財務諸表
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提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
提出日、表紙 | 2024-04-30 |
英訳名、表紙 | Maruchiyo Yamaokaya Corporation |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 一由 聡 |
本店の所在の場所、表紙 | 札幌市東区東雁来7条1丁目4番32号 (上記は登記上の本店所在地であり、実際の業務は下記の場所で行っております。) |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 011(781)7170(代表) |
様式、DEI | 第三号様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
当会計期間の種類、DEI | FY |
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沿革 | 2 【沿革】 (1) 当社の前身当社の前身は、現代表取締役会長山岡正が1980年2月東京都江戸川区に㈲丸千代商事を設立し、弁当のFC店を開業したことに始まります。その後、近隣に弁当店が開業し始め競合が激しくなり、他の事業を模索していたところ、ラーメン店の経営を思いつき、1983年に「ラーメン日本一」の屋号でラーメン事業を開始、1983年4月には株式会社へ組織変更致しました。1988年9月には現在の山岡家ラーメンの原型となる「ラーメン山岡家」を茨城県牛久市に開店致しました。事業が軌道に乗り、1992年5月には札幌市中央区にすすきの店、同年12月には南2条店を開店致しましたが、北海道での本格的な事業展開を行うため、1993年3月、札幌市中央区に㈱山岡家を設立致しました。 (2) ㈱山岡家設立以降の事業内容の主な変遷 年月事項1993年3月 札幌市中央区に㈱山岡家を設立し、㈱丸千代商事からすすきの店、南2条店を譲り受けて営業開始1997年1月タレ製造部門を分離し、100%子会社の㈲山岡家スープを設立1997年2月食材等仕入部門を分離し、100%子会社の㈲サンシンフーズを設立1999年4月栃木県の第1号店舗として小山市に小山田間店開店2000年7月本社を札幌市東区東雁来7条1丁目4番19号に移転2002年2月㈱丸千代商事を吸収合併し、㈱丸千代山岡家に商号変更2003年2月子会社の統合を行い、㈲サンシンフーズが㈲山岡家スープを吸収合併2003年4月㈲サンシンフーズを株式会社に組織変更2003年7月埼玉県の第1号店舗として春日部市に春日部店開店2003年8月千葉県の第1号店舗として柏市に柏店開店2003年12月群馬県の第1号店舗として太田市に太田店開店2004年11月㈱サンシンフーズを吸収合併2005年2月東京都の第1号店舗として西多摩郡瑞穂町に瑞穂店開店2005年7月宮城県の第1号店舗として名取市に名取店開店2005年8月静岡県の第1号店舗として富士市に富士店開店2005年11月福島県の第1号店舗としていわき市にいわき店開店2006年2月ジャスダック証券取引所へ上場(証券コード3399) 神奈川県の第1号店舗として厚木市に厚木店開店2006年5月岐阜県の第1号店舗として瑞穂市に岐阜瑞穂店開店2006年8月山梨県の第1号店舗として笛吹市に笛吹店開店2007年2月山形県の第1号店舗として山形市に山形青田店開店2007年6月愛知県の第1号店舗として豊橋市に豊橋下地店開店2007年10月三重県の第1号店舗として桑名市に桑名店開店2009年4月東京都23区内の第1号店舗として新宿区に高田馬場店開店2009年12月茨城県水戸市に水戸城南店開店により、ラーメン山岡家100店舗達成2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)へ株式を上場2010年10月大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を上場 岩手県の第1号店舗として盛岡市に岩手盛岡店開店2010年11月秋田県の第1号店舗として秋田市に秋田仁井田店開店2011年8月青森県の第1号店舗として弘前市に弘前店開店2011年9月富山県の第1号店舗として高岡市に高岡店開店2011年10月石川県の第1号店舗として金沢市に金沢森戸店開店 兵庫県の第1号店舗として明石市に明石店開店2011年11月大阪府の第1号店舗として岸和田市に岸和田店開店 年月事項2011年12月京都府の第1号店舗として八幡市に京都八幡店開店 福岡県の第1号店舗として北九州市に北九州店開店2012年10月熊本県の第1号店舗として熊本市に熊本店開店 FC契約によるコメダ珈琲業態の第1号店舗として、茨城県つくば市に珈琲所コメダ珈琲店つくば店開店2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場2016年11月茨城県土浦市に、新業態「極煮干し本舗荒川沖店」開店2017年3月茨城県つくば市に、新業態「極味噌本舗桜土浦インター店」開店 全社で150店舗達成2019年1月新潟県の第1号店舗として上越市に上越店開店2020年12月福井県の第1号店舗として福井市に福井大和田店開店2021年7月岡山県の第1号店舗として岡山市に岡山奥田店開店2022年4月東京証券取引所の市場再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に上場2022年10月山口県の第1号店舗として下関市に長府店開店2023年2月広島県の第1号店舗として東広島市に東広島店開店2023年7月滋賀県の第1号店舗として長浜市に長浜店開店 |
事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社は、直営によるラーメン専門店「ラーメン山岡家」を運営するラーメン事業を主として行っており、2024年1月31日現在、183店舗(新業態を含む)を北海道、関東、東北、東海地区の主要幹線道路沿いを中心に、全店舗直営店24時間営業を基本として出店しております。当社が多店舗展開を推進するにあたり、直営店を基本としてきた理由は、一定の品質・サービス・清潔さの水準を全店ベースで維持・管理するとともに、店舗のスクラップ・アンド・ビルドを実施できることによるものであり、今後も引き続き事業の拡大に取り組む方針であります。 [事業系統図] |
関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 該当事項はありません。 |
従業員の状況 | 5 【従業員の状況】 (1) 提出会社の状況2024年1月31日現在従業員数(人)平均年齢(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)558(2,045)41.18.24,386,822 (注) 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマーを含みます。)は年間の平均雇用人数(週40時間換算)を( )内に外数で記載しております。 (2) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金差異(%)(注)3全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者3.00.068.680.6112.5(注)4 (注)1.管理職に占める女性労働者の割合(%)は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.男性労働者の育児休業取得率(%)は、「育児休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.労働者の男女賃金格差は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。(厚労省基準)管理職比率など男女間に差異があることで1名あたり賃金に差が出ておりますが、人事体系、報酬制度、評価制度、人材育成などにおいて性別による処遇差はありません。4.年収格差の基準は厚労省基準、支援社員無期フルタイムは正規雇用に含んでおります。 |
