財務諸表
CoverPage
提出書類、表紙 | 四半期報告書 |
提出日、表紙 | 2024-05-15 |
英訳名、表紙 | HPC SYSTEMS Inc. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役 小野 鉄平 |
本店の所在の場所、表紙 | 東京都港区海岸三丁目9番15号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03-5446-5530 |
様式、DEI | 第四号の三様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | Q3 |
corp
事業の内容 | 2 【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び連結子会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。 なお、第1四半期連結会計期間より、Intelligent Integration Company Limitedの重要性が増すことが見込まれるため、当該会社を連結の範囲に含めております。 この結果、2024年3月31日現在において、当社グループは当社及び連結子会社1社で構成されています。 |
事業等のリスク | 1 【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社グループは、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。 (1)財政状態の状況(資産)当第3四半期連結会計期間末における流動資産は4,967,804千円となりました。主な内訳は、現金及び預金2,340,549千円、受取手形及び売掛金1,526,201千円、棚卸資産708,221千円であります。固定資産は364,921千円となりました。主な内訳は、有形固定資産152,334千円、投資その他の資産192,837千円であります。以上の結果、総資産は5,332,726千円となりました。 (負債)当第3四半期連結会計期間末における流動負債は2,234,496千円となりました。主な内訳は、短期借入金750,000千円、支払手形及び買掛金349,995千円、1年内返済予定の長期借入金407,228千円であります。固定負債は601,100千円となりました。内訳は、長期借入金が601,100千円であります。以上の結果、負債合計は2,835,596千円となりました。 (純資産)当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,497,130千円となりました。主な内訳は、資本金230,145千円、資本剰余金349,264千円、利益剰余金2,082,228千円であります。 (2)経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、物価上昇による景気下押し要因はあったものの、所得環境改善を背景とした個人消費の回復や訪日外国人の増加など景気の緩やかな回復傾向がみられました。しかしながら、深刻化するウクライナ情勢や中東情勢など相次ぐ地政学リスクの顕在化による資源価格の高騰、不動産市況低迷による中国経済の停滞、為替相場の急激な変動など、依然として先行き不透明な状況にあります。当社グループが属するコンピューティング業界においては、計算科学シミュレーション、クラウド、人工知能(AI)、ディープラーニング、ビッグデータ処理等の技術革新に対する需要は引き続き堅調であります。デジタル化の流れは様々な分野におよんでおり、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)関連投資は増加傾向にあり、当社が提供する製品・サービスなどのコンピューティングソリューションのさらなる需要拡大が期待されます。一方、世界的な生成AI開発競争が激しく、AIやスーパーコンピューター向け高性能画像処理半導体(GPU)の入手性悪化により、顧客の需要にタイムリーに対応することが難しくなる事態が想定されます。主要仕入先との連携を強化するとともに、電子部品市場の動向を把握することで、顧客の要望に沿ったコンピューティングソリューションを提供できるよう施策を進めております。 このような環境において当社は、持続的成長を支える経営基盤の強化を図るため、従来より人財の充実に注力してきました。人的資本に関する基本的な考え方として「人財グランドデザイン」を策定し、戦略的に人的資本の強化を進めております。人財強化が進んだ結果として、先端技術の知見を有する多様な技術系人財を集結することで「先端技術開発センター」を開設し、高度化する顧客の課題や要望に対する製品・サービスを提供する体制を構築しております。当社の強みである大学公官庁や民間企業など幅広い顧客基盤に対して、高付加価値の製品・サービスを提供することで、さらなる収益力強化を図っております。又、2020年5月設立のベトナム現地法人が一定の成果をあげ連結子会社化するなど、国内市場中心のビジネスモデルから海外事業の基盤強化を進めております。一方、円安進行による輸入コストの上昇、高性能画像処理半導体(GPU)の需要増加による入手性悪化など不透明な要因はありますが、迅速かつ柔軟に対応することで業績向上を図っております。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,558,786千円、営業利益452,347千円、経常利益439,225千円、親会社株主に帰属する四半期純利益309,114千円となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 ① HPC事業大学等公的研究機関向け、及び民間企業向けが堅調に推移した他、ベトナム現地法人が中心となり海外大規模案件を受注するなど、大規模・中規模案件の積み上げにより一定の売上を計上することができました。採算面では民間企業向けで一部の低粗利大規模案件の影響を受けたこと、及び人財強化に伴う人件費の増加等により販売管理費は増加傾向にあるものの、セグメント利益となりました。以上の結果、HPC事業の売上高は3,693,642千円、セグメント利益は346,412千円となりました。 ② CTO事業継続顧客向け売上は、業種毎にまだら模様ではあるものの代理店との連携強化により比較的堅調に推移しました。新規顧客向け売上もインフラ関連向けの受注を獲得するなど回復傾向となりました。採算面では円安進行により輸入コストは上昇傾向にあるものの、コスト上昇分を顧客へ価格転嫁を進めた他、営業経費の削減に努めたことなどによりセグメント利益となりました。以上の結果、CTO事業の売上高は1,865,144千円、セグメント利益は105,935千円となりました。 (3)経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。 (5)研究開発活動当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、18,936千円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。 |
