレストラン事業開始。
2000年12月「ホリデイスポーツクラブ刈谷知立」を出店しスポーツクラブ事業での多店舗展開開始。
2001年3月株式会社和泉芝生を吸収合併。
2004年2月日本証券業協会に株式を店頭登録。
2004年3月自社所有賃貸マンション「A・City日の出」が完成。
「A・City」シリーズの展開を始める。
2004年12月日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
2005年9月 2010年4月 2012年5月2013年3月2013年5月2013年6月2014年3月 2014年6月2014年10月2017年12月 2018年2月2022年4月 2024年6月 「サンルート三河安城」を「ABホテル三河安城本館」に名称変更、「ABホテル三河安城新館」を出店しホテル事業での多店舗展開開始。
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。
ホリデイスポーツクラブにおいて、関東初進出となる「ホリデイスポーツクラブ船橋日大前」を開業。
東京証券取引所市場第二部に上場。
名古屋証券取引所市場第二部に上場。
大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場廃止。
東京事務所を開設。
東京証券取引所市場第一部並びに名古屋証券取引所市場第一部に指定。
ABホテルにおいて、愛知県外初進出となる「ABホテル深谷」を出店。
会社分割によりホテル事業を分社化しABホテル株式会社(現・連結子会社)を設立。
連結子会社であるABホテル株式会社が、東京証券取引所JASDAQスタンダード及び名古屋証券取引所市場第二部に上場。
連結子会社である東祥アセットマネジメント株式会社を設立。
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場一部からスタンダード市場に移行名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所市場第一部からプレミア市場に移行。
現在、「ホリデイスポーツクラブ」102店舗、「ホリデイゴルフカーデン」2店舗、「ABホテル」34店舗、「A・City」等の自社所有の賃貸マンション47棟1,851室を運営。
事業の内容 3【事業の内容】
 当社グループ(当社および連結子会社)は、『健康』をキーワードに事業展開を行っております。
『健康』な生活を創造するために「ホリデイスポーツクラブ」という名称で大人専用のスポーツクラブ事業を展開するほか、「ABホテル」という名称でホテル事業を運営しており、「A・City」という名称で不動産事業を運営しております。
 なお、セグメント別の概要は次のとおりであります。
① スポーツクラブ事業 当事業は、「ホリデイスポーツクラブ」という名称で、全国で102店舗(2024年3月31日現在)を運営しております。
 16歳以上の大人に特化した会員制スポーツクラブとして、「大人の健康」をキーワードに「遊ぶ・楽しむ・フィットネス」を基本コンセプトとして、地域の皆様の健康づくりやリラクゼーションの場所を提供しております。
 当社の施設は、ジュニア用スイミングスクールを併設しないことにより、大人専用の広い施設とし、誰でも楽しめるエクササイズを月会費のみ(一部有料プログラムを除く)で利用することができます。
また地域の特性、会員のニーズに合わせ23時までの営業(一部店舗を除く)、リラクゼーション施設の充実、グループ会員制の導入を図り、差別化により地域一番店を目指し、会員確保に努めております。
② ホテル事業 当事業は、「ABホテル」の名称で愛知県を中心に34店舗(2024年3月31日現在)を運営しております。
『ビジネスホテルより快適に、シティホテルよりリーズナブルに』をキーワードに忙しいビジネスシーンや、アクティブな観光を快適にサポートするくつろぎ空間を提供し、お客様のニーズに着実にお応えする細やかなサービスを行っております。
③ 不動産事業 当事業は、「A・City」等の名称で愛知県内に賃貸マンションを47棟1,851室、テナントビル2棟(2024年3月31日現在)所有しており、駐車場の管理も行っております。
 「A・City」シリーズは、当社が土地所有者より土地を購入若しくは賃借し、運営管理を行う賃貸マンションです。
高品質でハイセンスな重厚感あふれる設計を賃貸マンションで採用、当社独自のノウハウにより安定した収益性を実現し、土地所有者も土地を貸すだけで長期安定収入が得られる土地活用です。
 また、「ホリデイゴルフガーデン」という名称で、愛知県安城市内において2店舗(2024年3月31日現在)のゴルフ練習場を運営しております 連結子会社である東祥アセットマネジメント株式会社は、投資運用業を営んでおります。
 事業の系統図は、次のとおりであります。
(2024年3月31日現在)
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
名称住所資本金(千円)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) ABホテル株式会社(注)2、5、6愛知県安城市953,920ホテル事業52.77事務所及び店舗の賃貸借並びに宿泊取引他東祥アセットマネジメント株式会社(注)2愛知県安城市300,000不動産事業100.00事務所の賃貸借東祥投資事業有限責任組合
(注)2東京都千代田区1,920,052不動産事業89.58-(持分法適用関連会社) 東祥東海リート投資法人(注)3、4愛知県安城市10,100,000不動産事業18.81(18.81)不動産の売買 (注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.特定子会社に該当しております。
3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
4.持分は100分の20未満であるが、実質的な影響力を持っているため関連会社としたものであります。
5.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。
)の連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、当連結会計年度におけるセグメント情報の売上高に占める当該連結子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。
)の割合が100分の90を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。
6.有価証券報告書を提出しております。
従業員の状況 5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況 2024年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)スポーツクラブ事業288(534)ホテル事業60(127)不動産事業12(8)  報告セグメント計360(669) 全社(共通)8(-)合  計368(669)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時社員(パートタイマー等)は、期末雇用人員を( )外書きで記載しております。
なお、臨時社員の期末雇用人数は、月間171時間換算で計算しております。
2.前事業年度末に比べ従業員数が9名減少しておりますが、主にスポーツクラブ事業における自己都合退職の増加並びに採用人数の減少によるものであります。
(2)提出会社の状況 2024年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)305(540)29.55.94,775 セグメントの名称従業員数(名)スポーツクラブ事業288(534)不動産事業9(6)  報告セグメント計297(540) 全社(共通)8(-)合  計305(540)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時社員(パートタイマー等)は、期末雇用人員を( )外書きで記載しております。
なお、臨時社員の期末雇用人員は、月間171時間換算で計算しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおりますが、新入社員、中途入社、休職者及び退職者等は含んでおりません。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
4.前事業年度末に比べ従業員数が16名減少しておりますが、主に自己都合退職の増加並びに採用人数の減少によるものであります。
(3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者2.920.060.277.0132.0期末在籍者により算出(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであり、店長職を含めて算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
(正規雇用男性労働者の取得率を算出しております。
) ② 連結子会社 連結子会社につきましては、各社とも公表義務の対象ではないため記載を省略しております。
 なお、当社の主要な子会社であるABホテル株式会社における「管理職に占める女性労働者の割合(課長職以上)」は12.5%であります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等につきまして、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、以下のようなものがあります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針について 当社は「健康づくりで世のため人のために尽くす」の経営理念としており、当社グループは、『健康』をキーワードに事業展開を行っております。
主力事業として『健康』な生活を創造するために「ホリデイスポーツクラブ」という名称で大人専用の総合型スポーツクラブを日本国内に展開しております。
また、当社は建設業が発祥母体であり、当社グループが営んでいる事業において費用対効果の高い建築ノウハウがあると考えております。
 スポーツクラブ事業におきましては、「ホリデイスポーツクラブ」という名称で全国に102店舗出店しており、今後も出店モデルとして単独店舗の経常利益率を35%以上と設定し新規開発を行っていく方針でありますが、新型コロナウイルス感染拡大による影響を最小限に留めるため、現在既存店の収益力回復に経営資源を集中し、お客様に対する感謝の気持ちを「安全・安心・快適」な施設運営という形で提供するとともに、新プログラム等の新商品の開発、コスト低減に取組んでまいります。
 ホテル事業におきましては、「ABホテル」という名称で愛知県内を中心に34店舗出店しており、出店モデルとして単独店舗の経常利益率を35%以上と設定し、駅前商圏を重点地区として開発していく方針であります。
 不動産事業においては、愛知県内に47棟1,851室の賃貸マンションを所有しており、入居率100%を目標に入居者のニーズに合わせた室内設備の充実、入居者のみなさまが安心して過ごせる住環境に努めております。
今後は、名古屋地区を重点地域として、投資利回りを12%以上と設定し、年間300室を目標に新規開発をしていく方針であります。
