財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2024-06-20
英訳名、表紙GECOSS CORPORATION
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  野 房 喜 幸
本店の所在の場所、表紙東京都文京区後楽二丁目5番1号
電話番号、本店の所在の場所、表紙(代表)03-6699-7401
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

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沿革 2 【沿革】
当社(旧 富士鉱業㈱ 1946年8月1日設立、1974年8月30日に山本建材リース㈱に商号変更)は、1975年10月1日を合併期日として、旧山本建材リース㈱の株式額面金額変更のため、同社を吸収合併いたしました。合併前の当社は、休業状態であり、従いまして法律上消滅した旧山本建材リース㈱が実質上の存続会社であるため、以下における記載は、すべて実質上の存続会社にかかるものを記載しております。当社は、1968年6月20日、川崎製鉄㈱(現 JFEスチール㈱)の大型H形鋼、鋼矢板等の建設工事用仮設鋼材の賃貸、販売を目的として、山本産業㈱(1983年10月、川鉄商事㈱(現 JFE商事㈱)へ吸収合併)の全額出資により、資本金100百万円をもって、千葉県印旛郡白井町(現 千葉県白井市)に設立されました。その後の主な変遷は次のとおりであります。 1969年1月名古屋営業所(現 名古屋支店)開設1969年1月技術部を設置、構造計算、図面作成業務開始1969年4月白井工場(現 東京工場)開設1970年2月名古屋工場開設1970年6月本店を東京都港区に移転1971年11月スチールセグメント製作開始1972年4月仙台営業所(現 東北支店)開設1973年1月一般建設業(建築工事業、とび・土工工事業)の東京都知事許可を取得1974年6月仙台工場開設1974年10月H形支保工製作開始1975年4月五光鉄構㈱を合併、長沼工場開設1975年6月一般建設業(鋼構造物工事業)の東京都知事許可を取得1976年5月一般建設業(建築工事業、とび・土工工事業、鋼構造物工事業)の建設大臣許可を取得1978年1月コルゲートパイプ、ライナープレートの営業開始1978年9月千葉(現 千葉支店)、北関東(現 北関東支店)各営業所開設1980年9月横浜営業所(現 横浜支店)開設1981年7月建設機械の本格的営業開始1981年12月ソイルセメント柱列式連続壁工法の施工を開始1982年10月水戸営業所(現 水戸支店)開設1985年10月㈱ヤマケンレンタル千葉(現 連結子会社レンタルシステム㈱)、㈱ヤマケンレンタル横浜(現 連結子会社レンタルシステム㈱)を設立、小型建設機械賃貸の子会社による多店舗展開を開始1985年10月特定建設業(土木工事業、建築工事業、鋼構造物工事業)の建設大臣許可を取得1986年1月高所作業車の営業開始1990年4月営業基盤を拡大のため川商建材リース㈱を合併、商号を川商リースシステム㈱に変更合併により、大阪本社(現 大阪営業部)、岡山・広島・四国・九州支店、鹿児島営業所(現 南九州支店)、大阪・岡山(水島工場に改称)・福岡・鹿児島工場の各事業所を設置1994年7月四国工場開設1994年8月株式を東京証券取引所市場第二部に上場1995年4月中国工場開設1996年9月商号を川商ジェコス㈱に変更1996年9月株式が東京証券取引所市場第一部に指定1999年4月新潟支店開設1999年4月日本海工場開設2000年6月本店を東京都中央区に移転2002年5月一般建設業(とび・土工工事業)、特定建設業(土木工事業、建築工事業、鋼構造物工事業)の国土交通大臣許可を取得2002年10月連結子会社㈱レンタルシステム東京が同㈱レンタルシステム大阪を合併、㈱レクノス(現 連結子会社レンタルシステム㈱)に商号変更、建機センター業務を㈱レクノスに移管し、建設機械事業を再編2004年1月連結子会社㈱レクノス(現 連結子会社レンタルシステム㈱)が同㈱レンタルシステム四国及び㈱レンタルシステム広島を合併2004年7月商号をジェコス㈱に変更2005年8月東京工場及び大阪工場がISO9001認証を取得(鋼製セグメントの製造)2005年10月富里機械センター開設2013年4月北海道地区における事業を会社分割し、連結子会社であるジェコス北海道㈱に承継 2014年12月Ecoラム工法が国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS)に登録(2016年7月国土技術開発賞(創意開発技術賞)受賞、2019年8月NETISにV登録(事後評価済み技術)として再登録)2016年4月連結子会社㈱レンタルシステム芙蓉が同㈱レクノスを合併、㈱レンタルシステム関東(現 連結子会社レンタルシステム㈱)に商号変更2016年8月JFEスチール㈱との共同出資により、ベトナムに現地法人のGECOSS VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立2016年9月長沼工場がISO9001認証を取得(鋼構造物の製造)2017年11月「ジェコスグループ10年VISION」策定2018年10月連結子会社ジェコス北海道㈱を吸収合併し、北海道地区における事業を承継2020年7月長沼工場が鉄骨製作工場認定のHグレードを取得2022年4月連結子会社㈱レンタルシステム関東が同㈱レンタルシステム東北、㈱レンタルシステム東海、㈱レンタルシステム西日本、㈱レンタルシステム信越を吸収合併、レンタルシステム㈱に商号変更し、建設機械事業を再編2022年4月㈱オトワコーエイの全株式を取得し、連結子会社化2022年4月株式が東京証券取引所プライム市場へ移行2023年6月FUCHI Pte. Ltd.の株式を取得し、持分法適用関連会社化2024年2月本店を東京都文京区に移転
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループ(当社、連結子会社並びに関連会社)は、建設仮設材の賃貸及び販売並びに仮設工事の設計、施工等を主たる事業内容とする当社を中核として、各建設作業所における関連商品群を取扱い、総合的な営業活動を全国規模で展開しております。(重仮設事業)重仮設事業におきましては、当社並びに連結子会社5社、関連会社3社にて展開しております。連結子会社のうちジェコス設計㈱は設計及びコンサルティング等を、ジェコス工事㈱は仮設工事の安全施工に関する技術的支援等を、㈱オトワコーエイは仮設工事、基礎杭工事、地中障害撤去工事等を行っております。また、トラック・エンド・メンテナンス・サービス㈱は、建設仮設材等の運送を行っており、当社はその委託をしております。GECOSS VIETNAM CO., LTD.は、ベトナム・ホーチミンを拠点に建設仮設材の賃貸、販売及び設計受託を行っております。関連会社のうち協友リース㈱はH形鋼桁材、鋼矢板等を賃貸しており、当社はその提供を受けて顧客に供給しております。また北日本建材リース㈱は当社と建設仮設材等の賃貸借を行っております。FUCHI Pte. Ltd.はシンガポールを拠点に建設仮設材の賃貸・販売・加工、仮設工事の請負を行っています。(建設機械事業)建設機械事業におきましては、連結子会社のレンタルシステム㈱が建設用機械の賃貸を行っております。また、当社と情報を共有化し、連携営業を行うことで重仮設事業とのシナジー効果の実現を図っております。(親会社)JFEスチール㈱は間接所有も含め当社議決権数の47.65%を所有する親会社であり、JFEスチール㈱の完全親会社であるJFEホールディングス㈱は、当社議決権数の59.50%を所有する親会社であります。当社が取扱う建設仮設材の一部は、JFEスチール㈱製の鉄鋼製品をJFEグループから調達しております。当社グループの概要図は下記のとおりであります。
(注)1 北日本建材リース㈱は持分法非適用の関連会社であります。2 2024年5月10日付でJFEスチール㈱が保有する当社株式6,757,459株及びJFEスチール㈱の完全子会社であるJFEコムサービス㈱が保有する当社株式2,541株について、みずほリース㈱への譲渡が実行されました。これにより、当社はJFEホールディングス㈱及びJFEスチール㈱並びにみずほリース㈱それぞれの持分法適用関連会社となりました。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合関係内容所有割合(%)被所有割合(%)(親会社) JFEホールディングス㈱※6東京都千代田区171,311JFEグループの経営戦略立案・管理―59.50(59.50)JFEスチール㈱の完全親会社であります。JFEスチール㈱東京都千代田区239,645鉄鋼製品の製造・販売―47.65(0.01)① 役員の兼任等当社への転籍 6名当社役員兼任 1名② 営業上の取引当社は同社が取り扱う商品等の仕入れを行っております。(連結子会社) ㈱オトワコーエイ※8静岡県沼津市45重仮設100.00―① 役員の兼任等当社役員兼任  1名当社従業員兼務 1名  当社従業員出向 1名② 資金の融資貸付金 76百万円③ 営業上の取引当社は同社と仮設工事において取引があります。