財務諸表
CoverPage
提出書類、表紙 | 四半期報告書 |
提出日、表紙 | 2024-02-13 |
英訳名、表紙 | CROPS CORPORATION |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役 社長執行役員 前田 有幾 |
本店の所在の場所、表紙 | 名古屋市中村区名駅三丁目26番8号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 052(588)5640(代表) |
様式、DEI | 第四号の三様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | Q3 |
corp
事業の内容 | 2【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。なお、主要な関係会社の異動は次のとおりであります。(海外事業)当社の連結子会社であるINNOVARE HOLDINGS PTE.LTD.が、ベトナム社会主義共和国を拠点とするJOB LINKS CORPORATIONの株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)したことに伴い、第2四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。 |
事業等のリスク | 1【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。(1)業績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、人手不足や原材料価格の上昇などを起因とする物価の高止まりと欧米を中心とした金融引締め継続による不透明な経済環境が続く中、政府による各種政策の効果もあり、企業収益には総じて改善傾向が、雇用情勢及び個人消費には持ち直しの動きがそれぞれみられました。先行きについては、ウクライナ情勢の長期化や中東地域の緊迫化等の地政学リスクの高まりや中国経済停滞への懸念などから、不透明な状況が続いております。このような経済環境の中、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高40,110百万円(前年同期比14.4%増)となりました。損益面におきましては営業利益1,655百万円(前年同期比13.9%減)、経常利益1,883百万円(前年同期比9.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,011百万円(前年同期比1.5%減)となりました。当企業集団におけるセグメント別の業績の概況は次の通りであります。① 移動体通信事業携帯電話市場の飽和や、携帯端末の買い替えサイクル長期化が進む中、当連結累計期間の市場動向は厳しい状況が続きました。当社においても、携帯端末の新規契約や機種変更のみならず、お客様のニーズに合わせた最適な料金プランの提案や、LTV商材の販売拡大等により、ARPUの向上にも努めてまいりましたが、収益面では厳しい結果に終わりました。株式会社モバイルドリームを2022年12月に完全子会社化したことにより、売上高は17,129百万円(前年同期比27.1%増)となりましたが、店舗増に備えた人員増加等により営業利益は409百万円(前年同期比11.1%減)となりました。② 人材派遣事業当連結累計期間においても、新型コロナウイルス感染症によって大きく落ち込んだ派遣労働者ニーズの回復基調は続きました。また旺盛な求人ニーズに合わせ、派遣単価の引き上げにも取り組んだことにより、売上高は1,915百万円(前年同期比6.9%増)となりましたが、営業利益は販売管理費の増加等により38百万円(前年同期比0.5%減)となりました。③ ビルメンテナンス事業当連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の鎮静化による除菌・消毒等のスポット案件の減少はありましたが、大手顧客向けの清掃・設備管理等が順調に拡大し、売上高は4,459百万円(前年同期比3.1%増)となりました。一方で、人材採用・定着の観点から従業員の処遇を見直したこともあり、営業利益は149百万円(前年同期比45.3%減)となりました。④ 店舗転貸借事業及び不動産売買事業当連結累計期間においては、外食業界は売上高、来客数が伸長した一方で、原材料や光熱費の高騰により、経営面では厳しい状況となりました。また飲食店舗の不動産市況についても、全体的には落ち着きが確認できる一方で、相対的に条件が劣後する物件の需要には弱さが残りました。このような環境下、店舗転貸借事業においては、好条件な物件の積極的な仕入れと、採用と教育による営業力の強化を進め、また中長期的課題であるDX化も推進した結果、売上高は10,043百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益は639百万円(前年同期比15.6%減)となりました。また不動産売買事業においては、店舗転貸借事業との連携強化による既存転貸物件の売却情報取得を進めるとともに、人員増を含む組織強化にも着手し、顧客開拓に注力した結果、売上高は478百万円(前年同期比45.2%減)、営業利益は81百万円(前年同期比69.5%減)となりました。 ⑤ 卸事業当連結累計期間においては、雑貨を中心とした個人向け需要の拡大に自社開発商品がマッチしたことと、仕入コスト高騰に対応した値上げの効果等により、売上高は5,636百万円(前年同期比7.2%増)となりました。さらに、前連結会計年度に実施した在庫処分の効果もあり、営業利益は334百万円(前年同期比459.3%増)となりました。⑥ 海外事業当連結累計期間においても、各国における新型コロナウイルス感染症に関わる規制の緩和による労働力需要の回復傾向が続いたこと、また第2四半期連結会計期間より JOB LINKS CORPORATION を連結の範囲に含めたことにより、売上高は447百万円(前年同期比30.1%増)となりました。一方で、人員増加等による販売管理費増加により営業利益は0百万円(前年同期比98.6%減)となりました。 (2)財政状態の分析流動資産は、前連結会計年度末に比べて14.3%増加し、18,734百万円となりました。これは、主として商品の増加(1,579百万円)等があったことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.9%増加し、14,612百万円となりました。これは、主として差入保証金の増加(356百万円)等があったことによるものであります。この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて8.6%増加し、33,347百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べて16.8%増加し、11,713百万円となりました。これは、主として買掛金の増加(1,273百万円)等があったことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて6.4%増加し、8,730百万円となりました。これは、主として長期預り保証金の増加(583百万円)等があったことによるものであります。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて12.1%増加し、20,443百万円となりました。 純資産は、前連結会計年度末に比べて3.3%増加し、12,903百万円となりました。これは、主として利益剰余金の増加(822百万円)等があったことによるものであります。 (3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の中の会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定の記載について重要な変更はありません。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要 な変更はありません。 |