(2)経営環境について 当社グループを取り巻く経営環境について、マクロ経済面では、日銀の大規模な金融緩和策の維持が景気を後押しする一方、止まらない円安と、世界的な地政学リスクの高まりの結果、これが輸入品価格、エネルギー価格等の高騰につながりました。
つまり、わが国の消費市場の活性化に対して、プラスとマイナスの要因が混在した不透明な状況が継続し、結果、景気は足踏み状態が続く基調となっています。
 こうした中、当社グループ主力のスポーツクラブ事業のマーケット環境は、サービス内容の差別化や低価格サービス攻勢による新規参入が相次ぎ、市場競争が激化しつつあり、これにともない、より良いサービスを求めて、顧客の選好や消費行動も大きく変化しつつあります。
 子会社のABホテル株式会社が運営するホテル事業「ABホテル」では、各都道府県が実施する旅行割引キャンペーンとコロナ禍からの旅客回復需要が追い風となり、良好なマーケット環境が継続しています。
 不動産賃貸事業では、賃貸マンション「A・City」が、引き続き安定的な経営環境を継続しています。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 既存施設の収益力の回復及び向上について収益力向上のため、最優先で取り組むべき課題として、マーケットの急激な競争環境の変化に適応するために、マーケティング政策を重点的に実施しています。
その一環として、主力のスポーツクラブ事業では、提供サービスの付加価値向上と、プログラム予約、ダンス・ストレッチ等店舗独自のオリジナル企画を実施し、オンラインプログラム「ホップTV」の配信等、会員数回復に向け、広告宣伝費を強化しています。
引き続き、顧客創造並びに既存店の収益力回復に経営資源を集中し、お客様の健康生活の向上に貢献してまいります。
また、これら収益向上策を組織として的確に実施するため、サービス業の根幹となる人的資本の育成と、組織能力の強化に努めています。
ホテル事業では、朝食メニューの見直しをする等、顧客満足度向上の務め、都道府県実施の旅行割引キャンペーンに積極的に参加し、宿泊稼働率とリピート客の向上に努めています。
不動産賃貸事業では、満室経営となるよう入居者のニーズに合わせた室内設備の充実により、「入居者が安心して過ごせる住環境の提供」に努めています。
 ② 経営基盤の強化と投資法人のサポートについて 当社グループは、今後も収益力の強化を図り、強固な経営基盤の構築に努めてまいります。
また、当社の連結子会社である東祥アセットマネジメント株式会社が資産運用を受託する東海地区初の投資法人「東祥東海リート投資法人(登録番号 東海財務局長 第1号)」に対し、スポンサー企業として、全面的にサポートしてまいります。
 ③ 健康経営の実践並びに人材の育成について当社グループの経営理念である「健康づくりで世のため人のために尽くす」に基づき、お客様の健康づくりを応援する社員自身が元気で明るく最高のパフォーマンスを発揮し、事業活動の持続的な成長発展と生産性の向上に繋がるよう、社員の健康保持と増進に取り組んでまいります。
安定したサービスの提供、サービスの質の向上並びに既存店の収益力回復を図るうえにおきましては、社員教育の強化は必要不可欠であり、今後も積極的に社員教育に注力してまいります。
スポーツクラブ事業におきましては、人材の育成を強化する目的で、「ホリデイカレッジ」を運営しており、オンライン等を含む様々な研修を行っております。
 ④ 環境保護(省エネルギー活動)の取組みについて当社は、経済産業省に提出しております「省エネ法定期報告書」において、目標達成の省エネ優良事業者として9年連続Sクラスの評価を受けております。
今後におきましても、カーボンニュートラル等環境保護を意識した設備の更新を行い、併せてコスト削減に継続的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
 当社は、経営理念である「健康づくりで世のため人のために尽くす」に基づき、「持続可能な社会の実現」に向け、「健康」を通じお客様に喜ばれ必要な会社として持続的な成長を促進し、合わせて地域社会に貢献することを基本方針としております。
 当社のサステナビリティに関する基本方針は次のとおりであります。
1.スポーツクラブ運営などの事業活動により、「健康」を通じて社会問題に貢献してまいります。
2.上場会社として透明性・公正性のある経営により、持続的な会社の成長を促進してまいります。
3.株主、投資家との建設的な対話を通じ、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。
4.従業員の健康課題の把握、健康増進並びに生活習慣病の予防に努め、従業員及び会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。
5.主にお客様に提供するサービス向上のため、社員教育や研修施設への投資を行い、知的財産、無形資産の活用を推進しております。
 当社の主要な子会社であるABホテル株式会社においては、当社と事業領域は違うものの、基本方針は、上記内容とほぼ同様であります。
(1)ガバナンス サステナビリティに関する基本方針に基づき、代表取締役はその推進役を担っており、各事業部により執行される体制となっております。
事務局を管理本部総務人事部におき、月1回以上開催される取締役会において、施策の協議、決定が行われ、その進捗については週1回開催される役員方針会議にて報告されております。
具体的な内容といたしましては、コスト削減にも繋がるCO2排出量を低下させる高効率機器への更新、従業員の労働意欲向上に向けた健康経営への取り組み、社会貢献活動等を協議しております。
 また、サステナビリティ関連のリスク及び機会を監視又は管理するためのガバナンスについては、意思決定機関であると同時に業務執行状況を監督する機関である取締役会において、経営に関する重要事項についての報告、決議を行っており、社会貢献、持続可能な社会の実現に取り組んでおります。
 当社の主要な子会社であるABホテル株式会社においては、2024年4月に設置された代表取締役を委員長とする「サステナビリティ委員会」を基軸にリスク及び機会を監視又は管理を行い、取締役会への報告を行ってまいります。
(2)戦略 会社の持続的な成長を確保するには人的資本への取り組みが最も重要であり、大きなテーマとしては、多様性を含めた人材確保と人材育成があると考えております。
人材確保の観点からは、従来の手法やサービスに拘ることなく、時代の変化に合わせた事業活動を行うことが必要であると考え、新しい視点や価値観を永続的かつ積極的に取り入れることが重要な経営課題であると認識しております。
そのため、いかなる属性にも捉われることなく人材の登用ができる環境を整備し、女性管理職の登用や即戦力として期待値の高い中途採用の採用等、多様性確保に向けた取り組みを行うことを基本方針としております。
 人材の育成の観点からは、当社グループにおける安定したサービスの提供、サービスの質の向上並びに既存店の収益力回復を図るうえにおきましては、社員教育の強化は必要不可欠であり、今後も積極的に社員教育に注力してまいります。
スポーツクラブ事業におきましては、人材の育成を強化する目的で、「ホリデイカレッジ」を運営しており、オンライン等を含む様々な研修を行い、従業員のさらなる知識。
能力取得の場を提供しています。
 また、当社は、経営理念である「健康づくりで世のため人のために尽くす」に基づき、お客様の健康づくりを応援する社員自身が元気で明るく最高のパフォーマンスを発揮し、事業活動の持続的な成長発展と生産性の向上に繋がるよう、社員の健康保持と増進を図るための社内環境整備のための施策等に取り組んでおります。
このような取り組みが認められ、経済産業省による「健康経営優良法人」の認定を受けています。
 その他、事業活動を通して環境負荷の低減に努めるとともに、企業市民として地域と共生を図る活動を推進しており、経済産業省に提出しております「省エネ法定期報告書」において、目標達成の省エネ優良事業者として9年連続Sクラスの評価を受けております。
今後におきましても、カーボンニュートラル等環境保護を意識した設備の更新を行い、併せてコスト削減に継続的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
 詳細は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」並びに「第2 事業の状況 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりであります。
 なお、当社の主要な子会社であるABホテル株式会社においては、ホテル事業の活動として「快眠」するために必要な部屋づくり並びにサービスの提供を使命としていることから、インターネット上のみで取引を行う旅行会社のサイト(以下「OTA」という。
)における客室評価点数、自然環境保護に配慮した宿泊プラン比率を指標として採用しております。
(3)リスク管理 当社は、サステナビリティに関するリスク及び機会を含む、当社グループの経営に関する様々なリスク等を検討並びに審議するため、週1回の役員方針会議の中で、主要なリスク等の状況について定期的にモニタリング、評価、分析をし、グループ各社に必要な指示、監督を行うとともに、その内容を定期的に取締役会に報告する体制を整えております。
(4)指標及び目標① 人材の多様性の確保を含む人材育成及び社内環境整備に関する取組項 目範 囲指 標実 績2028年度目標人材の多様性の確保を含む人材育成に関する方針グループ女性の管理職比率4.7%5.0%グループ中途採用管理職比率14.0%20.0%単 体 ※研修施設における年間使用時間440時間500時間社内環境整備に関する方針グループ健康診断受診率100%100%※主要な子会社であるABホテル株式会社は、人材の多様性の確保を含む人材育成について「チューター制度」を実施しており、研修施設は設けていないため、単体表記となっております。
② 環境関連の取組  当社及び当社グループにおける温室効果ガス排出量(前年対比)の実績は以下のとおりであります。
  「省エネ法定期報告書」に基づく温室効果ガス排出量前年対比項 目範 囲指 標実 績目 標2021年度2022年度2023年度前年比100%以下環境関連に関する方針単 体温室効果ガス排出量前年対比108.6%96.9%94.9% 主要な子会社であるABホテル株式会社は、2023年度より省エネ法定期報告書を提出(予定)しており、今後においても温室効果ガス排出量低減に努めて参ります。
(2023年度排出量:7,762t-CO2) ③ 主要な子会社であるABホテル株式会社における指標、目標及び実績値は次のとおりであります。
指 標目 標実 績備考客室の満足度の把握客室の評価点数4.0以上4.06各種OTAの評価点数自然環境に配慮したプランの販売数の把握50.0%以上45.4%  当社グループでは、上記「
(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に関連する指標のうち、「管理職に占める女性労働者の割合」、「男性労働者の育児休業取得率」、「労働者の男女の賃金の差異」につきましては、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載のとおりであります。
戦略 (2)戦略 会社の持続的な成長を確保するには人的資本への取り組みが最も重要であり、大きなテーマとしては、多様性を含めた人材確保と人材育成があると考えております。
