財務諸表
CoverPage
提出書類、表紙 | 四半期報告書 |
提出日、表紙 | 2024-02-14 |
英訳名、表紙 | TYK CORPORATION |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 牛込 伸隆 |
本店の所在の場所、表紙 | 東京都港区港南二丁目11番1号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | (03)6433-2888(代表) |
様式、DEI | 第四号の三様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | Q3 |
corp
事業の内容 | 2【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 |
事業等のリスク | 1【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (1)経営成績の状況当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)におけるわが国の経済情勢は、新型コロナウイ ルス感染症の影響から回復しつつあり、国内経済活動の正常化による景気の緩やかな持ち直しが見られましたが、円相場の不安定な変動や物価の上昇、人手不足等により、依然として不透明な状況が継続するものと考えられます。世界経済においても経済活動を正常化する動きが見られますが、長期化するウクライナ情勢の動向による原材料・エネルギー・運輸等諸価格の高騰に起因する経済・鉄鋼需要の下振れリスクが懸念されるほか、気候変動や自然災害によるサプライチェーンの混乱、世界的な保護貿易主義の高まりや中国不動産バブル崩壊の可能性といったリスクもあり、先行きの見通せない状況が引き続き継続するものと思われます。当社グループ(当社及び連結子会社)の主要取引先であります国内鉄鋼業界における当第3四半期連結累計期間の粗鋼生産量は前年同期比1.3%減の6,537万トンとなりました。このような状況のもと、当社グループは品質第一の考えのもとに売上増加と生産性向上に全力で取り組んで参りました。主力製品である製鋼用耐火物をはじめ、ファインセラミックス等の先端材料技術や環境創造技術へ挑戦し、コスト削減など経営合理化を進めて参りました。その結果、当第3四半期連結累計期間においては、次の通りの経営成績となりました。売上高は、国内の粗鋼生産量が減少したものの、耐火物需要は堅調に推移したため、225億87百万円(前年同期比6.0%増)となりました。利益面では、原材料や輸送費用等の高騰で原価率が上昇したことで、営業利益は24億34百万円(前年同期比2.1%減)となりました。円安による為替の影響により、経常利益は30億91百万円(前年同期比3.8%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億40百万円(前年同期比12.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次の通りであります。①日本国内の売上高は堅調な耐火物需要の推移により、158億11百万円(前年同期比5.3%増)となりました。原材料等の高騰による売上原価率の悪化を受け、セグメント利益は23億17百万円(前年同期比8.8%減)となりました。②北米北米の売上高はコスト上昇分の販売価格への転嫁により、26億67百万円(前年同期比15.6%増)となりました。セグメント利益は1億2百万円(前年同期比739.6%増)となりました。③ヨーロッパヨーロッパの売上高も堅調な耐火物需要の推移により、32億5百万円(前年同期比4.9%増)となりました。売上原価率の改善により、セグメント利益は2億35百万円(前年同期比24.8%増)となりました。④アジアアジアの売上高は、6億49百万円(前年同期比1.1%減)となりました。セグメント利益は1億14百万円(前年同期比6.8%減)となりました。⑤その他その他の売上高は2億52百万円(前年同期比5.8%減)となりました。また、セグメント利益は50百万円(前年同期比177.8%増)となりました。 (2)財政状態の状況(流動資産)流動資産の残高は前連結会計年度末に比べ、13億53百万円増加し、327億40百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金の増加(11億96百万円)、受取手形及び売掛金の増加(4億8百万円)、原材料及び貯蔵品の減少(1億43百万円)によるものであります。(固定資産)固定資産の残高は前連結会計年度末に比べ、21億96百万円増加し、208億20百万円となりました。その主な要因は、投資有価証券の増加(22億78百万円)によるものであります。(負債)負債の残高は前連結会計年度末に比べ、5億27百万円増加し、107億31百万円となりました。その主な要因は、繰延税金負債の増加(5億59百万円)によるものであります。(純資産)純資産の残高は前連結会計年度末に比べ、30億22百万円増加し、428億28百万円となりました。その主な要因は、その他有価証券評価差額金の増加(13億34百万円)、利益剰余金の増加(12億18百万円)によるものであります。 (3)経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。 (5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。 (6)研究開発活動当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億17百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。 |
経営上の重要な契約等 | 3【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 |
Shareholders
大株主の状況 | (5)【大株主の状況】 当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 |
Audit
監査法人1、連結 | ふじみ監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の四半期レビュー報告書 2024年2月13日東京窯業株式会社取締役会 御中 ふじみ監査法人名古屋事務所 指定社員業務執行社員 公認会計士魚住 康洋 指定社員業務執行社員 公認会計士山脇 草太 監査人の結論当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている東京窯業株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、東京窯業株式会社及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。 監査人の結論の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。 四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。以 上______________________________________________________(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。 |
