事業の内容 | 2【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 |
事業等のリスク | 1【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。(1)財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行や経済活動の再開に伴う国内需要の底堅さを背景に、景気は緩やかに回復しているものの、不安定な国際情勢の継続や物価の高止まりに関する懸念等もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような状況の下、耐火物事業については、主力のセメント業界向けについてセメントの国内生産量が18か月連続で前年同月を下回る厳しい環境の中、原燃料価格上昇分の販売価格への転嫁や市場シェアの拡大並びに新市場開拓に取り組み、更に設備改善や生産性の向上の効果もあり売上高、利益ともに前年同四半期を上回る結果となりました。プラント事業については、工事部門は順調に推移しているものの、設備部門は半導体関連需要の低迷により顧客の設備投資が低調に推移した影響が大きく、セグメント全体での売上高、利益ともに前年同四半期を下回る結果となりました。建材及び舗装用材事業については、主要顧客の一つである鉄道各社の業績の回復に伴う設備投資の増加に加えて各種製品の価格改定により、前年同四半期比で売上高、利益ともに増加しました。不動産賃貸事業については、売上高は前年同四半期比微増となりましたが、修繕費の増加の影響もあり、利益面では前年同四半期を若干下回る結果となりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高10,125百万円(前年同四半期比0.0%減)、営業利益849百万円(前年同四半期比0.7%増)、経常利益959百万円(前年同四半期比0.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益660百万円(前年同四半期比1.4%増)となりました。 なお、財政状態の状況は、次のとおりであります。(資産の状況) 流動資産は、現金及び預金や電子記録債権が増加したものの、受取手形、売掛金及び契約資産の減少などにより、全体としては11,607百万円(前連結会計年度末比143百万円減)となりました。固定資産は、建物及び構築物(純額)の減少などにより、全体としては7,850百万円(前連結会計年度末比166百万円減)となりました。その結果、資産合計では、19,458百万円(前連結会計年度末比309百万円減)となりました。(負債の状況) 流動負債は、支払手形及び買掛金や未払法人税等の減少などにより、全体としては5,055百万円(前連結会計年度末比750百万円減)となりました。固定負債は、長期借入金の減少などにより、全体としては1,355百万円(前連結会計年度末比146百万円減)となりました。その結果、負債合計では、6,410百万円(前連結会計年度末比897百万円減)となりました。(純資産の状況) 純資産は、利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加などにより、13,048百万円(前連結会計年度末比588百万円増)となり、自己資本比率は67.1%(前連結会計年度末比4.1ポイント増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。(耐火物) 耐火物事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,464百万円(前年同四半期比3.2%増)、セグメント利益は184百万円(前年同四半期比174.2%増)となりました。(プラント) プラント事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,582百万円(前年同四半期比6.3%減)、セグメント利益は416百万円(前年同四半期比27.2%減)となりました。(建材及び舗装用材) 建材及び舗装用材事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,692百万円(前年同四半期比6.5%増)、セグメント利益は95百万円(前年同四半期比125.5%増)となりました。(不動産賃貸) 不動産賃貸事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は285百万円(前年同四半期比0.4%増)、セグメント利益は131百万円(前年同四半期比5.5%減)となりました。(その他) 「その他」の区分につきましては、主に、外注品等を販売する事業であり、当第3四半期連結累計期間の売上高は100百万円(前年同四半期比3.8%減)、セグメント利益は19百万円(前年同四半期比1.7%増)となりました。 (2)研究開発活動 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は241百万円であります。 |
経営上の重要な契約等 | 3【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 |
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
有形固定資産の圧縮記帳額の注記 | ※2 圧縮記帳額 国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額及びその内訳は、以下のとおりであります。 前連結会計年度(2023年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)圧縮記帳額 その他(工具、器具及び備品)13,810千円13,810千円 |
期末日満期手形の会計処理 | ※1 四半期連結会計期間末日満期手形等 四半期連結会計期間末日満期手形等の会計処理については、当四半期連結会計期間末日が金融機関の休日でしたが、満期日に決済が行われたものとして処理しております。当四半期連結会計期間末日満期手形等の金額は、次のとおりであります。 前連結会計年度(2023年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)受取手形、売掛金及び契約資産(受取手形)-千円44,214千円電子記録債権-千円55,953千円電子記録債務-千円48,383千円 |
配当に関する注記 | 1.配当金支払額決議株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日配当の原資2023年5月15日取締役会普通株式159,54215.002023年3月31日2023年6月9日利益剰余金2023年11月14日取締役会普通株式106,36110.002023年9月30日2023年12月6日利益剰余金(注)配当金の総額には、「役員株式給付信託(BBT)」制度及び「従業員株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金9,619千円が含まれております。 2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの 該当事項はありません。 |
セグメント表の脚注 | (注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外注事業等を含んでおります。2 セグメント利益の調整額180千円は、棚卸資産の調整額であります。3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 |
その他、連結財務諸表等 | 2【その他】 第162期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の中間配当について、2023年11月14日開催の取締役会において、2023年9月30日の最終の株主名簿に記録された株主に対して、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。① 配当金の総額 106,361千円② 1株当たりの金額 10円③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日 2023年12月6日(注)配当金の総額には、「役員株式給付信託(BBT)」制度及び「従業員株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金3,838千円が含まれております。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第161期第3四半期連結累計期間第162期第3四半期連結累計期間第161期会計期間自 2022年4月1日至 2022年12月31日自 2023年4月1日至 2023年12月31日自 2022年4月1日至 2023年3月31日売上高(千円)10,125,70610,125,42614,609,341経常利益(千円)951,430959,7781,528,238親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円)650,761660,1621,072,155四半期包括利益又は包括利益(千円)674,187852,7601,125,145純資産額(千円)12,009,22413,048,19612,460,182総資産額(千円)19,230,06419,458,56619,768,0551株当たり四半期(当期)純利益(円)63.4864.40104.59潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)---自己資本比率(%)62.567.163.0 回次第161期第3四半期連結会計期間第162期第3四半期連結会計期間会計期間自 2022年10月1日至 2022年12月31日自 2023年10月1日至 2023年12月31日1株当たり四半期純利益(円)24.3824.35(注)1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2 1株当たり四半期(当期)純利益の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数については、「役員株式給付信託(BBT)」制度及び「従業員株式給付信託(J-ESOP)」制度に係る信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式を控除対象の自己株式に含めて算定しております。3 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 |