人材確保の観点からは、従来の手法やサービスに拘ることなく、時代の変化に合わせた事業活動を行うことが必要であると考え、新しい視点や価値観を永続的かつ積極的に取り入れることが重要な経営課題であると認識しております。
そのため、いかなる属性にも捉われることなく人材の登用ができる環境を整備し、女性管理職の登用や即戦力として期待値の高い中途採用の採用等、多様性確保に向けた取り組みを行うことを基本方針としております。
 人材の育成の観点からは、当社グループにおける安定したサービスの提供、サービスの質の向上並びに既存店の収益力回復を図るうえにおきましては、社員教育の強化は必要不可欠であり、今後も積極的に社員教育に注力してまいります。
スポーツクラブ事業におきましては、人材の育成を強化する目的で、「ホリデイカレッジ」を運営しており、オンライン等を含む様々な研修を行い、従業員のさらなる知識。
能力取得の場を提供しています。
 また、当社は、経営理念である「健康づくりで世のため人のために尽くす」に基づき、お客様の健康づくりを応援する社員自身が元気で明るく最高のパフォーマンスを発揮し、事業活動の持続的な成長発展と生産性の向上に繋がるよう、社員の健康保持と増進を図るための社内環境整備のための施策等に取り組んでおります。
このような取り組みが認められ、経済産業省による「健康経営優良法人」の認定を受けています。
 その他、事業活動を通して環境負荷の低減に努めるとともに、企業市民として地域と共生を図る活動を推進しており、経済産業省に提出しております「省エネ法定期報告書」において、目標達成の省エネ優良事業者として9年連続Sクラスの評価を受けております。
今後におきましても、カーボンニュートラル等環境保護を意識した設備の更新を行い、併せてコスト削減に継続的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
 詳細は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」並びに「第2 事業の状況 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりであります。
 なお、当社の主要な子会社であるABホテル株式会社においては、ホテル事業の活動として「快眠」するために必要な部屋づくり並びにサービスの提供を使命としていることから、インターネット上のみで取引を行う旅行会社のサイト(以下「OTA」という。
)における客室評価点数、自然環境保護に配慮した宿泊プラン比率を指標として採用しております。
指標及び目標 (4)指標及び目標① 人材の多様性の確保を含む人材育成及び社内環境整備に関する取組項 目範 囲指 標実 績2028年度目標人材の多様性の確保を含む人材育成に関する方針グループ女性の管理職比率4.7%5.0%グループ中途採用管理職比率14.0%20.0%単 体 ※研修施設における年間使用時間440時間500時間社内環境整備に関する方針グループ健康診断受診率100%100%※主要な子会社であるABホテル株式会社は、人材の多様性の確保を含む人材育成について「チューター制度」を実施しており、研修施設は設けていないため、単体表記となっております。
② 環境関連の取組  当社及び当社グループにおける温室効果ガス排出量(前年対比)の実績は以下のとおりであります。
  「省エネ法定期報告書」に基づく温室効果ガス排出量前年対比項 目範 囲指 標実 績目 標2021年度2022年度2023年度前年比100%以下環境関連に関する方針単 体温室効果ガス排出量前年対比108.6%96.9%94.9% 主要な子会社であるABホテル株式会社は、2023年度より省エネ法定期報告書を提出(予定)しており、今後においても温室効果ガス排出量低減に努めて参ります。
(2023年度排出量:7,762t-CO2) ③ 主要な子会社であるABホテル株式会社における指標、目標及び実績値は次のとおりであります。
指 標目 標実 績備考客室の満足度の把握客室の評価点数4.0以上4.06各種OTAの評価点数自然環境に配慮したプランの販売数の把握50.0%以上45.4%  当社グループでは、上記「
(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に関連する指標のうち、「管理職に占める女性労働者の割合」、「男性労働者の育児休業取得率」、「労働者の男女の賃金の差異」につきましては、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載のとおりであります。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略  当社グループでは、上記「
(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に関連する指標のうち、「管理職に占める女性労働者の割合」、「男性労働者の育児休業取得率」、「労働者の男女の賃金の差異」につきましては、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載のとおりであります
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 ① 人材の多様性の確保を含む人材育成及び社内環境整備に関する取組項 目範 囲指 標実 績2028年度目標人材の多様性の確保を含む人材育成に関する方針グループ女性の管理職比率4.7%5.0%グループ中途採用管理職比率14.0%20.0%単 体 ※研修施設における年間使用時間440時間500時間社内環境整備に関する方針グループ健康診断受診率100%100%
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)複数の事業を展開していることについて 当社グループは、スポーツクラブ事業を主力事業として位置づけており、事業リスクの分散、収益機会の拡大を目的にホテル事業及び不動産事業を展開しておりますが、今後、新規事業に進出したり、既存事業においても、国内景気の動向、競合他社との価格競争等により売上高を一時的に縮小したり、事業から撤退したりする可能性があります。
そのため、事業別の売上高構成や主力事業が変更される可能性があり、事業内容の変更に伴って当社グループの属する業界や当社グループの業績に重要な影響を与える可能性のある外部要因の範囲も変化する可能性があります。
(2)出店戦略について 当社グループは、独自のマーケティングノウハウ、多様な資金調達方法を採用し、時期を見極めたうえでスポーツクラブ、ホテル及び不動産事業の開発を進めていく予定ではありますが、出店候補地が確保できない場合、出店に必要な人材が確保できない場合、その他新規出店に際し当社グループに予期せぬ事由が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(3)金利上昇リスクについて 当社グループは、スポーツクラブ、ホテル及び不動産事業において施設の開発を行っております。
施設の建設資金につきましては、多様な資金調達方法を採用しているものの、金融機関等からの借入金による資金調達が主となっており、今後も各事業における有形固定資産の取得に伴い、金融機関から資金を調達していく可能性があります。
 当社グループでは、借入金を短期(約1年)、中期(3~6年)及び長期(8~10年)と分類しており、プロジェクトの収益計画に基づき資金調達を行っております。
長期資金においては、金利の固定化等を行っておりますが、短期及び中期資金の調達については、金利の上昇により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)自然災害等及び感染症によるリスクについて 当社グループは、スポーツクラブ、ホテル及び不動産事業において建物等の有形固定資産を所有しております。
 当社グループは『施設』及びそれらに『サービス』を付加し収益を計上しており、大規模な震災や水害等の自然災害の発生、火災等により『施設』等が大規模に毀損した場合や、未知の感染症が拡大し緊急事態宣言が発令された場合には、可能な範囲での安心・安全な施設運営は行っているものの、スポーツクラブ事業においては、休業要請等により『サービス』の提供が困難になった場合や、ホテル事業においては、外出自粛要請により宿泊ニーズが減少し稼働率、室料単価の減少等が起こった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(5)固定資産の減損について 当社グループは、2005年度より固定資産の減損に係る会計基準を適用しており、スポーツクラブ、ホテル及び不動産事業において各部門単位での収益を把握し、収益が計画を下回っている店舗においては、役員会等において収益改善策の検討等を行っておりますが、マーケット環境の変化等により著しく収益及び評価額が低下し、有形固定資産の減損処理が必要となった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
各店舗単位における経営環境の変化に対応した運営を実施することにより、減損損失のリスクに対応しております。
収益性の低下がみられるスポーツクラブの一部の店舗において、固定資産の減損について検討しており、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
(6)敷金及び保証金について 当社グループは、2024年3月末現在、土地及び建物の賃貸借契約に基づき賃貸人に差し入れている敷金及び保証金が3,283百万円あります。
この資産は、賃貸人の財政状態が悪化し、返還不能になったときは、賃料及び解体費用との相殺ができない範囲において貸倒損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
今後は土地所有物件の割合を増加させることにより、敷金及び保証金の貸倒損失発生リスクを低減いたします。
(7)情報の保護について 当社グループは、スポーツクラブ及びホテル事業等において多様な個人情報を管理しており、情報セキュリティにおいて厳重に管理し、情報の漏洩等の未然防止を行っておりますが、万一情報の漏洩、不正使用が起こった場合には、信用失墜等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
定期的なモニタリングを実施するほか、最新システムの導入並びに社員教育等により情報漏洩リスクに対応しております。
(8)法的規制 当社グループは、多角的な事業展開を行っており、複数の業界に属しておりますので、各業界において下記の通り法的規制を受けております。
 当社グループは、これまで法的規制によって事業展開に制約を受けたことはありませんが、今後新たな法的規制等の導入や既存の法的規制の改廃や解釈の変更等が生じた場合並びに重大な法令違反が起こった場合には、当社グループの業績や事業の存続に影響を与える可能性があります。
関連業界規制法管轄省庁当社グループとの関連 スポーツクラブ業 公衆浴場法 厚生労働省 スポーツクラブ事業 大気汚染防止法 環境省 ホテル業 旅館業法 厚生労働省 ホテル事業 食品衛生法 厚生労働省 下請代金支払遅延等防止法 (下請法) 中小企業庁 不動産業 宅地建物取引業法 国土交通省 不動産事業 金融商品取引法 金融庁 建設業 建設業法 国土交通省 不動産事業 建築士法 国土交通省 全般 消防法 総務省 全事業 景品表示法 消費者庁 労働安全衛生法 厚生労働省
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。
