財務諸表
CoverPage
提出書類、表紙 | 四半期報告書 |
提出日、表紙 | 2024-02-13 |
英訳名、表紙 | KHC Ltd. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 渡辺 喜夫 |
本店の所在の場所、表紙 | 兵庫県明石市花園町2番地の2 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | (078)929-8315(代表) |
様式、DEI | 第四号の三様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | Q3 |
corp
事業の内容 | 2【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 |
事業等のリスク | 1【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (1)財政状態の状況(資産) 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,269百万円減少し、14,860百万円となりました。 流動資産につきましては、仕掛販売用不動産が639百万円増加した一方で、現金及び預金が932百万円、完成工事未収入金が422百万円及び販売用不動産が685百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,307百万円減少し、12,624百万円となりました。 固定資産につきましては、有形固定資産が54百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ37百万円増加し、2,235百万円となりました。 (負債) 当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,425百万円減少し、8,546百万円となりました。 流動負債につきましては、工事未払金が115百万円及び1年内返済予定の長期借入金が195百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ422百万円減少し、5,345百万円となりました。 固定負債につきましては、長期借入金が985百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,002百万円減少し、3,201百万円となりました。 (純資産) 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ155百万円増加し、6,313百万円となりました。 これは、配当金の支払131百万円があった一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益273百万円を計上したことに伴い利益剰余金が142百万円増加したこと等によるものです。この結果、自己資本比率は42.5%となりました。 (2)経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の「5類感染症」への移行に伴う行動制限の緩和など、社会経済活動の正常化に向けた動きにより、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や円安進行に起因する原材料・エネルギー価格の高騰に伴う物価上昇、金融引き締め等による世界経済の減速懸念などの下振れリスクもあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。当社グループが属する住宅業界におきましては、持家及び戸建分譲住宅の新設住宅着工戸数が、長期に亘って前年同月割れの低調な推移となるなど、戸建住宅市場の低迷が深刻さを増しております。また、建築資材価格高騰に伴う住宅取得価格の上昇や物価高に起因する住宅取得マインド低下の影響が懸念されるなど、依然として厳しい受注環境が続いております。このような事業環境のもと、当社グループは、連結子会社5社がそれぞれの特色を活かした独自のブランドを構築するマルチブランド戦略と、成長戦略としてのエリア拡大及び顧客層の拡大により地域におけるマーケットを確立し、長期的に成長することを経営戦略として事業を展開しております。当第3四半期連結累計期間におきましては、引き続き、受注済み案件の早期着工と工事進捗管理の徹底に注力するとともに、注文住宅の受注悪化に伴う期首の受注残減少に起因する売上高の減少を、建売住宅へのシフト等でカバーすることにより、売上高と利益の確保に努めました。第2四半期には、兵庫県初となる平屋専用分譲地「hitotoki(ひととき)」(兵庫県加古郡稲美町)において、当社グループ5社それぞれの平屋モデルハウスをお披露目する街びらきイベント「平屋いえまち博」を開催し、低迷する注文住宅市場においても人気が根強い「平屋住宅」の魅力を訴求することで、住宅取得の潜在ニーズの掘り起こしに注力いたしました。注文住宅におきましては、依然として厳しい受注環境を背景に、新規受注の獲得に苦戦を強いられており、受注残が前年同期に比べて大幅に減少いたしました。また、注文住宅の完成引渡棟数が、期首の工事中案件が前年同期に比べて少なかったこと等により、前年同期に比べて大幅に減少したため、当第3四半期連結累計期間における「住宅請負」に係る売上高は、前年同期を下回ったものの、利益面では、価格転嫁による原価率の改善がプラス材料となり、連結業績における各段階利益の増加に大きく寄与いたしました。建売住宅におきましては、注文住宅において見込まれる売上高の減少をカバーすべく、販売価格の見直しなど、値頃感のある価格設定による販売促進に注力いたしました。また、工期のサイクル短縮を厳格化するなど、販売とのバランスがとれた在庫マネジメントの強化に努め、適正在庫が確保できる体制構築への取り組みを進めました。原価上昇に伴う販売価格の高騰で、顧客の動きが鈍化するなど、足元の建売住宅市場における需給バランスが悪化している中ではありましたが、販売促進策を推し進めたことが功を奏し、引渡棟数が前年同期に比べて増加したため、当第3四半期連結累計期間における「分譲用建物」に係る売上高は前年同期を上回る実績となりました。分譲用土地におきましては、注文住宅における受注不振の影響等により、引渡区画数が前年同期に比べて減少したため、当第3四半期連結累計期間における「分譲用土地」に係る売上高は、前年同期を下回る実績となりました。 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は7,473百万円(前年同期比3.2%減)となり、営業利益は454百万円(同15.9%増)、経常利益は425百万円(同20.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は273百万円(同21.4%増)となりました。 なお、当社グループは住宅事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載をしておりません。売上種類別の概況は、以下のとおりです。「住宅請負」につきましては、完成引渡棟数が177棟(前年同期は205棟)となり、売上高は4,311百万円(前年同期比9.6%減)、「分譲用土地」につきましては、引渡区画数が122区画(前年同期は132区画)となり、売上高は2,146百万円(前年同期比7.1%減)、「分譲用建物」につきましては、引渡棟数が43棟(前年同期は29棟)となり、売上高は882百万円(前年同期比59.5%増)、「その他」につきましては、仲介手数料の増加により、売上高は133百万円(前年同期比58.9%増)となりました。 (3)経営方針・経営戦略等 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。 (5)研究開発活動 該当事項はありません。 |
