財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2024-06-26
英訳名、表紙TOHBU NETWORK CO.,LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長兼社長執行役員 若山 良孝
本店の所在の場所、表紙横浜市神奈川区栄町2番地の9
電話番号、本店の所在の場所、表紙045(461)1651(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
1943年10月神奈川県指令保交第1483号により、区域貨物自動車運送事業の免許譲受の許可を得て横浜市東部地区の運送会社13社により出資金250万円の払込完了1943年12月商号を横浜東部運送株式会社として設立1944年1月本店を横浜市神奈川区神奈川通3丁目62番地に置き事業を開始1947年3月本店を横浜市神奈川区青木通57番地に移転1953年5月石油類の輸送を開始1959年10月株式会社横浜髙島屋(現、株式会社髙島屋)の神奈川県全域における百貨店商品の宅配事業を開始1961年10月株式会社髙島屋と宅配業務等に関し、運送契約を締結1961年12月びん容器類の輸送、清涼飲料の輸送を開始1967年10月セメントの輸送を開始1968年2月横浜市神奈川区に石油販売等を目的とした東部石油販売株式会社を設立 (1986年1月1日付 東部商事株式会社に商号変更し、その後当社と合併)1977年2月神奈川県相模原市にびん容器類の工場構内輸送作業の子会社相模新栄運送株式会社を設立1979年11月本店を横浜市神奈川区金港町5番地の10に移転1988年6月神奈川県内31配達所をコンピュータネットワーク化し、貨物追跡システム導入設置1990年5月横浜市神奈川区栄町2番地の9に自社ビル完成 本店を同所へ移転、併せて当ビルを利用した不動産賃貸事業を開始1992年4月全営業所コンピュータネットワーク完成 全大型車両に液晶式車載コンピュータを搭載導入設置1992年7月商号を東部ネットワーク株式会社に変更1996年2月運輸局長より指定自動車整備事業(民間車検場)の指定を受け、自動車整備事業開始1996年4月東部商事株式会社を吸収合併し、石油類の販売、セメントの販売、各種自動車の販売及びリース業、損害保険代理業、生命保険の募集に関する業務等の事業を開始1999年11月日本証券業協会に株式を店頭登録2001年3月神奈川県座間市に食品物流センターを新設2001年3月株式会社髙島屋との運送契約の一部を同社直系物流子会社株式会社髙島屋物流サービスとの契約に変更2001年10月同上株式会社髙島屋物流サービスと株式会社タフ(株式会社髙島屋の物流子会社)が合併し、株式会社ティー・エル・コーポレーション設立 当社との運送契約については新会社に引継がれる2003年4月関東圏、新潟、東北方面における化成品輸送の取扱開始2004年1月関東圏のセメント輸送基地完成に伴い、千葉県習志野市に営業所を新設2004年2月株式会社ティー・エル・コーポレーションとの運送契約を解除2004年12月日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場2005年1月コカ・コーラナショナルビバレッジ株式会社と関東圏及び中京圏の輸送契約締結2005年11月日本山村硝子株式会社の播磨工場、関西工場、大阪工場の製品輸送取扱開始 関西地区への進出により兵庫県に営業所を開設2006年1月コカ・コーラナショナルビバレッジ株式会社と北陸及び信州発関東、東北方面の輸送契約締結2006年12月運行管理システムの導入設置、全車両にデジタルタコグラフを搭載2007年1月コカ・コーラナショナルビバレッジ株式会社と東海地域から関西圏への輸送契約締結2007年3月神奈川県海老名市に海老名輸送基地5,885㎡を新設2009年1月コカ・コーラナショナルビバレッジ株式会社の統括から製造・物流業務をボトラー各社へ移管となる これにより、当社は概ね全国のボトラーズとの運送契約を更新旧西宮営業所(兵庫県西宮市)跡地に西宮施設竣工2009年11月旧海老名営業所(神奈川県)跡地に海老名施設竣工2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ 現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 2011年2月3PL事業(首都圏物流改革提案)の採用決定を受け東部海老名物流センター着工(神奈川県海老名市 土地:面積35,102㎡ 建物:鉄骨造2階建 延床面積36,363㎡)2011年3月東部北陸物流センター竣工(富山県砺波市 土地面積37,706.41㎡ 鉄骨造・平屋建・全天候型21,067㎡) 同年4月稼働開始2011年11月草加施設(埼玉県草加市)竣工2011年12月東部海老名物流センター(神奈川県海老名市)竣工2012年2月倉庫業登録完了(登録第6831号)2013年1月震災復旧・復興事業への参画によりセメント輸送を開始(宮城県仙台市)2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場2013年12月創立70周年を迎える2014年8月太陽光発電所の稼働開始(富山県砺波市、神奈川県海老名市)2015年2月カンダホールディングス株式会社、高末株式会社、株式会社ヒガシトゥエンティワンの3社と包括業務提携を締結2015年7月トレーラーの規制緩和に伴い、30パレット積載仕様の新基準トレーラー導入(初回15両)2016年9月大井川営業所移転のため、静岡県榛原郡に営業所竣工(建物:566.76㎡)2018年1月上野興産株式会社との業務提携に関する基本合意書を締結2019年6月マルチテナント型の東部神戸物流センター稼働(神戸市 延床面積17,085㎡)2020年8月東部滋賀物流センター竣工(滋賀県愛知郡愛荘町)2020年9月東部堺物流センター開設(大阪府堺市)2021年3月東部小牧物流センター(愛知県小牧市)建設用地の借地権設定契約締結2021年4月再生可能エネルギー活用の拡大を推進するため自家消費型太陽光発電設備の新設、運用開始(東部北陸物流センター:富山県砺波市)2021年8月東部広島物流センター開設(広島県広島市 床面積約22,796㎡)2021年11月伊藤忠商事株式会社と協働で次世代バイオディーゼル燃料(リニューアルディーゼル)を海老名営業所に給油施設を設置 BCP対策として、東部滋賀物流センター(滋賀県愛知郡)に自家消費型太陽光発電施設を設置2021年12月SDGs(持続可能な開発目標)への賛同および取り組むべき目標を表明 持続可能な社会の実現および企業価値向上を目指すため、サスティナビリティ委員会を設置 2022年2月日本GLP株式会社(東京都港区)より、バス送迎事業を受注し事業を開始 3PL事業の一環として、大井川営業所(静岡県榛原郡)敷地内に東部大井川倉庫(鉄骨造 地上1階 延床面積1,269㎡)竣工 資本効率の向上および機動的な資本政策の遂行を目的として、自己株式50,000株を取得 本社(横浜市神奈川区)は、働きやすい職場認証制度(国土交通省指定 一般財団法人日本海事協会)において認証取得2022年3月株式会社東北三光(宮城県塩竃市)の発行済株式総数100%を取得する株式譲渡契約締結し、同年4月に子会社化2022年4月4月4日東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQスタンダードからスタンダード市場へ移行2022年6月コーポレートガバナンスのより一層の充実を図るため、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行2022年10月魚津運輸株式会社(富山県魚津市)の発行済株式総数53.23%(議決権所有割合75.80%)を取得する株式譲渡契約を締結し、子会社化2023年12月創立80周年を迎える2024年3月テーエス運輸株式会社(兵庫県尼崎市)の発行済株式総数100%を取得する株式譲渡契約を締結
