事業の内容 | 2【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 |
事業等のリスク | 1【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、不安定な国際情勢によるエネルギーや原材料価格の高止まり、継続的な円安による物価高の影響によって個人消費を下押ししていることから景気の先行きは予断を許さないものの、新型コロナウイルス感染症による社会活動への影響が落ち着き、感染症法上の分類が第5類に引き下げられるなど、活動制限等が緩和されたことによってレジャー消費をはじめとした経済活動においては回復基調にあります。 このような経営環境の下で、当社グループは「生活文化創造企業」の経営理念の下、近年で新たに発生した社会的ニーズを含めた幅広い社会課題の解決を事業機会と捉え、他にない製品やサービスの開発と事業化に努めてまいりました。 その結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高22,799百万円(前年同期比1.5%増)、営業利益2,903百万円(同11.6%増)、経常利益3,065百万円(同11.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,063百万円(同8.3%増)と増収増益となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (ファインケミカル) 半導体不足の改善や車両搭載品の代替などが進んだことで、生産が回復基調にある新車販売は前期を上回りました。新車販売の回復に伴い販売車両が増加したことで、中古車販売は前期を上回りました。 国内の小売業界では、ホームセンターをはじめとした量販店の来店客数は減少傾向にあり、酷暑や暖冬の影響を受けたことで季節商材の販売が低調に推移しました。また、キャンプ用品などのレジャー需要が一巡したことでレジャー用品の販売も低調だった一方、プロ向け資材やペット関連製品の販売は好調に推移しました。 また、カー用品専門店においても、来店客数が減少傾向にあり酷暑や暖冬の影響で季節商材の販売が低調だったものの、外出機会の増加に伴い車両メンテナンス需要が高まったことでオイルなどの販売が好調に推移しました。 ①一般消費者向け販売(自動車分野) ボディケア製品は、足回り製品の新製品ディグロスシリーズや9月に発売開始したレインドロップトルネードヴォルテックスの出荷が好調だったことなどにより、前期を上回りました。 ガラスケア製品は、撥水剤で企画導入が進み出荷が増加したものの、ワイパー製品は得意先での新規導入があった前期に対して今期は在庫補充に留まったことで、前期を下回りました。 リペア製品は、価格改定によって利益率は改善し、上期出荷が停滞していた得意先において出荷が回復してきたものの、出荷減少分をカバーするには至らず前期を下回りました。 一般消費者向け販売全体では、リペア製品の出荷が低調だったものの、ボディケア製品がガラスケア製品やリペア製品での減少をカバーしたことで、一般消費者向け販売全体では前期を上回りました。 ②業務用製品販売(自動車分野・産業分野) 新車向けは、新車販売の生産回復の影響で、当社ブランドの業務用コーティング製品及びOEM製品の出荷が好調に推移しました。OEM製品においては、高付加価値品の出荷も好調に推移したことで、新車販売向け製品販売全体は、前期を上回りました。 また、中古車向けは、中古車販売が好調だったことや、得意先での積極的なアプローチにより高付加価値製品を使用した施工機会が増加したことで前期を上回りました。それぞれ前期から実施している価格改定が売上に寄与したことで、業務用製品販売全体でも前期を上回りました。 ③家庭用製品販売(生活分野) 主力のメガネケア製品では、売り場において前期並みの規模で感染症対策企画の立ち上げが進んだものの、コロナ禍の時に比べてマスクの着用意識の低下や暖冬の影響から需要が減少したことで、くもり止め製品の販売が低調に推移し、前期を下回りました。OEM製品において、くもり止め製品の需要減速の波を受け得意先での受注時期ずれが継続したことにより、前期を下回りました。その結果、家庭用製品販売全体では、前期を下回りました。 ④海外向け販売(自動車分野) 中国では、プロモーションが奏功しガラスケア製品が好調に推移したことで、前期を上回りました。 中国を除く東アジアでは、韓国においてレインドロップが、昨年の初期導入に対しリピートにとどまったことや、台湾においても撥水剤の出荷が減少したことにより、前期を下回りました。 東南アジアでは、前期の第4四半期で出荷が好調だった反動により、第1四半期に現地で在庫調整が行われたことで前期を下回りました。 ロシアでは、ウクライナ侵攻の継続により当社製品の出荷は前期に引き続き低調に推移しております。 欧州エリアでは、SNSプロモーションが奏功しガラスケア製品の出荷が好調に推移したことで、前期を上回りました。 南米エリアでは、上期に主要仕向け地であるブラジルで降水量が多かったことによりガラスケア製品の出荷が好調に推移し、前期を上回りました。 世界的なインフレの進行により前期を下回るエリアが多かったものの、中国や欧州、南米での出荷が好調だったことや、他社商品の販売増加によって、海外向け販売全体では前期を上回りました。 ⑤TPMSの企画開発販売(自動車分野) トラック業界での新車供給の回復を受けて、取付台数が増加したことや既存取付車両への整備・メンテナンスサービス売上が伸長したことにより、前期を上回りました。 ⑥電子機器・ソフトウエア開発販売(産業分野) 半導体関連部品の入荷状況が不安定だった前期に比べ各種部材供給が改善しつつあることや、単価の高い案件の製品出荷が進んだことで前期を上回りました。 これらの結果、当第3四半期連結累計期間のファインケミカル事業の売上高は、一般消費者向け製品や海外向け販売が好調だったことや、新車販売回復の影響を受けて業務用製品販売やTPMSの企画開発販売が好調に推移したことなどにより、11,430百万円(同2.8%増)となりました。また、営業利益は、業務用製品販売の伸長や一般消費者向け販売での価格改定、販売ミックスが改善したことなどによる利益の増加、前期に比べて販売促進費や広告宣伝費を抑えられたことで、1,706百万円(同18.9%増)となりました。 (ポーラスマテリアル)①産業資材部門(産業分野) 半導体市場は、コロナ禍以降でのデジタル需要の減少やそれによる在庫調整から不況が続いていたものの、今後はAIやIoTなどの進展に伴い半導体市場は回復基調になることが予想されております。また日本国内においては、半導体の新工場設立をはじめ、今後新たな需要が生まれることが期待されます。 国内向け販売は、主力の半導体向けが堅調に推移しており、フィルターやプリンター用途においては、価格改定以降も需要が継続したことで、前期を上回りました。HDD向けは得意先での生産調整が長期化していることで前期を下回ったものの、国内向け販売全体では前期を上回りました。 海外向け販売は、半導体向けにおいて米国への出荷は堅調に推移しているものの、台湾や韓国は主要メーカーの減産の影響を受けたことで、海外向け販売全体では前期を下回りました。 医療向け販売は、国内において、感染症対策としての利用拡大が一部沈静化したことによってシート関連製品の出荷に落ち着きが見られたものの、体外検査薬フィルターや薬液塗布材など新たな需要の拡大が継続したことや、海外において吸液材をはじめとした製品が他社製品からの置き換えが進んだことで、医療向け販売全体でも前期を上回りました。 国内での半導体向け販売や医療向け販売が好調だったものの、海外における半導体向け販売の落ち込みをカバーするには至らず、産業資材部門全体では前期を下回りました。 ②生活資材部門(自動車分野・生活分野) 国内向け販売は、家庭用製品において量販店での売り場展開が縮小したことにより低調に推移したものの、新車販売の回復に伴い自動車向けOEM製品の出荷が好調に推移したことや、スポーツ用製品が好調だったことで前期を上回りました。 海外向け販売は、コロナ禍からの回復基調にある韓国向けが好調に推移しました。しかし、主力仕向け地である米国において急激なインフレによる消費停滞の影響で販売が減少しました。米国での販売減少を韓国がカバーするには至らず、前期を下回りました。生活資材部門全体では、国内向け販売が海外向け販売での減少をカバーするには至らず、前期を下回りました。 これらの結果、当第3四半期連結累計期間のポーラスマテリアル事業の売上高は6,120百万円(同1.4%減)となりました。また、設備投資に伴う減価償却費や修繕費等が増加したことによって、営業利益は774百万円(同7.0%減)となりました。 (サービス)①自動車整備・鈑金事業(自動車分野) 鈑金事業では、入庫台数は前期をやや下回ったものの、業務効率化による見積精度の向上や、修理用の部品供給が安定したことで事故車の出庫が順調に推移し、前期を上回りました。美装事業においても、新車の販売回復の影響から自動車用プロテクションフィルムにかかる施工・物販が好調に推移したことで、自動車整備・鈑金事業全体では前期を上回りました。 ②自動車教習事業(自動車分野) 入所者数については前期並みに推移しており、特需の影響を受けていた普通車免許の需要が落ち着いたものの、運輸・旅客向けの職業用免許や企業研修の需要が高まって、前期を上回りました。 ③生活用品企画販売事業(生活分野) 一部生協において物価上昇に伴う消費者の買い控えの影響を受けたことや、感染症法上の分類の第5類引き下げに伴う外出機会の増加によって通販需要が減少したことなどにより、生協向けでの採用アイテム数は増加したものの販売数が減少し、前期を下回りました。 これらの結果、当第3四半期連結累計期間のサービス事業の売上高は、自動車整備・鈑金事業での修理単価が増加したことや自動車教習事業で売上が好調だったことで、生活用品企画販売事業での落ち込みをカバーし、4,120百万円(同0.6%増)となりました。また、営業利益は生活用品企画販売事業での利益悪化をカバーするには至らず、134百万円(同16.1%減)となりました。 (不動産関連)①不動産賃貸事業(生活分野) 保有物件で入居数が増加し稼働率が改善したことによって、前期を上回りました。 ②温浴事業(生活分野) 行動制限の解除に伴い、各種集客イベントの再開により来場者が増加したことや、コロナ期間は低調であった飲食利用が増加したことなどによって、前期を上回りました。 ③介護予防支援事業(生活分野) 感染症法上の分類の第5類に引き下げなどコロナ禍から回復基調にあり、欠席者が減少し平均利用者数が増加したことで、前期を上回りました。 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の不動産関連事業の売上高は1,127百万円(同7.8%増)となりました。また、営業利益は280百万円(同67.4%増)となりました。 当第3四半期連結会計期間末の財政状態の状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (資産) 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、61,803百万円(前連結会計年度末は60,377百万円)となり、1,426百万円増加いたしました。これは主にファインケミカルセグメントの海外向け販売が好調だったことにより売上債権が998百万円増加したことや、ポーラスマテリアルセグメントにおいて設備投資を実施したことなどにより、機械装置及び運搬具が333百万円増加し、建物及び構築物で235百万円減少、建設仮勘定が198百万円減少しました。また、ファインケミカルセグメントにおける基幹システムの更新によって無形固定資産が318百万円増加したことや、棚卸資産が175百万円増加したことなどによるものです。 (負債) 当第3四半期連結会計期間末における負債は、7,815百万円(前連結会計年度末は7,604百万円)となり、211百万円増加いたしました。これは主に、未払金及び未払費用が317百万円減少したこと、その他流動負債において収益認識基準による冬季商材の返金負債や未払消費税等で518百万円増加したことなどによるものです。 (純資産) 当第3四半期連結会計期間末における純資産は、53,987百万円(前連結会計年度末は52,772百万円)となり、1,215百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が1,207百万円増加したことや、株式市場の好調を受けてその他有価証券評価差額金が127百万円増加したこと、自己株式の取得により自己株式が122百万円増加したことなどによるものです。 (2) 経営方針・経営戦略等 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当第3四半期連結累計期間において、重要な変更及び新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。 (4) 研究開発活動 当社グループは多様化、高度化、精密化した顧客のニーズに対応していくため、ファインケミカル事業とポーラスマテリアル事業において、製品の研究開発を進めております。 当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況及び研究開発費の金額は次のとおりであります。 なお、当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、467百万円であります。(ファインケミカル) 当事業における当第3四半期連結累計期間の研究開発費は239百万円となっております。 なお、当第3四半期連結累計期間において、特許出願は2件、実用新案出願が3件、特許の登録は4件、実用新案登録数が1件ありました。 当事業の研究開発活動は合計10名で行っております。 (ポーラスマテリアル) 当事業における当第3四半期連結累計期間の研究開発費は228百万円となっております。 なお、当第3四半期連結累計期間において、特許出願、実用新案出願、特許の登録及び実用新案登録はありませんでした。 当事業の研究開発活動は合計28名で行っております。 |
経営上の重要な契約等 | 3【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。 |
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
主要な販売費及び一般管理費 | ※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)広告宣伝費354,330千円323,078千円販売促進費240,552198,111荷造運賃698,963674,477貸倒引当金繰入額△5925,797役員・従業員給与諸手当1,939,4011,903,786退職給付費用75,70072,154役員退職慰労引当金繰入額45,96141,649減価償却費129,761131,157研究開発費439,687467,903 |
配当に関する注記 | 1.配当金支払額 (決議)株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日配当の原資2023年6月29日定時株主総会普通株式417,71819.02023年3月31日2023年6月30日利益剰余金2023年11月6日取締役会普通株式438,50320.02023年9月30日2023年12月1日利益剰余金(注)1.2023年3月31日基準日の配当金の総額には、「従業員持株会支援信託ESOP」に係る信託口が保有する当社株式267,700株に対する配当金5,086千円が含まれております。2.2023年9月30日基準日の配当金の総額には、「従業員持株会支援信託ESOP」に係る信託口が保有する当社株式231,100株に対する配当金4,622千円が含まれております。 |
セグメント表の脚注 | (注)セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っており、セグメント利益の調整額8,359千円は、セグメント間取引消去によるものであります。 |
その他、連結財務諸表等 | 2【その他】 中間配当2023年11月6日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。(イ)中間配当による配当金の総額・・・・・・・・・・・・・・・438,503千円(ロ)1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20円00銭(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日・・・・・・・・・・・2023年12月1日(注)2023年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払を行いました。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第69期第3四半期連結累計期間第70期第3四半期連結累計期間第69期会計期間自2022年 4月1日至2022年 12月31日自2023年 4月1日至2023年 12月31日自2022年 4月1日至2023年 3月31日売上高(千円)22,470,55922,799,38430,170,498経常利益(千円)2,750,3383,065,5583,440,953親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円)1,904,5992,063,2642,063,803四半期包括利益又は包括利益(千円)1,867,8072,194,0212,145,199純資産額(千円)52,481,69753,987,68952,772,384総資産額(千円)60,078,96161,803,66560,377,3141株当たり四半期(当期)純利益(円)87.7995.1395.11潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)---自己資本比率(%)87.487.487.4 回次第69期第3四半期連結会計期間第70期第3四半期連結会計期間会計期間自2022年 10月1日至2022年 12月31日自2023年 10月1日至2023年 12月31日1株当たり四半期純利益(円)30.7639.88(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2.1株当たり四半期(当期)純利益の算定の基礎となる自己株式数については、「従業員持株会支援信託ESOP」に係る信託口が保有する当社株式を含めております。3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 |