財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2024-03-28
英訳名、表紙KOKEN LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  村川 勉
本店の所在の場所、表紙東京都千代田区四番町7番地
電話番号、本店の所在の場所、表紙03(5276)1911(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
1943年5月興進会研究所の創業。1952年2月同所を株式会社に改組。1963年12月同社の製造・販売部門を分離独立し、興研株式会社を設立。埼玉県飯能市に飯能工場を新設。1967年4月埼玉県飯能市に飯能研究所を設置。1968年12月東京都保谷市(現西東京市)に保谷製作所を新設。1976年10月栃木県足尾町に足尾製作所を新設。1977年1月神奈川県二宮町に配送センターを新設。1981年1月コーケン防災システム株式会社を設立、労働安全衛生保護具の販売及び火事防災設備と作業環境改善設備の設計施工を同社に移管。1984年12月保谷製作所を埼玉県所沢市に移転し、所沢製作所として新設。1985年6月株式会社興進会研究所及び株式会社二宮製作所を吸収合併。1986年12月社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。1987年7月コーケン防災システム株式会社を吸収合併。埼玉県狭山市に、狭山テクノヤードを新設し、飯能テクノヤードの一部を同テクノヤードに移設(工場・製作所の呼称を全てテクノヤードに変更)。1988年7月狭山テクノヤード2期工事が竣工し、飯能テクノヤードの狭山テクノヤード移転が完了。1989年8月本社社屋を新築。1992年3月所沢研究所、研究棟を新築。1997年12月神奈川県中井町に中井テクノヤード、中井配送センターを新設し、二宮テクノヤード、二宮配送センターを同テクノヤード、同配送センターに移設。1999年1月ISO 9001全社認証取得。(審査登録)1999年6月群馬県笠懸町(現みどり市)に群馬テクノヤードを新設。2002年1月群馬テクノヤードISO 14001認証取得。(審査登録)2003年6月中井テクノヤード・中井配送センターISO 14001認証取得。(審査登録)2004年12月日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。 2005年5月所沢テクノヤードISO 14001認証取得。(審査登録) 2009年9月埼玉県嵐山町に埼玉配送センターを新設し、中井配送センターを同配送センターに移設。 2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。 2011年3月KOACHショールーム開設。 2011年11月KOKENスーパークリーンテクニカルセンター開設。 2012年11月 2013年1月 2013年7月 2015年6月 2018年9月 2022年4月 2023年9月海外子会社SIAM KOKEN LTD.(現、連結子会社)をタイ王国チョンブリ県に設立。埼玉県嵐山町に嵐山テクノヤードを新設。大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。SIAM KOKEN LTD.操業開始。埼玉県飯能市に先進技術センターを新設。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から、スタンダード市場に移行。熊本県熊本市にKOACH熊本ショールームを開設。
事業の内容 3【事業の内容】
 当社グループは、当社及び子会社1社、関連当事者1社により構成されております。 当社は、マスク関連事業(防じん・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具等)、環境関連事業(オープンクリーンシステム等)及びその他事業の製造、販売を事業内容としております。 関連当事者(公財)酒井CHS振興財団と本社建物の一部賃貸借契約及び業務委託契約を結び、公益目的事業である労災遺児等奨学金支給事業並びに労働衛生研究助成事業の一部支援を行っております。 事業系統図は次の通りであります。
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) SIAM KOKEN LTD.タイ王国チョンブリ県千タイバーツ150,000マスク関連事業100.0 当社製品の製造 役員の兼任 有(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。2.特定子会社に該当しております。
従業員の状況 5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況当社グループ(当社及び連結子会社)の2023年12月31日現在の従業員数は、287(167)人であります。なお、同一の従業員が複数の事業に従事しているため、セグメントに関連付けての記載は行っておりません。(注)従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。 (2)提出会社の状況 2023年12月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)236(167)41.316.27,607,952 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、税込支払給与額であり、基準外賃金及び賞与を含んでおります。3.同一の従業員が複数の事業に従事しているため、セグメントに関連付けての記載は行っておりません。(3)労働組合の状況 組合はありません。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 ①提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.3.全労働者うち正規雇用労働者うち非正規雇用労働者6.744.437.678.777.7 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.当社では同一労働同一賃金に基づき、賃金制度に性別による差異はありませんが、次の理由により男女差が生じています。・正規雇用労働者の男女差は、職種分布の違いや管理職比率が反映されています。・非正規雇用労働者の男女差は、女性パートタイマーの勤務時間や契約日数の多様性が反映されています。・当社では、女性労働者の約8割をパートタイマーが占めているため、全労働者の男女差として表れています。 ②連結子会社連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1)経営の基本方針経営理念①人を育てる②技術を育てる③クリーン、ヘルス、セーフティの分野で新市場を育てる 当社グループは、『クリーン、ヘルス、セーフティ』を事業領域とし、オリジナリティの高い技術をベースとした製品を供給して社会に貢献することを経営の基本方針としております。この方針の下、「世の中にない」「真に役立つ」を研究開発の出発点とし、“大きい企業”ではなく、規模の拡大はゆっくりであっても、世界にない、当社にしかできない「オンリーワン」「ナンバーワン」の技術・製品を持つ“強い企業” =「技術立社」になることが私たちの目標です。そして、市場や顧客の“ニーズ”に素早く対応することよりも、顧客が未だ気づいていない“ウォンツ”を他社に先駆けて見いだして製品化を行い、市場そのものを創造することを常に目指します。その実現の為に、人間の尊厳である“イマジネーション”と“クリエーション”の発揮を社員全員に求め、結果として「他社に追随しない」「徹底して研究する」ことで、新たな技術革新と独創的な製品開発を続けてまいります。 (2)経営戦略及び対処すべき課題当社グループは、企業価値の更なる向上と持続的な発展・成長を実現するため、経営理念を基に、それぞれの経営戦略及び継続的課題に取り組んでおります。 ①「人を育てる」社員の生きがいと企業の存続を両立させてこそ企業としての存在価値があり、また社員の幸福や生きがいは、雇用された社員の尊厳が、企業の活動の中にも存在していることが重要との考えに立ち設計された人事管理制度「興研トータル人事システムHOPES(ホープス)」を20年以上に亘って運用し、人材育成を続けています。この「HOPES」は、専門能力、業務実績達成能力、管理能力をそれぞれ別の能力と捉えて、社員一人ひとりを3つの角度(3軸)で独立して評価・運用した多様性を受容する人事システムで、年齢、性別、勤続年数を問わず活躍の場が与えられ、常に意欲のある人材を適所に登用しております。また、専門知識・能力向上を図る社内研修プログラムを確立し、職分に応じて計画的、効果的に能力開発を進めております。 ②「技術を育てる」創業以来、守り続けてきた「他社に追随しない」「徹底的に研究する」という研究開発の理念を技術開発員一人ひとりに徹底・浸透させるため、技術専門能力の向上を評価するマイスター制度や技術開発員と取締役全員が参加する月例研究発表会といった独自の仕組みを継続、運用しています。技術開発員は、基礎研究所、開発部、ディビジョン、テクノヤードに配属され、それぞれ自由で独創的な技術開発と社会に有用な発展的応用を目指した研究開発に注力しています。また、開発テーマごとに、プロジェクトチームを編成して開発に当たる「マトリクス型」の研究開発体制を敷いております。これらの取り組みによって、オンリーワン、ナンバーワン製品が次々と生まれ、知的財産権も多数保有するに至っております。今後も知的財産を質・量ともに向上させ、活用することを最重要課題として取り組んでまいります。技術開発拠点である「先進技術センター」は、技術開発員が集結して英知を交わし、「技術を育てる」能力の向上に大きく寄与する施設であります。当センターを社外の諸機関・企業との連携や共同研究を推進する拠点としてそのプレゼンスを高めるべく注力してまいります。 ③「クリーン、ヘルス、セーフティの分野で新市場を育てる」「クリーン、ヘルス、セーフティ」という3つの分野に特化し、当社グループの独自技術を進化発展させながら、“世の中になかった製品”“真に役立つ製品”を開発、販売することで、新しい市場を創造し、社会に貢献する企業として持続的成長を目指します。 <クリーン>技術の進展に伴う、市場の更なる高品質化への要求に対し、従来のクリーンデバイスの技術では対応能力に限界が顕れてきております。近時においては、規格上の最高レベル清浄度である「ISOクラス1」を求める顧客が半導体分野を中心に増加しております。その「ISOクラス1」を確実に実現できるオープンクリーンシステム「KOACH」を普及させることを通して、クリーン市場における様々な課題解決に貢献してまいります。 <ヘルス>コロナ禍において、その圧倒的な感染対策機能が医療機関を中心に高く評価された感染対策用N95マスク「ハイラック350型」の市場シェアの更なる拡大を図ります。また、飛沫感染抑制マスク「ハイラックうつさんぞ」をはじめとする高機能の感染対策用製品の拡販にも努めてまいります。内視鏡室に「検査」「作業」「スペース」の3つのゆとりを与え、患者にとっても安全安心な検査を提供できる内視鏡洗浄消毒装置「鏡内侍(かがみないし)ⅡG」の普及にも努めます。 <セーフティ>高い市場シェアを誇る産業現場において、労働者を守る安全で快適な電動ファン付き呼吸用保護具「ブレスリンク」シリーズやフィット性に優れる使い捨て式防じんマスク「ハイラック」シリーズなど、安心してご使用いただける、使って喜ばれるマスクの開発に今後も注力してまいります。また、厚生労働省が進める法令、規制改正に対しては、適時的確な情報提供並びに適切な呼吸用保護具の供給を行い、市場からの信頼をより一層高めてまいります。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき課題①新規事業の育成・拡大について当社グループはオープンクリーンシステム「KOACH」を中心とした環境関連事業の成長・拡大に向けた取り組みを推進しております。今後も経営資源を積極投入し、当事業をマスク関連事業に次ぐ第2の柱に育ててまいります。 ②厚生労働省が進める法令・規則改正への対応について現在、厚生労働省が進める粉じん現場や溶接現場及び有害ガス発生現場等における法令及び規則改正に対して、産業用マスクのトップメーカーとしてより安全性が高く、使い易い製品の開発・供給を図るとともに、事業現場への情報伝達、作業者教育などを継続して行い、市場からの安全対策の要求に対応してまいります。 ③原材料価格の高止まりへの対応について世界的なインフレ率の上昇、地政学リスクの高まりにより、原材料コストや物流価格等が高止まりしており、引き続き当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。こうした中、当社グループにおいては、その影響を最小限に抑えるため、生産技術の向上による生産効率の改善並びに経費削減などのコスト対策を継続的に行っております。 (4)目標とする経営指標当社グループは、堅実性と成長性をともに重視し、企業収益の安定的拡大を目指しております。厳しい経済環境下にあっても、市場変化へ柔軟に対応し、市場占有率を着実に高めながら、常に生産性の向上に努め、結果として営業利益の拡大及び営業利益率の向上を図ります。
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。当社グループは、これらのリスクの発生を十分に認識したうえで、発生の回避、抑制及び発生した場合の早期対応に努めてまいります。なお、文中における将来に関する事項は、本書の提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1)研究開発について当社グループは、研究開発型企業として『クリーン、ヘルス、セーフティ』に係わる革新性の高い製品を市場に供給することを目的に経営資源を投入しておりますが、研究開発の全てが、新製品の開発や営業収益の増加に結びつくとは限らず、また、諸事情により研究開発を中止せざるを得なくなった場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、①基礎研究所(技術革新に挑むR&D拠点)、②開発部(ウォンツを具現化する設計・デザイン拠点)、③ディビジョン(顧客ウォンツのディスカバリー拠点)、④テクノヤード(高付加価値製品を生み出すマニュファクチャリング拠点)に配属された技術開発員が、開発テーマごとに、複数部門・部署によるプロジェクトチームを編成して開発に当たる「マトリクス型」の研究開発体制を敷くことで、新規性、市場性、収益性を兼ね備えた新製品の開発を行うなど、当該リスクの顕在化を最小限に留める方策を継続してまいります。 (2)知的財産について当社グループはオリジナリティの高い技術をベースとした製品開発について、必要な知的財産の保護手続きを行い既に特許等の知的財産権も多数保有しておりますが、その独自の技術を法的制限のみで完全に保護することには限界があり、第三者に当社グループの知的財産を用いた模倣品や類似品の製造、販売を行われた場合は、期待した収益を得られない可能性があります。また当社グループの意図に関わらず、当社グループの製品等が、第三者の知的財産を侵害する結果になった場合は損害賠償を請求される可能性があり、そうした事象が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、当該リスクを回避するため、今後も知的財産権の管理を徹底してまいります。 (3)法規制について当社グループの事業は、「労働安全衛生法」「医薬品医療機器等法」「製造物責任法」等の様々な法規制に関連しております。万一、これら法規制に適合しない事象が発生した場合、製品の回収に加え当社グループが進めている事業に制限が出る可能性があります。また、新たな法規の制定や改正がなされた場合は、設備投資等の新たな費用が発生し当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、これら法規制の改廃等の情報収集を行うとともに、法規制を遵守すべくコンプライアンス体制並びに内部統制の強化に努めてまいります。 (4)品質保証・品質管理について当社グループの製品は、過酷な環境下での使用が想定されることに加え、使用者の安全と健康を守るという目的から、より高い耐久性、信頼性が求められているため、万全な品質保証・品質管理体制の維持、強化に努めております。しかしながら万一、厚生労働省の呼吸用保護具買取り試験による不適合の指摘を予期せぬ要因で受けたり、製品の欠陥及び故障が発生したりした場合等には、回収、修理費用等の負担などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、こうしたリスクに対し、開発段階において、先進技術センター内にあるバリデーションサイトを使用し、製品が使用される実際の現場を想定した信頼性試験を行っております。そうした信頼性試験を経て開発された製品の品質に対し当社グループでは、社長直轄の品質に関わる独立した部門である品質保証室を設置するとともに、ISO 9001に基づく品質マネジメントシステムを構築及び維持することにより、万全な品質保証体制を取っています。そして品質保証室は、各テクノヤード(製造拠点)に製品検査員を配置し、テクノヤードの製造工程、検査工程の監視を行っております。また、各テクノヤードは、日本産業規格、厚生労働省国家検定規格及び当社グループ独自の厳格な品質保証・品質管理基準による製品の製造を行っております。 (5)災害及び感染症等による生産への影響について当社グループの製造拠点であるテクノヤードでは、従前より地震リスクの調査を受診し、その結果に基づき、震災時においても混乱なく生産が再開できる体制の構築に努めております。しかしながら、拠点近辺を震源地とする直下型の大地震や台風などの自然災害、その他予期せぬ事故及び感染症等の拡大によって、生産活動の停止等、事業活動の継続に支障をきたす事象が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)環境問題について当社グループの旧研究所とテクノヤードの計2ヶ所において、これまでに発生したトリクロロエチレンによる土壌・地下水汚染の浄化対策を実施しておりますが、浄化が完了する時期の想定は現在の段階では難しく、浄化対策が長期間を要した場合、その対策に関わる費用は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。法令や条例等で設定されている浄化基準を見定めながら、浄化対策を継続してまいります。 (7)情報セキュリティについて当社グループは、事業遂行に関連して、技術、営業、その他、事業に関する機密情報を多数有しております。情報の漏洩等の対策として、当社グループでは、情報システム運用基本規程に基づき、管理本部内に設置した情報通信システムの運用全般を担当する専門部署であるICT管理セクションが中心となり、集中的なネットワーク管理(統合脅威管理)、全社員を対象とした標的型メール訓練などのセキュリティに関する教育・研修及び情報の取り扱いに関するモニタリングなど設備面、組織面の施策を実行しております。また、第三者によるセキュリティチェック(社外からの模擬攻撃による脆弱性診断)も実施しております。個人情報の適切な保護については、個人情報保護法、個人情報管理規程、マイナンバー情報管理規程に基づいた管理体制を構築し、適切な運用に努めております。 (8)内部統制について当社グループは、業務の有効性及び効率性、財務報告の信頼性、事業活動に係る法令等の遵守並びに資産の保全という観点から内部統制システムの充実に努めております。しかしながら、内部統制システムには一定の限界があり、構築した内部統制システムにおいて想定する範囲外の事態が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。そうしたリスク発生を防止するため、内部統制システムの強化を図るべく不断の検討・見直しを今後も継続してまいります。 (9)海外子会社について生産子会社としてタイに設立したSIAM KOKEN LTD.は、順調なマスク製造を続け、当社グループの利益拡大に寄与しておりますが、タイにおける政治・社会情勢及び法規制や為替動向などによる予測し得ない事態の発生及び自然災害や感染症が拡大した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。SIAM KOKEN LTD.は製造した使い捨て式防じんマスク(N95マスク含む)の全量を日本への輸出に当てておりますが、2020年には新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、タイ政府より輸出停止措置(その後解除)が取られました。このように感染症の発生等により同様の輸出制限が行われる事態が発生すると、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、感染症対策用マスクの需要拡大とこのような海外生産におけるリスク対策として、当社グループでは、すでに使い捨て式防じんマスクの国内生産設備の増設を行い総生産量の拡大を図っております。 (10)東欧や中東などにおける紛争や政情不安の影響について世界で発生している軍事的対立が激化、拡大した場合は、原油価格急騰による原材料価格の高止まりだけでなく、地政学リスクの高まりや世界的インフレーションの加速といったリスクがより顕在化し、当社グループの業績への影響がこれまで以上になる可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度(2023年1~12月)は、社会経済活動の正常化により国内景気は緩やかな回復が続く一方で、国際情勢はさらに悪化、世界的な金融引き締めに伴う金融資本市場の変動による影響や複合的な物価上昇などにより、先行きリスクが高い状況が続きました。 こうした経営環境の中、マスク関連事業については、国内製造業の業績の回復に伴い産業用マスクの販売は堅調に推移、感染対策用マスクの販売は患者数に連動し総じて減少しました。また、環境関連事業においては、半導体分野における生産調整等の影響を受けオープンクリーンシステム「KOACH」の大型機種の受注・納品の先送りが続きました。 これらにより当連結会計年度における事業全体の売上高は、期初計画には至らずほぼ前年度並みの105億87百万円(前連結会計年度比0.2%減)となりました。 利益については、原材料価格や物流コスト等の上昇に対してグループ全体で経費節減や製造技術の改善による原価率の低減に取り組んだ結果、期初計画を上回ることができましたが、コストアップを完全にカバーするには至らず、営業利益10億7百万円(同14.9%減)、経常利益9億79百万円(同15.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7億1百万円(同15.8%減)となりました。  セグメント別の業績の概要は、以下の通りです。 (マスク関連事業) 産業用マスクの販売は、産業活動の改善に伴いベース売上がコロナ禍前の水準までほぼ回復したことに加え、新たな溶接規制への対応が求められる事業現場へのサポート営業(情報提供、フィットテスト、最適マスクの紹介など)が好評を得て売上増に寄与しました。一方、感染対策用マスクの販売数は、コロナ第8波の受注残分を5月に完納後、一時平時の水準並みに落ち着きましたが、第9波の発生で再び増加傾向を示し推移しました。 以上から当事業全体の売上高は92億73百万円(前連結会計年度比2.5%増)となりました。 (環境関連事業) オープンクリーンシステム「KOACH」については、半導体産業の停滞の影響を通期で受ける結果となりました。中小型機種の販売は底堅く前年並みに推移したものの、大型機種の受注・納品の先送りが続いたため、当事業全体としての売上高は9億68百万円(前連結会計年度比22.7%減)となりました。 半導体関連企業の進出・大型投資が続く九州地区においては、産学連携の中核である熊本大学の半導体分野教育・研究施設への大型機種納入に続き、2023年9月には「KOACH熊本ショールーム」を新設し、九州地区における営業活動を強化しており、半導体関連企業からの投資検討、相談案件数は増加傾向にあります。 (その他事業) 内視鏡洗浄消毒装置「鏡内侍ⅡG」は着実に販売数を増やし、当事業全体の売上高は3億45百万円(前連結会計年度比12.9%増)となりました。 ②財政状態の状況(資産)当連結会計年度末の資産合計は、208億17百万円(前連結会計年度末205億68百万円)となり2億49百万円増加いたしました。これは主に、流動資産が現金及び預金の増加等により5億28百万円増加したことと、有形固定資産が建物及び構築物の減少等により2億47百万円減少したこと等によるものです。 (負債)当連結会計年度末の負債合計は、84億64百万円(前連結会計年度末87億49百万円)となり2億84百万円減少いたしました。これは主に、固定負債が長期借入金の減少等により1億96百万円減少したこと等によるものです。 (純資産)当連結会計年度末の純資産合計は、123億52百万円(前連結会計年度末118億18百万円)となり、自己資本比率は59.3%(前連結会計年度末57.5%)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、29億78百万円となり、前連結会計年度末と比較して5億92百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は10億81百万円(前連結会計年度は6億18百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が9億78百万円となったことと、減価償却費4億90百万円、棚卸資産の減少額1億15百万円、法人税等の支払額3億98百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は2億6百万円(前連結会計年度は1億84百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1億94百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は3億7百万円(前連結会計年度は2億91百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入14億円、長期借入金の返済による支出13億50百万円、配当金の支払額2億25百万円等によるものです。 ④生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメント別に示すと、次の通りであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年1月1日至 2023年12月31日)前年同期比(%)マスク関連事業(千円)9,286,826101.1環境関連事業(千円)964,43973.4その他事業(千円)341,650119.7合計(千円)10,592,91598.3 (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当社グループは見込生産を行っているため、該当事項はありません。c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメント別に示すと、次の通りであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2023年1月1日至 2023年12月31日)前年同期比(%)マスク関連事業(千円)9,273,599102.5環境関連事業(千円)968,18277.3その他事業(千円)345,344112.9合計(千円)10,587,12699.8 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りであります。 相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)ミドリ安全用品㈱1,135,54910.71,183,95311.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(経営成績の分析)当連結会計年度は、売上高105億87百万円(前連結会計年度比0.2%減)、営業利益10億7百万円(同14.9%減)、経常利益9億79百万円(同15.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7億1百万円(同15.8%減)となりました。 a.売上高売上高は、前連結会計年度比0.2%減の105億87百万円となりました。売上高の詳細については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」に記載の通りです。 b.売上原価売上原価は、前連結会計年度比2.4%増の57億47百万円となりました。原材料価格や物流コスト等の上昇に対してグループ全体で経費節減や製造技術の改善による原価率の低減に取り組みましたが、コストアップを完全にカバーするには至らず売上原価率は54.3%となり、前連結会計年度の売上原価率52.9%に比べ1.4ポイント上昇しました。 c.販売費及び一般管理費販売費及び一般管理費は、給与手当等の増加を主因として前連結会計年度比0.6%増の38億32百万円(前連結会計年度は38億8百万円)、売上高販管費率は36.2%となり、前連結会計年度の売上高販管費率35.9%に比べ0.3ポイント上昇しました。 d.営業利益営業利益は、10億7百万円となり、前連結会計年度に比べ1億76百万円の減益となりました。これにより売上高営業利益率は9.5%となりました。前連結会計年度の売上高営業利益率11.2%に比べ1.7ポイント低下しました。 e.営業外損益営業外収益は、31百万円となり、前連結会計年度に比べ18百万円減少いたしました。営業外費用は、60百万円となり、前連結会計年度に比べ14百万円減少いたしました。 f.経常利益経常利益は、9億79百万円となり、前連結会計年度に比べ1億81百万円の減益となりました。 g.特別損益特別利益は、当連結会計年度、発生しませんでした。特別損失は、前連結会計年度と同様に百万円単位に満たない固定資産除売却損が発生し0百万円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は7億1百万円となり、前連結会計年度に比べ1億31百万円の減益となりました。 (財政状態の分析)a.総資産総資産は、前連結会計年度に比べ2億49百万円増加し、208億17百万円となりました。 b.流動資産 流動資産は、前連結会計年度に比べ5億28百万円増加し、97億78百万円となりました。これは主に、現金及び預金が5億92百万円増加したこと等によるものです。 c.固定資産 固定資産は、前連結会計年度に比べ2億79百万円減少し、110億38百万円となりました。これは主に、建物及び構築物が1億34百万円減少したことと、機械装置及び運搬具が77百万円減少したこと等によるものです。 d.負債流動負債は、前連結会計年度に比べ88百万円減少し、43億22百万円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が2億54百万円増加したことと、未払法人税等が1億64百万円減少したこと等によるものです。固定負債は、前連結会計年度に比べ1億96百万円減少し、41億42百万円となりました。これは主に、長期借入金が2億4百万円減少したこと等によるものです。 e.純資産 純資産合計は、前連結会計年度に比べ5億33百万円増加し、123億52百万円となりました。これは主に、利益剰余金合計が4億74百万円増加したこと等によるものです。 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度の57.5%から59.3%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報a.キャッシュ・フローの状況分析営業活動によるキャッシュ・フロー:前連結会計年度に比べ4億62百万円増加し、10億81百万円の収入となりました。