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(東部ネットワーク株式会社)及び子会社3社により構成されており、貨物自動車運送事業、不動産賃貸事業及びその他事業(商品販売、自動車整備部門及び損保代理業等)を主な事業内容としております。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 セグメント名称主要な会社① 貨物自動車運送事業当社及び子会社の相模新栄運送株式会社、株式会社東北三光、魚津運輸株式会社が行っております。② 不動産賃貸事業当社のみが行っております。③ その他事業・商品販売 (石油製品・セメント・車両等   の販売、各種リース販売等)当社及び、石油製品・セメント販売については株式会社東北三光も行っております。  その他事業・自動車整備部門当社のみが行っております。 [事業系統図]以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
2024年3月31日現在名称住所資本金(千円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社)相模新栄運送㈱ 神奈川県相模原市10,000貨物自動車運送事業100.0①営業上の取引②役員の兼任2名(連結子会社)㈱東北三光 宮城県塩竃市30,000貨物自動車運送事業100.0①営業上の取引②役員の兼任1名(連結子会社)魚津運輸㈱ 富山県魚津市20,000貨物自動車運送事業75.8①営業上の取引②役員の兼任2名
(注) 「主要な事業の内容」にはセグメント情報に記載された名称を記載しております。
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況2024年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)貨物自動車運送事業337(3)不動産賃貸事業―(―)その他事業11(―)報告セグメント計348(3)全社(共通)29(―)合計377(3)
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。   2.全社(共通)として記載されている従業員は、管理部門に所属しているものであります。
(2) 提出会社の状況2024年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)304(3)51.37.84,952 2024年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)貨物自動車運送事業264(3)不動産賃貸事業―(―)その他事業11(―)報告セグメント計275(3)全社(共通)29(―)合計304(3)
(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.全社(共通)として記載されている従業員は、管理部門に所属しているものであります。 (3) 労働組合の状況当社の労働組合は、東部ネットワーク労働組合と称し、1946年6月9日結成され、2024年3月31日現在における組合員数は210人で上部団体には加盟しておりません。なお、労使関係は安定しております。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異提出会社の状況当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者0.00.067.275.8128.1
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3.連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公示義務の対象ではないため、記載を省略しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 会社の経営の基本方針①経営理念当社グループは、物流を通じて社会の発展に貢献し、今とは異なるものになるために挑戦し続け、ステークホルダーから信頼される企業を目指すことを経営理念としております。②経営方針1.挑戦 多様化する時代の中で新分野へ挑戦し、社会のニーズに応え続けます2.信頼 安心・安全を第一とした物流サービスを提供し、お客様・社会・社員から信頼され続ける企業を目指し  ます3.環境 クリーンエネルギーの普及に貢献し、持続可能な社会音実現に寄与しますと掲げております。
(2) 目標とする経営指標当社グループは、業績の継続的拡大により企業価値を高め、適正な利益の確保と効率性の高い経営を目指し、持続的に発展していくことが重要であると考え、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として以下を重要な経営指標としております。自己資本利益率(ROE) 8.0% (3) 経営環境及び対処すべき課題及び経営戦略について今後の見通しといたしましては、2024年問題による人手不足や後継者不在などによる物流業界の再編が予想されることや、物価や賃金が上昇していく可能性もあり、先行きの不透明感は払拭しきれず、見通しが難しい状況が継続するものと思われます。このような状況のもと、時代の変化に合わせた輸送品目を選択するなど、様々な可能性を検討しつつ、慎重かつ迅速な経営判断を実行してまいります。また、安全輸送の面でも、日々の安全運行がステークホルダーからの信頼に繋がっている事を認識し、安全輸送体制の構築や乗務員の教育を重視する経営を行ってまいります。SDGsにつきましては、貨物自動車運送事業としての責任が大きい事を認識しており、カーボンニュートラルに向け当社グループが実現可能な行動を検討し実行してまいりたいと存じます。不動産賃貸事業につきましては、引き続き安定的な収益基盤として位置付けており、保有資産が最大限の収益に繋がるよう、管理運営に努めてまいります。これからも変化の激しい時代が続くと思われますが、創業100周年に向け、飛躍、成長してまいります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループは、積極的な環境負荷軽減による脱炭素社会・循環型社会への貢献について、運送等環境負荷が大きい業務を行っている物流事業者の取り組みは欠かせないと認識しており、CO2排出量削減など環境負荷の軽減に関する具体的な取り組みを推進しております。サステナビリティへの取り組み方針については「当社のSDGsへの賛同および取り組みのお知らせ」にて開示しております通り、ESGおよびSDGsの観点から、具体的に取り組むべき目標について設定しております。具体的な取り組みといたしましては、当社拠点となる物流センター等に太陽光パネルを設置(全国5箇所)や、次世代バイオディーゼルの常設給油ポイントの設置などをすでに実施し、CO2削減に貢献しております。 (1)経営環境社会課題の顕在化やステークホルダーの価値観、ライフスタイルの変容に伴い、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視した経営や経済価値と社会価値の双方を創出するサステナビリティ経営がより一層求められています。当社グループも、脱炭素社会・循環型社会の実現に向けて、物流事業者の責任として取り組むべきであると考えています。 (2)サステナビリティに関する考え方当社グループにとってのサステナビリティとは、物流事業を通して人々の生活と環境を支え、社会課題の解決に寄与することであり、当社グループの持続的な成長が、社会の持続的な発展やクリーンな社会インフラ構築に貢献できるものと考えております。その実現に向けて、輸送品目の選択や物流施設面での環境への配慮等を講じ、新エネルギー普及促進やCO2排出量削減などの取り組みを通じてサステナビリティを重視した経営を行っております。 (3)具体的な取り組み国内外のサステナビリティ開示で広く利用されている「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」の4つの構成要素(ガバナンス、戦略、リスク管理、指標及び目標)に基づき、取り組みを開示いたします。  ①ガバナンス 当社グループでは、サステナビリティに関する活動を全社的な視点から統括し、推進するための取り組みを行うサステナビリティ委員会を設置し、取締役会がサステナビリティを巡る課題に主体的に取り組む体制としています。社会・環境問題に関する対応方針や諸施策の立案、各種施策の進捗・実績管理、気候変動関連のリスクマネジメントと情報開示などについて検討・協議した結果を取締役会に報告及び提案を行っております。取締役会は、報告・提案された内容について審議・監督を行っております。  ②戦略  <気候変動>当社グループは、国際的にも加速している脱化石燃料を後押しするべく、また、新エネルギーの国内での普及を念頭に置き、各種産業用ガス輸送を得意としている魚津運輸株式会社(2022年10月取得)を子会社化し、2024年4月には、同じく産業用ガス輸送を得意とするテーエス運輸株式会社の株式を取得、グループ会社と致しました。CO2排出量の算定につきましては、2022年度から提出会社の計測を開始し、2023年度からはグループ各社を含むスコープ1~2の計測を実施いたしました。長期的な戦略と致しましては、保有車両の環境対応車両への切り替え検討や、太陽光発電システムの設置など再生可能エネルギー普及を推進することでCO2排出量削減に努めてまいります。 CO2排出量 (単位:tCO2e) 2022年度(単体)2023年度(単体)2023年度(グループ)スコープ113,66112,73315,387スコープ2753742773合計14,41513,47616,159 <人材育成及び社内環境整備>当社グループは、ヒトを活かしヒトを育てる方針を打ち出しており、人材の確保・定着、育成、能力開発の支援に注力しております。各個人の多様性を尊重し、自律的なキャリア形成や資格取得を求め、人材育成・人材投資に取り組んでおります。具体的な資格取得の状況といたしましては、けん引(170名)、危険物取扱者(96名)、毒物劇物取扱責任者(8名)、高圧ガス移動監視者(83名)などで、特に高圧ガス移動監視者については、水素等の産業用ガスの輸送に必要なライセンスであり、2023年度に集中して資格取得を推進し、化石燃料から水素などの次世代エネルギーへシフトしていく今後の動きを見据え輸送体制を強化しております。※カッコ内は2024年3月31日時点の資格保有者数また、2024年問題(ドライバーの時間外労働規制)の対応につきましても、残業時間の減少が従業員の生活水準の低下に繋がることの無いよう取り組みを進めております。 ③リスク管理 ①ガバナンスに記載の通り当社グループでは、サステナビリティ委員会が主体となって気候変動リスクをマネジメントするとともに中心となって気候関連リスクに関する情報・データを収集してまいります。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によれば、地球温暖化は危険かつ広範な自然破壊を引き起こしており、1850年~1900年を基準として現在までに1.1℃の温暖化に達し、また、今後の継続的な温室効果ガスの排出は更なる地球温暖化をもたらし、最良推定値では2040年までに1.5℃に到達する、としています。この結果、極端な暑熱の増加や海面水位の上昇はほぼ確実とされており、洪水・火災・干ばつなどの原因になりうるとされています。サステナビリティ委員会はリスクの識別・評価に基づく当社グループの戦略、施策等の方針や提言を取締役会へ報告することとしています。④指標及び目標 <CO2排出量の削減目標>前期に、スコープ2(電力使用)におけるCO2前年比1%削減を目標としており、2023年度にこの目標を達成いたしました。引き続き、スコープ2におけるCO2前年比1%削減を目標に設定いたします。世界各国で推進されているカーボンニュートラルの取り組みについては、当社グループもそれに同調し、スコープ1+スコープ2のCO2排出を実質ゼロとすることを長期目標とし、水素燃料電池車両など新技術の普及を鑑みながら、2030年までのマイルストーン目標を今後検討、設定してまいります。 <人的資本目標>当社グループは管理職に適した女性を積極的に登用する方針を掲げており、2024年度には2名の女性取締役を選任する予定となりました。また、女性社員を含めたキャリアへの意識調査を実施することで、会社全体の意識向上を図ってまいります。男性の育児休業等の取得率については、前年度、今年度ともに0%で推移いたしましたが、2024年度には1名が取得しており、引き続き、取得しやすい風土の醸成、工夫、意識改革に努めてまいります。なお、2023年度において配偶者が出産した男性社員は1名であり、今後も対象となる男性社員が少ない状況が継続することが見込まれることから、事業年度ごとの取得率が大きく変動する可能性があります。
戦略  ②戦略  <気候変動>当社グループは、国際的にも加速している脱化石燃料を後押しするべく、また、新エネルギーの国内での普及を念頭に置き、各種産業用ガス輸送を得意としている魚津運輸株式会社(2022年10月取得)を子会社化し、2024年4月には、同じく産業用ガス輸送を得意とするテーエス運輸株式会社の株式を取得、グループ会社と致しました。CO2排出量の算定につきましては、2022年度から提出会社の計測を開始し、2023年度からはグループ各社を含むスコープ1~2の計測を実施いたしました。長期的な戦略と致しましては、保有車両の環境対応車両への切り替え検討や、太陽光発電システムの設置など再生可能エネルギー普及を推進することでCO2排出量削減に努めてまいります。 CO2排出量 (単位:tCO2e) 2022年度(単体)2023年度(単体)2023年度(グループ)スコープ113,66112,73315,387スコープ2753742773合計14,41513,47616,159 <人材育成及び社内環境整備>当社グループは、ヒトを活かしヒトを育てる方針を打ち出しており、人材の確保・定着、育成、能力開発の支援に注力しております。各個人の多様性を尊重し、自律的なキャリア形成や資格取得を求め、人材育成・人材投資に取り組んでおります。具体的な資格取得の状況といたしましては、けん引(170名)、危険物取扱者(96名)、毒物劇物取扱責任者(8名)、高圧ガス移動監視者(83名)などで、特に高圧ガス移動監視者については、水素等の産業用ガスの輸送に必要なライセンスであり、2023年度に集中して資格取得を推進し、化石燃料から水素などの次世代エネルギーへシフトしていく今後の動きを見据え輸送体制を強化しております。※カッコ内は2024年3月31日時点の資格保有者数また、2024年問題(ドライバーの時間外労働規制)の対応につきましても、残業時間の減少が従業員の生活水準の低下に繋がることの無いよう取り組みを進めております。 ③リスク管理 ①ガバナンスに記載の通り当社グループでは、サステナビリティ委員会が主体となって気候変動リスクをマネジメントするとともに中心となって気候関連リスクに関する情報・データを収集してまいります。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によれば、地球温暖化は危険かつ広範な自然破壊を引き起こしており、1850年~1900年を基準として現在までに1.1℃の温暖化に達し、また、今後の継続的な温室効果ガスの排出は更なる地球温暖化をもたらし、最良推定値では2040年までに1.5℃に到達する、としています。この結果、極端な暑熱の増加や海面水位の上昇はほぼ確実とされており、洪水・火災・干ばつなどの原因になりうるとされています。サステナビリティ委員会はリスクの識別・評価に基づく当社グループの戦略、施策等の方針や提言を取締役会へ報告することとしています。