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。(1) 経営方針当社の経営理念は、「食を通じて、人と地域社会をつなぐ企業へ 全てのお客様に喜んでもらい、「お客様」「社会」「社員」に必要とされる企業であり続ける」であります。当社はこれまで、「ラーメンでお客様に喜んでもらう」を経営理念とし、ラーメン山岡家を中心とした店舗展開を行ってまいりました。今後は、ラーメンを始めとして『食』に関わる企業として発展していくために、創業当時から守ってきました経営理念をラーメン山岡家の事業理念とし、今後は『食』を通じて「地域貢献」を掲げ、納税や雇用の創出など様々な形で地域社会の発展に貢献し、地域に必要とされる企業を目指していきたいと考えております。また、この経営理念と合わせて「行動指針」「8つの使命」を策定しております。経営理念を実現するために、従業員が自ら行動する上での指針や使命としております。 (2) 経営戦略今後も、ラーメンは味が第一であるとの認識により、商品の維持管理とサービスレベルを均一化するために従来どおり直営店舗での営業にこだわり、出店方針は原則として郊外型を主体とし、一定数以上駐車スペースを確保できる幹線道路に面した立地としております。更に郊外から都心への展開も可能な業態開発を行っております。今後、日本全国の幹線道路沿いや繁華街に、ラーメン業態を始めとした当社の店舗が必ず存在するような事業の拡大を実現するとともに、効率的な経営を行い企業価値の拡大を図りたいと考えております。また、当社は原則全店直営での店舗展開をメインとし、更に店舗内調理のチェーン店でナンバーワンのブランド構築を目標としております。 (3) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題国内経済は、個人消費やインバウンド需要を中心として、経済活動の正常化が進んでおりますが、国際情勢は不安定な状況が続き、サプライチェーンの混乱やエネルギー資源の高騰を招いており、世界的なインフレや常態化する円安の影響による更なる物価上昇も懸念され、景気の先行きは依然として予測困難な状況が続いております。外食産業におきましては、消費行動がコロナウイルス感染症拡大前の状況に戻り、コスト上昇に対する価格改定の機運が高まり、各社売上高は回復へと向かっておりますが、来店客数回復に伴う労働力の不足や人件費、求人費の上昇、慢性化している原材料費や配送費の高騰などにより、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。このような状況下で、当社の対処すべき課題は、以下のとおりであると考えております。 ① 店舗管理を行う人員の増員と店舗臨店増による指導強化について当社は、現在全社で主にラーメン店を183店舗運営しておりますが、店舗管理やマネジメントを行う人員が担当する店舗数も増加傾向にあります。今後は人員を増員することにより、店舗の臨店回数を増やし、より細かいチェックやマネジメントを行うことや店長を始めとした店舗人員への関与強化を行うことで、お客様をお迎えする体制を整備してまいります。 ② 店内調理と手作り感へのこだわりによる商品クオリティの安定について当社は、飲食店を運営する企業として、提供する商品のクオリティの安定が重要課題と考えております。ご来店いただくお客様へ店内調理と手作り感による、こだわりのある付加価値の高い商品を提供出来るよう、スタンダードオペレーションの確立、動画を活用した店舗業務の学習、フィードバックや指導の効率化を行ってまいります。 ③ 人材の確保・育成・定着に向けた取り組みについて当社は、今後も全国各地で出店を継続していくこととしており、更に店舗のサービスレベル向上を最重要課題としておりますが、採用活動の効率化や担当人員増強による人材採用の更なる強化、トレーニングセンターを活用した体系的な人材育成を行ってまいります。また、福利厚生や労働環境を向上させ、定着率の向上を図ってまいります。 ④ 店舗設備の新規導入など、従業員が営業に専念できる環境整備について当社は現在、来店客数の大幅増に伴い1店舗当たりの売上高も上昇しており、時間当たりに店舗で勤務する従業員も増加しております。今後も安定的に商品を提供するために厨房設備などバックヤードの整備や働きやすい店舗環境へ改善するための設備導入など、従業員が営業により専念できる環境を整備してまいります。 ⑤ 売上拡大に伴う、店舗開発や購買など本社機能の強化について当社は現在、来店客数の大幅増に伴い全社売上高が急激に拡大しております。そのため、従業員数や使用食材の仕入量の増加もあり、本社機能の強化が重要課題となっております。また、今後も継続して出店を行っていく方針としており、店舗開発機能の強化も必要となっております。今後、人事総務部や購買部を始めとした人員増や各種業務のシステム化による効率化を推進するなど、店舗運営を支えるバックオフィス機能を強化してまいります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社は、着実な事業拡大を通じて企業価値を向上させていくことを重要な経営目標と位置付けております。このため、店舗数の純増による売上規模の拡大は勿論、事業の収益力を占める営業利益、営業利益率を中長期的な経営の重要指標として考えております。 |
事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、以下の記載のうち、将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日(2024年4月30日)現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果とは異なる可能性があります。 (1) 当社の事業展開について① 事業内容について当社は、2024年1月31日現在、「ラーメン山岡家」を主として183店舗(新業態を含む)を北海道から本州、九州地区の主要幹線道路沿いを中心に、全店舗直営店、年中無休営業を基本として出店しております。当社が多店舗展開を推進するにあたり、直営店を基本としてきた理由は、一定の品質・サービス・清潔さの水準を全店ベースで維持・管理するとともに、店舗のスクラップ・アンド・ビルドを実施できることによるものであり、今後も関東、東海、関西地区を中心に引き続き事業の拡大に取り組む方針であります。しかしながら、当社のセグメントはほぼラーメン事業のみであることから、国内景気の悪化・低迷等の外的要因、あるいは当社固有の問題発生等により、当該事業の展開に何らかの支障が生じた場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 豚肉・豚骨への依存度について当社のラーメンには、チャーシュー用の豚肉、スープ用の豚骨と、豚を多く使用しております。そのため、豚肉・豚骨の仕入については複数の取引先から調達し、リスクの分散を図っております。しかし、主要食材である豚の安全性に問題が発生した場合、売上原価の高騰など当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 出店政策について当社の出店における基本方針は交通量の多い幹線道路沿いと考えており、立地条件が売上高を大きく左右すると考えております。今後の出店に当っても上記方針に基づき、物件に関する情報ルートを拡大し、より多くの情報の中から出店候補地の諸条件を検討したうえで、選定を行ってまいります。ただし、当社の出店条件に合致する物件がなく、計画通りに出店できない場合、または出店後における周辺環境の変化や、ファミリーレストラン、コンビニエンスストアといった外食及び同業他社との競合が発生した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 人材の確保・育成について当社は直営店の出店を図るため、人材の確保を行っていく必要があります。特にスーパーバイザー(担当エリアの店舗運営における管理監督者)及び店舗の人材確保並びに育成が重要であると考えており、中途・新卒を含め採用活動を行っております。また、採用した人材については、教育担当専任者が中心となり、研修店舗におけるOJT等で教育を進めております。しかし、人材確保、育成が当社の計画通りに進まない場合には、店舗におけるサービスの質の維持や計画通りの店舗展開が出来ず、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 敷金・保証金について当社は、賃借により出店を行うことを基本方針としており、土地・店舗の賃借に際して家主に敷金保証金を差入れております。敷金保証金の残高は2023年1月期末が591,652千円、2024年1月期末が581,654千円となっており、総資産に対する比率は、各々7.0%、5.2%を占めております。敷金保証金は賃貸借契約終了をもって当社に返還されるものでありますが、賃借先のその後の財政状態によっては回収が困難となる場合や店舗営業に支障が生じる可能性があります。また、当社側の都合によって不採算店舗の契約を中途解約する場合などは、当該契約に基づき、敷金保証金の一部又は全部が返還されない可能性があり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 特定人物への依存度について当社の創業者である代表取締役会長山岡正は、設立以来、経営方針や事業戦略の決定等、当社事業の中心的役割を担っております。現在のところ、他の取締役に権限を委譲する等代表取締役会長山岡正に過度に依存しない体制の構築を進めておりますが、何らかの理由により同氏が当社経営から離れることになった場合、当社の業績及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 法的規制等について① 法的規制について当社が運営する店舗は飲食店として、主に食品衛生法による規制を受けております。これらの法的規制が強化された場合や、その他当社事業に関連する法的な規制が強化、新設された場合には、設備投資等必要措置に対応するため、新たな費用負担が生じることなどにより、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 衛生管理について当社では、安全な食品を提供するために、食品衛生法に基づき所轄保健所より営業許可証を取得し、全店舗に食品衛生管理責任者を配置しております。また、店舗内の衛生管理マニュアルに基づき、従業員の衛生管理や品質管理を徹底しております。更に、専門機関による定期的な各種衛生検査を実施しております。