事業の内容 | 2【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 |
事業等のリスク | 1【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。(1)経営成績の状況 当期における世界経済は、供給制約が概ね解消されインフレ率も鈍化の傾向が見られるものの、地政学リスクは依然高まったままで基調的な物価上昇圧力は根強く、欧米を中心に金融引き締めが継続しており、その回復ペースは鈍化しております。そのような状況下、中国においては不動産市況の停滞の影響もありゼロコロナ政策解除後の景気回復は緩慢なペースにとどまっています。欧州においては物価高や利上げによる金融引き締めが景気を下押しする状況が継続しております。その他の地域においては、堅調な内需に支えられ景気は回復基調もしくは持ち直しの動きが見られました。わが国経済は、物価上昇や海外経済の回復ペースの鈍化などの影響を受けつつも、経済活動の正常化を背景に内需を中心に緩やかに持ち直しております。 当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上高は4,222億94百万円(前年同期比10.3%増)となりました。営業利益は、人件費等の固定費の増加があったものの、原価低減や販売価格の改善などに取り組んだ結果、413億90百万円(前年同期比71.3%増)となりました。経常利益は為替差損や超インフレ会計による正味貨幣持高に係る損失の計上があったものの、持分法投資利益の増加などにより、441億89百万円(前年同期比53.4%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、政策保有株式縮減に伴う投資有価証券売却益やインドの土地売却に伴う固定資産売却益を計上したことなどにより、539億43百万円(前年同期比221.3%増)となりました。 各セグメントの状況は以下のとおりであります。 なお、第1四半期連結会計期間より、当社グループの経営成績の評価等の検討に使用している主要な経営管理指標を、経常利益から営業利益及び持分法投資損益に変更したことに伴い、セグメント利益も経常利益から営業利益及び持分法投資損益に変更しております。この変更に伴い、前年第3四半期累計期間のセグメント利益も営業利益及び持分法投資損益に変更したうえで比較しております。 ≪日本≫ 自動車分野では自動車生産台数が前年を上回り、売上は前年を上回りました。工業分野、建築分野、自動車分野(補修用)及び防食分野では、市況は低調に推移するものの販売価格の改善に取り組んだことなどからトータルで売上は前年を上回りました。船舶分野では、外航船修繕向けの数量増加などにより売上は前年を上回りました。利益は一部の原材料価格が低下してきたことに加え、販売価格の改善に取り組んだことなどから前年を上回りました。 これらの結果、当セグメントの売上高は1,230億6百万円(前年同期8.7%増)、セグメント利益は164億7百万円(前年同期比99.4%増)となりました。 ≪インド≫ 建築分野では販売促進活動を推進するものの、モンスーンの影響による市況の低迷や競争の激化等の影響を受け、売上は前年並みとなりました。一方、自動車生産は安定しており販売価格の改善も寄与し、インド全体の売上は前年を上回りました。利益は、一部の原材料価格が低下してきたことに加え、販売価格の改善に継続して取り組んだことなどから前年を上回りました。 これらの結果、当セグメントの売上高は1,052億16百万円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益は124億69百万円(前年同期比37.6%増)となりました。 ≪欧州≫ トルコでは、自動車生産台数が前年を上回り、販売価格の改善に取り組んだこともあり、売上は前年を上回りました。その他欧州各国においては、主力の工業分野の売上が堅調に推移したことに加え、販売価格の改善などに取り組んだことにより、売上は前年を上回り、欧州全体としても前年を上回りました。利益はインフレの影響による人件費等のコストの増加があったものの、販売価格の改善に加え一部の原材料価格が低下してきたことなどにより、前年を上回りました。 これらの結果、当セグメントの売上高は1,028億25百万円(前年同期比22.2%増)、セグメント利益は39億53百万円(前年同期比123.6%増)となりました。 ≪アジア≫ 中国においては、自動車生産台数は前年を上回ったものの主要顧客の需要は伸び悩み、売上は前年を下回りました。タイ、マレーシア及びインドネシアにおいては、自動車生産の回復に加え、販売価格の改善の取り組みにより売上は前年を上回りました。利益は一部の原材料価格が低下してきたことに加え、持分法投資利益が増加したことで前年を上回りました。 これらの結果、当セグメントの売上高は534億16百万円(前年同期比6.0%増)、セグメント利益は87億96百万円(前年同期比65.4%増)となりました。 ≪アフリカ≫ 南アフリカ及び近隣諸国の経済は慢性的な電力不足や物価高などの影響で回復が遅れており需要が低迷するなか、工業分野の需要の取り込みや販売価格の改善などに取り組んだことにより、売上は前年を上回りました。東アフリカ地域においても、建築分野において拡販に注力して売上は堅調に推移し、アフリカ全体の売上は前年を上回りました。利益は安価品原材料への置換などコスト削減に取り組んだことにより、前年を上回りました。 これらの結果、当セグメントの売上高は310億49百万円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益は28億62百万円(前年同期比32.4%増)となりました。 ≪その他≫ 北米では、自動車生産台数が前年を上回り、売上は前年を上回りました。利益については、売上の増加に伴い営業利益が改善したほか、持分法投資利益も増加したことなどにより、前年を上回りました。 これらの結果、当セグメントの売上高は67億80百万円(前年同期比31.5%増)、セグメント利益は21億66百万円(前年同期比137.9%増)となりました。 (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。 (3)研究開発活動 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の総額は、68億59百万円であります。 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。 (4)経営成績に重要な影響を与える要因 当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について、重要な変更はありません。 (5)資本の財源及び資金の流動性についての分析(財政状態の状況)① 流動資産 当第3四半期連結会計期間末における流動資産合計は、3,372億65百万円(前連結会計年度末比174億33百万円増)となりました。流動資産の増加は、現金及び預金などが減少したものの、主に受取手形、売掛金及び契約資産や有価証券などが増加したことによるものであります。② 固定資産 当第3四半期連結会計期間末における固定資産合計は、3,460億67百万円(前連結会計年度末比60億54百万円減)となりました。固定資産の減少は、有形固定資産や無形固定資産などが増加したものの、投資有価証券などが減少したことによるものであります。