指標及び目標 ④指標及び目標 <CO2排出量の削減目標>前期に、スコープ2(電力使用)におけるCO2前年比1%削減を目標としており、2023年度にこの目標を達成いたしました。引き続き、スコープ2におけるCO2前年比1%削減を目標に設定いたします。世界各国で推進されているカーボンニュートラルの取り組みについては、当社グループもそれに同調し、スコープ1+スコープ2のCO2排出を実質ゼロとすることを長期目標とし、水素燃料電池車両など新技術の普及を鑑みながら、2030年までのマイルストーン目標を今後検討、設定してまいります。 <人的資本目標>当社グループは管理職に適した女性を積極的に登用する方針を掲げており、2024年度には2名の女性取締役を選任する予定となりました。また、女性社員を含めたキャリアへの意識調査を実施することで、会社全体の意識向上を図ってまいります。男性の育児休業等の取得率については、前年度、今年度ともに0%で推移いたしましたが、2024年度には1名が取得しており、引き続き、取得しやすい風土の醸成、工夫、意識改革に努めてまいります。なお、2023年度において配偶者が出産した男性社員は1名であり、今後も対象となる男性社員が少ない状況が継続することが見込まれることから、事業年度ごとの取得率が大きく変動する可能性があります。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 <人材育成及び社内環境整備>当社グループは、ヒトを活かしヒトを育てる方針を打ち出しており、人材の確保・定着、育成、能力開発の支援に注力しております。各個人の多様性を尊重し、自律的なキャリア形成や資格取得を求め、人材育成・人材投資に取り組んでおります。具体的な資格取得の状況といたしましては、けん引(170名)、危険物取扱者(96名)、毒物劇物取扱責任者(8名)、高圧ガス移動監視者(83名)などで、特に高圧ガス移動監視者については、水素等の産業用ガスの輸送に必要なライセンスであり、2023年度に集中して資格取得を推進し、化石燃料から水素などの次世代エネルギーへシフトしていく今後の動きを見据え輸送体制を強化しております。※カッコ内は2024年3月31日時点の資格保有者数また、2024年問題(ドライバーの時間外労働規制)の対応につきましても、残業時間の減少が従業員の生活水準の低下に繋がることの無いよう取り組みを進めております。
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。① 取引先との集中度について特定の取引先(荷主)に係る集中度につきましては、売上高の20%を超える取引先が1社あります。各社との取引関係は良好かつ安定的に推移しておりますが、当業界における環境の変化、または予期せぬ事象等により契約解消となった場合には、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。このリスク管理として、各事業所の特定荷主に特化してきた事業体制を複合化物流システムに切り替えると共に、産業用ガス輸送をはじめとした新たな分野への進出を図り、取引先との集中度の緩和に努めてまいります。 ② M&A、資本提携等について当社グループは、既存の事業基盤にシナジー効果が期待できる事業へのM&A(企業の合併・買収)や資本提携を行う可能性があります。実施に際しては事前の投資分析・精査等十分な検討を行いますが、買収提携後において予め想定しなかった結果が生じ、事業計画が当初計画どおり進捗せずに当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 自然災害について地震、風水害などの自然災害が発生した場合、当社グループが保有している賃貸商業設備、物流施設、営業所等の損壊被害に加え、電力、道路などの社会インフラ機能の低下により、当社グループの事業運営に直接的または間接的に影響を及ぼす可能性があります。災害対策については、防災マニュアル等の整備に努めておりますが、被害を完全に回避できるものではなく、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 天候の変動について当社グループが輸送している商品には、天候によって出荷量が左右されるものがあります。特に異常気象や天候不順による冷夏または暖冬等が発生した場合は、各輸送部門において、輸送数量の減少につながるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 輸送コストの上昇について当社グループは、貨物自動車運送事業を主体とすることから、事業遂行にあたり燃料の使用が不可欠であります。現在、安定的かつ適正価格で供給を受けておりますが、世界の石油情勢の変動により大幅に燃料費が高騰した場合は、輸送コストが上昇し、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 重大な事故の発生について当社グループは、大型トレーラー及び特殊車両等により種々の製品の輸送業務を行っており、安全と輸送品質の向上に努め、徹底した運行管理を実施しております。しかしながら、重大な事故が発生した場合、取引先の信頼及び社会的信用が低下するとともに、営業停止等の行政処分を受ける可能性があります。これらの事象は、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 法的規制について当社グループの貨物自動車運送事業は、各種の法的規制(貨物自動車運送事業法、貨物利用運送事業法等)を受けております。今後、規制内容の変更・強化が生じた場合にはコストの増加等により、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 不動産賃貸事業について賃貸施設である自社ビル等自社賃貸施設及び借上転貸施設は、現在、問題なく稼働しておりますが、既存テナントの解約や契約更新がなされない場合、あるいは賃料の減額要請等があった場合、賃料収入が減少し、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは全ての賃貸施設の稼働を維持し、継続的な収益の確保に努めてまいります。 ⑨ 人材の確保・育成について当社グループが継続的に成長を続けていくためには、優秀な人材を安定的に確保し、教育・育成する必要があると認識しております。しかしながら、人材確保・育成が不十分のため、適切な人員配置等に支障が生じた場合には、当社グループの業績や今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 貸倒れリスク(信用リスク)について売上債権、貸付債権等の貸倒損失に備えるため、適正に貸倒引当金を計上しておりますが、取引先の信用悪化等により貸倒損失が発生することや、貸倒引当金の追加引当によって業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは不良債権の発生抑止のため、取引先毎に与信管理を徹底するとともに債権回収会議を毎月開催し、リスク管理に努めております。 ⑪ システム関連について当社グループでは、業務運営の効率化や他社との差別化を図るため積極的にIT化を推進しており、主力事業の貨物自動車運送事業においては、コンピュータによる管理・運営の依存度がますます高まってきております。今後、業務上使用するコンピュータシステムや回線に重大な不具合、災害等による障害が発生した場合、その障害の規模によっては業務に支障をきたし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 個人情報の管理について当社グループは、個人情報保護法により定められた個人情報の漏洩防止のため、「個人情報保護管理規程」及び「電子計算処理データ保護管理規程」を定め個人情報保護の周知徹底を図っております。しかしながら、情報化社会における個人情報を取り巻く環境は多様化しており、予期せぬ事態により個人情報が漏洩した場合には、当社グループの社会的信用の低下や対応のために発生する費用などにより業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬ 固定資産の減損処理について当社グループは、事業用の様々な有形・無形の固定資産を計上しており、固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。事業環境の大幅な変動が生じた場合や土地等の固定資産価格が下落した場合には減損損失が発生し、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度(2023年4月1日~2024年3月31日)におけるわが国経済は、好調なインバウンド需要が継続する一方で、中東情勢の悪化による世界経済への影響や原油価格高騰などにより、経済回復は足踏みの状態となっております。当社グループの主力事業である貨物自動車運送業界におきましては、いわゆる2024年問題を機に、労働時間の抑制に向けたさまざまな取り組みが行われる中、一層厳しさが増す状況となっております。こうしたなか当社グループにおきましては、安定した収益基盤を確保すべく、付加価値の高い3PL型物流サービスの拡大を図るとともに、輸送については配車効率の更なる改善や、運賃改定への取り組みを行ってまいりました。当社にとって新たな輸送品目である産業用ガス輸送(水素輸送・工業用ガス輸送・医療用ガス輸送)につきましては、これらをさらに拡大させていくため、2024年4月にテーエス運輸株式会社(兵庫県尼崎市)の株式(議決権所有割合100%)を取得いたしました。水素ガスにつきましては、将来の重要なエネルギーと位置づけ、この輸送に携わる事でカーボンニュートラルへの貢献及び当社グループの成長に繋がってゆくと考えております。当社グループは引き続き、事業成長に必要な資本業務提携や新たな物流事業への参入を視野に入れたM&Aを実行する方針を掲げており、継続的な業容の拡大を目指してまいります。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は10,304,336千円(前年同期比4.3%増)、営業利益315,448千円(前年同期比26.9%減)、経常利益401,798千円(前年同期比16.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益78,910千円(前年同期比80.9%減)となりました。 セグメント別の業績につきましては、次のとおりであります。(貨物自動車運送事業)飲料輸送およびその他の一般貨物輸送につきましては、2024年問題に向けた荷主の物流合理化対策などが進み、オーダー量が減少したほか、運賃改定の交渉が難航し収益に影響を及ぼす状況となりました。セメント輸送につきましては公共工事や復興需要があり、微増となりました。3PLに関しましては対象となる倉庫が満床稼働を維持しており、引き続き安定的な収益を確保しております。また前第4四半期連結会計期間から取り込んでおります産業用ガス輸送は売上増に寄与しております。以上から、当事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、9,387,763千円(前年同期比4.6%増)となり、セグメント利益は252,642千円(前年同期比24.0%減)となりました。(不動産賃貸事業)自社施設のうち東部ビルの一部に空室が見られるものの、全体的には安定稼働をしており良好に推移しております。この結果、当事業の売上高は650,591千円(前年同期比2.0%減)となり、セグメント利益は414,584千円(前年同期比3.2%減)となりました。(その他事業)石油販売は前年並みとなり、自動車整備事業は積極的な顧客の取り込みと料金改定により増収となりました。この結果、当事業の売上高は、299,697千円(前年同期比10.4%増)となり、セグメント利益は106,626千円(前年同期比33.2%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末と比べて794,258千円増の4,587,605千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、営業活動の結果得られた資金は、957,039千円(前期は741,144千円の収入)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益283,165千円、減価償却費672,357千円、主な減少要因は、法人税等の支払額179,696千円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動の結果支出した資金は476,647千円(前期は740,714千円の支出)となりました。主な増加要因は、保険積立金の解約による収入274,039千円、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出565,095千円、保険積立金の積立による支出124,342千円などによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動の結果得られた資金は、313,866千円(前期は225,377千円の支出)となりました。主な増加要因は、自己株式の処分による収入406,255千円、長期借入金の借入による収入310,000千円、主な減少要因は長期借入金の返済による支出187,079千円、配当金の支払額79,515千円などであります。 ③ 営業実績a.売上高 セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)売上高(千円)前年同期比(%)貨物自動車運送事業9,387,7634.6不動産賃貸事業650,591△2.0その他事業299,69710.4調整額△33,715△0.4合計10,304,3364.3
(注) 貨物自動車運送事業のうち、運送委託の実績は次のとおりであります。 区分前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)金額(千円)委託比率(%)金額(千円)委託比率(%)傭車料3,878,58743.23,804,78640.5
(注) 1.委託比率は売上高(貨物自動車運送事業)に対する運送委託費の割合であります。2.主要な運送委託先は、サントリーロジスティクス株式会社、アサヒロジ株式会社、株式会社ネクストエンタープライズ等であります。 b.主要顧客別売上高状況 相手先前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)売上高(千円)総売上高に対する割合(%)売上高(千円)総売上高に対する割合(%)コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社2,988,20530.32,508,09324.3