現在のところ、当社では設立以来食中毒の発生等で行政処分を受けた事例はありませんが、当社の衛生管理諸施策の実施にもかかわらず、衛生問題が発生した場合や、他業者の不手際による連鎖的風評被害、食材メーカー等における無認可添加物の使用等による消費者の不信、また社会全般的な各種衛生上の問題が発生した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 短時間労働者に対する社会保険の適用拡大について現在の短時間労働者に対する社会保険については、一日または一週間の労働時間及び一ヶ月の労働日数が通常の業務に従事する者の概ね4分の3以上である場合には加入が義務付けられており、該当するパート・アルバイトなどの短時間労働者は加入しております。しかしながら、今後、短時間労働者に対する社会保険の適用基準が拡大された場合には、保険料の増加、短時間労働の就労希望者の減少等により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 有利子負債について当社は、店舗出店に伴い、主に設備資金を借入金により調達しているため、総資産に占める有利子負債の比率は下表のとおりの水準で推移しております。近年は低金利が持続しておりますが、今後、借入金利が上昇に転じた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 2022年1月期2023年1月期2024年1月期有利子負債残高(千円) (注)2,697,3993,294,9142,983,924(対総資産額比率)40.2%38.9%26.7%純資産額(千円)2,227,5392,461,8693,866,660(自己資本比率)33.0%29.1%34.6%総資産額(千円)6,702,1848,462,95211,163,578支払利息(千円)24,36329,66132,955 (注) リース債務及び割賦債務を含めて表示しております。 (4) 固定資産の減損に係る会計基準の適用について当社は、店舗設備を原則自社保有しております。今後、店舗の営業損益に悪化が見られ短期的には回復が見込まれない場合、固定資産の減損に係る会計基準が適用されることにより減損損失が計上され、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害等について当社は、飲食店の経営を主要な事業としておりますが、消費者の来店動機を大幅に減少させるような地震・台風等による大規模な自然災害等が発生した場合、業績及び固定資産へのダメージなどにより財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 新型コロナウイルス感染症について当社は、飲食店の経営を主要な事業としておりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う政府からの緊急事態宣言発出やまん延防止等重点措置の適用による、各自治体からの要請等に基づく飲食店舗への営業自粛や営業時間短縮、外出自粛要請などが長期化した場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 経営成績の状況当事業年度におけるわが国経済は、社会活動や消費行動は新型コロナウイルス感染症拡大前の活気を取り戻し、個人消費やインバウンド需要を中心として経済活動の正常化が進んでおります。一方で、中東やウクライナにおける武力紛争の長期化により国際情勢は不安定な状況が続き、サプライチェーンの混乱やエネルギー資源の高騰を招いており、世界的なインフレや常態化する円安の影響による更なる物価上昇も懸念され、国内景気は予測が困難な状況が続いております。外食産業におきましては、人流が回復し消費行動が活発になり、コスト上昇に対する価格改定の効果もあり、各社売上高は上昇傾向が強まっております。一方で、来店客数回復に伴う労働力の不足や人件費、求人費の上昇、慢性化している原材料費の高騰などにより、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。このような状況の中、当社は、「食を通じて、人と地域社会をつなぐ企業へ」という経営理念のもと、①ロードサイドを中心とした直営店舗による出店、②お客様ニーズに何時でもお応えできる年中無休24時間営業を基本とした営業体制、③店内調理による味にこだわった商品提供を基本方針として、店舗運営に取り組んでまいりました。当事業年度におきましては、「お客様に喜んで貰う」という全社スローガンを掲げ、ご来店いただくお客様、従業員、取引先など様々なステークホルダーの皆様にしっかりと向き合い、共に喜びを分かちあえる関係性を築きながら、更なる業績拡大と企業価値の向上に向けて取り組みを進めてまいりました。今期の取り組みに関しまして、売上増や新規出店の対策として、中途採用や社員登用による人材確保や人員配置の適正化、各職制に応じた人材育成プログラムを計画し実行いたしました。また、店舗の商品やサービスの質の維持向上を図るため、経営層やスーパーバイザーが定期的に店舗への臨店を実施し、QSC(商品の品質・サービス・清潔さ)の確認と指導を継続的に行いました。更に、食材の安定供給に向けて取引先と連携を強化し、主要食材の仕入ルート確保と新規開拓、豚骨・豚肉の備蓄を計画的に進めました。販促面では、10月に山岡家専用アプリをリリースし、会員限定のポイント付与やクーポン発行、期間限定商品や新店情報配信のほか、独自のコンテンツを盛り込んだ結果、会員数は40万人を突破、お客様サービス向上やリピーター獲得に繋がりました。他にも、来店動機の訴求効果を狙ったTV・ラジオによるCMやSNSを活用した情報発信などの販促も継続的に実施しております。また、札幌市の狸小路商店街に自社ブランド3店舗を出店し各業態の宣伝効果や話題性を高め、より多くのお客様ニーズにお応えできるエリアを実現いたしました。更に、DXの取組みとしまして、多様化するニーズに対応するため、キャッシュレス券売機の全店導入を10月に完了いたしました。導入により商品の選びやすさや買いやすさが向上し、お客様の利便性向上や混雑緩和、業務の効率化に繋がっております。これらの施策を実行した結果、来店客数は年間を通じて好調を維持し、既存店売上高は22ヶ月連続で対前年を上回り、12月・1月と連続して過去最高の単月売上を記録いたしました。想定を上回る売上の伸びにより、各利益は対前期比で大幅な増益となり、営業利益率も過去最高を記録し、期初に立てた中期経営計画の目標を1年で達成することとなりました。他に、従業員の意欲向上やリスク軽減、離職防止の一環として、従業員への定期的なアンケート実施により対話強化を図り、生活習慣病リスクが高まる40歳以上社員の人間ドック受診の義務化により健康管理を強化し、健康経営の実現に努めております。その他、SDGsに関しまして、2022年から本格的にスタートした農業事業が軌道に乗り、農地面積の拡大や人材の補強により安定的に収穫できる体制へと向っております。今後も自社栽培の長ネギを更に多くの店舗で提供できるよう、通年での安定した収穫量を確保し、事業拡大に向けて計画的に課題に取り組み、食の安全、地球環境への負荷軽減と循環型社会の実現に向けて、環境に配慮した経営を目指してまいります。なお、当事業年度の新規店舗展開は、ラーメン山岡家を北陸地方に2店舗、東北・近畿・中国・九州地方にそれぞれ1店舗、味噌ラーメン山岡家を札幌市に1店舗出店を行い、当事業年度末の店舗数は183店舗となりました。その結果、当事業年度の売上高は26,494,136千円(前年同期比41.9%増)、営業利益は2,063,742千円(同301.4%増)、経常利益は2,132,790千円(同266.1%増)となりました。また、特別損益において、固定資産除却損21,882千円及び減損損失14,776千円を計上したことなどにより、当期純利益は1,432,628千円(同246.2%増)となり、通期で売上高、各利益ともに過去最高となりました。 ② 財政状態の状況(資産)当事業年度末における資産につきましては、前事業年度末に比べ2,700,625千円増加し、11,163,578千円(前年同期比31.9%増)となりました。主な要因は、次のとおりであります。流動資産につきましては、前事業年度に比べ1,762,533千円増加し、4,844,110千円(同57.2%増)となりました。これは現金及び預金が前事業年度末に比べ642,390千円増加し、2,774,994千円(同30.1%増)、店舗食材が前事業年度末に比べ593,597千円増加し、1,171,936千円(同102.6%増)、売掛金が前事業年度末に比べ462,002千円増加し、581,448千円(同386.8%増)が大きな要因であります。固定資産につきましては、前事業年度に比べ938,091千円増加し、6,319,468千円(同17.4%増)となりました。これは有形固定資産が前事業年度末に比べ713,794千円増加し、4,745,683千円(同17.7%増)が大きな要因であります。 (負債)当事業年度末における負債の残高は、前事業年度に比べ1,295,835千円増加し、7,296,918千円(同21.6%増)となりました。主な要因は、次のとおりであります。流動負債につきましては、前事業年度に比べ1,479,832千円増加し、5,150,219千円(同40.3%増)となりました。これは未払金が前事業年度末に比べ453,397千円増加し、1,733,453千円(同35.4%増)、未払法人税等が前事業年度末に比べ514,441千円増加し、730,986千円(同237.6%増)が大きな要因であります。