財務諸表
CoverPage
提出書類、表紙 | 四半期報告書 |
提出日、表紙 | 2024-02-07 |
英訳名、表紙 | SINFONIA TECHNOLOGY CO.,LTD. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 平 野 新 一 |
本店の所在の場所、表紙 | 東京都港区芝大門1丁目1番30号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03(5473)1807(直通) |
様式、DEI | 第四号の三様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | Q3 |
corp
事業の内容 | 2【事業の内容】 当第3四半期連結累計期間において、当社の企業グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。 |
事業等のリスク | 1【事業等のリスク】 当第3四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 a 経営成績当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)における当社グループを取り巻く経営環境は、2022年度後半からの半導体メーカの在庫調整の遅れにより、半導体製造装置の需要は引き続き低調に推移いたしました。また、FA関連分野についても、中国市場の自動化投資の回復が鈍く、需要は伸び悩みました。 しかしながら、今後、半導体は戦略物資と位置付けられることから、世界各国でサプライチェーンの強化に向けた整備計画が進むと考えられます。また、中期的には自動車の先進運転支援システムや、AIアプリケーションがデータセンターからパーソナルデバイスへと拡がる動きを見せていることから、半導体関連市場の回復は確実であると予想されています。 当社グループの当第3四半期連結累計期間の経営成績は、受注高は792億63百万円(前年同四半期比15.0%減)、売上高は686億19百万円(前年同四半期比4.2%減)となりました。損益面につきましては、営業利益は46億34百万円(前年同四半期比23.3%減)、経常利益は51億55百万円(前年同四半期比20.8%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は35億80百万円(前年同四半期比22.6%減)となりました。なお、当社グループの事業構造として、公共・社会インフラ等の設備関連機器の売上が第2四半期連結会計期間及び第4四半期連結会計期間に集中する傾向があるため、四半期連結会計期間別の業績には季節的変動があります。 セグメント別の状況は次のとおりであります。クリーン搬送システム事業は、半導体製造装置メーカの需要低迷が継続していることから、受注高は146億4百万円(前年同四半期比35.8%減)となりました。売上高は157億21百万円(前年同四半期比26.9%減)となり、損益面につきましては、売上高の減少により営業利益は22億50百万円(前年同四半期比52.0%減)となりました。 モーション機器事業は、半導体製造装置メーカの需要低迷により、半導体製造装置向けアクチュエータやFA向けクラッチブレーキが減少したものの、防衛省向け修理品や基幹ロケット向け電装品の増加等により航空宇宙関連機器が増加したことから、受注高はほぼ前年並みの296億46百万円(前年同四半期比0.4%減)となりました。売上高は、半導体製造装置向けアクチュエータの受注が減少したことから、252億91百万円(前年同四半期比4.0%減)となりました。損益面につきましては、売上減の影響はあったものの、航空宇宙関連機器の採算改善により、営業利益は13億46百万円(前年同四半期比5.4%増)となりました。 パワーエレクトロニクス機器事業は、受注高は186億5百万円(前年同四半期比24.0%減)となりました。受注高は前期と比較し減少しておりますが、前期の社会インフラ関連の大口受注を除いたベースでは、EV需要が旺盛な自動車用試験装置が好調であり、前期比で増加しております。売上高は、自動車用試験装置の増加、LNG搬送ポンプ用モータ等の産業用機器、及び航空機用整備電源の増加により、143億16百万円(前年同四半期比15.7%増)となりました。損益面につきましては、売上増の影響はあったものの振動機器が低調だったこともあり、営業利益は1億48百万円(前年同四半期比19.0%減)となりました。 エンジニアリング&サービス事業は、受注高はほぼ前年並みの164億6百万円(前年同四半期比1.1%増)となりました。売上高は、台湾と日本での半導体製造工場向け搬送設備工事や、官需向け電気設備工事の増加により、132億90百万円(前年同四半期比16.5%増)となりました。損益面につきましては、売上高の増加により営業利益は8億93百万円(前年同四半期は営業損失9百万円)となりました。 b 財政状態 当第3四半期連結会計期間末における総資産は1,265億21百万円となり、前連結会計年度末より8億円減少いたしました。これは、主として受取手形、売掛金及び契約資産が74億24百万円、現金及び預金が16億69百万円それぞれ減少したこと、棚卸資産が31億23百万円、投資有価証券が28億39百万円、有形固定資産が26億4百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。 当第3四半期連結会計期間末における負債は604億34百万円となり、前連結会計年度末より42億78百万円減少いたしました。これは、主として支払手形及び買掛金が39億36百万円減少したこと等によるものであります。 当第3四半期連結会計期間末における純資産は660億87百万円となり、前連結会計年度末より34億78百万円増加いたしました。これは、その他有価証券評価差額金が19億85百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が14億53百万円増加したこと等によるものであります。 (2)経営方針・経営戦略等 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。 (4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針 当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。 (5)研究開発活動 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は24億90百万円であります。 (6)主要な設備 当第3四半期連結累計期間における主要な設備の変動はありません。また主要な設備の新設計画に著しい変更はありません。 |
経営上の重要な契約等 | 3【経営上の重要な契約等】 当第3四半期連結会計期間において、契約期間を変更した契約は次のとおりであります。 技術導入契約相手方の名称国名契約品目契約内容契約期間Honeywell International Inc.米国航空機用発電機用部品技術情報の提供自2000年11月無期限(注)上記契約については、2023年12月末までの契約を無期限に変更いたしました。 |
Shareholders
大株主の状況 | (5)【大株主の状況】 当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。 |
Audit
