財務諸表
CoverPage
提出書類、表紙 | 四半期報告書 |
提出日、表紙 | 2024-05-15 |
英訳名、表紙 | Beaglee Inc. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 吉 田 仁 平 |
本店の所在の場所、表紙 | 東京都港区北青山二丁目13番5号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03-6706-4000(代表) |
様式、DEI | 第四号の三様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | Q1 |
corp
事業の内容 | 2 【事業の内容】 当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社についても異動はありません。 |
事業等のリスク | 1 【事業等のリスク】 当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (経営成績等の状況の概要)(1) 経営成績の状況当第1四半期連結累計期間における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に移行したことにより、行動制限の緩和が一層進み、社会経済活動の正常化の動きがみられました。一方で、緊迫した世界情勢に加え、不安定な円相場やインフレによる経済停滞が懸念され、依然として不透明な事業環境が続いております。当社を取り巻く事業環境は、紙の出版市場が縮小している一方で、電子出版市場は継続的に拡大しており、インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2023」によると、2024年度の成長率は7%程度になると予測されており、今後も電子書籍及び電子コミックの市場規模はゆるやかな拡大が続くことが予想されております。このような市場環境の中で、プラットフォームセグメントにおいては、コミック配信サービス「まんが王国」のブランド構築に注力しつつ効率的な投資を、コンテンツセグメントにおいては、継続的なデジタル成長による安定的な利益創出を実行しました。これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は4,701,950千円(前年同期比0.6%増)、営業利益は407,195千円(前年同期比10.1%増)、経常利益は393,652千円(前年同期比10.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は203,635千円(前年同期比20.7%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (プラットフォームセグメント)プラットフォームセグメントの主力サービスであるコミック配信サービス「まんが王国」においては、ユーザーの訪問・定着・課金の流れを促し、課金者数と顧客単価を上げるべく、お得感を訴求するキャンペーンや幅広いユーザー層獲得のための販売促進活動を積極的に行いました。課金意欲が高いユーザーへの訴求が奏功した一方で、ライトユーザーの定着・育成に一定の時間を要す状況が続きました。その結果、「まんが王国」の売上高は前年同期比1.2%減となりました。また、2023年6月に提供を開始した北米向けコミック配信サービス「yomoyo(ヨモーヨ)」においては、コンテンツの許諾交渉を推進いたしました。総合エンターテインメント事業を展開する株式会社アミューズとの協業においては、2023年7月から10月に開催した『目指せメディアミックス!「現代恋愛×ファンタジー」小説コンテスト』の結果を発表し、受賞作品のコミカライズを推進いたしました。また、2024年3月には、音楽と漫画を融合させた次世代コンテンツを生み出すクロスメディアプロジェクト「Project CO-MUSIX」を立ち上げ、第1弾となるオムニバス作品を「まんが王国」他、動画プラットフォームやSNS等で展開いたしました。利益面においては、売上高が前期並みとなった一方で、広告宣伝費を中心とした営業費用が前年同期比で減少いたしました。これらの結果、当セグメントの売上高は3,071,391千円(前年同期比0.7%減)、営業利益は128,339千円(前年同期比20.0%増)となりました。 (コンテンツセグメント)コンテンツセグメントにおいては、デジタルコンテンツを中心に、発刊点数の増加、電子書店ごとの特性や読者ニーズに沿った販売促進活動を積極的に行いました。また、紙出版においては、紙出版市場の縮小を鑑み、配本部数の管理及び価格設定等のコストコントロールを実施いたしました。デジタル出版においては、読者の嗜好性に合わせたコンテンツの創出とジャンルの拡大を推進し、SNSや動画プラットフォームを活用したプロモーションを強化した結果、ぶんか社が得意とするBL、TLジャンルを中心とした女性向けコミックジャンルの作品や近年創刊したデジタルコミック誌からの作品の売上が堅調に推移いたしました。これにより、売上高は前年同期比14.8%増となりました。また、新たな取り組みとして、2024年4月にライトBLレーベル「GUSHgem」を創刊いたしました。紙出版においては、配本部数のコントロール及び雑誌の隔月化や休刊を実施した結果、売上高は前年同期比17.3%減となりました。このほか、2024年1月にはぶんか社と海王社から2作品がテレビドラマ化し、『消せない「私」~炎上しつづけるデジタルタトゥー~』が日本テレビにて放送、「好きやねんけどどうやろか」が読売テレビにて放送されました。また、累計発行部数21万部を超える人気BL作品「パーフェクトプロポーズ」を原作としたドラマが2024年2月からフジテレビ公式動画配信サービス「FOD」で配信されました。利益面においては、紙出版収益が減少したものの、デジタル出版収益が前年同期比で増加いたしました。これらの結果、当セグメントの売上高は1,680,005千円(前年同期比3.8%増)、営業利益は278,805千円(前年同期比6.1%増)となりました。 (2) 財政状態の状況① 資産の部当第1四半期連結会計期間末における資産合計は17,937,187千円となり、前連結会計年度末に比べ447,770千円減少しました。流動資産は8,756,719千円となり、前連結会計年度末と比べ252,476千円減少しました。これは主に、現金及び預金が69,733千円、売掛金が165,250千円減少したことによるものです。固定資産は9,180,468千円となり、前連結会計年度末と比べ195,293千円減少しました。これは主に、無形固定資産が197,009千円減少したことによるものです。② 負債の部当第1四半期連結会計期間末における負債合計は10,870,748千円となり、前連結会計年度末に比べ560,966千円減少しました。流動負債は8,174,147千円となり、前連結会計年度末に比べ292,357千円減少しました。これは主に、未払消費税等が78,972千円増加した一方で、支払手形及び買掛金が78,448千円、未払法人税等が214,558千円、返金負債が56,384千円減少したことによるものです。固定負債は2,696,601千円となり、前連結会計年度末と比べ268,609千円減少しました。これは主に、長期借入金が255,000千円減少したことによるものです。③ 純資産の部当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は7,066,439千円となり、前連結会計年度末に比べ113,196千円増加しました。これは、利益剰余金が113,196千円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は、39.4%となりました。 (3) 研究開発活動該当事項はありません。 |