固定負債につきましては、前事業年度に比べ183,997千円減少し、2,146,698千円(同7.9%減)となりました。これは長期借入金が前事業年度末に比べ188,781千円減少し、1,365,509千円(同12.1%減)が大きな要因であります。 (純資産)純資産につきましては、前事業年度に比べ1,404,790千円増加し、3,866,660千円(同57.1%増)となりました。これは、当期純利益計上などに伴う利益剰余金の増加(1,893,923千円から3,286,545千円へ1,392,621千円の増加)が大きな要因であります。 ③ キャッシュ・フローの状況当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末と比較して606,388千円増加し、2,633,990千円となりました。当事業年度中におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。当事業年度のキャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フロー 2,441,924千円投資活動によるキャッシュ・フロー△1,368,828千円財務活動によるキャッシュ・フロー△466,707千円現金及び現金同等物の期末残高2,633,990千円 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当事業年度において営業活動により得られた資金は、2,441,924千円(前年同期比79.4%増)となりました。これは主に、税引前当期純利益2,096,158千円に対して減価償却費が562,631千円、減損損失が14,776千円となりましたが、法人税等の支払額が314,398千円となったことなどによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当事業年度において投資活動により使用した資金は、1,368,828千円(前年同期比5.9%増)となりました。これは主に、店舗開設等による有形固定資産取得による支出が1,240,483千円あったことなどによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当事業年度において財務活動により使用した資金は、466,707千円(前年同期は499,299千円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が720,544千円、社債の償還による支出が284,000千円に対して、新規の長期借入れによる収入が500,000千円、新規の社債の発行による収入が196,382千円あったことなどによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当事業年度の生産実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。事業部門の名称生産高(千円)前年同期比(%)ラーメン事業44,266190.5合計44,266190.5 (注)1.金額は、製造原価により算出しております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b.受注実績該当事項はありません。 c.販売実績当事業年度における販売実績を都道府県別に示すと、次のとおりであります。 当事業年度(自 2023年2月1日至 2024年1月31日)売上金額(千円)前年同期比(%)ラーメン事業 北海道6,610,356132.8茨城県2,647,418134.8栃木県1,318,017136.7埼玉県2,336,277135.7千葉県2,712,357143.7群馬県1,179,284135.5東京都259,726141.2宮城県632,947142.8静岡県1,072,091135.0福島県551,607151.1神奈川県693,706147.1岐阜県109,361147.6山梨県555,042129.9山形県225,352154.3愛知県1,070,576144.9三重県426,272149.4長野県452,289151.5岩手県218,129159.1秋田県338,441143.1青森県528,120153.6兵庫県305,973156.5福岡県304,358349.9新潟県604,139151.1富山県154,257131.6福井県161,360170.1岡山県195,388136.8石川県193,352198.5山口県143,071244.6広島県252,537-滋賀県107,766-その他134,55588.7合計26,494,136141.9 (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。本項に記載した将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(売上高)新規出店は7店舗となり当事業年度末の店舗数は183店舗になりました。売上増や新規出店の対策として、中途採用や社員登用による人材確保や人員配置の適正化、各職制に応じた人材育成プログラムを計画し実行いたしました。また、店舗の商品やサービスの質の維持向上を図るため、経営層やスーパーバイザーが定期的に店舗への臨店を実施し、QSC(商品の品質・サービス・清潔さ)の確認と指導を継続的に行いました。また、山岡家専用アプリのリリース、来店動機の訴求効果を狙ったTV・ラジオによるCMやSNSを活用した情報発信などの販促も継続的に実施しております。また、札幌市の狸小路商店街に自社ブランド3店舗を出店し各業態の宣伝効果を高めることができました。なお、キャッシュレス券売機の全店導入を10月に完了し、お客様の利便性向上や混雑緩和、業務の効率化に繋がっております。これらの施策を実行した結果、来店客数は年間を通じて好調を維持し、既存店売上高は22ヶ月連続で対前年を上回りました。その結果、売上高は26,494,136千円(前年同期比41.9%増)と過去最高となりました。(売上原価、売上総利益)当事業年度は、需給バランスや価格高騰に伴う原材料価格の変動が継続しており、引き続き厳格なロス管理を行っておりますが、前事業年度と比較し原価率が約1%上昇いたしました。以上の結果、売上総利益は18,836,509千円(前年同期比39.8%増)となりました。(販売費及び一般管理費)販売費及び一般管理費は、人件費につきましては、引き続き適切なワークスケジュール管理を行い適正化に努めておりますが、時給単価上昇が続いていることや待遇改善のためのベースアップや特別賞与支給、来店客数増加に伴うスタッフの増員と人員配置の見直しにより大幅に増加いたしました。エネルギーコストにつきましては、為替の上昇が一服したことや原油先物の下落もあり増加は限定的となりました。主要コストを含めその他店舗管理コストにつきましても、引き続き徹底した効率化を図っておりますが、売上高の拡大による人件費の増加を始めとしたコストの上昇が続いていることなどもあり、販売費及び一般管理費は計画を上回り、16,772,766千円(前年同期比29.4%増)となりましたが、売上高比では63.3%と前期と比較し約6ポイントの改善となりました。なお、当事業年度の営業利益は2,063,742千円(前年同期比301.4%増)となりました。(営業外収益、営業外費用)営業外収益は、受取手数料が69,008千円(前年同期比25.0%増)となったことなどから、109,061千円(前年同期比3.8%増)となりました。営業外費用は、支払利息が29,121千円(前年同期比9.0%増)となったことなどから、40,013千円(前年同期比9.0%増)となりました。なお、当事業年度の経常利益は2,132,790千円(前年同期比266.1%増)となりました。(特別利益、特別損失)特別利益は27千円(前年同期比100.0%減)となりました。特別損失は、固定資産除却損21,882千円及び減損損失14,776千円を計上したことなどから、36,658千円(前年同期比55.2%減)となりました。(当期純利益)税引前当期純利益2,096,158千円に対し法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額の合計663,530千円を計上し、当期純利益は1,432,628千円(前年同期比246.2%増)と過去最高となりました。 ② 経営方針・経営戦略、経営上の目標達成を判断するための客観的な指標と今後の見通しについて国内経済は、個人消費やインバウンド需要を中心として、経済活動の正常化が進んでおりますが、国際情勢は不安定な状況が続き、サプライチェーンの混乱やエネルギー資源の高騰を招いており、世界的なインフレや常態化する円安の影響による更なる物価上昇も懸念され、景気の先行きは依然として予測困難な状況が続いております。 外食産業におきましては、消費行動がコロナウイルス感染症拡大前の状況に戻り、コスト上昇に対する価格改定の機運が高まり、各社売上高は回復へと向かっておりますが、来店客数回復に伴う労働力の不足や人件費、求人費の上昇、慢性化している原材料費や配送費の高騰などにより、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。このような環境の中、当社は以下のとおり、経営戦略を掲げております。a.QSC向上…SVの増員と店舗臨店回数増加による指導強化、衛生面の管理強化、インナーコンテストの実施b.