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。① 重要な会計上の見積り及び当該見積りを用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。これらの見積りについては過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴い、実際の結果と異なる場合があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。(繰延税金資産)当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。(固定資産の減損処理)当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能性まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績等1) 財政状態資産、負債及び純資産の状況(資産)当連結会計年度末の資産合計は、24,500,706千円となり、前連結会計年度末と比較し、1,041,663千円増加しました。これは主に、土地が255,088千円減少した一方で、現金及び預金が794,258千円、投資有価証券が665,880千円増加したことによるものです。(負債)当連結会計年度末における負債総額は、4,234,939千円となり、前連結会計年度と比較して、141,898千円増加しました。これは主に、未払金が100,185千円減少した一方で、長期借入金が116,254千円、繰延税金負債が170,500千円増加したことによるものです。(純資産)当連結会計年度末における純資産合計は20,265,767千円となり、前連結会計年度と比較して、899,764千円増加しました。これは主に、利益剰余金が84,493千円減少した一方で、自己株式処分による増加340,793千円、その他有価証券評価差額金の増加483,100千円などであります。この結果、自己資本比率は82.4%となりました。 2) 当連結会計年度の経営成績の分析① 売上高当連結会計年度の売上高は、10,304,336千円(前年同期比4.3%増)となりました。これは、貨物自動車運送事業における売上高が9,387,763千円、不動産賃貸事業の売上高が650,591千円、その他事業の売上高が299,697千円であったことによるものです。貨物自動車運送事業においては、飲料系事業およびその他の一般貨物の荷動きは、人流の回復や経済活動の再開は見られたものの、一般消費は力強さに欠け、輸送量は想定を下回っており、減少基調となっております。セメント輸送においては、引き続き公共工事向けの輸送が好調に推移しました。3PL型物流センターにおいては、経済活動再開の期待感から在庫積み増し需要が高まり、それらを積極的に取り込み稼働率が上昇しました。不動産賃貸事業においては、自社施設は、電気等光熱費の値上がりは大きいものの、満床状態で稼働を維持し、安定した売上を確保しました。その他事業においては、石油販売は、石油価格の大幅な上昇により、販売数量は減少しましたが、売上高は例年を上回る水準で推移しました。自動車整備事業は、積極的に外販整備受注を取り込み、例年を上回る水準で推移しました。② 営業利益営業利益は、315,448千円(前年同期比26.9%減)となりました。これは、軽油価格の大幅な上昇の影響によるものであります。③ 営業外損益営業外収益は、受取配当金56,754千円により、109,683千円(前年同期比73.6%増)なりました。営業外費用は、支払利息16,076千円が発生し、23,332千円(前年同期比51.6%増)となりました。④ 経常利益経常利益は、401,798千円(前年同期比16.1%減)となりました。⑤ 特別損益特別利益は、保険解約返戻金122,368千円により、138,843千円(前年同期比24.6%増)となりました。特別損失は、減損損失255,638千円により、257,477千円(前年同期比922.2%増)となりました。⑥ 親会社株主に帰属する当期純利益以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、78,910千円(前年同期比80.9%減)となりました。 セグメント別の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 c.資本の財源及び資金の流動性についての分析1) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概況 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。2) 財務政策当社グループは、健全で安定した財務体質の形成に努め、営業活動によるキャッシュ・フローから得られた資金を投資に向け積極的な事業拡大を図ってまいります。資金の流動性につきましては、運転資金及び設備資金を自己資金及び銀行等の金融機関からの借入を基本とし、安全かつ安定的な資金運用が可能と認識しております。 (3) 経営課題と今後の方針経営課題と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
経営上の重要な契約等 5 【経営上の重要な契約等】
(事業の譲受)当社は、株式会社ヒスコムの輸送・保管事業を継承する事業移管契約を、2023年9月26日付で締結し、2023年10月27日に事業を譲り受けました。 (株式譲渡契約)当社は、2024年3月1日開催の臨時取締役会において、テーエス運輸株式会社の全株式を取得することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。2024年4月8日付で全株式を取得しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」に記載のとおりであります。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
該当事項はありません。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度における有形固定資産及び無形固定資産への設備投資の総額は548,671千円で、その主な投資は、貨物自動車運送事業の車両335,241千円などであります。なお、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。(1) 提出会社2024年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)機械及び装置(千円)車両運搬具(千円)土地(千円)(面積㎡)その他(千円)合計(千円)本社(横浜市神奈川区)全社資産(管理本部)統括業務施設106,8191513,676138,894(242.71)7,189256,73129横浜配車センター(横浜市神奈川区)貨物自動車運送事業配送業務施設8971830-4581,53919鶴見営業所(横浜市鶴見区)貨物自動車運送事業営業所54,5342,45243,477623,254(5,954.59)1,156724,87521海老名営業所厚生施設(神奈川県海老名市)貨物自動車運送事業営業所社員寮73,967--52,753(406.23)-126,721-郡山営業所(福島県郡山市)貨物自動車運送事業営業所6,5871,6248,23388,273(2,362.00)63104,78216