前連結会計年度との差額は主に、法人税等の支払額が1億26百万円が増加した一方、売上債権が3億84百万円、棚卸資産が7億9百万円、税金等調整前当期純利益が1億81百万円それぞれ減少したこと等によるものです。 投資活動によるキャッシュ・フロー:前連結会計年度に比べ22百万円減少し、2億6百万円の支出となりました。前連結会計年度との差額は主に、有形固定資産の取得による支出が27百万円増加したこと等によるものです。 財務活動によるキャッシュ・フロー:前連結会計年度に比べ15百万円減少し、3億7百万円の支出となりました。前連結会計年度との差額は主に、長期借入金の返済による支出が1億16百万円増加したこと、自己株式の取得による支出が1億73百万円減少したこと等によるものです。 b.資金需要運転資金需要のうち主なものは、原材料及び貯蔵品の購入のほか、製造費、営業費用及び法人税等の支払等であります。投資の目的とした資金需要の主なものは、機械設備及び工具器具備品等の購入などの設備投資です。 c.財務政策当社グループは、通常の事業活動に必要な流動性を確保しつつ、機動的な設備投資を実施する為の資金需要にも対応できる資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としています。運転資金及び設備投資資金については自己資金のほか必要に応じて金融機関からの借入により調達しております。当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は60億49百万円、現金及び現金同等物の残高は29億78百万円であります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りです。 (3)経営成績に重要な影響を与える要因について「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載の通りです。 (4)経営戦略の現状及び見通し「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通りです。
経営上の重要な契約等 5【経営上の重要な契約等】
 該当事項はありません。
研究開発活動 6【研究開発活動】
 当社の研究開発は、当社の事業領域である『クリーン、ヘルス、セーフティ』に対し、自由で独創的な技術開発とその多面的応用を目指して活動しております。そして未来技術の基礎開発・応用開発にプロジェクトチームを含めマトリクス型の研究体制を敷いております。なお、研究開発担当人員は73名、当連結会計年度の研究開発費は、総額757百万円であります。 当連結会計年度中に開発し発売した主な製品は以下の通りです。 (1)フィットテスト用サンプリングアダプター計測装置を用いる定量的フィットテストを行う際のサンプリングアダプターを、フィットテスト義務化に合わせ製品化しました。 ・フィットテスト用アダプタFTA-1型(対象マスク:防じんマスク 1080シリーズ、防毒マスクG-7シリーズ)・フィットテスト用アダプタFTA-2型(対象マスク:電動ファン付き呼吸用保護具 BL-321シリーズ/351シリーズ)・フィットテスト用アダプタFTA-3型(対象マスク:防じんマスク 1122R/1121シリーズ/1191シリーズ)・フィットテスト用アダプタFTA-4型(対象マスク:防じんマスク 1111)・フィットテスト用アダプタFTA-5型(対象マスク:防じんマスク 1181シリーズ、防毒マスクGW-7)・フィットテスト用アダプタFTA-6型(対象マスク:防じん・防毒マスク 7121シリーズ/7191シリーズ、防じんマスク 1100シリーズ、防毒マスク 1151シリーズ)・フィットテスト用アダプタFTA-7型(対象マスク:電動ファン付き呼吸用保護具 BL-100シリーズ/BL-200シリーズ)
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
 当社グループ(当社及び連結子会社)における当連結会計年度は、市場の要求に応じた強い競争力をもつ新製品の開発及びその量産体制を効率的に整えるため、総額199百万円の設備投資(無形固定資産を含む)を実施いたしました。 また、当連結会計年度における主な設備投資は、次の通りであります。  ・テクノヤード製造装置         70百万円  ・労働安全衛生保護具等金型       45百万円  ・販売促進用デモ機           23百万円  ・テクノヤード器具備品         10百万円 なお、経常的な設備の更新に伴う除却等を除き、重要な設備の除却等はありません。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
(1)提出会社 当社は国内に5ヶ所のテクノヤード(製造拠点)を有しております。 研究施設としては、先進技術センターを有しております。 また、国内15ヶ所の営業所の他、埼玉配送センターを有しております。 以上のうち、主要な設備は以下の通りであります。2023年12月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)機械装置及び運搬具(千円)土地(千円)(面積㎡)リース資産(千円)その他(千円)合計(千円)本社(東京都千代田区)マスク関連事業環境関連事業その他事業会社統括業務141,2224,4011,636,000(  283.91㎡)21,11615,7171,818,45782狭山テクノヤード(埼玉県狭山市)生産設備169,27467,926792,433(11,430.44㎡)-10,9491,040,58415群馬テクノヤード(群馬県みどり市)生産設備269,664239,634405,140( 9,256.83㎡)-22,463936,90417所沢テクノヤード(埼玉県所沢市)生産設備46,9505,146177,214( 1,915.55㎡)-5,824235,13611中井テクノヤード(神奈川県中井町)生産設備43,34449,898325,449( 1,434.94㎡)-2,433421,1267嵐山テクノヤード(埼玉県嵐山町)生産設備17,4337,630--6,21131,2759先進技術センター(埼玉県飯能市)研究施設1,936,778771,170,335(46,778.06㎡)59,61014,7913,181,59332埼玉配送センター(埼玉県嵐山町)物流施設49,76301,242,116(21,336.07㎡)-2961,292,1763 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、建設仮勘定を含めておりません。2.嵐山テクノヤード及び埼玉配送センターは同一敷地内にありますので、土地は埼玉配送センターに一括して表示しております。3.嵐山テクノヤード及び埼玉配送センターは同一建物内にありますので、金額をそれぞれの使用面積にしたがって区分表示しております。 (2)在外子会社2023年12月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)機械装置及び運搬具(千円)土地(千円)(面積㎡)リース資産(千円)その他(千円)合計(千円)SIAM KOKEN LTD.タイ王国チョンブリ県マスク関連事業生産設備182,65011,70989,261(13,430.40㎡)-2,930286,55251 (注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、建設仮勘定を含めておりません。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
 当社グループの設備投資については、経済動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。 当連結会計年度末における、重要な設備の新設、除却等の計画はありません。
研究開発費、研究開発活動757,000,000
設備投資額、設備投資等の概要199,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況41