BS資産
仕掛品 | 1,919,186,000 |
原材料及び貯蔵品 | 3,449,312,000 |
その他、流動資産 | 179,621,000 |
建物及び構築物(純額) | 2,042,544,000 |
土地 | 4,868,203,000 |
有形固定資産 | 9,556,138,000 |
無形固定資産 | 108,890,000 |
投資有価証券 | 10,731,751,000 |
繰延税金資産 | 312,329,000 |
投資その他の資産 | 11,155,172,000 |
BS負債、資本
支払手形及び買掛金 | 1,638,854,000 |
短期借入金 | 3,366,712,000 |
未払法人税等 | 390,093,000 |
賞与引当金 | 209,900,000 |
繰延税金負債 | 968,229,000 |
退職給付に係る負債 | 1,771,904,000 |
資本剰余金 | 2,491,100,000 |
利益剰余金 | 28,334,319,000 |
株主資本 | 32,947,556,000 |
その他有価証券評価差額金 | 3,657,341,000 |
為替換算調整勘定 | 476,580,000 |
評価・換算差額等 | 4,133,922,000 |
非支配株主持分 | 5,747,327,000 |
負債純資産 | 53,560,662,000 |
PL
売上原価 | 16,770,656,000 |
販売費及び一般管理費 | 3,382,325,000 |
受取利息、営業外収益 | 34,761,000 |
受取配当金、営業外収益 | 317,179,000 |
為替差益、営業外収益 | 234,685,000 |
営業外収益 | 675,432,000 |
支払利息、営業外費用 | 9,394,000 |
営業外費用 | 17,789,000 |
固定資産売却益、特別利益 | 515,000 |
特別利益 | 515,000 |
特別損失 | 10,779,000 |
法人税等 | 932,285,000 |
PL2
その他有価証券評価差額金(税引後)、その他の包括利益 | 1,340,126,000 |
為替換算調整勘定(税引後)、その他の包括利益 | 241,589,000 |
その他の包括利益 | 1,582,036,000 |
包括利益 | 3,731,276,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 3,359,730,000 |
非支配株主に係る包括利益、包括利益 | 371,546,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 1,840,000,000 |
外部顧客への売上高 | 22,587,127,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
配当に関する注記 | (1)配当金支払額(決議)株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日配当の原資2023年6月29日定時株主総会普通株式266,59362023年3月31日2023年6月30日利益剰余金2023年11月14日取締役会普通株式355,45882023年9月30日2023年12月15日利益剰余金(注)1.2023年6月29日定時株主総会の決議による配当金の総額には、従業員持株会信託口が保有する当社株式に対する配当金869千円が含まれております。2.2023年11月14日取締役会の決議による配当金の総額には、従業員持株会信託口が保有する当社株式に対する配当金987千円が含まれております。 |
セグメント表の脚注 | (注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、環境関連製品、窯業機械器具、建築、修繕、運輸等を含んでおります。 |
その他、連結財務諸表等 | 2【その他】 2023年11月14日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次の通り決議し、配当を行っております。(イ)中間配当による配当金の総額・・・・・・・・・・・・・355,458千円(ロ)1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8円00銭(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日・・・・・・・・・2023年12月15日(注)2023年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払を行っております。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第104期第3四半期連結累計期間第105期第3四半期連結累計期間第104期会計期間自2022年4月1日至2022年12月31日自2023年4月1日至2023年12月31日自2022年4月1日至2023年3月31日売上高(百万円)21,31022,58728,680経常利益(百万円)2,9783,0913,797親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円)1,6371,8402,115四半期包括利益又は包括利益(百万円)2,5123,7313,507純資産額(百万円)38,80842,82839,806総資産額(百万円)48,62153,56050,0101株当たり四半期(当期)純利益(円)37.0041.5547.80潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)---自己資本比率(%)68.969.268.7 回次第104期第3四半期連結会計期間第105期第3四半期連結会計期間会計期間自2022年10月1日至2022年12月31日自2023年10月1日至2023年12月31日1株当たり四半期純利益(円)11.9110.69(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2.1株当たり四半期(当期)純利益の算定上、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式を期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 |