)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、アフターコロナの環境下において緩やかに景気回復基調ではあるものの、歴史的な水準に達した円安やエネルギー価格の高騰、上昇を続ける消費者物価に加え、深刻さを増す人手不足など、依然先行き不透明が状況にあります。
 こうした経済環境のもとで、スポーツクラブ事業におきましては、「お客様の安全と健康を第一に考え、楽しく快適な場所」を提供できるよう、お客様の健康管理、付加価値向上に資するサービスの実施に努めました。
 スポーツクラブ事業においては既存店舗の収益力回復に経営資源を集中し、コロナ禍で減少した会員数の回復を企図し、広告宣伝の強化並びに既存店のリニューアル及び器具の入替等を実施してまいりましたが、一部店舗において収益性の低下がみられたため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、2024年3月期において特別損失(減損損失)として2,996百万円を計上いたしました。
 ホテル事業におきましては、ビジネスや観光等お客様のニーズにお応えできるサービスの提供に努め、リピーター確保の運営を実施し、宿泊稼働率の向上、適正な価格調整を行った結果、ホテル事業の業績は過去最高を更新しております。
 不動産事業におきましては、当連結会計年度中に賃貸マンション3棟が入居開始となり、販売用不動産の売却により大幅増収となっております。
 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。
(財政状態) 当連結会計年度末の総資産は74,219百万円となり、前期比で9,067百万円減少いたしました。
 流動資産は27,080百万円となり、同6,317百万円の減少となりました。
これは主に売却により販売用不動産が5,841百万円減少したためであります。
 固定資産につきましては47,128百万円となり、同2,744百万円の減少となりました。
これは主にスポーツクラブ事業の一部店舗において収益性の低下がみられたため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失を計上した結果、有形固定資産が1,876百万円減少したことに加え、繰延税金資産の回収可能性を見直したことにより、繰延税金資産が747百万円減少したためであります。
 流動負債は9,014百万円となり、同172百万円の増加となりました。
これは主に未払消費税等が440百万円増加したためであります。
 固定負債につきましては24,886百万円となり、同7,885百万円の減少となりました。
これは主に販売用不動産の売却並びに計画的な返済計画に基づき、長期借入金が7,233百万円減少したためであります。
 純資産は40,318百万円となり、同1,354百万円の減少となりました。
これは主に固定資産の減損損失計上並びに繰延税金資産の取り崩しにより利益剰余金が2,382百万円減少し、非支配株主持分が1,021百万円増加したためであります。
(経営成績) 当連結会計年度における売上高は30,927百万円(前年同期比37.4%増)、営業利益3,958百万円(同26.3%増)、経常利益4,098百万円(同30.7%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は2,229百万円(前連結会計年度は857百万円の当期純利益)となりました。
 また、事業別の業績は次のとおりであります。
 なお、当連結会計年度から経営管理区分を見直したことにより、スポーツクラブ事業に属していたゴルフ練習場のセグメントを不動産事業に変更しております。
(前年同期比につきましては、前連結会計年度の売上高等を変更後のセグメントに区分して記載しております。
)スポーツクラブ事業 スポーツクラブ事業における当連結会計年度末の店舗数は、2023年7月に半田店(愛知県半田市)、同11月に東広島店(広島県東広島市)、2024年1月に東岸和田店(大阪府岸和田市)が開業し、102店舗となりました。
当社が経営する「ホリデイスポーツクラブ」におきましては、「遊ぶ、楽しむ、フィットネス」を基本コンセプトとしており、お客様の健康生活に寄与する安全・安心な施設サービスの提供に努めました。
会員数回復に向け積極的な広告宣伝活動を実施したものの、光熱費関連の経費は依然として高止まり傾向にあり、また、新規3店舗の開業(準備)諸経費の計上もコスト増加の要因となっております。
営業面におきましては、新プログラムの導入や、ダンス・ストレッチ等店舗独自のオリジナル企画、ホットスタジオの再開に取組んだ結果、当連結会計年度のスポーツクラブ事業の売上高は12,121百万円(前年同期比4.3%増)となりました。
 なお、減損損失を計上した17店舗においては、2025年3月期の減価償却費は250百万円程度減少する見込みであります。
ホテル事業 ホテル事業における当連結会計年度末の店舗数は、2023年8月に開業した「ABホテル関」(岐阜県関市)を含め34店舗(客室数4,441室)となりました。
 ABホテル株式会社が運営する「ABホテル」では、お客様が快眠できる部屋造りやサービスの充実、附帯設備として大浴場の設置を行うなど、お客様がひと時でも心休まる快適な空間を提供しております。
運営面におきましては、各都道府県及び市町村が実施している宿泊割引キャンペーンへの参加、朝食メニューの見直しなどリピーター確保の運営を実施し、宿泊稼働率の向上、適正な価格調整並びに経費削減に努めました。
宿泊ニーズの高い立地での運営に加え、客室単価の調整を需要に合わせ細やかに行った結果、前々期までに開業した既存32店舗の当連結会計年度の平均宿泊稼働率は91.2%(前年同期比8.6ポイント増)となり、当連結会計年度のホテル事業の売上高は9,934百万円(同13.1%増)となりました。
 なお、連結会計年度におけるホテル事業の売上高としては過去最高を更新しております。
不動産事業 不動産事業における当連結会計年度末の所有賃貸マンション部屋数は2023年7月に「A・City桜井駅前」(45室)、2024年1月に「A・City常滑原松」(45室)、同3月に「A・City一宮三条」(60室)が入居開始した結果、47棟(1,851室)であります。
 当社が経営する賃貸マンション「A・City」では、満室経営となるよう入居者のニーズに合わせた室内設備の充実、入居者が安心して過ごせる住環境の整備に努めました。
また、マンション毎の立地や入居率を考慮し入居者のニーズに応じたプラン、内装の充実にも注力いたしました。
当連結会計年度には、前連結会計年度に取得した収益用不動産の運用及び売却が寄与し、当連結会計年度の不動産事業の売上高は8,871百万円(前年同期比323.0%増)と大幅な増収となりました。
② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における当社グループキャッシュ・フローにつきましては、営業活動による収入が10,900百万円あった一方、投資活動による支出が3,378百万円あった一方、財務活動による支出が7,929百万円あった結果、現金及び現金同等物は14,564百万円となりました。
 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は10,900百万円であります。
これは主に税金等調整前当期純利益が1,104百万円、減価償却費が3,051百万円、減損損失が2,996百万円、販売用不動産の減少による収入が5,123百万円あった一方、法人税等の支払が1,509百万円あったこと等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は3,378百万円であります。
これは主にスポーツクラブ、ビジネスホテルの建設並びに賃貸マンションの開発に伴う有形固定資産の取得による支出が3,557百万円あったこと等を反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は7,929百万円であります。
これは主に長期借入れによる収入が1,350百万円あった一方、長期借入金の返済による支出が9,032百万円、リース債務の返済による支出が299百万円あったこと等を反映したものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績a.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)金額(千円)前年同期比(%)スポーツクラブ事業9,274178.9ホテル事業27△25.0不動産事業5,165,568-合計5,174,869-  (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
     2. 不動産事業の仕入実績は売却に伴う販売用不動産からの振替によるものであります。
b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)販売高(千円)前年同期比(%)スポーツクラブ事業12,121,8214.3ホテル事業9,934,18113.1不動産事業8,871,750323.0合計30,927,75337.4  (注)1. セグメント間の取引については相殺消去しております。
2. 不動産事業の販売実績の増加は販売用不動産の売却によるものであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社グループは、この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産、負債及び損益に関して報告数値に影響を与える見積りを行っております。
当社グループは、貸倒引当金、繰延税金資産及び固定資産の減損に関する見積り及び判断を継続して行っております。
しかしながら、多様化する社会のニーズ、市況の変化等により見積り及び判断が実際の結果と異なる場合があります。
a.貸倒引当金当社グループは、顧客等の支払不能時に発生する損失の見積額について、貸倒引当金を計上しております。
売上先等の財務状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。
b.繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産を計上する場合、収益力に基づく課税所得の十分性及び実現性の高いタックスプランニング等により回収可能性を判断して計上しておりますが、繰延税金資産の全部または一部について、将来実現できないと判断した場合、判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上いたします。
同様に、計上金額の純額を上回る繰延税金資産を今後実現できると判断した場合、繰延税金資産への調整により当該判断を行った期間に利益を増加させることになります。
c.固定資産の減損 当社グループは、スポーツクラブ、ホテル及び賃貸マンション等の固定資産を所有しており、将来、著しく収益及び評価額が低下した場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。
 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績等1)財政状態(資産合計) 当連結会計年度末の総資産は74,219百万円となり、前期比で9,067百万円減少いたしました。
 流動資産は27,080百万円となり、同6,317百万円の減少となりました。
これは主に売却により販売用不動産が5,841百万円減少したためであります。
