財務諸表
CoverPage
提出書類、表紙 | 四半期報告書 |
提出日、表紙 | 2024-05-09 |
英訳名、表紙 | System Support Inc. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 小清水 良次 |
本店の所在の場所、表紙 | 石川県金沢市本町一丁目5番2号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 076-265-5151(代表) |
様式、DEI | 第四号の三様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | Q3 |
corp
事業の内容 | 2【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。なお、第2四半期連結会計期間において、子会社(株式会社STSデジタル)の設立を行ったことにより、当社の連結子会社は1社増加しました。 |
事業等のリスク | 1【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (1)経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復傾向にあるものの、物価上昇や円安、中東やウクライナをめぐる情勢等の影響が懸念され、先行き不透明な状況が続いております。一方で当社グループが属する情報サービス業界では、顧客企業における事業拡大や競争力強化、業務効率化等を目的としたIT投資需要は力強く、また生成AIやIoT、クラウドサービスといった新技術の利用領域の多様化の流れが継続しております。当社グループにおきましては、新たな3ヶ年中期経営計画「ローリングプラン(2024年6月期~2026年6月期)」を策定し2023年8月9日に公表しています。同計画では、社是および経営理念に基づいた経営の継続とともに、「成長と更なるイノベーションの創出」を中期テーマ、「顧客・社会のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の基盤となるサービスの拡充」「多様な人材の成長と活躍」「ESG経営の強化」を基本方針として掲げました。このような状況の中で、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、中期経営計画で重点分野としているクラウドインテグレーション事業を中心に新規及び既存顧客の受注が好調に推移し、売上高は16,345百万円(前年同期比15.2%増)、営業利益は1,410百万円(同19.2%増)、経常利益は1,431百万円(同19.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は962百万円(同20.0%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高については、外部顧客への売上高を記載しております。(クラウドインテグレーション事業)顧客企業のDX需要の高まりを背景にAmazon Web Services(AWS)やServiceNow等のクラウドサービスの移行・利用に係る技術支援が好調に推移し、またクラウドサービスへの移行後のリセール(ライセンス等の再販)が拡大した結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,255百万円(前年同期比38.3%増)、セグメント利益は847百万円(同41.6%増)となりました。(システムインテグレーション事業)ERPパッケージ利用支援分野が堅調に推移した一方、販売費及び一般管理費の配賦額が増加した影響で、当第3四半期連結累計期間における売上高は、8,827百万円(前年同期比4.3%増)、セグメント利益は161百万円(同36.9%減)となりました。(アウトソーシング事業)データセンター業務で月額利用料等のストック売上や顧客1社あたりの利用料が増加した結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,520百万円(前年同期比17.2%増)、セグメント利益は245百万円(同44.1%増)となりました。(プロダクト事業)建て役者(建築業向け工事情報管理システム)及び就業役者(勤怠・作業管理システム)等の販売が堅調に推移した一方、販売費及び一般管理費が増加した影響で、当第3四半期連結累計期間における売上高は571百万円(前年同期比9.9%増)、セグメント利益は141百万円(同3.2%減)となりました。(海外事業)北米で展開しているシステムインテグレーションやアウトソーシング、メディア運営事業等については、当第3四半期連結累計期間における売上高は171百万円(前年同期比49.7%増)、セグメント利益は51百万円(同26.2%増)となりました。 (2)財政状態に関する説明(資産)当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,043百万円増加し、9,913百万円となりました。これは主に受取手形、売掛金及び契約資産が517百万円、現金及び預金が355百万円増加したことによります。(負債)当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ377百万円増加し、5,124百万円となりました。これは主に賞与引当金が326百万円増加したことによります。(純資産)当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ665百万円増加し、4,789百万円となりました。これは主に利益剰余金が599百万円増加したことによります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。 (4)研究開発活動当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、57百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。 (5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営成績に重要な影響を与える要因について」及び「経営戦略の現状と見通し」についての重要な変更はありません。 (6)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」についての重要な変更はありません。 |
経営上の重要な契約等 | 3【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。なお、当社は、2024年4月19日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるSTS Innovation, Inc.が、MultiNet International Inc.の全ての事業を譲受けることを決議し、同日付で事業譲渡契約を締結いたしました。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりです。 |
Shareholders
大株主の状況 | (5)【大株主の状況】 当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 |
Audit