レンタルシステム㈱※7,9東京都文京区40建設機械100.00―① 役員の兼任等当社役員兼任 1名当社従業員兼務 1名当社従業員出向 1名② 営業上の取引当社は同社が取扱う建設機械等において取引があります。ジェコス設計㈱※7東京都文京区30重仮設100.00―① 役員の兼任等  当社従業員兼務 2名  当社従業員出向 1名② 営業上の取引当社は同社と設計及びコンサルティング等において取引があります。ジェコス工事㈱※7東京都文京区30重仮設100.00―① 役員の兼任等  当社従業員兼務 2名  当社従業員出向 1名② 営業上の取引当社は同社と仮設工事において取引があります。 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合関係内容所有割合(%)被所有割合(%)トラック・エンド・メンテナンス・サービス㈱千葉県白井市20重仮設100.00―① 役員の兼任等当社従業員兼務 2名当社従業員出向 1名② 資金の融資貸付金 91百万円③ 営業上の取引当社は同社に建設仮設材等の運送を委託しております。GECOSS VIETNAM CO., LTD.ベトナム社会主義共和国ホーチミン市1,400千USD重仮設96.43―① 役員の兼任等当社役員兼任  1名当社従業員出向 1名② 営業上の取引当社は同社と役務提供において取引があります。(持分法適用関連会社) 協友リース㈱千葉県柏市30H形鋼桁材、鋼矢板等の賃貸50.00―① 役員の兼任等当社役員兼任 2名当社従業員出向 1名② 営業上の取引当社は同社からH形鋼桁材、鋼矢板等を賃借しております。FUCHI Pte. Ltd.シンガポール共和国4,000千SGD建設仮設材の賃貸・販売・加工、仮設工事の請負30.00―① 役員の兼任等当社役員兼任  1名② 資金の融資貸付金 504百万円③ 営業上の取引なし  
(注) 1 連結子会社の「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。2 連結子会社のうちには特定子会社に該当する会社はありません。3 連結子会社及び持分法適用関連会社のうちには有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。4 議決権所有割合及び被所有割合の( )書きは、内数で間接所有の割合を示しております。5 役員の兼任等に記載されている当社役員兼任人数には、執行役員を含んでおります。※6 有価証券報告書を提出しております。※7 レンタルシステム㈱、ジェコス設計㈱、ジェコス工事㈱は、2024年2月に東京都中央区から上記住所に移転しました。※8 ㈱オトワコーエイは、2024年4月に本社を上記住所から神奈川県横浜市に移転しました。※9 レンタルシステム㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 ① 売上高 14,747百万円② 経常利益 422 〃③ 当期純利益 262 〃④ 純資産額 6,647 〃⑤ 総資産額 11,938 〃10 2024年5月10日付でJFEスチール㈱が保有する当社株式6,757,459株及びJFEスチール㈱の完全子会社であるJFEコムサービス㈱が保有する当社株式2,541株について、みずほリース㈱への譲渡が実行されました。これにより、当社はJFEホールディングス㈱及びJFEスチール㈱並びにみずほリース㈱それぞれの持分法適用関連会社となりました。
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況2024年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)重仮設988建設機械397合計1,385
(注) 従業員数は就業人員であります。
(2) 提出会社の状況2024年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)76642.116.77,405,945  セグメントの名称従業員数(名)重仮設766合計766
(注) 1 従業員数は就業人員であります。2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3 平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与には受入出向者及び社外への出向者は含まれておりません。 (3) 労働組合の状況提出会社及び連結子会社には労働組合は結成されておりませんが、労使は相互尊重精神のもと機会あるごとに忌憚のない意見交換を行い意思疎通を図っており、健全かつ円滑な労使関係が確立しております。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異①提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者(注3)12.16660.960.164.3
(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。   2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。  3 パート・有期労働者は、再雇用制度適用者等の期間を定めて雇用している嘱託社員であります。 ②連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注1)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者レンタルシステム㈱6.814.366.468.836.4
(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。(1) 中期経営計画 当社グループは、2024年度(2025年3月期)を最終年度とする中期経営計画で、重仮設事業の競争力をさらに高めて業界トップシェアのポジションを盤石化するとともに、周辺事業の規模拡大を加速させ、事業規模・利益水準ともに拡大を目指す取組を進めてまいりました。しかし、計画策定時に想定していなかったコロナ禍の長期化、鋼材価格をはじめとする諸物価高騰等の事業環境変化に伴い、諸施策の進捗や価格転嫁が十分に進まなかったこと、建設機械事業の収益が悪化したこと等の影響を受け、2024年度の業績予想は中期経営計画最終年度の収益目標を下回る見通しとなります。主要財務指標の、最終年度(2024年度)における数値目標と2024年度業績予想との比較は以下の通りです。 中期経営計画 (2024年度目標)2024年度 業績予想(参考) 2023年度実績 収益目標(連結)売上高1,400億円1,150億円1,282億円経常利益 100億円60億円66億円ROS 7%5.2%5.2%財務目標(連結)ROE 10%程度6.4%7.2%自己資本比率 60%程度60%程度58.8%D/Eレシオ 実質無借金継続 5%程度4.1%配当性向(連結) 30%程度30.5%30.6% なお、現行の中期経営計画における主な施策の進捗状況は以下の通りです。主な施策現時点の進捗状況① 重仮設事業のコスト競争 力向上とシェア拡大敷鉄板ヤードを複数開設するなど、未開拓需要の掘り起こしは一部で成果があったものの、資材価格高騰影響もあって収益重視の方針としたため、シェア拡大には至らなかった。② 加工事業の規模拡大鋼製セグメントの受注増等により目標に近い水準までは進捗した。今後は耐震補強等、他分野での需要捕捉に取り組む。③ 地下工事一式受注、仮設 橋梁事業、インフラメン テナンス事業の成長加速仮設橋梁事業は順調に進捗し、EGスパン®自社保有化に伴い東西でヤードを新設した。地下工事一式受注については㈱オトワコーエイ子会社化、インフラメンテナンス事業ではGHB®製品化等、一定の成果はあったものの、一部に進捗遅れがあった。④ 建機事業の収益力向上建機子会社5社統合を契機に資産の効率運用に着手したが、主力商品の市場単価下落により収益率が低下した。足元は資産構成の見直し、新たな主力商品の発掘に注力している。⑤ 海外展開における事業 モデル再構築シンガポールのFUCHI Pte. Ltd.への出資による現地パートナーとの協業に着手した。GECOSS VIETNAM CO., LTD.においてはODA案件の目途が立たない中、設計事業を中心に据えて収益を改善した。⑥ ICT推進、人材育成ICT推進は計画通り進捗した。人材育成については階層別研修の充実等、人的資本への投資を着実に実施した。 今年度に行う次期中期経営計画の策定にあたっては、既存事業を強化していくとともに、重仮設事業の周辺分野を伸ばしていくことによって、外部環境変化に対応できる事業構造としていくことを目指していきます。また、本年4月25日に当社はみずほリース㈱と資本業務提携契約を締結しました。同社との提携を通じて、両社の強み及び事業基盤等を有効活用し、当社の既存事業及び成長分野の更なる拡大と企業価値の最大化を図ってまいります。 (SDGsへの取組)当社が掲げる「安心、安全な社会の建設への貢献」というコンセプト及び鋼材をリースし再利用するという事業モデルそのものが、SDGsに合致するものと考えております。その上で、個別には再生可能エネルギーやゼロカーボン投資に関連する案件を通じた持続可能な社会の実現、ベトナムはじめASEANでの活動による発展支援も行っています。また社員との関係では、安全と健康の確保を最優先とすることはもちろん、性別を問わず活躍の場を用意し、働きがいの向上に資する施策を進めています。次期中期経営計画期間に向けてもこれらの取組を継続してまいります。