 固定資産につきましては47,128百万円となり、同2,744百万円の減少となりました。
これは主にスポーツクラブ事業の一部店舗において収益性の低下がみられたため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失を計上した結果、有形固定資産が1,876百万円減少したことに加え、繰延税金資産の回収可能性を保守的に検討したことにより、繰延税金資産が747百万円減少したためであります。
(負債合計) 流動負債は9,014百万円となり、前期比で172百万円の増加となりました。
これは主に未払消費税等が440百万円増加したためであります。
 固定負債につきましては24,886百万円となり、同7,885百万円の減少となりました。
これは主に販売用不動産の売却並びに計画的な返済計画に基づき、長期借入金が7,233百万円減少したためであります。
(純資産) 純資産は40,318百万円となり、同1,354百万円の減少となりました。
これは主に固定資産の減損損失計上並びに繰延税金資産の取り崩しにより利益剰余金が2,382百万円減少し、非支配株主持分が1,021百万円増加したためであります。
2)経営成績(売上高) スポーツクラブ事業におきましては、全国40都道府県102店舗体制となりました。
 ホテル事業におきましては、愛知県14店舗、愛知県外20店舗の体制となりました。
 不動産事業におきましては、愛知県名古屋市を中心に賃貸マンション「A・City」を建設、愛知県内で47棟1,851室を所有し、入居率も安定的に推移しております。
 不動産事業において販売用不動産の売却があったことから、グループ全体の売上高は30,927百万円と大幅な増加となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費) 売上原価につきましては、前連結会計年度に引き続き、人件費においては館内の運営オペレーションの変更、ワークシェアの実施、一部賃借料の減額要請、館内の清掃及び修繕等の自営化等コスト削減を行ったものの、売却に伴う販売用不動産の仕入原価への振替等により、25,146百万円となりました。
売上高に対する売上原価の比率は81.3%となりました。
 販売費及び一般管理費につきましては、支払手数料の増加等により、1,821百万円となりました。
売上高に対する比率は5.9%となりました。
(営業利益) 営業利益につきましては、売上高及び売上総利益の増加により3,958百万円となりました。
売上高に対する営業利益の比率は12.8%となっております。
(営業外収益(費用)) 営業外収益(費用)につきましては、収益において持分法による投資利益が増加した結果、営業外収益の純額は139百万円となりました。
(税金等調整前当期純利益) 売上高、売上総利益、営業利益が増加したものの、減損損失を計上したことから、税金等調整前当期純利益は1,104百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益) 税金等調整前当期純利益に法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額並びに非支配株主に帰属する当期純利益を加減算した親会社株主に帰属する当期純損失は2,229百万円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績等の状況は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の概要」に記載のとおりであります。
2025年3月期の業績予想につきましては、スポーツクラブ事業における2024年3月末の会員数及び直近の入退会の状況、ホテル事業における直近の宿泊稼働率及び客室単価、不動産事業における賃貸マンションの入居率を参考数値とし、業績予想を算出した結果、売上高25,000百万円(前年同期比19.2%減)、営業利益4,700百万円(同18.7%増)、経常利益4,700百万円(同14.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,700百万円(前年同期は2,229百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)と予想いたしました。
c.資本の財源及び資金の流動性(資金需要) 当社グループの資金需要のうち主なものは、設備投資資金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。
営業費用の主なものは、人件費及び販売手数料であります。
 今後もスポーツクラブ事業(「ホリデイスポーツクラブ」)、ホテル事業(「ABホテル」)並びに不動産事業(賃貸マンション「A・City」及び複合施設等)の開発により、設備投資の資金需要はありますが、建物リース等の導入により資金需要の伴わない開発の割合を計画的に実施し、設備投資による資金需要を最小限に抑える創意工夫を行うほか、東祥東海リート投資法人とのスポンサーサポート契約に基づき、不動産の売却による資金調達も実施してまいります。
(財務政策) 当社グループは現在、運転資金につきましては内部資金(2024年3月31日現在、現金及び預金残高16,577百万円)、設備資金につきましては内部資金を中心に、金融機関からの借入又は社債の発行により資金調達をすることとしております。
 2024年3月31日現在、社債及び長期借入金の残高は22,268百万円であります。
また、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計11,100百万円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しております。
(借入実行残高2,380百万円、借入未実行残高8,720百万円)。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2025年3月期の業績予想につきましては、スポーツクラブ事業における2024年3月末の会員数及び直近の入退会の状況、ホテル事業における直近の宿泊稼働率及び客室単価、不動産事業における賃貸マンションの入居率を参考数値とし、業績予想を算出した結果、売上高25,000百万円(前年同期比19.2%減)、営業利益4,700百万円(同18.7%増)、経常利益4,700百万円(同14.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,700百万円(前年同期は2,229百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)と予想いたしました。
e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容(スポーツクラブ事業) 売上高につきましては、新プログラムの導入、ダンス・ストレッチ等店舗独自のオリジナル企画、ホットスタジオの再開に取組んだ結果、当連結会計年度のスポーツクラブ事業の売上高は12,121百万円(前年同期比4.3%増)となりました。
 セグメント利益(損失)は、売上原価等コスト削減に努めたものの、会員数回復に向けた広告宣伝費用の増加等により、354百万円の損失(前年同期は342百万円の損失)となりました。
 セグメント資産は、減損損失による資産簿価減少により、前年同期比3,795百万円減少の21,728百万円となりました。
(ホテル事業) 売上高につきましては、各都道府県及び市町村が実施している宿泊割引キャンペーンへの参加、朝食メニューの見直しなどリピーター確保の運営を実施し、宿泊稼働率の向上、適正な価格調整並びに経費削減に努めました。
宿泊ニーズの高い立地での運営に加え、客室単価の調整を需要に合わせ細やかに行った結果、前々期までに開業した既存32店舗の当連結会計年度の平均宿泊稼働率は91.2%(前年同期比8.6ポイント増)となり、当連結会計年度のホテル事業の売上高は9,934百万円(同13.1%増)となりました。
 セグメント利益は、売上高の増加並びに売上原価等コスト削減に努めた結果、前年同期比21.4%増の3,612百万円となりました。
 セグメント資産は、新規開業1店舗等の資産計上もあり、前年同期比1,239百万円増加の23,133百万円となりました。
(不動産事業) 売上高につきましては、前連結会計年度に取得した収益用不動産の運用及び売却が寄与し、当連結会計年度の不動産事業の売上高は8,871百万円(前年同期比323.0%増)と大幅な増収となりました。
 セグメント利益は、販売用不動産の売却により、前年同期比44.9%増の769百万円となりました。
 セグメント資産は、賃貸マンション『A・City』3棟(150室)の資産取得があったものの、売却に伴う販売用不動産の減少により、前年同期比4,323百万円減の18,881百万円となりました。
 スポーツクラブ事業におきましては、既存店の収益力回復に経営資源を集中し、お客様の安全・安心、満足度の向上に取組んでまいります。
 ホテル事業におきましては、引き続き高稼働を維持し、適切な宿泊価格の設定を行うとともに、事業拡大にシフトしてまいります。
 賃貸マンション「A・City」を主力とする不動産事業におきましては、附帯サービスの提供等新規サービスの企画開発を行い、賃貸マンションの満室経営を目標とし、合わせて東祥リート投資法人のスポンサー企業として、不動産の開発、売却を行うとともに、子会社である東祥アセットマネジメントの資産運用規模の拡大に努めてまいります。
経営上の重要な契約等 5【経営上の重要な契約等】
私募リートに係るスポンサーサポート契約 当社及び連結子会社であるABホテル株式会社は、2020年1月7日付で当社と東祥東海リート投資法人(以下、「東祥東海リート」という。
)及び当社100%子会社である東祥アセットマネジメント株式会社(以下、「東祥アセットマネジメント」という。
)との間でスポンサーサポート契約を締結しております。
① 本契約の目的 当社が、東祥東海リート及び東祥アセットマネジメントに対してスポンサーサポート業務(その内容は「②本契約書の概要」に記載。
)を提供することにより、東祥東海リートの安定的かつ継続的な不動産等の取得の機会を確保し、また、東祥東海リート及び東祥アセットマネジメントの不動産運営管理を向上させ、もって、東祥東海リートの持続的な成長及び安定運用を図ることを目的とします。
② 本契約書の概要有効期間    本契約の締結日から5年間スポンサーサポート業務の主な内容a.売却物件の優先交渉権の付与b.第三者売却物件の優先情報提供c.ウェアハウジング機能の提供d.資産の取得業務及び運営業務等の支援e.リーシングサポートの提供f.プロパティマネジメントの提供g.その他の支援
研究開発活動 6【研究開発活動】
該当事項はありません。
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
 当社グループは、スポーツクラブ事業において「ホリデイスポーツクラブ」の開発を行うほか、ホテル事業においても「ABホテル」の開発を行っております。