採用・育成…特定技能人材の採用、新卒採用の拡充、早期店長昇格を目的としたキャリア採用の強化、経営理念・行動指針の浸透、研修体制の拡充、各種トレーニングツールの積極的活用c.労務環境 …健康経営の実現と人間ドック受診費の会社負担継続、コンプライアンス遵守と長時間労働者の産業医面談の実施、人事労務面のインフラ整備と情報管理の向上、福利厚生による将来の資産形成フォローd.出店・改装…山岡家業態10店舗の新規出店、売上好調なエリアへのドミナント出店強化、西日本エリアの出店候補地選定強化、バックヤードの設備増設e.購買活動 …豚骨の備蓄増強、主要食材の年間仕入スケジュール構築、食材の安定供給に向けた仕入先との連携強化、農業事業の課題取り組みと拡大経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、売上高、営業利益及び営業利益率を中長期的な経営の重要指標としております。次期につきましては、当事業年度と同じく「お客様に喜んで貰う」を全社スローガンとして掲げ、当社の経営ビジョンである300店舗の出店と47都道府県への店舗展開の実現に向けて、QSC(商品の品質、サービス、清潔さ)向上、人材採用と育成、労務環境整備と定着率向上、新規出店と改装、効率的な購買活動と食材の安定供給に関する各課題に対して方策を立て、計画的に取り組みを進めてまいります。次期は、これらの施策により、売上高30,000百万円、経常利益2,350百万円、当期純利益1,572百万円と計画しており、計画達成に向け社内一丸となって取り組んでまいります。なお、2025年1月期から3年間の中期経営計画につきましては、現在策定中であります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。当社の運転資金需要のうち主なものは、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は営業店舗設備投資等によるものであります。当社は、運転資金につきましては、内部資金により資金調達することとしており、設備資金につきましては、固定金利の長期借入金及び社債(銀行保証付私募債)発行で調達することを基本としております。調達コストにつきましては、過度な金利変動リスクに晒されないよう、固定金利もしくは金利スワップなどを活用しております。今後におきましても、これらの方針に大きな変更はないものと考えております。なお、当事業年度末現在における借入金及びリース債務等を含む有利子負債残高は2,983,924千円となっております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針につきましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 重要な会計方針」に記載のとおりであります。当社は、固定資産の減損及び税効果会計などに関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 |
経営上の重要な契約等 | 5 【経営上の重要な契約等】 該当事項はありません。 |
研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当事業年度における設備投資は、ラーメン山岡家6店舗及びその他1店舗の新規出店を中心に、総額1,311,664千円(敷金、保証金を含む)を実施いたしました。 |
主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 (1) 地域別設置状況2024年1月31日現在における地域別設置状況は次のとおりであります。 事業所名(所在地)事業部門別の名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置工具器具備品土地(面積㎡)その他合計本社(札幌市東区)会社統括業務本社1,421083046,777(49.71)27849,30713(3)関東営業所(茨城県つくば市)会社統括業務事務所39,90711,3145,385146,050(828.46)4,390207,04862(4)ラーメン山岡家他北海道54店舗ラーメン事業店舗設備904,88940,82893,481599,226(5,179.88)6,5151,644,941131(491)ラーメン山岡家他茨城県19店舗ラーメン事業店舗設備191,50811,39728,63039,570(1,181.21)2,456273,56256(210)ラーメン山岡家栃木県9店舗ラーメン事業店舗設備204,3419,56914,385-1,072229,36919(98)ラーメン山岡家他埼玉県12店舗ラーメン事業店舗設備289,30110,68717,801-1,383319,17331(173)ラーメン山岡家千葉県16店舗ラーメン事業店舗設備151,51216,56219,220-2,050189,34638(215)ラーメン山岡家群馬県8店舗ラーメン事業店舗設備68,1196,03914,316-94489,42017(95)ラーメン山岡家東京都1店舗ラーメン事業店舗設備6,2031,2511,851-1469,4524(18)ラーメン山岡家宮城県4店舗ラーメン事業店舗設備43,5224,1584,973-43953,09412(47)ラーメン山岡家静岡県7店舗ラーメン事業店舗設備110,9266,82214,952-732133,43318(75)ラーメン山岡家福島県4店舗ラーメン事業店舗設備14,7572,7367,603-58525,68318(42)ラーメン山岡家神奈川県3店舗ラーメン事業店舗設備19,6764,0025,070-43929,18811(40)ラーメン山岡家岐阜県1店舗ラーメン事業店舗設備48,6411,6682,804-14653,2601(9)ラーメン山岡家他山梨県4店舗ラーメン事業店舗設備19,0881,8978,039-43929,4658(40)ラーメン山岡家山形県2店舗ラーメン事業店舗設備2,4301,9193,887-3078,5453(21)ラーメン山岡家愛知県7店舗ラーメン事業店舗設備33,4795,44413,842-76553,53217(79)ラーメン山岡家三重県3店舗ラーメン事業店舗設備127,3984,4334,209-453136,49510(32)ラーメン山岡家長野県3店舗ラーメン事業店舗設備5,9101,9595,954-32514,1497(34)ラーメン山岡家岩手県2店舗ラーメン事業店舗設備67,8136,3516,128-14680,4398(26)ラーメン山岡家秋田県2店舗ラーメン事業店舗設備35,9781,3484,040-43941,8075(26)ラーメン山岡家他青森県4店舗ラーメン事業店舗設備98,7775,0978,535-453112,86413(43)ラーメン山岡家兵庫県2店舗ラーメン事業店舗設備25,7222,1241,678-14629,6707(23)ラーメン山岡家福岡県2店舗ラーメン事業店舗設備75,0423,9314,194-14683,3147(28)ラーメン山岡家新潟県5店舗ラーメン事業店舗設備125,4713,9678,618-146138,20411(51)ラーメン山岡家富山県1店舗ラーメン事業店舗設備38,3221,449618--40,3904(12)ラーメン山岡家福井県2店舗ラーメン事業店舗設備92,7825,5944,167--102,5446(23)ラーメン山岡家岡山県1店舗ラーメン事業店舗設備37,3641,774847--39,9863(13) 事業所名(所在地)事業部門別の名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置工具器具備品土地(面積㎡)その他合計ラーメン山岡家石川県2店舗ラーメン事業店舗設備123,0835,7854,936--133,8055(27)ラーメン山岡家山口県1店舗ラーメン事業店舗設備61,6642,3851,987--66,0373(11)ラーメン山岡家広島県1店舗ラーメン事業店舗設備74,4003,3912,658--80,4507(20)ラーメン山岡家滋賀県1店舗ラーメン事業店舗設備71,8653,5763,256--78,6993(16)合計--3,211,328189,473318,909831,623(7,239.26)25,3524,576,688558(2,045) (注) 1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマーを含みます。)は年間の平均雇用人数(週40時間換算)を( )内に外数で記載しております。3.現在賃借中の主要な設備は、店舗の建物及び土地であり、その年間賃借料は475,601千円であります。4.上記のほか、主な賃貸設備として次のものがあります。 所在地賃貸先帳簿価額(千円)年間賃貸料(千円)建物及び構築物機械装置工具器具備品土地(面積㎡)合計北海道苫小牧市㈱セブン-イレブン・ジャパン(注)13,754---3,7545,338栃木県小山市㈲メタリックビルド(注)2575---5752,400札幌市中央区㈱キラク堂(注)3---41,818(44.44)41,8181,478札幌市中央区佐々木昌夫(注)4---33,189(35.27)33,1893,270札幌市中央区㈱Boccoグループ(注)51,899---1,8992,260合計-6,229--75,007(79.71)81,23714,747 (注) 1.