(2) 次期の経営環境と課題2024年度の事業環境は、堅調な需要が続くものの、諸物価の高止まりに加え、いわゆる2024年問題による担い手不足とこれに伴うコストアップの影響が懸念されます。当社グループの取組としては、重仮設事業ではコスト上昇分の転嫁による価格適正化を最重点課題として進めるとともに、採算性を重視した受注活動、子会社の㈱オトワコーエイの技術力を活かした受注の拡大にも注力いたします。周辺分野においては、仮設橋梁の全国での展開強化、H形鋼橋梁GHB®の拡販、FUCHI Pte. Ltd.とのシナジー拡大等により、さらなる成長を目指してまいります。これらの施策を実施するものの、売上高は低採算の流通販売を減らしていくこと、また経常利益は賃貸・工事の利益率改善により人件費増はカバーしておりますが、2024年問題の影響もあり、工事進捗や在庫販売物件等の計画への織り込みを保守的にみていることから、2023年度比減収減益となる見込みです。建設機械事業では、BROKK®(無人施工ロボット)、ヘリオムーブ®(内装業者向け天台)といった新商品の拡充等、賃貸用資産の品揃え見直しを進めるとともに、ジェコス及びJFEグループとの連携、協業を強化することにより、経常利益は2023年度並みを見込んでおります。以上により、2024年度の連結業績見通しにつきましては、売上高115,000百万円、営業利益5,500百万円、経常利益6,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,100百万円を見込んでおります。セグメント別の業績見通しは下表の通りです。(単位:百万円) 2024年3月期 実績(2023/4~2024/3)2025年3月期 予想(2024/4~2025/3)前年同期比第2四半期(累計)通期第2四半期(累計)通期第2四半期(累計)通期増減額増減率(%)増減額増減率(%)売上高61,972128,19455,400115,000△6,572△10.6△13,194△10.3 重仮設事業55,932115,89150,000103,000△5,932△10.6△12,891△11.1 建設機械事業7,19714,7477,00014,500△197△2.7△247△1.7 調整額 ※△1,157△2,445△1,600△2,500△443 △55 経常利益2,8456,6022,5506,000△295△10.4△602△9.1 重仮設事業2,7606,3402,6505,800△110△4.0△540△8.5 建設機械事業250422100400△150△59.9△22△5.3 調整額 ※△164△160△200△200△36 △40 ※ セグメント売上高の調整額はセグメント間の内部売上高又は振替高の消去額であり、セグメント利益の調整額は連結調整であります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。(1)サステナビリティ課題全般への取組①ガバナンス持続可能な環境、社会の実現と企業価値の向上に向けての当社グループの取組の方針として、2022年6月に「サステナビリティ課題への取り組みの基本方針」を取締役会で決定しました。上記方針においては、必要なガバナンス体制を構築し、特に下記事項に取り組むことにより、ステークホルダーへの社会的責任を果たし、持続可能な社会の発展に貢献することとしております。 ・鋼材のリユースを中心とした事業モデルを常に進展させ、資源循環型経済の実現に取り組む・サプライチェーン全体の温室効果ガスの排出削減に取り組む・災害復旧に貢献するとともに、防災、減災、国土強靭化の実現に取り組む・関係するすべての人の人権を尊重するとともに、その安全と健康の確保に取り組む・従業員の働きがいの向上と、多様な人材の活躍の場の提供に取り組む・社会との協調を図り、積極的に社会貢献活動に取り組む 上記課題への取組については、サステナビリティ委員会や技術・事業開発委員会において検討・審議し、状況に応じて取締役会に報告・提言することとしております。 ②リスク管理サステナビリティ委員会内に設置する、人事労働部会、安全・防災・環境・BCP部会、内部統制・コンプライアンス部会、グループ環境部会、意識・活動定着部会の各部会において、上記サステナビリティ課題への具体的取組を検討・推進するとともに、それぞれの課題に関わるリスクを把握・評価し、その内容についても委員会にて検討・審議しております。また、上記各部会においては全社横断的なリスクの把握・評価も行っており、委員会活動の中での連携を図っています。 (サステナビリティに関するガバナンス体制図) (2)人的資本への取組当社は人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出す事で、中長期的な企業価値の向上につなげる人的資本経営を進めてまいります。社員一人ひとりのキャリアプランに合わせた人材育成を実施し、多様な人材の柔軟な働き方を推奨し、社員のエンゲージメント向上にむけて以下の取組を実施しております。 ① 戦略 a.人材育成人材の多様性の確保や各々の業務領域の拡大の観点から、人材育成方針とそれに基づく充実した教育カリキュラムを策定し、計画的なOJTと階層等に応じた各種研修を行っております。また、マネージャーを対象に「360°評価(自己分析と多面評価)」を実施し、対象者の自発的行動変容を促すことで管理者の育成に注力しています。 (人材育成方針)挑戦意欲が高く、環境変化へ柔軟に対応できる人材を目指し、多様な人材がそれぞれの力を最大限に発揮できる場を提供し、成長できる仕組みを構築していきます。社員一人ひとりの成長と働きがいの追求により、企業価値向上につなげ安心・安全な社会の建設へ貢献し続ける企業を目指します。 対象層各層の目指すべき姿マネジメント層中長期的な目標達成に向けて、当事者意識・チャレンジ精神を持ち環境変化に柔軟な発想を備え行動する中堅層次期マネージャー候補の育成として早期にマネジメント基礎を習得させ、後輩育成とともに視野を広げていく若手層当社事業内容や製品知識の習得を行い、OJTマニュアルを通じ各部署での業務レベルアップを図る (研修制度) b.職場環境の整備当社は社員の働きがいの向上や労働環境の改善、健康の確保等に向けての社内環境整備方針を策定し、それに基づくさまざまな取組を進めるとともに、その具体的目標と実施状況の開示を行っております。 (社内環境整備方針)社員一人ひとりの働きがい向上に向けて、労働環境改善や柔軟な働き方の制度整備を進め、仕事と育児・介護の両立可能な社内環境を目指します。また、生活習慣病・メンタルヘルス・食生活改善等の健康経営®にも注力し、数値目標を掲げています。 取組事例・フレックスタイム制 ・在宅勤務・年休取得推進・女性活躍リーディングカンパニー認証(大阪市)・特定保健指導 従業員の安全及び健康に関しては、「ジェコスグループ健康宣言」を行い、企業として健康経営に積極的に取り組むことを社内外に公表しております。また「健康経営企画推進体制」を策定し、取組を推進しております。 ジェコスグループ健康宣言ジェコスグループでは、社員を最も重要な財産と考え、社員の心身の健康増進を会社の重要な経営課題の一つと位置づけています。積極的に社員の健康維持を支援し、働きがいのある職場環境づくりと、個々の社員が健康を最優先する意識を醸成する取り組みを行います。
(注)「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標であります。 ② 指標及び目標 2024年4月1日を始期とする一般事業主行動計画にて、2027年3月31日までの人的資本経営に係る指標及び目標を以下のとおり定めております。・フレックスタイム制、勤務間インターバル制度の導入・活用・長時間労働偏在部署の業務改善・雇用機会の創出・女性管理職比率 目標18%・男性育児休業取得率 目標50%・健康診断2次検査受診率 目標50%・年休取得率70%の継続 また、人材育成や社内環境の整備に関する指標及びその実績を社内外に公表しております。 