 当連結会計年度において、スポーツクラブ事業では「ホリデイスポーツクラブ半田」、「ホリデイスポーツクラブ東広島」、「ホリデイスポーツクラブ東岸和田」の3店舗、ホテル事業では「ABホテル関」の1店舗をそれぞれ開業し、その他を含め3,557百万円の設備投資を実施いたしました。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社2024年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物(千円)構築物(千円)機械及び装置(千円)車両運搬具(千円)工具、器具及び備品(千円)土地(千円)(面積㎡)リース資産(千円)合計(千円)ホリデイスポーツクラブ旭川他6店舗北海道エリアスポーツクラブ事業スポーツクラブ施設690,04920,80320,425-2,20574,404(494.00)-807,88814(36)ホリデイスポーツクラブ弘前他5店舗東北エリアスポーツクラブ事業スポーツクラブ施設596,30139,11817,667-4,348806,223(6,163.23)-1,463,65814(29)ホリデイスポーツクラブ伊勢崎他19店舗関東エリアスポーツクラブ事業スポーツクラブ施設1,974,10985,24644,131-4,799310,396(7,820.15)-2,418,68454(92)ホリデイスポーツクラブ松本他10店舗北陸・信越エリアスポーツクラブ事業スポーツクラブ施設754,5728,6122,558-1,696-103,333870,77329(48)ホリデイスポーツクラブ三河安城他24店舗 東海エリアスポーツクラブ事業スポーツクラブ施設3,524,863237,923112,479-13,184604,358(8,779.43)-4,492,80968(121)ホリデイスポーツクラブ奈良他12店舗近畿エリアスポーツクラブ事業スポーツクラブ施設2,259,77583,99682,504-16,656876,013(14,343.59)-3,318,94732(62)ホリデイスポーツクラブ松山他12店舗中国・四国エリアスポーツクラブ事業スポーツクラブ施設2,735,046192,036135,826-30,450--3,093,36029(69)ホリデイスポーツクラブ佐賀他14店舗九州エリアスポーツクラブ事業スポーツクラブ施設2,109,12194,39297,977-8,188503,770(6,580.90)-2,813,45035(75)ホリデイスポーツクラブ本部愛知県安城市スポーツクラブ事業統括業務施設30,924120--1,529--32,57521
(2)ホリデイゴルフガーデン新田他2店舗愛知県安城市不動産事業ゴルフ練習場17,52760,54133,491-13,726--125,2876(6)A・City桜井他自社賃貸マンション愛知県安城市他不動産事業賃貸マンション3,671,52694,192--32,2511,757,333(18,660.54)-5,555,3033(0)東祥ビル他その他賃貸物件愛知県安城市他不動産事業店舗賃貸他276,6445,1852,3555,5151,207795,275(6,532.94)-1,086,183 (2)国内子会社2024年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物(千円)構築物(千円)機械及び装置(千円)工具、器具及び備品(千円)土地(千円)(面積㎡)リース資産(千円)合計(千円)ABホテル株式会社ABホテル(愛知県他)ホテル事業ホテル施設10,679,537395,44425,59637,7251,484,212(22,609.90)2,739,06915,361,58660(125) (注)1.上記の金額には建設仮勘定の金額は含まれておりません。
2.従業員数の( )には臨時社員(パートタイマー等)の平均雇用人員を外書きしております。
なお、臨時社員の平均雇用人員は、月間171時間換算で計算しております。
3.上記のほか、主要なリース契約による賃借設備は、次のとおりであります。
事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容年間リース料(千円)ホリデイスポーツクラブ三河安城他102店舗スポーツクラブ事業マシン器具設備他463,764ABホテル三河安城本館他34店舗ホテル事業ホテル備品他209,9694.上記のほか、主な賃借設備として、本社及び各事業の土地等(年間賃借料3,324,218千円)があります。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
当社グループの設備投資については、景気予測、業界動向及び投資効率等を総合的に勘案して策定しております。
なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の新設計画は次のとおりであります。
重要な設備の新設事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定額資金調達方法着手及び完了予定年月完成後の増加能力総額(千円)既支払額(千円)着手完了ABホテル中津川(岐阜県中津川市)ホテル事業ホテル施設750,000248,354銀行借入及びリース2023年3月2024年11月客室数121室ABホテル伊賀(三重県伊賀市)ホテル事業ホテル施設750,000244,503銀行借入及びリース2023年3月2024年9月客室数121室ABホテル越前武生(福井県越前市)ホテル事業ホテル施設850,000169,351銀行借入及びリース2023年3月2025年4月頃客室数122室ABホテル光(山口県光市)ホテル事業ホテル施設750,00087,749銀行借入及びリース2023年7月2025年3月頃客室数121室ABホテル本庄(埼玉県本庄市)ホテル事業ホテル施設800,000142,909銀行借入及びリース2023年12月2025年5月頃客室数121室(注)1.ABホテル中津川、ABホテル伊賀及びABホテル越前武生については、完成予定年月の見通しがより詳細になったため完了予定年月を変更しております。
   2.ABホテル伊賀につきましては、設計の見直しがあり客室数を変更しております。
   3.ABホテル越前武生につきましては、資材の高騰により投資予定金額を変更しております。
設備投資額、設備投資等の概要3,557,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況30
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況6
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況4,775,000
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、売買目的有価証券、運用目的の金銭の信託、子会社株式及び関連会社株式を除く保有株式のうち、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式を「保有目的が純投資目的である投資株式」として区分し、それ以外の目的で保有する株式を「保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式」として区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。
④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。
⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。

Shareholders

大株主の状況 (6)【大株主の状況】
2024年3月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
沓 名 俊 裕愛知県安城市15,78841.21
沓 名 裕一郎(注2)愛知県安城市4,18110.91
株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-121,6144.21
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8-1 1,4693.83
野村信託銀行株式会社(投信口)東京都千代田区大手町2丁目2-21,2603.29
沓 名 一 樹(注2)愛知県安城市1,2153.17
ラセット合同会社愛知県安城市三河安城町2丁目14-81,1452.98
菊 池   愛愛知県安城市1,0152.65
沓 名 眞裕美愛知県安城市6671.74
KIA FUND F149(シティバンク、エヌ・エイ東京支店)MINISTRIES COMPLEX, BLK 3, PO BOX 64,SAFAT 13001, KUWAIT(東京都新宿区6丁目27番30号)5171.34計-28,87175.37(注)1.上記信託銀行の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は次のとおりであります。
氏名又は名称信託業務に係る株式数(千株)
株式会社日本カストディ銀行(信託口)1,509
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)332野村信託銀行株式会社(投信口)1,2602.所有株式数には、東祥役員持株会での所有株式を含めております。3.2023年11月24日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、三井トラスト・アセットマネジメント株式会社、日興アセットマネジメント株式会社が、2023年11月17日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2024年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、その大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
氏名又は名称住所保有株券等の数(千株)株券等保有割合(%)三井トラスト・アセットマネジメント株式会社東京都港区芝公園一丁目1番1号1,6934.42日興アセットマネジメント株式会社東京都港区赤坂九丁目7番1号2,4476.39
株主数-金融機関13
株主数-金融商品取引業者22
株主数-外国法人等-個人113