㈱セブン-イレブン・ジャパンは上記物件をコンビニエンスストアとして営業しております2.㈲メタリックビルドは上記物件を自動車工具販売店として営業しております。3.㈱キラク堂は、上記物件を物販店として営業しております。4.佐々木昌夫氏は、上記物件を飲食店として営業しております。5.㈱boccoグループは、上記物件を飲食店として営業する予定です。 (2) 店舗設置状況2024年1月31日現在における店舗設置状況は次のとおりであります。 店舗名所在地開店年月客席数北海道 席南2条店札幌市中央区1992年12月13手稲店札幌市手稲区1993年12月49藤野店札幌市南区1994年8月46太平店札幌市北区1995年2月37東雁来店札幌市東区1995年7月36恵庭店北海道恵庭市1996年2月37北広島店北海道北広島市1996年4月41岩見沢店北海道岩見沢市1996年10月37新道店札幌市東区1997年5月51樽川店北海道石狩市1998年9月36釧路店北海道釧路市1999年4月52北見店北海道北見市1999年12月53帯広店北海道帯広市2000年7月54旭川永山店北海道旭川市2001年7月46上磯店北海道北斗市2001年12月54滝川店北海道砂川市2002年7月64苫小牧糸井店北海道苫小牧市2002年8月48室蘭店北海道登別市2002年11月78美幌店北海道網走郡美幌町2002年12月48伊達店北海道伊達市2003年4月62新すすきの店札幌市中央区2003年8月28千歳店北海道千歳市2003年12月61八雲店北海道二海郡八雲町2003年12月43苫小牧船見店北海道苫小牧市2004年6月53月寒店札幌市豊平区2005年10月61大谷地店札幌市厚別区2007年12月59帯広南店北海道帯広市2008年11月38狸小路4丁目店札幌市中央区2008年12月18朝里店北海道小樽市2009年6月45函館鍛冶店北海道函館市2010年8月40釧路町店北海道釧路市2010年12月34網走店北海道網走市2013年8月44稚内店北海道稚内市2014年7月44東光店北海道旭川市2014年11月44音更店北海道河東郡音更町2014年12月44遠軽店北海道紋別郡遠軽町2015年5月26富良野店北海道富良野市2015年5月44中標津店北海道標津郡中標津町2015年8月44 店舗名所在地開店年月客席数余市店北海道余市郡余市町2015年11月44倶知安店北海道虻田郡倶知安町2015年11月44士別店北海道士別市2015年12月44紋別店北海道紋別市2016年2月44留萌店北海道留萌市2016年7月50新ひだか店北海道日高郡新ひだか町2016年12月48極煮干し本舗狸小路4丁目店札幌市中央区2017年4月24旭川神居店北海道旭川市2017年6月44函館万代店北海道函館市2017年7月44新発寒店札幌市手稲区2017年10月39新文京台店北海道江別市2019年4月44味噌ラーメン山岡家すすきの店札幌市中央区2021年3月29ラーメン山岡家江別店北海道江別市2021年12月35味噌ラーメン山岡家苫小牧店北海道苫小牧市2022年4月35餃子の山岡家すすきの店札幌市中央区2022年9月20味噌ラーメン山岡家狸小路4丁目店札幌市中央区2023年7月19茨城県 牛久店茨城県牛久市1988年9月24阿見店茨城県稲敷郡阿見町1998年7月35土浦店茨城県土浦市2002年8月64岩瀬店茨城県桜川市2003年4月76結城店茨城県結城市2003年7月63谷田部店茨城県つくば市2003年8月71水戸南店茨城県東茨城郡茨城町2003年11月78ひたちなか店茨城県ひたちなか市2004年2月62守谷店茨城県守谷市2006年12月45水戸内原店茨城県水戸市2007年3月51つくば中央店茨城県つくば市2008年9月32かすみがうら店茨城県かすみがうら市2009年11月39水戸城南店茨城県水戸市2009年12月37日立東金沢店茨城県日立市2010年7月34コメダ珈琲店つくば店茨城県つくば市2012年10月106常陸大宮店茨城県常陸大宮市2015年7月44神栖店茨城県神栖市2015年12月44石岡店茨城県石岡市2016年7月54栃木県 小山田間店栃木県小山市1999年4月63小山駅南店栃木県小山市2000年12月54壬生店栃木県下都賀郡壬生町2003年3月55宇都宮長岡店栃木県宇都宮市2003年7月87足利店栃木県足利市2004年4月53佐野店栃木県佐野市2006年7月45テクノポリスセンター店栃木県宇都宮市2011年10月34 店舗名所在地開店年月客席数上三川店栃木県河内郡上三川町2016年10月64栃木店栃木県栃木市2022年11月44埼玉県 春日部店埼玉県春日部市2003年7月75狭山店埼玉県狭山市2005年4月53熊谷店埼玉県熊谷市2005年9月54上尾店埼玉県上尾市2005年12月63鷲宮店埼玉県北葛飾郡鷲宮町2006年4月52さいたま宮前店さいたま市西区2006年9月45さいたま丸ヶ崎店さいたま市見沼区2007年12月45越谷レイクタウン店埼玉県越谷市2010年4月45川島店埼玉県比企郡川島町2016年4月62羽生店埼玉県羽生市2016年7月70極煮干し本舗久喜店埼玉県久喜市2019年1月37鶴ヶ島店埼玉県鶴ヶ島市2019年8月44千葉県 柏店千葉県柏市2003年8月53成田店千葉県成田市2004年3月54千葉中央区店千葉市中央区2004年6月61木更津店千葉県木更津市2004年7月53千葉花見川区店千葉市花見川区2004年12月52君津店千葉県君津市2005年3月53野田店千葉県野田市2006年7月42八千代店千葉県八千代市2008年8月64東千葉店千葉市中央区2008年8月47成田飯仲店千葉県成田市2009年6月43東金店千葉県東金市2010年7月43千葉若葉区店千葉市若葉区2010年9月45千葉鎌ヶ谷店千葉県鎌ヶ谷市2010年10月40千葉佐倉店千葉県佐倉市2010年11月34蘇我店千葉市中央区2021年9月46松戸北小金店千葉県松戸市2022年4月53群馬県 太田店群馬県太田市2003年12月60高崎西店群馬県安中市2004年9月42伊勢崎宮子店群馬県伊勢崎市2005年2月56高崎倉賀野店群馬県高崎市2005年6月54高崎中尾店群馬県高崎市2005年7月63館林店群馬県館林市2015年8月44大泉店群馬県太田市2016年6月54前橋野中店群馬県前橋市2016年10月43 店舗名所在地開店年月客席数東京都 瑞穂店東京都西多摩郡瑞穂町2005年2月52神奈川県 厚木店神奈川県厚木市2006年2月52相模原店相模原市中央区2007年3月43平塚店神奈川県平塚市2008年6月32山梨県 笛吹店山梨県笛吹市2006年8月54山梨甲斐店山梨県甲斐市2010年5月45フォレスト河口湖店山梨県南都留郡富士河口湖町2011年3月34極煮干し本舗フォレストモール甲斐店山梨県甲斐市2019年4月37宮城県 名取店宮城県名取市2005年7月42仙台泉区店仙台市泉区2005年10月61宮城野店仙台市宮城野区2011年3月34定禅寺通店仙台市青葉区2021年9月33福島県 いわき店福島県いわき市2005年11月47福島矢野目店福島県福島市2006年10月43郡山店福島県郡山市2011年5月34須賀川店福島県須賀川市2020年7月44山形県 山形青田店山形県山形市2007年2月43山形西田店山形県山形市2018年12月44静岡県 富士店静岡県富士市2005年8月63浜松有玉店浜松市中央区2006年9月45浜松薬師店浜松市中央区2009年3月48沼津柿田川店静岡県駿東郡清水町2009年11月58富士宮店静岡県富士宮市2011年6月34浜松南区店浜松市中央区2011年6月34焼津店静岡県焼津市2022年7月43岐阜県 新大垣店岐阜県大垣市2021年11月33愛知県 豊橋下地店愛知県豊橋市2007年6月45大口店愛知県丹羽郡大口町2007年7月51音羽蒲郡店愛知県豊川市2009年12月50名古屋宝神店名古屋市港区2010年8月48愛知刈谷店愛知県刈谷市2011年3月34一宮店愛知県一宮市2016年6月51半田店愛知県半田市2019年6月44 店舗名所在地開店年月客席数三重県 桑名店三重県桑名市2007年10月54四日市采女店三重県四日市市2020年5月56四日市塩浜店三重県四日市市2022年6月53長野県 長野南長池店長野県長野市2010年4月61松本店長野県松本市2010年11月34諏訪店長野県諏訪市2017年3月44岩手県 岩手盛岡店岩手県盛岡市2010年10月34盛岡インター店岩手県盛岡市2023年12月46秋田県 秋田仁井田店秋田県秋田市2010年11月34秋田寺内店秋田県秋田市2018年7月44青森県 弘前店青森県弘前市2011年8月34極煮干し本舗弘前店青森県弘前市2017年12月43八戸店青森県八戸市2019年11月44青森東店青森県青森市2022年9月60兵庫県 明石店兵庫県明石市2011年10月34加古川平岡店兵庫県加古川市2021年5月44福岡県 北九州店北九州市若松区2011年12月34小倉西港店北九州市小倉北区2023年4月43新潟県 上越店新潟県上越市2019年1月44長岡堺店新潟県長岡市2019年11月44新潟新和店新潟市中央区2020年2月44新潟白根大通店新潟市南区2020年3月44新潟藤見店新潟市東区2021年4月42富山県 富山田尻店富山県富山市2020年11月44福井県 福井大和田店福井県福井市2019年11月44越前店福井県越前市2023年11月54岡山県 岡山奥田店岡山市北区2021年7月35石川県 小松店石川県小松市2022年1月43野々市店石川県野々市市2023年9月54 店舗名所在地開店年月客席数山口県 長府店山口県下関市2022年10月44広島県 東広島店広島県東広島市2023年2月53滋賀県 長浜店滋賀県長浜市2023年7月45合計8,506 |
