財務諸表

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提出書類、表紙四半期報告書
提出日、表紙2024-02-08
英訳名、表紙MUSASHI SEIMITSU INDUSTRY CO.,LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長 大塚 浩史
本店の所在の場所、表紙愛知県豊橋市植田町字大膳39番地の5
電話番号、本店の所在の場所、表紙0532(25)8111(代表)
様式、DEI第四号の三様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIQ3

corp

事業の内容 2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
事業等のリスク 1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)が判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~12月31日)の世界経済は、地政学的緊張、インフレ圧力の継続、およびいくつかの主要経済地域での金融政策の引き締めによって特徴付けられました。特に、米国では連邦準備制度がインフレ抑制を目的として利上げを続けた一方で、ヨーロッパではエネルギー価格等の高騰が経済活動に影響を与えました。中国では、COVID-19に関連する制限措置の解除が経済活動の回復を促しましたが、その回復は地域によって不均一で、世界経済への影響も限定的でした。新興市場では、高いインフレ、強い米ドルにより経済の回復は限定的でした。自動車産業においては、サプライチェーンの問題、原材料コストの上昇、そして電動化へのシフトという複数の課題に直面しました。一方で環境に対する意識の高まりと各国政府による諸施策がEVへの移行を促進しました。この期間中、欧州、中国、および米国を中心にEVの販売は増加し、特に中国市場では新興のEVメーカーが台頭し、競争を激化させました。こうした中、当社グループはEV化の加速をチャンスと捉え、事業成長を目指す施策を進めています。4輪車向けでは、長年積み重ねた技術と知見を武器に、新たな商品の開発と拡販に取り組んできました。特に、リンケージ&サスペンション部品やギヤボックスなど、EV向けとしてより高い仕様要件の製品に注力しています。またパワートレイン領域においては、本田技研工業株式会社より「CR-V」をベースとした新型燃料電池車(FCEV)向けe-Axleに適用されるギヤボックスを受注いたしました。さらに2輪車におけるEV化に先駆け、インドやケニアなどの新興国でのオープンイノベーションによるEV事業拡大を推進しております。また、新規事業領域では、インダストリー、エネルギーソリューション、ウエルビーイングの3分野において社会課題の解決に向けた事業展開を進めています。このうちウエルビーイング分野では、当社の本社所在地である愛知県東三河地域の豊かな土壌から生まれる植物の力を活用した植物バイオ事業に取り組んでいます。2023年11月には植物バイオ事業の第1弾商品となる「鋼の肝臓KReTA」を開発し、販売を開始しました。東三河地域の植物の機能性と当社独自のバイオテクノロジーの強みを掛け合わせ、世界の人々のQOL向上への貢献ならびに事業のさらなる拡大を目指します。当社グループは、ムサシ100年ビジョン「Go Far Beyond!枠を壊し冒険へ出かけよう!」を基盤に、環境変化を 先取りし、人・しくみ・事業の変革とカーボンニュートラルの実現を目指し、施策の加速を図ってまいります。このような状況において、当第3四半期連結累計期間における連結売上高は257,409百万円(前年同期比18.3%増)となりました。利益面では、連結営業利益は11,526百万円(同278.0%増)となりました。連結経常利益は10,763百万円(同190.1%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,379百万円(同6,491.8%増)となりました。セグメントごとの経営成績は次のとおりです。(日本)半導体不足等による減産からの回復、材料費高騰分の売価反映などもあり、売上高は31,529百万円(前年同期比18.3%増)、セグメント利益は3,580百万円(前年同期は235百万円の損失)となりました。(米州)客先需要の拡大、材料費高騰分の売価反映や円安の影響などもあり、売上高は73,032百万円(同47.8%増)、セグメント利益は2,593百万円(同261百万円の損失)となりました。(アジア)材料費高騰分の売価反映や円安の影響はあったものの、輸出向け2輪車用部品などの販売減少により、売上高は55,452百万円(同4.6%増)、セグメント利益は4,103百万円(前年同期比3.8%減)となりました。(中国)上海ロックダウンおよびゼロコロナ政策廃止後の急速な感染拡大による減産からの回復はあったものの、日系の自動車販売低迷などにより、売上高は26,362百万円(同4.2%増)、セグメント利益は902百万円(同28.5%減)となりました。(欧州)物価上昇は継続しているものの、材料費高騰分の売価反映や円安の影響もあり、売上高は71,033百万円(同12.2%増)、セグメント利益は332百万円(前年同期は2,446百万円の損失)となりました。 一方、財政状態は次のとおりです。総資産は、前期末に比べて8,324百万円増加し、277,603百万円となりました。流動資産は、前期末に比べて3,372百万円増加し、135,531百万円となりました。主な要因は、原材料及び貯蔵品の増加によるものであります。固定資産は、前期末に比べて4,952百万円増加し、142,072百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の増加によるものであります。負債は、前期末に比べて3,966百万円減少し、150,880百万円となりました。主な要因は、短期借入金の減少によるものであります。非支配株主持分を含めた純資産は、前期末に比べて12,290百万円増加し、126,723百万円となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。 (4) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、4,180百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。 (5) 生産、受注及び販売の実績当第3四半期連結累計期間における当社グループの生産、受注及び販売実績の内容については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況」をご覧ください。
経営上の重要な契約等 3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