(2)高崎営業所(群馬県高崎市)貨物自動車運送事業営業所3,9731,667056,085(1,844.10)16861,89410習志野営業所(千葉県習志野市)貨物自動車運送事業営業所12,6951,210174,380240,603(3,300.01)0428,89018静岡営業所(静岡県富士市)貨物自動車運送事業営業所2,9881,875339184,622(3,479.92)0189,82613播磨営業所(兵庫県加古郡)貨物自動車運送事業営業所24,9413,67532,365157,310(9,212.63)1,194219,48725大井川営業所(静岡県榛原郡)貨物自動車運送事業営業所277,23413,9660189,803(5,158.91)248481,25211海老名輸送基地(神奈川県海老名市)貨物自動車運送事業輸送施設35,0673,90058,474378,588(9,592.12)391476,42265(1)東部滋賀物流センター(滋賀県愛知郡愛荘町)貨物自動車運送事業物流施設2,218,32311,4962,409850,900(23,684.00)03,083,1307東部ヨコハマビル(横浜市神奈川区)不動産賃貸事業不動産賃貸施設502,51961-448,454(1,083.59)990952,025-座間食品物流センター(神奈川県座間市)不動産賃貸事業不動産賃貸施設369,9920-1,928,324(17,380.75)02,298,317-東部北陸物流センター(富山県砺波市)不動産賃貸事業不動産賃貸施設468,3883,4610468,347(38,305.46)676940,875-海老名施設(神奈川県海老名市)不動産賃貸事業不動産賃貸施設335,081--379,654(2,923.49)0714,735-草加施設他9施設不動産賃貸事業不動産賃貸施設256,418811-1,876,114(19,687.10)02,133,345-鶴見整備工場その他事業自動車整備施設24,1986,766915-1,57833,45811
(2) 国内子会社2024年3月31日現在会社名所在地セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)機械及び装置(千円)車両運搬具(千円)土地(千円)(面積㎡)その他(千円)合計(千円)相模新栄運送(株)神奈川県相模原市貨物自動車運送事業輸送施設--0-54754712(株)東北三光宮城県塩竃市 他貨物自動車運送事業輸送施設42-027,000(2,658.98)37027,41319魚津運輸(株)富山県魚津市 他貨物自動車運送事業輸送施設165,16841582,184204,371(17,942.25)2,053453,64442
(注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、建設仮勘定は含んでおりません。2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。3.上記のほか、当社の賃借している主要な物流施設は次のとおりであります。2024年3月31日現在設備の名称(所在地)セグメントの名称設備の内容賃借面積(㎡)東部海老名物流センター(神奈川県海老名市)貨物自動車運送事業物流施設32,867東部広島物流センター(広島県広島市)貨物自動車運送事業物流施設22,798
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
当社グループの設備投資については、今後の景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の新設計画は次のとおりであります。 重要な設備の新設 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法着手及び完了予定完成後の増加能力総額(千円)既支払額(千円)着手完了提出会社テーエス運輸新居浜営業所貨物自動車運送事業土地67,060-自己資金--注1 (注)1.現在、賃借により運用しているため、購入後の能力に変更はありません。
設備投資額、設備投資等の概要548,671,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況51
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況8
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況4,952,000
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)に区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は持続的な成長と社会・経済価値を高めるため、業務提携、製品の安定調達など経営戦略の一環として、また、取引先との良好な関係を維持し、事業の円滑な推進を図るため必要と判断する企業の株式を保有しております。当社は、取締役会において、適宜個別の政策保有株式について、政策保有の意義を検証し、当社の持続的な成長と企業価値の向上に資すると認められない株式がある場合には、株主として相手先企業との対話等を実施した上で、適時・適切に売却いたします。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式25,239非上場株式以外の株式81,089,916 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式25,239取引先との関係・維持強化非上場株式以外の株式11,195持株会員として毎月定額を取得。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)三井住友トラスト・ホールディングス㈱97,14848,574(保有目的)主要取引銀行(定量的な保有効果)(注)無321,365220,574㈱みずほフィナンシャルグループ90,60690,606(保有目的)主要取引銀行(定量的な保有効果)(注)無275,985170,158カンダホールディングス㈱240,000120,000(保有目的)取引先との関係維持・強化(定量的な保有効果)(注)有204,000140,880松井建設㈱150,000150,000(保有目的)取引先との関係維持・強化(定量的な保有効果)(注)有137,250101,400ENEOSホールディングス㈱75,00075,000(保有目的)取引先との関係維持・強化(定量的な保有効果)(注)無54,84734,890日本山村硝子㈱27,05326,095(保有目的)取引先との関係維持・強化(定量的な保有効果)(注)(増加理由)持株会員として毎月定額取得無46,34217,588㈱丸運100,000100,000(保有目的)取引先との関係維持・強化(定量的な保有効果)(注)無28,50022,600コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス㈱9,7509,750(保有目的)取引先との関係維持・強化(定量的な保有効果)(注)無21,62514,088
(注)1.当社は特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法について記載いたします。当社は、毎期、個別の政策保有株式について取引内容等の取引状況等を確認し、当該株式の保有が当初の株式取得目的に合致しなくなった株式の有無を検証しております。2024年3月31日を基準とした検証の結果、現状保有する政策保有株式はいずれも保有方針に沿った目的で保有していることを確認しております。  2.三井住友トラスト・ホールディングス㈱は、当事業年度に株式分割が行われたため株式数が増加しています。  3.カンダホールディングス㈱は、当事業年度に株式分割が行われたため株式数が増加しています。みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式130,000130,000非上場株式以外の株式7988,4427696,457 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式―――非上場株式以外の株式26,156―― ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社7