経営上の重要な契約等 | 3 【経営上の重要な契約等】 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 |
Shareholders
大株主の状況 | (5) 【大株主の状況】 当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 |
Audit
監査法人1、連結 | 太陽有限責任監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の四半期レビュー報告書 2024年5月10日株式会社ビーグリー取締役会 御中 太陽有限責任監査法人 東京事務所 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士岩﨑 剛㊞ 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士大塚 弘毅㊞ 監査人の結論当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社ビーグリーの2024年1月1日から2024年12月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2024年1月1日から2024年3月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2024年1月1日から2024年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社ビーグリー及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。 監査人の結論の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。 四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。 |
BS資産
商品及び製品 | 53,085,000 |
未収入金 | 2,648,000 |
その他、流動資産 | 1,081,000 |
有形固定資産 | 70,059,000 |
ソフトウエア | 126,961,000 |
無形固定資産 | 8,945,452,000 |
繰延税金資産 | 37,380,000 |
投資その他の資産 | 164,956,000 |
BS負債、資本
支払手形及び買掛金 | 3,358,570,000 |
短期借入金 | 2,000,000,000 |
1年内返済予定の長期借入金 | 1,020,000,000 |
未払金 | 392,249,000 |
未払法人税等 | 212,253,000 |
未払費用 | 43,667,000 |
繰延税金負債 | 146,601,000 |
資本剰余金 | 1,900,859,000 |
利益剰余金 | 3,614,463,000 |
株主資本 | 7,066,439,000 |
負債純資産 | 17,937,187,000 |
PL
売上原価 | 3,066,222,000 |
販売費及び一般管理費 | 1,228,532,000 |
受取利息、営業外収益 | 15,000 |
営業外収益 | 773,000 |
支払利息、営業外費用 | 11,459,000 |
営業外費用 | 14,317,000 |
法人税、住民税及び事業税 | 190,016,000 |
法人税等 | 190,016,000 |
PL2
包括利益 | 203,635,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 203,635,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 203,635,000 |
減価償却累計額、有形固定資産、一括控除 | -172,837,000 |
受取手形 | 34,901,000 |
売掛金 | 3,836,299,000 |
契約負債 | 581,824,000 |
外部顧客への売上高 | 4,701,950,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
配当に関する注記 | 1.配当金支払額決議株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日配当の原資2024年3月28日定時株主総会普通株式90,43915.002023年12月31日2024年3月29日利益剰余金 2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの該当事項はありません。 |
セグメント表の脚注 | (注)1.セグメント利益の調整額50千円は、全社費用及びセグメント間取引相殺消去額であります。 2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。 |
その他、連結財務諸表等 | 2 【その他】 該当事項はありません。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部 【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第11期第1四半期連結累計期間第12期第1四半期連結累計期間第11期会計期間自 2023年1月1日至 2023年3月31日自 2024年1月1日至 2024年3月31日自 2023年1月1日至 2023年12月31日売上高(千円)4,675,4434,701,95019,080,733経常利益(千円)355,921393,6521,440,459親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円)168,684203,635689,204四半期包括利益又は包括利益(千円)168,684203,635689,204純資産額(千円)6,412,0487,066,4396,953,242総資産額(千円)17,789,83017,937,18718,384,9581株当たり四半期(当期)純利益(円)28.1333.77114.74潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)27.9633.65114.11自己資本比率(%)36.039.437.8 (注) 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。 |