設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設 事業所名(所在地)設備の内容投資予定金額資金調達方法着手及び完了予定年月完成後の増加能力(席)総額(千円)既支払額(千円)着手完了ラーメン山岡家新結城店(茨城県結城市)店舗設備88,28338,792長期借入金及び自己資金2023年11月2024年2月53ラーメン山岡家たつの店(兵庫県たつの市)店舗設備94,20041,196長期借入金及び自己資金2023年11月2024年3月53ラーメン山岡家大田原店(栃木県大田原市)店舗設備92,0402,100長期借入金及び自己資金2024年1月2024年4月60ラーメン山岡家青梅店(東京都青梅市)店舗設備95,3403,033長期借入金及び自己資金2024年3月2024年6月53ラーメン山岡家高岡インター店(富山県高岡市)店舗設備90,8102,682長期借入金及び自己資金2023年4月2024年7月45 (注) 1.投資予定金額には、敷金及び保証金を含んでおります。2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 重要な改修該当事項はありません。 (3) 重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
設備投資額、設備投資等の概要 | 1,311,664,000 |
Employees
平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 41 |
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 8 |
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 4,386,822 |
Investment
株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、専ら株価の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする投資株式を「純投資目的である投資株式」に区分し、それ以外の目的で保有する投資株式を「純投資目的以外の目的である投資株式」に区分しております。なお、当社は純投資目的の投資株式を原則保有しないこととしております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、中長期的な企業価値向上の観点から、取引先との安定的・長期的な関係維持・強化等を目的とし、政策保有株式を保有しております。個別の政策保有株式の保有の合理性については、保有意義の再確認や、保有に伴う便益等が当社の企業価値の向上に質するか等を取締役会において総合的に検証しており、保有の意義が乏しいと判断される銘柄については、売却または縮減を検討することとしております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式1-非上場株式以外の株式237,315 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式21単元未満株式配当の再投資及び株式分割による増加 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄) 株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定保有株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)㈱ほくほくフィナンシャルグループ13,12113,119(保有目的)財務活動の円滑化、金融・経済及び企業情報収集(定量的な保有効果) (注)2(株式が増加した理由)関係等の円滑化を目的とした株式累積投資による増加無20,66513,447和弘食品㈱6,0002,000(保有目的)取引先企業との取引関係等の維持・強化(定量的な保有効果) (注)2有16,65012,400㈱イー・カムトゥルー28,00028,000(保有目的)取引先企業との取引関係等の維持・強化(定量的な保有効果) (注)2無-- (注) 1.各社株式の保有の合理性は、取締役会において個別の政策保有株式について政策保有の意義を総合的に検証しております。2.機密保持契約等の観点から、個別銘柄ごとの定量的な保有効果は非公開としておりますが、取引関係維持・強化、事業活動の円滑化が図られております。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。 |
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 2 |
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1 |
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 2 |
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 37,315,000 |
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1,000 |
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 28,000 |
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 16,650,000 |
株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 単元未満株式配当の再投資及び株式分割による増加 |
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | ㈱イー・カムトゥルー |
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 無 |
Shareholders
大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2024年1月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 山岡 正札幌市北区1,526,00030.52 ㈱エヌ・ジー・シー東京都台東区浅草1丁目43番8号180,6003.61 山岡 江利子東京都渋谷区170,0003.40 丸千代山岡家社員持株会札幌市東区東雁来7条1丁目4番32号166,1003.32 若杉 精三郎大分県別府市132,6002.65 一由 聡茨城県つくば市106,8002.14 和弘食品㈱北海道小樽市銭函3丁目504番地1102,0002.04 ㈱三和茨城県水戸市河和田町3891番地159100,0002.00 ㈱大橋製麺所神奈川県川崎市幸区南幸町1丁目1100,0002.00 ㈱日本カストディ銀行(信託E口)東京都中央区晴海1丁目8番1299,8002.00 計―2,683,90053.67 (注) ㈱日本カストディ銀行(信託E口)の所有株式数99,800株は、みずほ信託銀行㈱が同行に委託した株式給付信託(BBT)の信託財産であります。なお、当該株式は、財務諸表においては自己株式として処理しております。 |
株主数-金融機関 | 5 |
株主数-金融商品取引業者 | 20 |
株主数-外国法人等-個人 | 6 |
株主数-外国法人等-個人以外 | 23 |
株主数-個人その他 | 5,424 |
株主数-その他の法人 | 49 |
株主数-計 | 5,527 |
氏名又は名称、大株主の状況 | ㈱日本カストディ銀行(信託E口) |
株主総利回り | 7 |
株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(円)当事業年度における取得自己株式122322,510当期間における取得自己株式-- (注)1.当期間における取得自己株式数には、2024年4月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。2.当事業年度における取得自己株式の株式数には、2023年9月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割したことによる増加株式数36株が含まれております。 |
Shareholders2
自己株式の取得 | -322,000 |
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -322,000 |
発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当事業年度期首株式数(株)当事業年度増加株式数(株)当事業年度減少株式数(株)当事業年度末株式数(株)発行済株式 普通株式 (注)12,514,1002,514,100-5,028,200合計2,514,1002,514,100-5,028,200自己株式 普通株式 (注)2,3,465,07763,6991,500127,276合計65,07763,6991,500127,276 (注) 1.普通株式の発行済株式の増加2,514,100株は、株式分割による増加であります。2.自己株式の株式数の増加は、単元未満株式の買取による増加86株及び株式分割による増加63,613株であります。3.自己株式の数の減少1,500株は、株式給付信託による自己株式の処分による減少であります。4.当事業年度末の自己株式数には、「株式給付信託(BBT)」に係る信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式99,800株が含まれています。 |