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況16
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況7,607,952

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
①投資株式の区分の基準及び考え方当社は保有する株式について、株式の価値変動や株式に係る配当によって利益を受けることを目的とするものを純投資目的である投資株式に区分し、それ以外の目的で保有しているものを純投資目的以外の目的である投資株式としております。 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、取引先等との安定的・長期的な取引関係の維持・強化の観点から、当社の中長期的な企業価値向上に資すると判断される場合に限り、株式の政策保有を行います。保有する個々の政策保有株式については、その保有目的及び合理性を精査、検証し、取締役会において政策保有の意義が希薄と判断した株式については、原則として売却する方針です。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式2696非上場株式以外の株式5118,727 (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄)該当事項はありません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)株式会社りそなホールディングス76,83576,835(保有目的)取引関係の維持・強化を目的として保有しております。(定量的な保有効果) (注1)無(注2)55,09055,628株式会社みずほフィナンシャルグループ19,14919,149(保有目的)取引関係の維持・強化を目的として保有しております。(定量的な保有効果) (注1)無(注3)46,20635,540日本乾溜工業株式会社15,00015,000(保有目的)マスク関連事業における取引関係強化を目的として保有しております。(定量的な保有効果) (注1)無11,1758,655株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ4,2404,240(保有目的)取引関係の維持・強化を目的として保有しております。(定量的な保有効果) (注1)無(注4)5,1383,769野村ホールディングス株式会社1,7501,750(保有目的)取引関係の維持・強化を目的として保有しております。(定量的な保有効果) (注1)無(注5)1,116855 (注1)定量的な保有効果につきましては、取引先との関係性を考慮し記載しておりませんが、②a.に記載の通り、個別銘柄毎に保有の合理性を検証しており、現在保有する政策保有株式はいずれも当社の保有方針に沿った目的で保有していることを確認しております。(注2)保有先企業は当社の株式を保有しておりませんが、株式会社りそな銀行が当社の株式を保有しております。(注3)保有先企業は当社の株式を保有しておりませんが、株式会社みずほ銀行が当社の株式を保有しております。(注4)保有先企業は当社の株式を保有しておりませんが、三菱UFJ信託銀行株式会社が当社の株式を保有しております。(注5)保有先企業は当社の株式を保有しておりませんが、野村證券株式会社が当社の株式を保有しております。 ③保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社2
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社696,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社5
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社118,727,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社1,750
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社1,116,000
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社野村ホールディングス株式会社
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社

Shareholders

大株主の状況 (6)【大株主の状況】
2023年12月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
公益財団法人酒井CHS振興財団東京都千代田区四番町7番地60011.93
酒井 眞一東京都練馬区59111.75
酒井 宏之東京都杉並区55911.12
株式会社りそな銀行大阪府大阪市中央区備後町2-2-12444.86
酒井 香織東京都杉並区2294.56
酒井 理絵東京都杉並区2294.56
株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)東京都千代田区大手町1–5–5(東京都中央区晴海1-8-12) 2274.53
久保井 美帆東京都杉並区2264.49
山中 春名東京都杉並区2264.49
JPモルガン証券株式会社東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング1092.17計-3,24364.48 (注)1.所有株式数は千株未満を切り捨てて表示しております。2.所有株式数の割合を算出するための発行済株式の総数からは自己株式74,068株を控除しております。なお、「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行が所有している当社株式87,200株は、当該自己株式に含めておりません。
株主数-金融機関7
株主数-金融商品取引業者21
株主数-外国法人等-個人7
連結株主資本等変動計算書 ③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) (単位:千円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高674,265542,64610,053,632△161,24111,109,303会計方針の変更による累積的影響額 △7,277 △7,277会計方針の変更を反映した当期首残高674,265542,64610,046,355△161,24111,102,025当期変動額 剰余金の配当 △177,201 △177,201親会社株主に帰属する当期純利益 833,112 833,112株式給付信託による自己株式の取得 △57,402△57,402株式給付信託による自己株式の処分 2,0812,081自己株式の取得 △115,911△115,911自己株式の処分 7,133 50,26957,402株主資本以外の項目の当期変動額(純額) -当期変動額合計-7,133655,911△120,962542,081当期末残高674,265549,77910,702,266△282,20411,644,107 その他の包括利益累計額純資産合計 その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益為替換算調整勘定その他の包括利益累計額合計当期首残高12,374△22,98914,4263,81111,113,114会計方針の変更による累積的影響額 △7,277会計方針の変更を反映した当期首残高12,374△22,98914,4263,81111,105,836当期変動額 剰余金の配当 △177,201親会社株主に帰属する当期純利益 833,112株式給付信託による自己株式の取得 △57,402株式給付信託による自己株式の処分 