③ 流動負債 当第3四半期連結会計期間末における流動負債合計は、2,342億14百万円(前連結会計年度末比311億17百万円減)となりました。流動負債の減少は、主に短期借入金などが減少したことによるものであります。④ 固定負債 当第3四半期連結会計期間末における固定負債合計は、524億円(前連結会計年度末比12億2百万円減)となりました。⑤ 純資産 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、3,967億18百万円(前連結会計年度末比436億97百万円増)となりました。 (6)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、第3四半期連結累計期間において、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の見直しを行いました。 当社グループは、成長性と収益性の両立を図りながら、企業価値の向上を目指しております。第17次中期経営計画の最終年度である2024年度の目標として、連結売上高5,500億円、連結EBITDA850億円、調整後ROE13%超を設定しております。 |
経営上の重要な契約等 | 3【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、変更のあった経営上の重要な契約等は以下のとおりであります。 (連結子会社株式の譲渡契約解除) 当社は、2022年6月1日開催の取締役会において、当社の子会社であるKansai Plascon Africa Ltd.及びKansai Plascon East Africa (Pty) Ltd.の当社保有分の株式をAkzo Nobel N.V.の子会社であるAkzo Nobel Coatings International B.V.に譲渡することについて決定し、同社との間で株式譲渡契約を締結いたしました。 当社として関連する国・地域での競争法審査を進めて参りましたが、この度当社のアフリカ事業における重要地域である南アフリカにおいて競争法審査の承認が得られず、本件譲渡契約を解除することを2023年11月29日開催の取締役会において決議いたしました。 当第3四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約等は以下のとおりであります。 (固定資産の譲渡) 当社は、2023年12月22日開催の取締役会において、当社が保有する固定資産を売却する旨の契約締結について決議し、2024年1月31日付で引渡しが完了いたしました。 なお、詳細につきましては「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載しております。 |
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
期末日満期手形の会計処理 | ※1.四半期連結会計期間末日満期手形等(期日現金を含む)の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。なお、当第3四半期連結会計期間末日は金融機関の休日であったため、当第3四半期連結会計期間末日満期手形等(期日現金を含む)が以下の科目に含まれております。 前連結会計年度(2023年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)受取手形-百万円739百万円売掛金-2,501支払手形-831買掛金-4,127 |
配当に関する注記 | 1.配当金支払額(決議)株式の種類配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日配当の原資2023年6月29日定時株主総会普通株式3,48315.002023年3月31日2023年6月30日利益剰余金2023年11月9日取締役会普通株式4,10118.002023年9月30日2023年12月4日利益剰余金(注)1.2023年6月29日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金4百万円を含めております。2.2023年11月9日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金5百万円を含めております。 |
セグメント表の脚注 | (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、アメリカ・メキシコ等の現地法人の事業活動を含んでおります。2.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益に持分法による投資損益を加減した金額と調整を行っております。4.日本以外の各セグメントに属する主な国または地域インド……インド、バングラデシュ、ネパール等欧州……スロベニア、トルコ、オーストリア等アジア……インドネシア、タイ、中国等アフリカ……南アフリカ、ウガンダ、ジンバブエ等 |
その他、連結財務諸表等 | 2【その他】 2023年11月9日開催の取締役会において、定款の規定に基づき2023年9月30日の最終の株主名簿に記載または記録された株主または登録株式質権者に対し、次のとおり中間配当金を支払う旨の決議を行いました。中間配当金総額1株当たり配当額支払請求権の効力発生日及び支払開始日4,101百万円18円00銭2023年12月4日(注)配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金5百万円を含めております。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第159期第3四半期連結累計期間第160期第3四半期連結累計期間第159期会計期間自 2022年4月1日至 2022年12月31日自 2023年4月1日至 2023年12月31日自 2022年4月1日至 2023年3月31日売上高(百万円)383,008422,294509,070経常利益(百万円)28,80544,18940,216親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円)16,78853,94325,195四半期包括利益または包括利益(百万円)40,53162,36839,947純資産額(百万円)356,768396,718353,020総資産額(百万円)637,340683,333671,9541株当たり四半期(当期)純利益(円)68.92237.58104.61潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)67.32-102.72自己資本比率(%)46.548.143.6 回次第159期第3四半期連結会計期間第160期第3四半期連結会計期間会計期間自 2022年10月1日至 2022年12月31日自 2023年10月1日至 2023年12月31日1株当たり四半期純利益(円)19.0033.12(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しているため、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2.第160期第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 |