ダイバーシティ項目単位2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度中期計画(2024年度)女性管理職者比率※1%9.79.710.510.612.115.0女性役職者比率※2%3.43.42.52.43.26.0役職者比率(中途入社)%17.917.818.614.313.5-定年退職者再雇用数人137387-再雇用率%86.787.550.088.977.8-女性雇用率%-66.7-80.075.0-障がい者雇用数※3人1514151722-障がい者雇用率%1.951.801.942.202.772.50 健康・安全項目単位2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度中期計画(2024年度)ストレスチェック実施率%95.098.097.0 97.395.2-定期健康診断受診率%100.0100.0100.0100.0100.0-二次検査受診率%31.942.635.432.6集計中50.0 ワークライフバランス項目単位2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度中期計画(2024年度)1人あたり年間平均時間外※4時間26.125.029.127.929.225.0平均年休取得日数日12.113.613.313.413.2-平均年休取得率%63.568.169.970.969.970.0育児休業等取得者数※5人10971310-男性%212311316650女性%100100100100100-育児のための短時間勤務取得者数人3328323332- エンゲージメント調査項目単位2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度中期計画(2024年度)回答率%---89.0--点数の結果※6点---3.7-- ※ 数値は当社単体を対象とする※1 課長代理以上※2 役職(部長、支店長、工場長、グループ長、所長、センター長)※3 等級に応じてカウント※4 36協定対象者※5 男性の育児休業等取得者数・取得率は、子が生まれた時の特別休暇を取得した男性を含む※6 仕事、職場、会社に関する結果の集計値(全従業員を対象に実施)   5点満点で採点(3.0未満:低い、3.0以上3.5未満:やや低い、3.5以上4.0未満:やや高い、4.0以上:高い) (3)気候変動への取組当社は、2022年6月に持続可能な社会の実現と企業価値向上に向けた当社グループの取組方針として「サステナビリティ課題への取り組みの基本方針」を定め、ステークホルダーからの期待に応え、持続可能な社会の発展に貢献することとしています。その中で、サプライチェーン全体の温室効果ガスの排出削減に取り組むことを大きな課題の一つと位置づけています。重仮設事業では賃貸用鋼材の90%をリユースし、また、最終的にはスクラップとしてリサイクルしており、事業自体が循環型社会への貢献を通じ、温室効果ガス排出の削減に大きな役割を果たしていると考えています。気候変動への取組は、極めて重要な課題と認識しており、「鋼材のリユースを中心とした事業モデルを常に進展させ、資源循環型経済の実現に取り組む」、「サプライチェーン全体の温室効果ガスの排出削減に取り組む」を重要課題として設定しています。 当社は、2023年4月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」に賛同を表明しました。TCFDは、投資家等が財務上の意思決定を行うに際し、気候変動リスクと機会が投資先の財務状況にどのような影響を及ぼすかを的確に把握していることが重要であるとの考えに基づき、組織運営における4つの中核的要素である「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」に関する情報の開示を推奨しています。当社は気候関連開示の代表的なフレームワークであるTCFDに沿った内容で情報開示を行います。 ①ガバナンス気候変動に関するグループの取組は、社長が委員長を務めるサステナビリティ委員会の下にグループ環境部会を設置し、技術部門と経営企画部門の担当執行役員が共同で部会長を務め、全社横断で取組を推進しています。グループ環境部会では、気候変動に関するリスクと機会の評価を行うとともに、2050年のカーボンニュートラルを目指し2030年に向けた削減目標を策定し、達成に向けた取組を検討しています。検討内容は、サステナビリティ委員会で協議し、技術・事業開発委員会とも相互の報告・提言により連携し、取組内容の決定・進捗確認を行っています。また議論の内容は、取締役会に報告され、取締役会は、重要な経営・事業戦略として議論し方針を決定するのに加え、気候変動課題への実行計画等について監督を行っています。また、サステナビリティ委員会で決定された重要事項は、グループ環境部会を通じて事業部門及びグループ会社に伝達され、定期的に実行状況のモニタリングが行われています。 (気候変動に関する推進体制図) ②戦略気候変動問題に関わるリスクと機会を正しく認識し、事業・財務戦略に及ぼす影響を評価するため、シナリオ分析を行っています。シナリオは、①産業革命前から今世紀末までの気温上昇を1.5℃に抑え、持続可能な発展を実現させるための政策(規制)強化、市場変化、技術革新が進められる「移行シナリオ」、②産業革命前から気温が4℃程度上昇し、異常気象の激甚化、海水面上昇等の影響が発現する「物理的シナリオ」、の二つで検討しました。それぞれにつき、「調達」「直接操業」「製品・サービスの提供」の各段階で事業に与えるリスクと機会を分析し、その影響の大きさと影響する時間軸を整理し、対応策を検討しています。 (気候関連の主なリスクと機会) ③リスク管理サステナビリティ委員会内に設置するグループ環境部会では、気候変動が当社事業に及ぼす要因をバリューチェーン上で整理し、リスクと機会の把握とその評価を行い、具体的取組を検討しています。検討内容は、サステナビリティ委員会において全社リスクマネジメントの中に統合して検討・審議され、取締役会で方針決定していきます。取締役会で決定された方針や具体的な取組の指示は、グループ環境部会を通じて各事業部門やグループ会社に伝達されます。気候関連のリスクや機会に関する対策の実行状況は、グループ環境部会を通じてサステナビリティ委員会で定期的にモニタリングが行われ、重要事項は取締役会に報告されます。これらのリスク管理を通じて、リスクの回避・機会の最大化の実現を図っていきます。 ④指標と目標温室効果ガス排出量の削減目標並びに取組内容については、2023年に方針決定しました。当社グループは2050年のカーボンニュートラルを目指して、2030年度温室効果ガス排出削減目標(単体)を下記の通り策定しました。スコープごとに目標達成のための取組を検討・実行し、今後も継続的に温室効果ガス排出量の実績開示を行っていきます。 当社単体の温室効果ガス削減目標対象Scope基準年排出量2021年度実績(t-CO2e)2030年度目標(2021年度比)2022年度実績(t-CO2e)2023年度実績(t-CO2e)Scope1及びScope218,42730%削減16,638(△9.7%)18,101(△1.8%)Scope3(カテゴリ1※1,4,5)※2487,294※320%削減364,998(△25.1%)328,764(△32.5%) ※1 購入した鋼材、セメントが対象※2 Scope3総排出量の75%を占め自社の削減努力を反映できる品目が対象※3 IDEAデータベースの製品コード体系の更新により、鋼材の排出係数を見直して再算出しました
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 (2)人的資本への取組当社は人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出す事で、中長期的な企業価値の向上につなげる人的資本経営を進めてまいります。社員一人ひとりのキャリアプランに合わせた人材育成を実施し、多様な人材の柔軟な働き方を推奨し、社員のエンゲージメント向上にむけて以下の取組を実施しております。 ① 戦略 a.人材育成人材の多様性の確保や各々の業務領域の拡大の観点から、人材育成方針とそれに基づく充実した教育カリキュラムを策定し、計画的なOJTと階層等に応じた各種研修を行っております。また、マネージャーを対象に「360°評価(自己分析と多面評価)」を実施し、対象者の自発的行動変容を促すことで管理者の育成に注力しています。 (人材育成方針)挑戦意欲が高く、環境変化へ柔軟に対応できる人材を目指し、多様な人材がそれぞれの力を最大限に発揮できる場を提供し、成長できる仕組みを構築していきます。社員一人ひとりの成長と働きがいの追求により、企業価値向上につなげ安心・安全な社会の建設へ貢献し続ける企業を目指します。 対象層各層の目指すべき姿マネジメント層中長期的な目標達成に向けて、当事者意識・チャレンジ精神を持ち環境変化に柔軟な発想を備え行動する中堅層次期マネージャー候補の育成として早期にマネジメント基礎を習得させ、後輩育成とともに視野を広げていく若手層当社事業内容や製品知識の習得を行い、OJTマニュアルを通じ各部署での業務レベルアップを図る (研修制度) b.職場環境の整備当社は社員の働きがいの向上や労働環境の改善、健康の確保等に向けての社内環境整備方針を策定し、それに基づくさまざまな取組を進めるとともに、その具体的目標と実施状況の開示を行っております。 (社内環境整備方針)社員一人ひとりの働きがい向上に向けて、労働環境改善や柔軟な働き方の制度整備を進め、仕事と育児・介護の両立可能な社内環境を目指します。また、生活習慣病・メンタルヘルス・食生活改善等の健康経営®にも注力し、数値目標を掲げています。 取組事例・フレックスタイム制 ・在宅勤務・年休取得推進・女性活躍リーディングカンパニー認証(大阪市)・特定保健指導 従業員の安全及び健康に関しては、「ジェコスグループ健康宣言」を行い、企業として健康経営に積極的に取り組むことを社内外に公表しております。また「健康経営企画推進体制」を策定し、取組を推進しております。 ジェコスグループ健康宣言ジェコスグループでは、社員を最も重要な財産と考え、社員の心身の健康増進を会社の重要な経営課題の一つと位置づけています。積極的に社員の健康維持を支援し、働きがいのある職場環境づくりと、個々の社員が健康を最優先する意識を醸成する取り組みを行います。