Audit1
監査法人1、個別 | 清明監査法人 |
独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年4月26日株式会社丸千代山岡家取締役会 御中 清明監査法人 北海道札幌市 指定社員業務執行社員 公認会計士北 倉 隆 一 指定社員業務執行社員 公認会計士島 貫 幸 治 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社丸千代山岡家の2023年2月1日から2024年1月31日までの第31期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社丸千代山岡家の2024年1月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 固定資産の減損監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は2024年1月31日現在、有形固定資産4,745,683千円、無形固定資産79,491千円、長期前払費用88,915千円を計上しており、総資産の44.0%を占めている。また、会社は当事業年度において減損損失を14,776千円計上している。会社は、固定資産の減損に係る回収可能性の評価に当たり、独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位である店舗単位によって資産のグルーピングを行っており、また、賃貸資産については、物件ごとにグルーピングを行っている。資産グループの収益性の低下により減損の兆候があると認められた場合には、回収可能価額と帳簿価額を比較し減損損失の要否を判定しており、減損損失を認識すべきであると判定した場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し減損損失を計上している。回収可能価額は正味売却額又は使用価値のいずれか高いほうにより測定している。使用価値の見積りにおける重要な仮定は、取締役会で承認された事業計画を基礎とした将来キャッシュ・フローの見積りであり、事業計画等は、過去の業績推移や食材単価を始めとしたコストの趨勢等を考慮して策定され、主として売上高の水準、原価率、人員計画等の予測の影響を受ける。固定資産の減損の検討は、回収可能価額の算定上、その基礎となる事業計画等における重要な仮定は不確実性を伴うものであり、経営者による判断を必要とすることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。当監査法人は、固定資産の減損の検討に当たり、主に以下の監査手続を実施した。・ 経営者による固定資産の減損の兆候の把握において、資産グループごとの損益状況、主要な資産の市場価格等を適切に考慮しているかどうか検討した。・ 将来キャッシュ・フローの予測期間について、関連する資産の残存耐用年数と比較した。・ 将来キャッシュ・フローについては、取締役会で承認された次年度の予算及び中期経営計画等との整合性を検証した。・ 将来計画上、経営者が見込んでいる売上高の水準、原価率、人員計画、コストの趨勢等については、経営者と議論を行い、過去実績との比較検討を実施するとともに、趨勢分析を実施した。また、計画している施策等が実行可能で合理的なものであるかどうか検討し、整合性を検証するとともに、類似する資産グループの過去実績との比較検討を実施した。・ 将来計画等の見積りの精度を評価するため、過年度における予算と実績との比較分析を実施した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、財務諸表及びその監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきではないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社丸千代山岡家の2024年1月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。当監査法人は、株式会社丸千代山岡家が2024年1月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。以 上 (注) 1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 固定資産の減損監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は2024年1月31日現在、有形固定資産4,745,683千円、無形固定資産79,491千円、長期前払費用88,915千円を計上しており、総資産の44.0%を占めている。また、会社は当事業年度において減損損失を14,776千円計上している。会社は、固定資産の減損に係る回収可能性の評価に当たり、独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位である店舗単位によって資産のグルーピングを行っており、また、賃貸資産については、物件ごとにグルーピングを行っている。資産グループの収益性の低下により減損の兆候があると認められた場合には、回収可能価額と帳簿価額を比較し減損損失の要否を判定しており、減損損失を認識すべきであると判定した場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し減損損失を計上している。回収可能価額は正味売却額又は使用価値のいずれか高いほうにより測定している。使用価値の見積りにおける重要な仮定は、取締役会で承認された事業計画を基礎とした将来キャッシュ・フローの見積りであり、事業計画等は、過去の業績推移や食材単価を始めとしたコストの趨勢等を考慮して策定され、主として売上高の水準、原価率、人員計画等の予測の影響を受ける。固定資産の減損の検討は、回収可能価額の算定上、その基礎となる事業計画等における重要な仮定は不確実性を伴うものであり、経営者による判断を必要とすることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。当監査法人は、固定資産の減損の検討に当たり、主に以下の監査手続を実施した。・ 経営者による固定資産の減損の兆候の把握において、資産グループごとの損益状況、主要な資産の市場価格等を適切に考慮しているかどうか検討した。・ 将来キャッシュ・フローの予測期間について、関連する資産の残存耐用年数と比較した。・ 将来キャッシュ・フローについては、取締役会で承認された次年度の予算及び中期経営計画等との整合性を検証した。・ 将来計画上、経営者が見込んでいる売上高の水準、原価率、人員計画、コストの趨勢等については、経営者と議論を行い、過去実績との比較検討を実施するとともに、趨勢分析を実施した。また、計画している施策等が実行可能で合理的なものであるかどうか検討し、整合性を検証するとともに、類似する資産グループの過去実績との比較検討を実施した。・ 将来計画等の見積りの精度を評価するため、過年度における予算と実績との比較分析を実施した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 固定資産の減損 |
その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、財務諸表及びその監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
BS資産
仕掛品 | 10,410,000 |
原材料及び貯蔵品 | 75,438,000 |
工具、器具及び備品(純額) | 318,909,000 |
土地 | 906,631,000 |
リース資産(純額)、有形固定資産 | 22,744,000 |
建設仮勘定 | 87,757,000 |
有形固定資産 | 4,745,683,000 |
ソフトウエア | 50,077,000 |
無形固定資産 | 79,491,000 |
投資有価証券 | 37,315,000 |
長期前払費用 | 88,915,000 |
繰延税金資産 | 421,510,000 |
投資その他の資産 | 1,494,293,000 |
BS負債、資本
1年内返済予定の長期借入金 | 635,129,000 |
未払金 | 1,733,453,000 |
未払法人税等 | 730,986,000 |
リース債務、流動負債 | 5,142,000 |
資本剰余金 | 341,127,000 |
利益剰余金 | 3,286,545,000 |
その他有価証券評価差額金 | 14,513,000 |
評価・換算差額等 | 14,513,000 |
負債純資産 | 11,163,578,000 |
PL
売上原価 | 7,657,626,000 |
販売費及び一般管理費 | 16,772,766,000 |
受取利息、営業外収益 | 2,005,000 |