監査法人1、連結 | EY新日本有限責任監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の四半期レビュー報告書 2024年5月9日株式会社システムサポート取締役会 御中 EY新日本有限責任監査法人金沢事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士三 宅 孝 典 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士仲 下 寛 司 監査人の結論当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社システムサポートの2023年7月1日から2024年6月30日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2024年1月1日から2024年3月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年7月1日から2024年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社システムサポート及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。 監査人の結論の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。 四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。 |
BS資産
受取手形、売掛金及び契約資産 | 3,766,875,000 |
商品及び製品 | 49,791,000 |
仕掛品 | 18,663,000 |
その他、流動資産 | 382,365,000 |
有形固定資産 | 423,824,000 |
無形固定資産 | 265,113,000 |
投資その他の資産 | 1,074,501,000 |
BS負債、資本
短期借入金 | 1,138,000,000 |
1年内返済予定の長期借入金 | 43,066,000 |
未払法人税等 | 314,664,000 |
リース債務、流動負債 | 49,880,000 |
賞与引当金 | 337,141,000 |
退職給付に係る負債 | 26,144,000 |
資本剰余金 | 549,837,000 |
利益剰余金 | 3,523,449,000 |
株主資本 | 4,777,784,000 |
為替換算調整勘定 | 11,934,000 |
評価・換算差額等 | 11,934,000 |
負債純資産 | 9,913,847,000 |
PL
売上原価 | 11,836,240,000 |
販売費及び一般管理費 | 3,098,742,000 |
受取利息、営業外収益 | 102,000 |
営業外収益 | 38,398,000 |
支払利息、営業外費用 | 15,033,000 |
営業外費用 | 17,887,000 |
特別利益 | 22,988,000 |
法人税等 | 491,771,000 |
PL2
為替換算調整勘定(税引後)、その他の包括利益 | 2,532,000 |
退職給付に係る調整額(税引後)、その他の包括利益 | 62,617,000 |
その他の包括利益 | 65,150,000 |
包括利益 | 1,027,463,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 1,027,463,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 962,312,000 |
外部顧客への売上高 | 16,345,567,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
期末日満期手形の会計処理 | ※1 四半期連結会計期間末日満期手形 四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。なお、当四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形が四半期連結会計期間末日残高に含まれております。 前連結会計年度(2023年6月30日)当第3四半期連結会計期間(2024年3月31日)受取手形-千円4,097千円 |
配当に関する注記 | 1.配当金支払額(決 議)株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日配当の原資2023年9月27日定時株主総会普通株式176,034172023年6月30日2023年9月28日利益剰余金2024年2月7日取締役会普通株式186,389182023年12月31日2024年3月15日利益剰余金 2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの該当事項はありません。 |
セグメント表の脚注 | (注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引の消去の額であります。 2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 |
その他、連結財務諸表等 | 2【その他】 2024年2月7日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。(イ)配当金の総額 186,389千円(ロ)1株当たりの金額 18円00銭(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日 2024年3月15日(注)2023年12月31日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行いました。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第44期第3四半期連結累計期間第45期第3四半期連結累計期間第44期会計期間自 2022年7月1日至 2023年3月31日自 2023年7月1日至 2024年3月31日自 2022年7月1日至 2023年6月30日売上高(千円)14,192,36416,345,56719,267,178経常利益(千円)1,194,9181,431,0951,465,583親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円)801,597962,3121,009,944四半期包括利益又は包括利益(千円)804,2671,027,463993,320純資産額(千円)3,935,6704,789,7194,124,644総資産額(千円)8,494,5529,913,8478,870,8411株当たり四半期(当期)純利益(円)77.4092.9397.52潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)77.2592.7697.33自己資本比率(%)46.348.346.5 回次第44期第3四半期連結会計期間第45期第3四半期連結会計期間会計期間自 2023年1月1日至 2023年3月31日自 2024年1月1日至 2024年3月31日1株当たり四半期純利益(円)28.2933.56(注)当社は、四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。 |