(注)「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標であります。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 ② 指標及び目標 2024年4月1日を始期とする一般事業主行動計画にて、2027年3月31日までの人的資本経営に係る指標及び目標を以下のとおり定めております。・フレックスタイム制、勤務間インターバル制度の導入・活用・長時間労働偏在部署の業務改善・雇用機会の創出・女性管理職比率 目標18%・男性育児休業取得率 目標50%・健康診断2次検査受診率 目標50%・年休取得率70%の継続 また、人材育成や社内環境の整備に関する指標及びその実績を社内外に公表しております。 ダイバーシティ項目単位2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度中期計画(2024年度)女性管理職者比率※1%9.79.710.510.612.115.0女性役職者比率※2%3.43.42.52.43.26.0役職者比率(中途入社)%17.917.818.614.313.5-定年退職者再雇用数人137387-再雇用率%86.787.550.088.977.8-女性雇用率%-66.7-80.075.0-障がい者雇用数※3人1514151722-障がい者雇用率%1.951.801.942.202.772.50 健康・安全項目単位2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度中期計画(2024年度)ストレスチェック実施率%95.098.097.0 97.395.2-定期健康診断受診率%100.0100.0100.0100.0100.0-二次検査受診率%31.942.635.432.6集計中50.0 ワークライフバランス項目単位2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度中期計画(2024年度)1人あたり年間平均時間外※4時間26.125.029.127.929.225.0平均年休取得日数日12.113.613.313.413.2-平均年休取得率%63.568.169.970.969.970.0育児休業等取得者数※5人10971310-男性%212311316650女性%100100100100100-育児のための短時間勤務取得者数人3328323332- エンゲージメント調査項目単位2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度中期計画(2024年度)回答率%---89.0--点数の結果※6点---3.7-- ※ 数値は当社単体を対象とする※1 課長代理以上※2 役職(部長、支店長、工場長、グループ長、所長、センター長)※3 等級に応じてカウント※4 36協定対象者※5 男性の育児休業等取得者数・取得率は、子が生まれた時の特別休暇を取得した男性を含む※6 仕事、職場、会社に関する結果の集計値(全従業員を対象に実施)   5点満点で採点(3.0未満:低い、3.0以上3.5未満:やや低い、3.5以上4.0未満:やや高い、4.0以上:高い)
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項及びリスク対策は以下の通りであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) 建設業界に対する依存度について当社グループの主たる取引先は建設会社であり、事業環境としては建設業界の事業環境と一体であります。従って民間建設投資及び公共建設投資の動向が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 与信管理について当社グループでは取引先の信用度合による与信限度枠を設定し、不良債権の発生防止に努めておりますが、取引先の倒産により貸倒損失が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 事故等による影響について当社グループでは作業に従事する建設作業所や資機材の補修及び修理工場において、安全・防災・環境管理部のもと社員や協力会社の作業員に対して安全衛生管理の徹底、啓蒙活動を行っておりますが、予期せぬ事故による納入遅延や工期の遅れ等により、損失補償の責任を負う可能性があり、その場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 価格変動の影響について当社グループの取扱商品であるH形鋼、鋼矢板、鋼製山留、覆工板及び鋼板等の販売価格は市況価格や原材料である鋼材価格の変動の影響を受けます。コスト削減策や販売価格への転嫁等の取組を行っておりますが、販売価格が低迷した場合、鋼材価格が高騰した場合及びこれらの施策が想定通りに進まなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 金利変動の影響について当社グループにおける事業活動への投資資金の一部は金融機関からの借入金を原資としており、金利の変動がある場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 株価の変動について当社グループが保有している上場株式の株価が変動した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 固定資産の価値下落について当社グループが所有する固定資産について、収益性の低下や時価の下落に伴う資産価値の低下により、固定資産の減損処理を行う必要が生じる等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 退職給付債務について当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合には、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 自然災害による影響について地震や台風などによる大規模な自然災害や、その他の予期せぬ事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 気候変動による影響について脱炭素社会への移行に向けて、調達資材、燃料・電力に対するカーボンプライシングが導入された場合、また気候変動の物理的影響として、気象災害の激甚化及び夏季の平均気温が上昇した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。気候変動リスクの詳細については、TCFDに沿った内容で「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (3) 気候変動への取組」に記載しています。 (11) カントリーリスクについて海外への投資、海外顧客との取引については、対象国の政治・経済情勢等が大きく変動する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 為替レートの変動について外国通貨での取引については、為替レートが変動した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 経済環境の激変による影響について金融恐慌、感染症の拡大等、世界規模で経済環境が大きく変動する事象が発生した場合には、建設投資需要が大幅に落ち込む等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14)情報セキュリティについて当社グループの有する顧客、取引先及び当社グループの機密情報や個人情報は、情報管理の諸規定を制定することによりグループ全体で徹底した管理を実行しておりますが、過失や盗難、外部からの攻撃等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15)親会社との関係についてJFEホールディングス㈱及びJFEスチール㈱は当社の親会社であります。当社が取扱う建設仮設材の一部は、JFEホールディングス㈱の傘下のグループ会社で構成されるJFEグループから調達しております。従って、同グループの当社グループに対する事業戦略等に変更が生じた場合には、取引の増減等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16)法的規制について当社グループの事業のうち、重仮設事業は、建設業法に定められた一般建設業や特定建設業の許可を受けており、取引を行う場合には必須事項となっております。これらの許可の取消や停止事由が発生した場合、又は当該法規制の改廃や新たな法規制が設けられた場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (17)企業買収、組織再編等について当社グループは、自社の成長をより加速するため、また当社グループの既存並びに新規の事業を補完・強化するために、必要に応じて企業や事業の買収、組織再編等を行っております。当該行為に際しては、入念な調査、分析、検討を行っておりますが、買収、組織再編時点では想定できなかった収益性の低下等の不測の事態が生じる場合や、グループ会社間におけるシナジーが当初想定したほど発揮されない場合等には、のれんに係る減損損失の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対するリスク管理体制を「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載の通り整備し、リスクマネジメント活動を行っているほか、リスク発生の可能性を認識した時点で、発生の回避及び発生した場合の対応に努めてまいります。