経営上の重要な契約等 | 3 【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 |
Shareholders
大株主の状況 | (5) 【大株主の状況】 当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 |
Audit
監査法人1、連結 | 太陽有限責任監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の四半期レビュー報告書 2024年5月15日HPCシステムズ株式会社取締役会 御中 太陽有限責任監査法人 東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士大 兼 宏 章印 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士尾 形 隆 紀印 監査人の結論当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているHPCシステムズ株式会社の2023年7月1日から2024年6月30日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2024年1月1日から2024年3月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年7月1日から2024年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、HPCシステムズ株式会社及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。 監査人の結論の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。 四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビ ュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。 |
BS資産
電子記録債権、流動資産 | 245,639,000 |
仕掛品 | 133,720,000 |
原材料及び貯蔵品 | 521,900,000 |
その他、流動資産 | 136,960,000 |
工具、器具及び備品(純額) | 13,370,000 |
土地 | 14,698,000 |
有形固定資産 | 152,334,000 |
ソフトウエア | 19,750,000 |
無形固定資産 | 19,750,000 |
繰延税金資産 | 117,741,000 |
投資その他の資産 | 192,837,000 |
BS負債、資本
支払手形及び買掛金 | 349,995,000 |
短期借入金 | 750,000,000 |
1年内返済予定の長期借入金 | 407,228,000 |
未払法人税等 | 77,724,000 |
賞与引当金 | 86,696,000 |
資本剰余金 | 349,264,000 |
利益剰余金 | 2,082,228,000 |
株主資本 | 2,495,736,000 |
為替換算調整勘定 | 1,394,000 |
評価・換算差額等 | 1,394,000 |
負債純資産 | 5,332,726,000 |
PL
売上原価 | 3,986,276,000 |
販売費及び一般管理費 | 1,120,162,000 |
受取利息、営業外収益 | 1,371,000 |
為替差益、営業外収益 | 7,669,000 |
営業外収益 | 10,494,000 |
支払利息、営業外費用 | 9,574,000 |
営業外費用 | 23,617,000 |
固定資産除却損、特別損失 | 0 |
特別損失 | 4,000 |
法人税、住民税及び事業税 | 133,942,000 |
法人税等調整額 | -3,836,000 |
法人税等 | 130,106,000 |
PL2
為替換算調整勘定(税引後)、その他の包括利益 | -494,000 |
その他の包括利益 | -494,000 |
包括利益 | 308,619,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 308,619,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 309,114,000 |
外部顧客への売上高 | 5,558,786,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
配当に関する注記 | 1 配当金支払額決議株式の種類配当の原資配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2023年9月28日定時株主総会普通株式利益剰余金107,30225.002023年6月30日2023年9月29日 2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの該当事項はありません。 |
セグメント表の脚注 | (注)セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。 |
その他、連結財務諸表等 | 2 【その他】 該当事項はありません。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部 【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第19期第3四半期連結累計期間会計期間自 2023年7月1日至 2024年3月31日売上高(千円)5,558,786経常利益(千円)439,225親会社株主に帰属する四半期純利益(千円)309,114四半期包括利益(千円)308,619純資産額(千円)2,497,130総資産額(千円)5,332,7261株当たり四半期純利益(円)72.01潜在株式調整後1株当たり四半期純利益(円)71.42自己資本比率(%)46.80 回次第19期第3四半期連結会計期間会計期間自 2024年1月1日至 2024年3月31日1株当たり四半期純利益(円)50.38 (注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2.当社は、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。 |