2,081自己株式の取得 △115,911自己株式の処分 57,402株主資本以外の項目の当期変動額(純額)23,67922,059125,087170,826170,826当期変動額合計23,67922,059125,087170,826712,908当期末残高36,053△930139,514174,63711,818,745 当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) (単位:千円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高674,265549,77910,702,266△282,20411,644,107当期変動額 剰余金の配当 △226,347 △226,347親会社株主に帰属する当期純利益 701,125 701,125株式給付信託による自己株式の処分 3,1213,121株主資本以外の項目の当期変動額(純額) -当期変動額合計--474,7783,121477,900当期末残高674,265549,77911,177,045△279,08212,122,007 その他の包括利益累計額純資産合計 その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益為替換算調整勘定その他の包括利益累計額合計当期首残高36,053△930139,514174,63711,818,745当期変動額 剰余金の配当 △226,347親会社株主に帰属する当期純利益 701,125株式給付信託による自己株式の処分 3,121株主資本以外の項目の当期変動額(純額)13,252△4,50446,95755,70555,705当期変動額合計13,252△4,50446,95755,705533,605当期末残高49,305△5,434186,471230,34312,352,350
株主数-外国法人等-個人以外10
株主数-個人その他2,282
株主数-その他の法人28
株主数-計2,355
氏名又は名称、大株主の状況JPモルガン証券株式会社
株主総利回り2
株主総会決議による取得の状況 (1)【株主総会決議による取得の状況】
 該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
 該当事項はありません。

Shareholders2

発行済株式及び自己株式に関する注記 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式 普通株式5,104,003--5,104,003合計5,104,003--5,104,003自己株式 普通株式163,068-1,800161,268合計163,068-1,800161,268
(注)1.当連結会計年度末の自己株式(普通株式)には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式22,930株及び株式給付信託(J-ESOP)が保有する当社株式64,270株が含まれております。2.普通株式の自己株式の株式数の減少は、株式給付信託(J-ESOP)による処分1,800株によるものであります。

Audit

監査法人1、連結監査法人A&Aパートナーズ
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年3月28日興研株式会社 取締役会 御中 監査法人A&Aパートナーズ 東京都中央区 指定社員業務執行社員 公認会計士木間 久幸 指定社員業務執行社員 公認会計士伊藤 宏美 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている興研株式会社の2023年1月1日から2023年12月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、興研株式会社及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 棚卸資産の評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、防じん・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具等及び環境関連機器・設備等の製造、販売を業務とし、当連結会計年度の連結貸借対照表において商品及び製品748,067千円、仕掛品494,135千円、原材料及び貯蔵品1,065,905千円を計上しており、合計金額2,308,109千円は総資産額の11.1%を占めている。注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(1)重要な資産の評価基準及び評価方法③に記載のとおり、会社は、棚卸資産の貸借対照表価額を収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定している。具体的には、注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、連結会計年度末における正味売却価額が取得原価より下落している場合には、当該正味売却価額をもって連結貸借対照表価額としている。また、製造年月又は取得年月から一定期間を経過した棚卸資産については、販売実績又は使用実績等合理的と考えられる要因に基づき、棚卸資産の種類毎に規則的に帳簿価額を切り下げている。棚卸資産の評価に当たっては、販売実績又は使用実績に基づいた将来の販売又は使用数量の見積りといった重要な仮定が用いられており、経営者の主観的な判断や不確実性を伴う会計上の見積りが含まれている。以上から、当監査法人は、棚卸資産の評価の妥当性が監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。当監査法人は、棚卸資産の評価の妥当性に関して、主に以下の監査手続を実施した。(1)内部統制の評価・棚卸資産の評価に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。評価に当たっては、棚卸資産の評価における正味売却価額の算定及び将来の販売又は使用数量の見積りに関する統制に、特に焦点を当てた。(2)棚卸資産の評価の妥当性検討・棚卸資産の評価基準及び評価方法が、市場環境等を考慮した正味売却価額や販売実績又は使用実績等の実態に即した合理的なものであるかを検討し、棚卸資産の評価に係る経営者の見積り方法を評価した。・棚卸資産の評価に使用された数量・単価等の基礎データの正確性及び網羅性を検証した。・前連結会計年度において見積った将来の販売又は使用数量の見積りと、当連結会計年度における販売実績又は使用実績を比較することによって、棚卸資産の評価に係る経営者の偏向の有無を評価した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、興研株式会社の2023年12月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。当監査法人は、興研株式会社が2023年12月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。 利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以  上 (※)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 棚卸資産の評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、防じん・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具等及び環境関連機器・設備等の製造、販売を業務とし、当連結会計年度の連結貸借対照表において商品及び製品748,067千円、仕掛品494,135千円、原材料及び貯蔵品1,065,905千円を計上しており、合計金額2,308,109千円は総資産額の11.1%を占めている。