(注) 2024年5月10日付でJFEスチール㈱が保有する当社株式6,757,459株及びJFEスチール㈱の完全子会社であるJFEコムサービス㈱が保有する当社株式2,541株について、みずほリース㈱への譲渡が実行されました。これにより、当社はJFEホールディングス㈱及びJFEスチール㈱並びにみずほリース㈱それぞれの持分法適用関連会社となりました。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。(1)当期の財政状態の状況当連結会計年度末の総資産については、棚卸資産が2,411百万円増加、投資有価証券が1,941百万円増加したことに対し、売上債権が3,960百万円減少したことに加え、預け金を3,500百万円取り崩したこと等により前連結会計年度末に比べ1,936百万円(1.8%)減少し、107,044百万円となりました。負債は、仕入債務が6,807百万円減少したこと等により前連結会計年度末に比べ5,750百万円(11.5%)減少し、44,126百万円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益4,414百万円を計上したことと、剰余金の配当1,250百万円(1株あたり前期末配当20円、中間配当17円)の支払いを実施したこと等により前連結会計年度末に比べ3,814百万円(6.5%)増加し、62,918百万円となりました。 セグメント別の概況は以下のとおりです。 重仮設事業の当連結会計年度末におけるセグメント資産は、棚卸資産が2,346百万円増加、投資有価証券が4,507百万円増加したことに対し、売上債権が4,122百万円減少したことに加え、預け金を3,500百万円取り崩したこと等により前連結会計年度末に比べ377百万円(0.4%)減少し、98,732百万円となりました。建設機械事業の当連結会計年度末におけるセグメント資産は、預け金が133百万円増加、売上債権が103百万円増加したこと等により前連結会計年度末に比べ352百万円(3.0%)増加し、11,938百万円となりました。 (2)経営成績の状況①事業全体及びセグメント情報に記載された区分ごとの状況当連結会計年度(2023年度)におけるわが国経済は、経済活動の正常化が進み緩やかな回復基調が続いたものの、諸物価の高止まり、担い手不足、及び中国経済減速の影響等、先行きへの懸念材料は払拭されていないものと見ております。当社グループの属する建設業界におきましては、需要は公共投資や都市部での大型再開発案件を中心に堅調でしたが、資材、物流等のコスト高が続き、採算面では厳しい状況が続きました。このような経営環境の中、当社グループにおきましては、堅調な需要を背景に物件の着工が順調に進み、工事、加工を中心に売上高、利益とも増加しました。一方、諸物価高騰によるコスト上昇分の価格転嫁に対しては、経営の重点課題として取り組んでいるものの未だ途上と認識しております。当連結会計年度の業績は、売上高128,194百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益6,244百万円(前年同期比38.7%増)、経常利益6,602百万円(前年同期比34.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,414百万円(前年同期比28.8%増)となりました。なお、特別損失として本社移転費用等195百万円を計上しております。 セグメント別の概況は以下のとおりです。 (重仮設事業)重仮設事業におきましては、堅調な需要を背景に物件の着工が順調に進み、工事、加工を中心に売上高、利益とも増加しました。諸物価高騰によるコストアップ分の価格転嫁には重点課題として取り組んでおりますが、未だ途上と認識しており、引き続き強化してまいります。また、周辺分野においても、仮設橋梁の自社品化(EGスパン®)による拡販、インフラメンテナンス事業におけるH形鋼橋梁GHB®の初架設実施、シンガポールの重仮設会社FUCHI Pte. Ltd.の持分法適用関連会社化等、今後の成長に向けた取組を進めました。以上の施策等により、売上高115,891百万円(前年同期比6.6%増)、経常利益6,340百万円(前年同期比30.9%増)となりました。 (建設機械事業)建設機械事業におきましては、旧子会社5社の統合に伴う保有資産の見直しが進んで資産売却が増加したこと、新商品の品揃えを強化し拡販に注力したこと等により、売上高は14,747百万円(前年同期比3.5%増)となり、経常利益はこれに加えて、前年同期にあった退職給付会計の適用基準変更影響がなくなったこともあり、422百万円(前年同期比105.4%増)となりました。 ②生産、受注及び販売の実績a. 生産実績重仮設事業における工場の主たる業務である、建設仮設材の復元修理作業並びに鋼製山留材等の建設仮設材及び各種製品の製作加工について記載しております。なお、建設機械事業は、生産に該当する事項はありません。当連結会計年度の製作加工及び修理実績を販売価格により示せば次のとおりであります。 区分当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)前年同期比(%)製作・加工建設仮設材(百万円)1,95613.4製品(百万円)12,62936.3小計(百万円)14,58432.7修理建設仮設材(百万円)1,446△8.5合計(百万円)16,03027.5 b. 受注状況当社グループが取り扱う主要な商製品等については、出荷直前に取引契約の締結を行うという業界の慣習、取引形態の特殊性により、受注高の集計を行っておりません。 c. 売上実績当連結会計年度の売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)前年同期比(%)重仮設(百万円)115,8916.6建設機械(百万円)14,7473.5 計(百万円)130,6396.2 調整額(百万円)
(注)1△2,445 合計(百万円)128,1946.4
(注)1 調整額は、セグメント間の内部売上高又は振替高の消去額であります。2 前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先別の売上実績及び当該売上実績の総売上実績に対する割合は次のとおりであります。 なお、前連結会計年度の清水建設㈱に対する売上実績は、総売上実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。 相手先前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)清水建設㈱――13,73810.7 ③キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度と比べ3,632百万円(76.2%)減少し、1,135百万円となりました。なお、各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動では、税金等調整前当期純利益が6,407百万円、減価償却費が3,279百万円となったことに加え、売上債権の減少による収入が3,959百万円となった一方で、仕入債務の減少による支出が6,883百万円、棚卸資産増加による支出が2,437百万円及び法人税等の支払額が1,738百万円となったこと等により、2,062百万円の収入(前年同期2,952百万円の収入)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動では、投資有価証券の取得による支出が1,645百万円、賃貸用建設機械の取得による支出が1,608百万円及び工場の機械装置等の取得による支出が1,472百万円となったこと等により、4,799百万円の支出(前年同期4,750百万円の支出)となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動では、短期借入金の増加による収入が800百万円、長期借入金の返済による支出が533百万円並びに前期末及び当期中間配当金の支払額が1,250百万円となったこと等により、894百万円の支出(前年同期3,728百万円の支出)となりました。 ④資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの主要な資金需要は、建設仮設材及び賃貸用建設機械の仕入費用、仮設工事の外注費、各種製品の製作加工費等営業活動に伴う支出並びに設備投資に伴う支出であります。また、2021年4月に策定した中期経営計画に基づき、事業領域の拡大及び先端技術の導入等に対する投資を推進しています。必要資金の大半は営業収入により確保し、事業拡大のために増額する投資資金及び一時的に不足する運転資金については金融機関からの借入等により調達しています。また、当社及び連結子会社において資金の融通を行い、効率的な資金活用を進めるとともに、資金回収にも十分に留意しています。 ⑤重要な会計方針及び見積り当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、一定の会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。詳細につきましては、「第一部 企業情報 第5 経理の状況」に記載しております。