株式数が増加した銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社2
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社2
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社5,239,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社8
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1,089,916,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社5,239,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1,195,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社9,750
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社21,625,000
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社988,442,000
受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社26,156,000
株式数が増加した理由、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社取引先との関係・維持強化
株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社持株会員として毎月定額を取得。
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス㈱
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社(保有目的)取引先との関係維持・強化(定量的な保有効果)(注)
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
2024年3月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
中村 亘宏横浜市神奈川区1,41524.64
丸全昭和運輸株式会社横浜市中区南仲通2丁目154407.66
アサガミ株式会社東京都千代田区丸の内3丁目1番1号3215.59
株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)東京都千代田区大手町1丁目5番5号(東京都中央区晴海1丁目8番12号)1312.28
中村 千鶴子横浜市神奈川区1202.09
三井住友信託銀行株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)東京都千代田区丸の内1丁目4番1号(東京都中央区晴海1丁目8番12号) 1101.91
株式会社SBI証券東京都港区六本木1丁目6番1号1091.91
中村 匡宏横浜市泉区1011.76
北陸コカ・コーラボトリング株式会社富山県高岡市内島35501001.74
山本 穰横浜市泉区881.53
計―2,93651.14
株主数-金融機関8
株主数-金融商品取引業者17
株主数-外国法人等-個人2
連結株主資本等変動計算書 ③ 【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:千円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高553,031536,55617,972,985△300,46718,762,106当期変動額 剰余金の配当 △81,015 △81,015親会社株主に帰属する当期純利益 414,135 414,135自己株式の取得 △79,550△79,550株式給付信託に対する自己株式の処分 2,7862,786連結子会社増加による利益剰余金の増加額 139,390 139,390株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計--472,510△76,764395,746当期末残高553,031536,55618,445,496△377,23119,157,853 その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金土地再評価差額金その他の包括利益累計額合計当期首残高488,629△444,66143,967-18,806,074当期変動額 剰余金の配当 △81,015親会社株主に帰属する当期純利益 414,135自己株式の取得 △79,550株式給付信託に対する自己株式の処分 2,786連結子会社増加による利益剰余金の増加額 139,390株主資本以外の項目の当期変動額(純額)85,393-85,39378,788164,181当期変動額合計85,393-85,39378,788559,927当期末残高574,022△444,661129,36078,78819,366,002 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:千円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高553,031536,55618,445,496△377,23119,157,853当期変動額 剰余金の配当 △79,515 △79,515親会社株主に帰属する当期純利益 78,910 78,910自己株式の処分 72,366 340,793413,160土地再評価差額金の取崩 △83,888 △83,888株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計-72,366△84,493340,793328,666当期末残高553,031608,92318,361,003△36,43719,486,520 その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金土地再評価差額金その他の包括利益累計額合計当期首残高574,022△444,661129,36078,78819,366,002当期変動額 剰余金の配当 △79,515親会社株主に帰属する当期純利益 78,910自己株式の処分 413,160土地再評価差額金の取崩 83,88883,888 -株主資本以外の項目の当期変動額(純額)483,100-483,1004,109487,209当期変動額合計483,10083,888566,9884,109899,764当期末残高1,057,122△360,772696,34982,89720,265,767
株主数-外国法人等-個人以外21
株主数-個人その他1,395
株主数-その他の法人31
株主数-計1,474
氏名又は名称、大株主の状況アサガミ株式会社