監査法人1、連結 | 有限責任 あずさ監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の四半期レビュー報告書 2024年2月6日シンフォニアテクノロジー株式会社取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人大阪事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士小 池 亮 介 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士中 村 美 樹 監査人の結論 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているシンフォニアテクノロジー株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。 当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、シンフォニアテクノロジー株式会社及び連結子会社の2023年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。 監査人の結論の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。 四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。 ・四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。以 上 (注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。 |
BS資産
受取手形、売掛金及び契約資産 | 29,906,000,000 |
商品及び製品 | 2,526,000,000 |
仕掛品 | 13,277,000,000 |
原材料及び貯蔵品 | 14,094,000,000 |
その他、流動資産 | 795,000,000 |
建物及び構築物(純額) | 13,705,000,000 |
土地 | 15,130,000,000 |
有形固定資産 | 35,439,000,000 |
無形固定資産 | 1,054,000,000 |
投資有価証券 | 14,878,000,000 |
投資その他の資産 | 21,685,000,000 |
BS負債、資本
支払手形及び買掛金 | 16,884,000,000 |
短期借入金 | 9,170,000,000 |
1年内返済予定の長期借入金 | 2,987,000,000 |
未払法人税等 | 44,000,000 |
退職給付に係る負債 | 3,065,000,000 |
資本剰余金 | 452,000,000 |
利益剰余金 | 41,696,000,000 |
株主資本 | 50,349,000,000 |
その他有価証券評価差額金 | 7,918,000,000 |
為替換算調整勘定 | 995,000,000 |
退職給付に係る調整累計額 | 2,929,000,000 |
評価・換算差額等 | 15,738,000,000 |
負債純資産 | 126,521,000,000 |
PL
売上原価 | 52,494,000,000 |
販売費及び一般管理費 | 11,490,000,000 |
為替差益、営業外収益 | 261,000,000 |
営業外収益 | 732,000,000 |
支払利息、営業外費用 | 112,000,000 |
営業外費用 | 210,000,000 |
特別損失 | 123,000,000 |
法人税等 | 1,450,000,000 |
PL2
その他有価証券評価差額金(税引後)、その他の包括利益 | 1,985,000,000 |
為替換算調整勘定(税引後)、その他の包括利益 | 311,000,000 |
退職給付に係る調整額(税引後)、その他の包括利益 | -255,000,000 |
その他の包括利益 | 2,025,000,000 |
包括利益 | 5,606,000,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 5,606,000,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 3,580,000,000 |
外部顧客への売上高 | 68,619,000,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。 |
期末日満期手形の会計処理 | ※1 期末日満期手形 期末日満期手形の会計処理につきましては、手形交換日をもって決済処理しております。 当第3四半期連結会計期間末日は金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形が四半期連結会計期間末残高に含まれております。 前連結会計年度(2023年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)受取手形-百万円954百万円支払手形-百万円699百万円設備関係支払手形(流動負債のその他に含む。)-百万円42百万円 |
配当に関する注記 | 1.配当金支払額決議株式の種類配当の原資配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2023年6月29日定時株主総会普通株式利益剰余金2,127752023年3月31日2023年6月30日(注) 配当金の総額には、「株式給付信託(BBT)」の信託財産として㈱日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金12百万円が含まれております。 2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの 該当事項はありません。 |
セグメント表の脚注 | (注)1 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去等であります。2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益又は営業損失と調整を行っております。 |
その他、連結財務諸表等 | 2【その他】 該当事項はありません。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | 回次第99期第3四半期連結累計期間第100期第3四半期連結累計期間第99期会計期間自 2022年4月1日至 2022年12月31日自 2023年4月1日至 2023年12月31日自 2022年4月1日至 2023年3月31日売上高(百万円)71,65668,619108,808経常利益又は経常損失(△)(百万円)6,5105,15511,997親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は親会社株主に帰属する四半期(当期)純損失(△)(百万円)4,6283,5808,098四半期包括利益又は包括利益(百万円)4,6985,6069,928純資産額(百万円)57,37866,08762,608総資産額(百万円)122,021126,521127,3211株当たり四半期(当期)純利益又は1株当たり四半期(当期)純損失(△)(円)164.16127.00287.24自己資本比率(%)47.052.249.2 回次第99期第3四半期連結会計期間第100期第3四半期連結会計期間会計期間自 2022年10月1日至 2022年12月31日自 2023年10月1日至 2023年12月31日1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△)(円)56.0544.12 (注)1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。2 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。3 当社は「株式給付信託(BBT)」制度を導入しております。1株当たり四半期(当期)純利益又は1株当たり四半期(当期)純損失(△)の基礎となる期中平均株式数はその計算において控除する自己株式に当該信託が保有する当社株式を含めております。 |