注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(1)重要な資産の評価基準及び評価方法③に記載のとおり、会社は、棚卸資産の貸借対照表価額を収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定している。具体的には、注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、連結会計年度末における正味売却価額が取得原価より下落している場合には、当該正味売却価額をもって連結貸借対照表価額としている。また、製造年月又は取得年月から一定期間を経過した棚卸資産については、販売実績又は使用実績等合理的と考えられる要因に基づき、棚卸資産の種類毎に規則的に帳簿価額を切り下げている。棚卸資産の評価に当たっては、販売実績又は使用実績に基づいた将来の販売又は使用数量の見積りといった重要な仮定が用いられており、経営者の主観的な判断や不確実性を伴う会計上の見積りが含まれている。以上から、当監査法人は、棚卸資産の評価の妥当性が監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。当監査法人は、棚卸資産の評価の妥当性に関して、主に以下の監査手続を実施した。(1)内部統制の評価・棚卸資産の評価に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。評価に当たっては、棚卸資産の評価における正味売却価額の算定及び将来の販売又は使用数量の見積りに関する統制に、特に焦点を当てた。(2)棚卸資産の評価の妥当性検討・棚卸資産の評価基準及び評価方法が、市場環境等を考慮した正味売却価額や販売実績又は使用実績等の実態に即した合理的なものであるかを検討し、棚卸資産の評価に係る経営者の見積り方法を評価した。・棚卸資産の評価に使用された数量・単価等の基礎データの正確性及び網羅性を検証した。・前連結会計年度において見積った将来の販売又は使用数量の見積りと、当連結会計年度における販売実績又は使用実績を比較することによって、棚卸資産の評価に係る経営者の偏向の有無を評価した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結棚卸資産の評価の妥当性
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 会社は、防じん・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具等及び環境関連機器・設備等の製造、販売を業務とし、当連結会計年度の連結貸借対照表において商品及び製品748,067千円、仕掛品494,135千円、原材料及び貯蔵品1,065,905千円を計上しており、合計金額2,308,109千円は総資産額の11.1%を占めている。注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(1)重要な資産の評価基準及び評価方法③に記載のとおり、会社は、棚卸資産の貸借対照表価額を収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定している。具体的には、注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、連結会計年度末における正味売却価額が取得原価より下落している場合には、当該正味売却価額をもって連結貸借対照表価額としている。また、製造年月又は取得年月から一定期間を経過した棚卸資産については、販売実績又は使用実績等合理的と考えられる要因に基づき、棚卸資産の種類毎に規則的に帳簿価額を切り下げている。棚卸資産の評価に当たっては、販売実績又は使用実績に基づいた将来の販売又は使用数量の見積りといった重要な仮定が用いられており、経営者の主観的な判断や不確実性を伴う会計上の見積りが含まれている。以上から、当監査法人は、棚卸資産の評価の妥当性が監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(1)重要な資産の評価基準及び評価方法③
開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結注記事項(重要な会計上の見積り)
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 当監査法人は、棚卸資産の評価の妥当性に関して、主に以下の監査手続を実施した。(1)内部統制の評価・棚卸資産の評価に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。評価に当たっては、棚卸資産の評価における正味売却価額の算定及び将来の販売又は使用数量の見積りに関する統制に、特に焦点を当てた。(2)棚卸資産の評価の妥当性検討・棚卸資産の評価基準及び評価方法が、市場環境等を考慮した正味売却価額や販売実績又は使用実績等の実態に即した合理的なものであるかを検討し、棚卸資産の評価に係る経営者の見積り方法を評価した。・棚卸資産の評価に使用された数量・単価等の基礎データの正確性及び網羅性を検証した。・前連結会計年度において見積った将来の販売又は使用数量の見積りと、当連結会計年度における販売実績又は使用実績を比較することによって、棚卸資産の評価に係る経営者の偏向の有無を評価した。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

Audit1

監査法人1、個別監査法人A&Aパートナーズ
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書 2024年3月28日興研株式会社 取締役会 御中 監査法人A&Aパートナーズ 東京都中央区 指定社員業務執行社員 公認会計士木間 久幸 指定社員業務執行社員 公認会計士伊藤 宏美 監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている興研株式会社の2023年1月1日から2023年12月31日までの第61期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、興研株式会社の2023年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 棚卸資産の評価の妥当性 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(棚卸資産の評価の妥当性)と同一内容であるため、記載を省略している。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以  上 (※)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 棚卸資産の評価の妥当性 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(棚卸資産の評価の妥当性)と同一内容であるため、記載を省略している。
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別  監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、個別棚卸資産の評価の妥当性
連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別  連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(棚卸資産の評価の妥当性)と同一内容であるため、記載を省略している。
その他の記載内容、個別 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。

BS資産

電子記録債権、流動資産1,507,071,000
商品及び製品687,681,000
仕掛品476,326,000
原材料及び貯蔵品986,927,000