経営上の重要な契約等 5 【経営上の重要な契約等】
当社は、2023年4月26日開催の取締役会において、FUCHI Pte. Ltd.の発行済株式の30%を取得することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。また、2023年6月1日に同社の株式を取得し、同社を持分法適用関連会社化いたしました。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
顧客ニーズに対応したソリューション開発を推進し、『ジェコスグループ10年VISION』の達成に向けた業界トップレベルの技術基盤の確立を目指し、積極的に研究開発を行っております。研究開発の基本方針は以下に掲げるとおりであります。 1.重仮設技術の更なる進化大規模化、高度化、複雑化する重仮設計画に適合するため、業界トップレベルの商品ラインナップを整えるとともに、様々な環境に適応可能な施工技術開発を進め、地下工事一式受注に向けた体制を強化します。また、リユース商品の拡充等により、資源循環型経済の実現への貢献を目指します。2.持続可能な事業体制への変革人口減少社会に適合するため、製品の製造プロセスを中心とした機械化・自動化、ICT活用を進め、サステナブルな事業推進体制を強化します。3.新たな挑戦本格的なインフラ更新時代に適合するため、従来の重仮設の枠組みを超えた技術開発を進め、インフラメンテナンスサービスに向けた体制を強化します。 上記方針の下、当連結会計年度において取り組んだ技術開発テーマは5件であり、研究開発費の総額は40百万円となりました。 なお、当連結会計年度における研究開発活動の主な取組及び成果は以下のとおりであります。 ●本設H形橋梁「GHB」のラインアップを強化、中小規模橋梁の架け替えニーズに対応・主桁及び横桁に大型圧延H形鋼を採用したシンプルな構造・軽量化による、既設下部工への負担軽減、耐震性能向上・設計標準化による、迅速な設計への対応、工期・費用の縮減・桁端部を切欠き、低桁高化を図った新製品を新たに導入 ●回転杭を用いた仮桟橋構造の適用範囲を拡大  ・回転翼の抵抗により中間層で所定の支持力を確保する事で杭を短尺化  ・杭の短尺化により工期が短縮、鋼材と燃料の使用量を大幅に削減  ・回転圧入工法のため根固め液が不要(セメント不使用)  ・回転杭工法の適用範囲を拡大(適用地盤・杭径の拡大)
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当社グループにおける設備には、賃貸用資産としての賃貸用建設機械と事業所等の設備である一般の社用資産とがあり、費用対効果を十分比較検討のうえ各種の更新投資等を実施しております。当連結会計年度における設備投資等の総額(取得価額ベース、無形固定資産含む)は3,457百万円であり、セグメントごとの設備投資等については、次のとおりであります。重仮設事業においては、当社の工場設備の更新投資を中心に有形固定資産1,247百万円、業務効率化を目的としたシステム投資等を中心に無形固定資産159百万円の設備投資を実施しております。建設機械事業においては、賃貸用建設機械等に2,051百万円の設備投資を実施しております。また、当連結会計年度においては、営業能力に重要な影響を及ぼすような設備の売却、撤去等はありません。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
当連結会計年度末(2024年3月31日)における当社グループの主要な設備(賃貸を目的とするものを除く)は、以下のとおりであります。なお、帳簿価額には、建設仮勘定を含んでおりません。(1) 提出会社 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)リース資産その他合計本社(東京都文京区)重仮設一般管理及び販売用設備125112--152389368名古屋支店(名古屋市中村区)ほか東日本地域7支店5営業所※3重仮設販売用設備3---58127大阪営業部(大阪市福島区)ほか西日本地域4支店5営業所※3重仮設販売用設備33---942148東京工場(千葉県白井市)ほか東日本地域5工場1機械センター※3重仮設建設仮設材の修理、工事用機械の整備、加工用設備1,9899265,612(246)[136]-688,59586大阪工場(大阪市西淀川区)ほか西日本地域4工場※3重仮設建設仮設材の修理、加工用設備6262976,788(200)-297,73937社宅、保養所等重仮設福利厚生用等の設備3-143
(2)--146-計――2,7781,33512,542(449)[136]-26316,919766
(2) 国内子会社 会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)リース資産その他合計レンタルシステム㈱ (東京都文京区) 建設機械建設機械の整備、販売用設備97750338(15)-221,386397㈱オトワコーエイ(静岡県沼津市) ほかその他の子会社3社※3重仮設工事用機械等2859826(3)-133785204計――1,005647364(18)-1552,171601 (3) 在外子会社重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(注) 1 土地の[ ]書きは、賃借している土地の面積(外書き)を示しております。2 連結会社以外からの主要な賃借設備の内容は以下のとおりであります。なお、本社の年間賃借料は移転前の本社事務所の建物に係る賃借料を記載しております。 (提出会社) 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容土地の面積(千㎡)年間賃借料(百万円)本社(東京都文京区)重仮設事務所の建物-152東京工場(千葉県白井市)重仮設工場の土地100115名古屋工場(愛知県半田市)重仮設工場の土地、建物3678   ※3 提出会社の事業所及び国内子会社の内訳として以下を含んでおります。  (提出会社) 地域事業所区分事業所名(所在地)東日本地域支店北海道(北海道札幌市)、東北(宮城県仙台市)、水戸(茨城県水戸市)、北関東(埼玉県さいたま市)、千葉(千葉県千葉市)、横浜(神奈川県横浜市)、新潟(新潟県新潟市)営業所旭川(北海道旭川市)、帯広(北海道帯広市)、いわき(福島県いわき市)、蘇我(千葉県千葉市)、北陸(石川県金沢市)工場北海道(北海道千歳市)、仙台(宮城県黒川郡)、長沼(千葉県千葉市)、日本海(新潟県新潟市)、名古屋(愛知県半田市)機械センター富里(千葉県富里市)西日本地域支店広島(広島県広島市)、四国(香川県高松市)、九州(福岡県福岡市)、南九州(鹿児島県鹿児島市)営業所岡山(岡山県岡山市)、福山(広島県福山市)、松山(愛媛県松山市)、熊本(熊本県熊本市)、沖縄(沖縄県那覇市)工場中国(広島県三次市)、四国(香川県綾歌郡)、福岡(福岡県粕屋郡)、鹿児島(鹿児島県鹿児島市) (国内子会社) 事業種別セグメントの名称会社名(所在地)その他の子会社重仮設ジェコス設計㈱(東京都文京区)、ジェコス工事㈱(東京都文京区)、トラック・エンド・メンテナンス・サービス㈱(千葉県白井市)
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
当社グループの設備投資については、単年度利益計画において、需要動向、費用対効果を総合的に勘案し設備投資総額を計画しており、重要な案件については総額の枠内で個別に計画しております。(1) 重要な設備の新設等該当事項はありません。
(2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。
研究開発費、研究開発活動40,000,000
設備投資額、設備投資等の概要2,051,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況42
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況17
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況7,405,945