経営上の重要な契約等 | 3【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 |
Shareholders
大株主の状況 | (5)【大株主の状況】 当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 |
Audit
監査法人1、連結 | 有限責任 あずさ監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の四半期レビュー報告書 2024年2月13日株式会社クロップス 取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人名古屋事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士加 藤 浩 幸 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士時 々 輪 彰 久 監査人の結論当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社クロップスの2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社クロップス及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。 監査人の結論の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。 四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。・四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。以 上 (注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。 |
BS資産
その他、流動資産 | 1,579,000,000 |
有形固定資産 | 3,598,000,000 |
無形固定資産 | 1,346,000,000 |
投資その他の資産 | 9,667,000,000 |
BS負債、資本
短期借入金 | 2,950,000,000 |
1年内返済予定の長期借入金 | 112,000,000 |
未払法人税等 | 247,000,000 |
賞与引当金 | 317,000,000 |
退職給付に係る負債 | 239,000,000 |
資本剰余金 | 894,000,000 |
利益剰余金 | 9,661,000,000 |
株主資本 | 10,706,000,000 |
その他有価証券評価差額金 | 426,000,000 |
為替換算調整勘定 | 43,000,000 |
評価・換算差額等 | 470,000,000 |
非支配株主持分 | 1,724,000,000 |
負債純資産 | 33,347,000,000 |
PL
売上原価 | 29,959,000,000 |
販売費及び一般管理費 | 8,495,000,000 |
為替差益、営業外収益 | 123,000,000 |
営業外収益 | 274,000,000 |
支払利息、営業外費用 | 6,000,000 |
営業外費用 | 47,000,000 |
投資有価証券売却益、特別利益 | 2,000,000 |
特別利益 | 5,000,000 |
特別損失 | 43,000,000 |
法人税等 | 590,000,000 |
PL2
その他有価証券評価差額金(税引後)、その他の包括利益 | 75,000,000 |
為替換算調整勘定(税引後)、その他の包括利益 | 65,000,000 |
その他の包括利益 | 140,000,000 |
包括利益 | 1,395,000,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 1,147,000,000 |
非支配株主に係る包括利益、包括利益 | 247,000,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 1,011,000,000 |
外部顧客への売上高 | 40,110,000,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
配当に関する注記 | 配当金支払額決議株式の種類配当の原資配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2023年5月12日取締役会普通株式利益剰余金18920.002023年3月31日2023年6月19日 |
セグメント表の脚注 | (注)1 セグメント利益又は損失(△)の調整額には、セグメント間取引消去2百万円が含まれております。2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 |
その他、連結財務諸表等 | 2【その他】 該当事項はありません。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第46期第3四半期連結累計期間第47期第3四半期連結累計期間第46期会計期間自 2022年4月1日至 2022年12月31日自 2023年4月1日至 2023年12月31日自 2022年4月1日至 2023年3月31日売上高(百万円)35,07440,11048,380経常利益(百万円)2,0841,8832,432親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円)1,0261,0111,175四半期包括利益又は包括利益(百万円)1,5181,3951,727純資産額(百万円)12,63012,90312,489総資産額(百万円)30,05333,34730,7191株当たり四半期(当期)純利益金額(円)113.60106.93129.09潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額(円)---自己資本比率(%)34.533.534.3 回次第46期第3四半期連結会計期間第47期第3四半期連結会計期間会計期間自 2022年10月1日至 2022年12月31日自 2023年10月1日至 2023年12月31日1株当たり四半期純利益金額(円)43.5743.36 (注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。 |