事業の内容 | 2 【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。 また、主要な関係会社の異動は、以下のとおりであります。 (プラント・エネルギー事業)第2四半期連結会計期間において、株式会社ウエイブエンジニアリングの株式を取得したことに伴い、同社を連結子会社としました。 この結果、2023年12月31日現在では、当社グループは、当社、連結子会社18社及び持分法を適用した関連会社1社により構成されることとなりました。 |
事業等のリスク | 1 【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、半導体などの供給制約緩和に伴う生産活動の持ち直しや、経済活動の正常化に伴うインバウンド需要の回復に加え、円安や価格転嫁の進展も追い風となり、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、欧米での金融引き締めに伴う影響や中国経済の回復のさらなる遅れによる世界経済の減速、地政学リスクの顕在化、人件費高騰によるコストの増加、人手不足の深刻化への懸念など、先行きの景況感については依然として慎重にならざるを得ない状況となっております。当社では昨年度より新たな経営理念、成長戦略「V2030」並びに中期経営計画「MT2024」を掲げ、社会的使命の遂行、「次世代型エンジニアリング商社」としての存在の確立、定性並びに定量目標の達成と企業価値の向上に向けて事業を推進しており、技術・サービス力のさらなる強化、DXによる新たなビジネスモデルの構築を図るとともに、人的資本等の充実、サステナビリティ経営に引き続き注力しております。このような状況の中で、主にリチウムイオン電池製造設備等や自動車関連業界向けの自動組立ライン、塗装ライン等の売上が増加したため、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べて116億11百万円増加の1,174億45百万円(前年同期比11.0%増)となりました。また、営業利益は79百万円増加の45億14百万円(前年同期比1.8%増)、経常利益は1億95百万円減少の47億64百万円(前年同期比3.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億91百万円減少の42億89百万円(前年同期比10.3%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 プラント・エネルギー事業国外向けの各種プラント用設備等の売上が減少したため、売上高は6億93百万円減少の110億47百万円(前年同期比5.9%減)となり、セグメント損益(営業損益)は7億41百万円減少の47百万円の損失となりました。 エナジーソリューションズ事業国内外向けリチウムイオン電池製造設備等の売上が増加したため、売上高は51億78百万円増加の170億7百万円(前年同期比43.8%増)となり、セグメント利益(営業利益)は3億59百万円増加の4億円(前年同期比874.7%増)となりました。 産業機械事業米州、欧州向けの塗装関連設備及び周辺機器等や医療関連器具製造装置等の売上が増加したため、売上高は18億37百万円増加の180億52百万円(前年同期比11.3%増)となり、セグメント利益(営業利益)は1億19百万円増加の5億79百万円(前年同期比25.9%増)となりました。 エレクトロニクス事業IT及びデジタル関連機器製造会社向けの電子部品製造関連設備等の販売が減少したため、売上高は7億51百万円減少の352億74百万円(前年同期比2.1%減)となり、セグメント利益(営業利益)は3億48百万円減少の18億68百万円(前年同期比15.7%減)となりました。 自動車事業自動車関連業界向けの自動組立ライン、塗装ライン等の売上が増加したため、売上高は43億97百万円増加の242億57百万円(前年同期比22.1%増)となり、セグメント利益(営業利益)は5億70百万円増加の11億3百万円(前年同期比107.3%増)となりました。 ヘルスケア事業錠剤印刷検査装置やパッケージング用機器・装置等の売上が減少したため、売上高は9億87百万円減少の76億58百万円(前年同期比11.4%減)となり、セグメント利益(営業利益)は4億36百万円減少の3億70百万円(前年同期比54.1%減)となりました。 航空・インフラ事業航空機地上支援機材及び空港施設関連機器等の売上が増加したため、売上高は25億78百万円増加の39億14百万円(前年同期比193.0%増)となり、セグメント損益(営業損益)は3億4百万円増加の1億59百万円の利益となりました。 その他売上高は51百万円増加の2億32百万円(前年同期比28.8%増)となり、セグメント損益(営業損益)は1億26百万円増加の21百万円の利益となりました。 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ、299億70百万円増加の1,825億5百万円となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産の減少があったものの、商品及び製品や前渡金の増加があったことによるものであります。負債合計は、248億82百万円増加の1,137億59百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少があったものの、支払手形及び買掛金や前受金の増加があったことによるものであります。純資産合計は、50億87百万円増加の687億45百万円となりました。これは主に、配当金の支払いがあったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益42億89百万円の計上や為替換算調整勘定の増加があったことによるものであります。 (2) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更あるいは新たに生じた課題はありません。 (3) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は244百万円であります。 |
経営上の重要な契約等 | 3 【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 |
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
期末日満期手形の会計処理 | ※1 四半期連結会計期間末日満期手形四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。なお、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形が、四半期連結会計期間末残高に含まれております。 前連結会計年度(2023年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)受取手形-百万円49百万円電子記録債権-百万円54百万円支払手形-百万円401百万円 |
配当に関する注記 | 1.配当金支払額決議株式の種類配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日配当の原資2023年6月22日 定時株主総会普通株式1,203114.002023年3月31日2023年6月23日利益剰余金2023年11月6日 取締役会普通株式82478.002023年9月30日2023年11月29日利益剰余金 注 1 2023年11月6日取締役会における1株当たり配当額につきましては、基準日が2023年9月30日であるため、2023年10月1日付けの株式分割前の金額を記載しております。2 2023年11月6日取締役会における1株当たり配当額には、創立75周年記念配当15円が含まれております。 2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの該当事項はありません。 |
セグメント表の脚注 | 注 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、機械・器具の賃貸を含んでおります。2 セグメント利益又は損失(△)の調整額58百万円には、セグメント間取引消去133百万円、棚卸資産の調整額△73百万円及びその他の調整額△1百万円が含まれております。3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 |
その他、連結財務諸表等 | 2 【その他】 2023年11月6日開催の当社取締役会において、2023年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、次のとおり第101期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の中間配当を行うことを決議いたしました。 ①中間配当金の総額824百万円 ②1株当たりの中間配当金78円00銭 ③支払請求権の効力発生日及び支払開始日2023年11月29日 注 1株当たりの中間配当金につきましては、基準日が2023年9月30日であるため、2023年10月1日付けの株式分割前の金額を記載しております。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部 【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第100期第3四半期連結累計期間第101期第3四半期連結累計期間第100期会計期間自 2022年4月1日至 2022年12月31日自 2023年4月1日至 2023年12月31日自 2022年4月1日至 2023年3月31日売上高(百万円)105,833117,445153,674経常利益(百万円)4,9604,7647,108親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円)4,7804,2896,316四半期包括利益又は包括利益(百万円)6,2387,0817,237純資産額(百万円)62,98868,74563,658総資産額(百万円)145,023182,505152,5351株当たり四半期(当期)純利益(円)148.90135.31197.30潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)148.31134.84196.53自己資本比率(%)43.3237.6041.63 回次第100期第3四半期連結会計期間第101期第3四半期連結会計期間会計期間自 2022年10月1日至 2022年12月31日自 2023年10月1日至 2023年12月31日1株当たり四半期純利益(円)78.2457.53 注 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2 当社は、2023年10月1日付で普通株式1株につき普通株式3株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益及び潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益を算定しております。 |