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、相手企業との関係強化等を図る目的で純投資目的以外の投資株式を保有しております。なお、純投資目的(株価変動や配当による利益獲得目的)の投資株式は、保有しておりません。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、毎年取締役会において純投資目的以外の目的である投資株式について継続保有の要否を中長期的な経済合理性や資本コスト等の観点から検証のうえ、見直しを行っています。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式3206非上場株式以外の株式102,265 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式--非上場株式以外の株式36持株会積立購入及び持株配当の再投資による増加 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注1)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)東鉄工業㈱498,000498,000建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。無1,4961,349日本国土開発㈱600,000600,000建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。無322362㈱安藤・間300,935298,084建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。持株会積立購入により株式数が増加しております。無357255 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注1)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)飛島建設㈱16,43715,064建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。持株会積立購入により株式数が増加しております。無2516㈱銭高組4,0004,000建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。無1712東洋建設㈱12,98312,260建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。持株会積立購入により株式数が増加しております。無1711インフロニア・ホールディングス㈱ 9,3619,361建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。 無1410若築建設㈱2,5002,500建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。 無910三井住友建設㈱18,21018,210建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。無87東亜建設工業㈱500500建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。無11
(注)1 当社は、収益・配当等取引動向と資本コストの観点を含め長期的な経済合理性も踏まえ、取締役会、経営会議において保有要否を決定しています。なお、個別銘柄の定量的な保有効果については、記載を控えさせていただきます。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社3
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社3
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社206,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社10
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社2,265,000,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社6,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社500
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社1,000,000
株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社持株会積立購入及び持株配当の再投資による増加
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社東亜建設工業㈱
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社建設工事用仮設鋼材等の賃貸・販売及び山留工事の設計・施工などの営業取引の円滑化を図るために保有しております。
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
2024年3月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
JFEスチール㈱東京都千代田区内幸町二丁目2番3号16,07947.58
JFE商事㈱東京都千代田区大手町一丁目9番5号2,9658.77
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)東京都港区赤坂一丁目8番1号1,7225.09
ジェコス取引先持株会東京都文京区後楽二丁目5番1号1,0533.11
㈱日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海一丁目8番12号7522.23
ジェコス社員持株会東京都文京区後楽二丁目5番1号7292.16
JFE商事資機材販売㈱東京都千代田区大手町二丁目2番1号5231.55
JFE商事コイルセンター㈱神奈川県横浜市金沢区鳥浜町7番地5111.51
㈱日本カストディ銀行(信託口4)東京都中央区晴海一丁目8番12号5031.49
乗松 真也 東京都江東区3381.00
計―25,17474.49
(注)1
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)、
㈱日本カストディ銀行(信託口)、
㈱日本カストディ銀行(信託口4)の所有株式は、信託業務に係るものであります。2 2024年5月10日付で
JFEスチール㈱が保有する当社株式6,757,459株及び
JFEスチール㈱の完全子会社であるJFEコムサービス㈱が保有する当社株式2,541株について、みずほリース㈱への譲渡が実行されました。これにより、当社はJFEホールディングス㈱及び
JFEスチール㈱並びにみずほリース㈱それぞれの持分法適用関連会社となりました。
株主数-金融機関17
株主数-金融商品取引業者28
株主数-外国法人等-個人13
連結株主資本等変動計算書 ③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:百万円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高4,3984,59249,621△2558,586当期変動額 剰余金の配当 △1,274 △1,274親会社株主に帰属する当期純利益 3,428 3,428自己株式の取得 △2,291△2,291自己株式の消却 △2,3152,315-株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計--△16124△136当期末残高4,3984,59249,460△058,449 その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金土地再評価差額金為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高982△1,0004854840459,429当期変動額 剰余金の配当 △1,274親会社株主に帰属する当期純利益 3,428自己株式の取得 △2,291自己株式の消却 -株主資本以外の項目の当期変動額(純額)164 10△362△188△0△189当期変動額合計164-10△362△188△0△325当期末残高1,146△1,00014492651359,104 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:百万円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高4,3984,59249,460△058,449当期変動額 剰余金の配当 △1,250 △1,250親会社株主に帰属する当期純利益 4,414 4,414自己株式の取得 △1△1自己株式の消却 -株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計--3,164△13,163当期末残高4,3984,59252,624△161,612 その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金土地再評価差額金為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高1,146△1,00014492651359,104当期変動額 剰余金の配当 △1,250親会社株主に帰属する当期純利益 4,414自己株式の取得 △1自己株式の消却 -株主資本以外の項目の当期変動額(純額)1668△74846511651当期変動額合計1668△748465113,814当期末残高1,312△99279751,302462,918
株主数-外国法人等-個人以外100
株主数-個人その他7,993