Shareholders

大株主の状況 (5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

Audit

監査法人1、連結有限責任 あずさ監査法人
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の四半期レビュー報告書 2024年2月7日武蔵精密工業株式会社取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員公認会計士永 田 篤 指定有限責任社員業務執行社員公認会計士森田真佐宏 指定有限責任社員業務執行社員公認会計士川口真樹 監査人の結論当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている武蔵精密工業株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、武蔵精密工業株式会社及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。 監査人の結論の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。 その他の事項会社の2023年3月31日をもって終了した前連結会計年度の第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間に係る四半期連結財務諸表並びに前連結会計年度の連結財務諸表は、それぞれ、前任監査人によって四半期レビュー及び監査が実施されている。前任監査人は、当該四半期連結財務諸表に対して2023年2月7日付けで無限定の結論を表明しており、また、当該連結財務諸表に対して2023年6月23日付けで無限定適正意見を表明している。 四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。以 上 (注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれておりません。

BS資産

商品及び製品12,585,000,000
仕掛品11,593,000,000
原材料及び貯蔵品30,877,000,000
その他、流動資産11,104,000,000
建物及び構築物(純額)26,314,000,000
機械装置及び運搬具(純額)64,900,000,000
工具、器具及び備品(純額)4,063,000,000
土地8,199,000,000
建設仮勘定8,456,000,000
有形固定資産111,933,000,000
ソフトウエア912,000,000
無形固定資産4,351,000,000
投資有価証券15,563,000,000
繰延税金資産3,432,000,000
投資その他の資産25,787,000,000

BS負債、資本

支払手形及び買掛金21,194,000,000
短期借入金41,814,000,000
1年内返済予定の長期借入金6,963,000,000
未払金3,160,000,000
未払法人税等2,840,000,000
未払費用9,776,000,000
賞与引当金1,798,000,000
繰延税金負債4,681,000,000
退職給付に係る負債7,105,000,000
資本剰余金3,189,000,000
利益剰余金91,643,000,000
株主資本100,314,000,000
その他有価証券評価差額金4,086,000,000
為替換算調整勘定10,314,000,000
退職給付に係る調整累計額157,000,000
評価・換算差額等14,560,000,000
非支配株主持分11,848,000,000
負債純資産277,603,000,000

PL

売上原価222,800,000,000
販売費及び一般管理費23,082,000,000
受取利息、営業外収益345,000,000
受取配当金、営業外収益398,000,000
為替差益、営業外収益750,000,000
営業外収益1,992,000,000
支払利息、営業外費用2,093,000,000
営業外費用2,755,000,000
固定資産売却益、特別利益87,000,000
投資有価証券売却益、特別利益362,000,000
特別利益626,000,000
固定資産除却損、特別損失44,000,000
特別損失298,000,000
法人税等4,371,000,000

PL2

その他有価証券評価差額金(税引後)、その他の包括利益1,141,000,000
為替換算調整勘定(税引後)、その他の包括利益7,029,000,000
退職給付に係る調整額(税引後)、その他の包括利益-185,000,000
その他の包括利益7,940,000,000
包括利益14,661,000,000
親会社株主に係る包括利益、包括利益13,709,000,000
非支配株主に係る包括利益、包括利益951,000,000

FS_ALL

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等6,379,000,000
外部顧客への売上高257,409,000,000

概要や注記

連結財務諸表が基づく規則、経理の状況当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。
配当に関する注記 1.配当金支払額(決議)株式の種類配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日配当の原資2023年6月23日定時株主総会普通株式653102023年3月31日2023年6月26日利益剰余金2023年11月6日取締役会普通株式980152023年9月30日2023年11月30日利益剰余金 2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの該当事項はありません。
セグメント表の脚注 (注)1.セグメント利益の調整額13百万円は、セグメント間取引消去であります。2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
その他、連結財務諸表等 2【その他】
2023年11月6日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。(イ)配当金の総額 ……………………………………… 980百万円(ロ)1株当たりの金額 ………………………………… 15円00銭(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日 ………… 2023年11月30日(注) 2023年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行いました。
提出会社の保証会社等の情報 第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
連結経営指標等 回次第96期第3四半期連結累計期間第97期第3四半期連結累計期間第96期会計期間自 2022年4月1日至 2022年12月31日自 2023年4月1日至 2023年12月31日自 2022年4月1日至 2023年3月31日売上高(百万円)217,668257,409301,500経常利益(百万円)3,71010,7637,030親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円)966,3792,436四半期包括利益又は包括利益(百万円)△20214,6616,036純資産額(百万円)108,193126,723114,432総資産額(百万円)258,953277,603269,2781株当たり四半期(当期)純利益(円)1.4897.6637.32潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益(円)---自己資本比率(%)37.4041.4038.15 回次第96期第3四半期連結会計期間第97期第3四半期連結会計期間会計期間自 2022年10月1日至 2022年12月31日自 2023年10月1日至 2023年12月31日1株当たり四半期純利益又は 1株当たり四半期純損失(△)(円)△4.7542.72(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。