連結株主資本等変動計算書 ③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:千円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高1,580,8172,295,86233,043,549△7,95536,912,274当期変動額 剰余金の配当 △229,836 △229,836親会社株主に帰属する当期純利益 857,702 857,702自己株式の取得 -非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 △15 △15株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計-△15627,866-627,850当期末残高1,580,8172,295,84733,671,415△7,95537,540,124 その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計 退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高1,1681,1683,288,88040,202,322当期変動額 剰余金の配当 △229,836親会社株主に帰属する当期純利益 857,702自己株式の取得 -非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 5,3905,375株主資本以外の項目の当期変動額(純額)10,03110,031827,181837,213当期変動額合計10,03110,031832,5721,470,454当期末残高11,19911,1994,121,45241,672,776 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:千円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高1,580,8172,295,84733,671,415△7,95537,540,124当期変動額 剰余金の配当 △153,224 △153,224親会社株主に帰属する当期純損失(△) △2,229,690 △2,229,690自己株式の取得 △192△192非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 △48 △48株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計-△48△2,382,914△192△2,383,155当期末残高1,580,8172,295,79831,288,501△8,14835,156,969 その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計 退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高11,19911,1994,121,45241,672,776当期変動額 剰余金の配当 △153,224親会社株主に帰属する当期純損失(△) △2,229,690自己株式の取得 △192非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 △48株主資本以外の項目の当期変動額(純額)7,0907,0901,021,6291,028,720当期変動額合計7,0907,0901,021,629△1,354,435当期末残高18,29018,2905,143,08240,318,341
株主数-外国法人等-個人以外77
株主数-個人その他25,375
株主数-その他の法人207
株主数-計25,807
氏名又は名称、大株主の状況KIA FUND F149(シティバンク、エヌ・エイ東京支店)
株主総利回り0
株主総会決議による取得の状況 (1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分株式数(株)価額の総額(円) 当事業年度における取得自己株式169192,236 当期間における取得自己株式-- (注)当期間における取得自己株式数には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式は含まれておりません。

Shareholders2

自己株式の取得-192,000
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー-192,000
発行済株式及び自己株式に関する注記 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(千株)当連結会計年度増加株式数(千株)当連結会計年度減少株式数(千株)当連結会計年度末株式数(千株)発行済株式 普通株式38,315--38,315合計38,315--38,315自己株式 普通株式80-9合計80-9(注) 普通株式の自己株式の増加0千株は単元未満株式の買取りによるものであります。

Audit

監査法人1、連結監査法人東海会計社
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年6月27日株式会社東祥 取締役会 御中 監査法人東海会計社 愛知県名古屋市 代表社員業務執行社員 公認会計士神 谷 善 昌 代表社員業務執行社員 公認会計士大 島 幸 一 <連結財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社東祥の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社東祥及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
A.スポーツクラブ事業の固定資産の減損監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社グループのスポーツクラブ事業に係る店舗は、当連結会計年度末現在で102店舗であり、当該店舗の帳簿価額はセグメント資産(帳簿価額:21,728,157千円)の中で重要であり、連結グループにおいて重要な構成割合を占めている。
 連結財務諸表注記(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は固定資産の減損の兆候の有無を把握するに際し、店舗を基本として資産のグルーピングを行い、各店舗の営業損益が継続してマイナスとなっている場合等に減損の兆候があるものとしている。
減損の兆候があると認められる場合には、対象店舗の将来キャッシュ・フローを見積り、割引前将来キャッシュ・フローの合計額が帳簿価額を下回る場合に、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。
減損の兆候が認められた店舗につき、減損損失の認識の要否の判定に用いられる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成した店舗別損益計画を基礎として行われている。
当該損益計画は不確実性を伴い、経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。
以上から、当監査法人は、店舗固定資産の減損が、当連結会計年度の財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。
当監査法人は、店舗固定資産の減損の妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。
(1) 減損の兆候の有無に関する検討減損の兆候の有無に関する検討を行うため、主に以下の手続を実施した。
・店舗別本社費配賦前営業損益について、会計システム残高との整合性を確認した。
・本社費の配賦計算について、配賦基準の合理性を検討するとともに、配賦計算の正確性及び配賦の網羅性を確認した。

(2)将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価を行うため、主に以下の手続を実施した。
・主要な資産の経済的残存使用年数と将来キャッシュ・フローの見積年数とを比較した。
・経営者による将来の不確実性の評価について検討するため、将来キャッシュ・フローの見積りにおいて経営者が利用した店舗別損益計画について経営者に質問するとともに、過去実績との比較分析を実施し、実現可能性の評価を行った。
・経営者の見積りプロセスの有効性を評価するために、過年度の事業計画とその後の実績値の比較を実施した。
B.株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 当連結会計年度の連結貸借対照表において、繰延税金資産396,013千円が計上されており、連結財務諸表注記(税効果会計関係)に記載のとおり、回収可能性があると判断された繰延税金負債との相殺前の繰延税金資産の金額は、1,012,456千円であり、将来減算一時差異等に係る繰延税金資産の総額2,629,725千円から評価性引当額1,617,269千円が控除されている。
これらの大部分は株式会社東祥において計上したものであり、連結貸借対照表において重要な構成割合を占めている。
 繰延税金資産の回収可能性は、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第26号)で示されている会社分類の妥当性、将来の課税所得の十分性、将来加算一時差異及び将来減算一時差異の将来解消見込年度のスケジューリング等に依存し、これらは経営者の重要な判断と見積りの要素を伴う。
 以上から、当監査法人は、株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。
当監査法人は、株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。
・過去の課税所得の発生状況及び将来の課税所得の発生見込みに基づき「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」に基づく会社分類の妥当性を検討した。
・過年度における将来の課税所得の見積りと実績との比較等を行い、会社の見積りの精度を評価した。
・株式会社東祥の事業計画の策定において検討された経営環境の変化や市場環境等の見通しが、将来の収益力に与える影響の評価について、経営者等との協議を実施した。
また、それらの評価が事業計画に適切に反映されているかを検討した。
・一時差異の将来解消見込年度のスケジューリングの合理性を確かめるため、関連する内部資料の閲覧、突合及び質問を行った。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社東祥の2024年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
 当監査法人は、株式会社東祥が2024年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。
財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。
内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。
監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
<報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、当連結会計年度の会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬の額は30百万円であり、非監査業務に基づく報酬はない。
利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以  上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
A.スポーツクラブ事業の固定資産の減損監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社グループのスポーツクラブ事業に係る店舗は、当連結会計年度末現在で102店舗であり、当該店舗の帳簿価額はセグメント資産(帳簿価額:21,728,157千円)の中で重要であり、連結グループにおいて重要な構成割合を占めている。
 連結財務諸表注記(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は固定資産の減損の兆候の有無を把握するに際し、店舗を基本として資産のグルーピングを行い、各店舗の営業損益が継続してマイナスとなっている場合等に減損の兆候があるものとしている。