経営上の重要な契約等 | 3【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 |
Shareholders
大株主の状況 | (5)【大株主の状況】 当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 |
Audit
監査法人1、連結 | EY新日本有限責任監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の四半期レビュー報告書 2024年2月13日株式会社KHC取締役会 御中 EY新日本有限責任監査法人大阪事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士堀川 紀之 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士徳野 大二 監査人の結論 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社KHCの2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。 当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社KHC及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。監査人の結論の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。以 上 (注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。 |
BS資産
原材料及び貯蔵品 | 14,011,000 |
その他、流動資産 | 314,912,000 |
建物及び構築物(純額) | 880,634,000 |
土地 | 996,234,000 |
建設仮勘定 | 32,173,000 |
有形固定資産 | 1,925,543,000 |
ソフトウエア | 41,063,000 |
無形固定資産 | 41,289,000 |
投資有価証券 | 2,259,000 |
繰延税金資産 | 134,446,000 |
投資その他の資産 | 268,882,000 |
BS負債、資本
短期借入金 | 200,000,000 |
1年内返済予定の長期借入金 | 4,239,152,000 |
未払法人税等 | 83,952,000 |
賞与引当金 | 25,772,000 |
退職給付に係る負債 | 192,854,000 |
資本剰余金 | 973,611,000 |
利益剰余金 | 4,855,281,000 |
株主資本 | 6,312,928,000 |
その他有価証券評価差額金 | 498,000 |
評価・換算差額等 | 498,000 |
負債純資産 | 14,860,268,000 |
PL
売上原価 | 5,891,054,000 |
販売費及び一般管理費 | 1,127,475,000 |
受取利息、営業外収益 | 147,000 |
受取配当金、営業外収益 | 84,000 |
営業外収益 | 13,919,000 |
支払利息、営業外費用 | 41,905,000 |
営業外費用 | 42,969,000 |
固定資産売却益、特別利益 | 584,000 |
特別利益 | 584,000 |
固定資産除却損、特別損失 | 3,009,000 |
特別損失 | 3,009,000 |
法人税、住民税及び事業税 | 137,318,000 |
法人税等調整額 | 12,229,000 |
法人税等 | 149,548,000 |
PL2
その他有価証券評価差額金(税引後)、その他の包括利益 | 241,000 |
その他の包括利益 | 241,000 |
包括利益 | 274,104,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 274,104,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 273,863,000 |
概要や注記
配当に関する注記 | 配当金支払額(決 議)株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日配当の原資2023年6月21日定時株主総会普通株式71,54618.002023年3月31日2023年6月22日利益剰余金2023年11月7日取締役会普通株式59,92215.002023年9月30日2023年12月8日利益剰余金 |
その他、連結財務諸表等 | 2【その他】 中間配当 2023年11月7日開催の取締役会において、第43期の中間配当金について次のとおり支払うことを決議いたしました。中間配当金総額59,922千円1株当たりの中間配当金15円支払請求権の効力発生日及び支払開始日2023年12月8日 (注) 2023年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行っております。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第42期第3四半期連結累計期間第43期第3四半期連結累計期間第42期会計期間自2022年4月1日至2022年12月31日自2023年4月1日至2023年12月31日自2022年4月1日至2023年3月31日売上高(千円)7,716,6507,473,41611,047,187経常利益(千円)352,906425,836549,002親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円)225,602273,863356,124四半期包括利益又は包括利益(千円)225,576274,104356,229純資産額(千円)6,027,0386,313,4276,157,691総資産額(千円)16,338,52014,860,26816,130,0971株当たり四半期(当期)純利益(円)56.8568.6989.70潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)---自己資本比率(%)36.942.538.2 回次第42期第3四半期連結会計期間第43期第3四半期連結会計期間会計期間自2022年10月1日至2022年12月31日自2023年10月1日至2023年12月31日1株当たり四半期純利益(円)26.5720.43 (注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 |