減損の兆候があると認められる場合には、対象店舗の将来キャッシュ・フローを見積り、割引前将来キャッシュ・フローの合計額が帳簿価額を下回る場合に、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。
減損の兆候が認められた店舗につき、減損損失の認識の要否の判定に用いられる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成した店舗別損益計画を基礎として行われている。
当該損益計画は不確実性を伴い、経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。
以上から、当監査法人は、店舗固定資産の減損が、当連結会計年度の財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。
当監査法人は、店舗固定資産の減損の妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。
(1) 減損の兆候の有無に関する検討減損の兆候の有無に関する検討を行うため、主に以下の手続を実施した。
・店舗別本社費配賦前営業損益について、会計システム残高との整合性を確認した。
・本社費の配賦計算について、配賦基準の合理性を検討するとともに、配賦計算の正確性及び配賦の網羅性を確認した。

(2)将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価を行うため、主に以下の手続を実施した。
・主要な資産の経済的残存使用年数と将来キャッシュ・フローの見積年数とを比較した。
・経営者による将来の不確実性の評価について検討するため、将来キャッシュ・フローの見積りにおいて経営者が利用した店舗別損益計画について経営者に質問するとともに、過去実績との比較分析を実施し、実現可能性の評価を行った。
・経営者の見積りプロセスの有効性を評価するために、過年度の事業計画とその後の実績値の比較を実施した。
B.株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 当連結会計年度の連結貸借対照表において、繰延税金資産396,013千円が計上されており、連結財務諸表注記(税効果会計関係)に記載のとおり、回収可能性があると判断された繰延税金負債との相殺前の繰延税金資産の金額は、1,012,456千円であり、将来減算一時差異等に係る繰延税金資産の総額2,629,725千円から評価性引当額1,617,269千円が控除されている。
これらの大部分は株式会社東祥において計上したものであり、連結貸借対照表において重要な構成割合を占めている。
 繰延税金資産の回収可能性は、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第26号)で示されている会社分類の妥当性、将来の課税所得の十分性、将来加算一時差異及び将来減算一時差異の将来解消見込年度のスケジューリング等に依存し、これらは経営者の重要な判断と見積りの要素を伴う。
 以上から、当監査法人は、株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。
当監査法人は、株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。
・過去の課税所得の発生状況及び将来の課税所得の発生見込みに基づき「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」に基づく会社分類の妥当性を検討した。
・過年度における将来の課税所得の見積りと実績との比較等を行い、会社の見積りの精度を評価した。
・株式会社東祥の事業計画の策定において検討された経営環境の変化や市場環境等の見通しが、将来の収益力に与える影響の評価について、経営者等との協議を実施した。
また、それらの評価が事業計画に適切に反映されているかを検討した。
・一時差異の将来解消見込年度のスケジューリングの合理性を確かめるため、関連する内部資料の閲覧、突合及び質問を行った。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結  監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結B.株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結  当連結会計年度の連結貸借対照表において、繰延税金資産396,013千円が計上されており、連結財務諸表注記(税効果会計関係)に記載のとおり、回収可能性があると判断された繰延税金負債との相殺前の繰延税金資産の金額は、1,012,456千円であり、将来減算一時差異等に係る繰延税金資産の総額2,629,725千円から評価性引当額1,617,269千円が控除されている。
これらの大部分は株式会社東祥において計上したものであり、連結貸借対照表において重要な構成割合を占めている。
 繰延税金資産の回収可能性は、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第26号)で示されている会社分類の妥当性、将来の課税所得の十分性、将来加算一時差異及び将来減算一時差異の将来解消見込年度のスケジューリング等に依存し、これらは経営者の重要な判断と見積りの要素を伴う。
 以上から、当監査法人は、株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結連結財務諸表注記(税効果会計関係)
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 当監査法人は、株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。
・過去の課税所得の発生状況及び将来の課税所得の発生見込みに基づき「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」に基づく会社分類の妥当性を検討した。
・過年度における将来の課税所得の見積りと実績との比較等を行い、会社の見積りの精度を評価した。
・株式会社東祥の事業計画の策定において検討された経営環境の変化や市場環境等の見通しが、将来の収益力に与える影響の評価について、経営者等との協議を実施した。
また、それらの評価が事業計画に適切に反映されているかを検討した。
・一時差異の将来解消見込年度のスケジューリングの合理性を確かめるため、関連する内部資料の閲覧、突合及び質問を行った。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、当連結会計年度の会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬の額は30百万円であり、非監査業務に基づく報酬はない。

Audit1

監査法人1、個別監査法人東海会計社
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書 2024年6月27日株式会社東祥 取締役会 御中 監査法人東海会計社 愛知県名古屋市 代表社員業務執行社員 公認会計士神 谷 善 昌 代表社員業務執行社員 公認会計士大 島 幸 一 <財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社東祥の2023年4月1日から2024年3月31日までの第46期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社東祥の2024年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
(スポーツクラブ事業の固定資産の減損) 個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「スポーツクラブ事業の固定資産の減損」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「スポーツクラブ事業の固定資産の減損」と実質的に同一の内容である。
このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。
(繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性) 個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性」と実質的に同一の内容である。
このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。
利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以  上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
(スポーツクラブ事業の固定資産の減損) 個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「スポーツクラブ事業の固定資産の減損」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「スポーツクラブ事業の固定資産の減損」と実質的に同一の内容である。
このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。
(繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性) 個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性」と実質的に同一の内容である。
このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別  監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、個別(繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性)
連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別  個別財務諸表の監査報告書で記載すべき監査上の主要な検討事項「繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性」は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「株式会社東祥における繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性」と実質的に同一の内容である。
このため、個別財務諸表の監査報告書では、これに関する記載を省略する。
その他の記載内容、個別 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、個別 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

BS資産

建物及び構築物(純額)30,639,711,000
機械装置及び運搬具(純額)580,531,000
工具、器具及び備品(純額)130,245,000
土地5,727,774,000
リース資産(純額)、有形固定資産103,333,000
建設仮勘定9,955,000